世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

環境問題&再生建築と循環型社会について考える!

2007年08月25日 | Weblog

あるテレビ番組を観ていると「再生建築」の特集を放映してい

た。なるべく費用をかけずに元の形体に近い建物にし、予算を掛け

ずに現代風にリニューアルする。その道の建築専門家が模索し試

案して設計図通りに建築した。見事な出来栄えに感嘆した。某氏

の建築コンセプトの具現だという。中心土台を補強・磐石にして外

装外壁は現代風にアレンジし模様替えする。見違えるほど立派な

建造物に仕立てた。その道のプロは、やはり、どこか違う。職人技

である。日本の伝統技法と現代技術が見事に融合し建築創出物と

して生み出したのである。翻って使い捨ての蔓延する現代社会に

「もったいない」の日本語を世界に広めたマータイさん。 ワシントン

でも「もったいない」を紹介--全米記者クラブで講演した。数年前、

毎日新聞社の招きで来日中に知った「もったいない」を紹介。一

躍、世界の最新語となった。巨大な箱物の建造物でも「もったいな

い」をコンセプトに再生リニューアルする。耐震補強には縦・横に揺

れない技法を取り入れ日本古来の伝統的技法で木材をふんだんに

使用した柔らかくて温かみのある建物に変身させた。森林大国、

日本の面目躍如である。そう観てくると少資源を有効に活かし山国

日本の資源活用を今こそ真剣に考えるべき時期ではなかろうか、

と考えた。鉄骨やコンクリートに取り囲まれた殺風景なタウン街で

は癒しの効果はない。生きる喜びは、ゆったりとした癒しの空間を

確保し、その中に安らぎを得る事にも見出せる。「もったいない」を

一人一人がコンセプトにし全ての面で実行する事から世の中全体

を変えていく事ができる。「積少為大」や「塵も積もれば山となる」を

実行し実現していきたいものである。捨てる前に、もう一度、再生し

再利用できないか、と考えて実行する。その心構えこそ現代の私

達に課せられた切実な課題なのである。「循環型社会」の実現こそ

21世紀以降の未来社会の生き残りを賭けての志向すべき社会の

姿なのである。関連するが大量生産→大量消費→大量廃棄からは

次の社会問題が生じた。資源の制約と再利用、再生産(再資源)

化し不法廃棄や環境破壊をなくし防護する事を目指す社会、だ

と。・・・その為の法整備が為された。・・・

一、循環型社会形成推進基本法(2,000年)この法律を基に次の

様な法律が生まれた。

二、資源有効利用促進法(改正リサイクル法)が施行され個別に

次々と制定された。

三、家電リサイクル法

四、容器リサイクル法

五、食器リサイクル法

六、自動車リサイクル法等々の個別法律が制定されリサイクルは

推進された。「循環型社会」を目指す為の企業努力として打ち出さ

れたのが次の『3R政策』である。3Rとは廃棄物の発生抑制(Red

uce)、再使用(Reuse)、再資源化(Recycle)である。企業のみ

ならず個人家庭でも、「3R」は実践して来ている。使えなくなったも

のは別物に変えて再使用した。その精神が「もったいない」の心配

りの実践に繋がるのである。

七、動脈産業・・・従来型の生産と流通に関わる産業。その処理か

ら派生した産業が次の産業。

八、静脈産業・・・動脈産業から派生した製品の廃棄、再利用に関

わる産業。つまりリサイクル産業である。21世紀型産業はリサイク

ルビジネスが台頭し隆盛になるであろう事が予測される。・・・

以上を踏まえ私達一人一人に出来ることは何かと考えて見ると、そ

れは、かけがえのない、この地球をクリーンにして住みよい世界に

する事に突き当たる。それは地道な小さな実践の積み重ねにあ

る。・・・「積少為大」の精神を目指して・・・

●http://d.hatena.ne.jp/naha36/

●http://plaza.rakuten.co.jp/okinawanaha67/

●http://plaza.rakuten.co.jp/okinawanaha/