世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

政界は政策から政局へ始動している!

2009年05月31日 | Weblog

与野党を問わず大型補正予算が成立した事から、いよいよ政局へと動き

始めた。地方遊説も本格化し熱を帯びてきた。市議選、市長選とレッドヒートし

熾烈になってきた。党公認、党推薦、県連推薦等々と形態はいろいろだが自民

党、民主党、野党連合と凱歌が挙がる度に次期衆院選の前哨戦と位置付け熾

烈を極めている。8月説が有力だが政界は一寸先は闇、の例えの如く不鮮明

である。駆け引きが政治の定番でもある。現時点では大方の識者、政治評論

家の予測では民主党政権の樹立が濃厚となっている。私も、長期に亘る疲弊

した自公民政権の終焉を願っている。そして真に民意を反映した日本の夜明

けを告げる新生民主党政権の誕生を切望する。一度、民主党に政権を執らせ

てみたい、という素朴な願望もあるが、政権担当能力で峻別すべきだ。・・・そう

言うと自民党は、ほくそ笑むが、寧ろ、そういう自信過剰は、どこから出てくる

のか、その方が寧ろ、不可解である。口を開けば、経験不足と喧伝するが、今

の自民党の方々を観るにつけ、もう勘弁してほしい、という思いが先に立つ。も

う、何十年も同じ面々の顔が、この日本の政界を牛耳っている。政権交代が新

生日本の未来の誕生には必定必須である。国民の大半は、そう思っている。

長期政権に、しがみつく醜態は、止めにしてほしい。政権交代を切望する。

 


古代歴史ロマン 卑弥呼の墓か 邪馬台国論争再燃!

2009年05月30日 | Weblog

歴史ロマンを駆り立てる卑弥呼論争が再燃した。土器の分析で話題にな

り邪馬台国論に火を付けた。古代邪馬台国の女王、卑弥呼の墓説がある奈良

県桜井市の箸墓古墳の築城時期が土器の科学的分析で240年~260年と

推定され卑弥呼が死亡したとされる年代(248年)とほぼ一致した(卑弥呼死

亡年代、中国の歴史書「魏志倭人伝」による)。―― 国立歴史民族博物館(千

葉県佐倉市)の研究グループの調査 ―― 喧しい世相に一服の清涼剤を提供

した。清々しい歴史ロマンである。従来の説は畿内説と九州説に二分されてい

た。今回の調査では畿内説が有力だが決定打ではない。慎重論を唱える学者

も居り異論を唱える学者も居る。箸墓古墳は3世紀初め頃の国内最大の集落

跡であり纒向遺跡にある全長約280メートルの前方後円墳である。宮内庁が

陵墓を管理している為、発掘は出来ないが周辺の調査で見つかった土器を手

掛かりに年代を推定・推測した。手法は「放射性炭素年代測定法」を用い、土

器に付着した炭化物を分析し測定値を年輪年代測定法の年代で換算した。従

来は、築造時期は土器の様式から3世紀後半と見られていた。このため、卑弥

呼死去との間に時間差があり被葬者は卑弥呼の後継者と見られる“壱与<い

よ>=台与<とよ>”の名も挙がっている。今回の報告は明日31日の「日本

考古学協会総会」で発表される。何れにせよ近年にないホットな論争が展開さ

れるものと思う。歴史・考古学会の新たな地平を拓く歴史ロマンである。

 


麻生首相の指導力に翳り 厚労省2分割案は事実上断念!

2009年05月29日 | Weblog

ブレにブレまくり、それがトレードマークになった感さえある麻生首相! 

組織論云々から機能論・コンテンツ論・内実論等々と、どちらを先に議論すべき

かさえ不明に発言だけが先歩きしている。先が読めない指導者は失格である。

自分の頭で考え熟考して発言するのが真の指導者であり、政治家である。公

論に耳を傾け広く民の声を政治に反映させる、それが政財界、有識者、大学

教授、報道関係者等々で構成される諮問委員会であり審議会等である。それ

の数時の報告や答申がなされるが、それを精査せず鵜呑みにして政策に反映

させる、それでは政治は機能しない。・・・政策立案する政治家は、あくまで、そ

れ等の報告や答申を尊重するが、よく精査して優先順位を考えて喫緊に遣る

べき事と中期・長期に遣るべき政策を峻別して施行する事が役目であり仕事で

ある。例の厚労省2分割案の発案は報道のドンであり、それを鵜呑みにした事

から前言、後言に整合性を欠いたブレに至った。国民や第三者の眼は節穴で

はない。新聞等、テレビ、報道機関も一斉に、そのブレを指摘した。閣内不一

致、官邸と党内の不一致、不満が噴出した。政権末期を感じる。付記すれば、

それもこれも、官寮OBや政財界・報道の長老の進言に端を発している。そうい

う方々は、出しゃばらない事である。長い眼で蔭から、遠方から、そっと見守る

事に徹するべきである。時代の趨勢、世界の流れに鋭敏な現役に任せ、世の

中の動きが読める現場、政治家に任せるべきである。勿論、広く叡智を結集し

た答申や報告は尊重すべきである事は論を待たない。何かにつけ陰に陽に顔

を出す長老やドンには違和感を覚える。最も、報道やマスコミが出演を要請す

るからとは思うが・・・

 


今日の国会質疑 消費者庁を巡っての議論は白眉!

2009年05月28日 | Weblog

国民目線の質疑応答は、稀に見る見応えのあるものだった。身近な生活

場からの相談員を招聘しての国会は、分かり易さで秀逸したものだった。

相談考人は、現場の実態を率直に語り訴えていた。正規採用者として債務

者の相談にのり、じっくり解決に導いてやる、それが相談者の本来の使命であ

る、と訴えていた。心に響いた。多重債務で苦しんでいる方の実情を切々と

語り、稀に見る静かな国会となった。節度ある国会となった。やはり生活の底

辺に喘ぐ人々の切なる思いは、深刻そのものである。視聴して胸が打たれた。

民主党議員の質疑に担当大臣も麻生首相も真剣に答えた。単なる質疑応答の

域を越えて疲弊した生活に喘ぐ人々の叫びに耳を傾けざるを得なかった。今日

の国会は、日本人の矜持を感じさせるものになった。選良の選良たる意義を、

十分、感じさせるものになった。今後もそういう国会であってほしい。

 


麻生首相の“安心社会実現会議”は民主党攻撃の本丸?!

2009年05月27日 | Weblog

麻生首相の基で発足した“安心社会実現会議”は、大義名分が、「財政や

社会保障など日本の中長期の国家政策を練る」となっているが、真の狙いは

次期衆院選を勝ち取る為の「民主党政権樹立を阻止すること」にある。マスコミ

関係者や有識者、大学教授、シンクタンク等々で盛んに囁かれている。小沢元

代表後の第2第3の小沢事件の類例を暴きだし鳩山民主党の醜態を喧伝する

事に収斂する。具体的には民主党の政策のアラを探し出しスキャンダラスな事

を、でっち上げる事に執念を燃やす。表向きは報道関係者や大学教授、有識

者等々のメンバーで構成されているが裏では“官僚OB”が操っている。報道の

ドンの発言も麻生首相の考えを左右すると言われる。―― 例の厚労省2分割

案もドンの発言がキッカケとなっている ―― 民主党の官僚支配脱却や天下り

禁止等々は、官僚にとっては、眼の敵である。保身の術が全ての官僚には、民

主党政権は絶対に、あってはならない存在である。必死で阻止する存在であ

り、それは至上命令である。官僚OBの3人組みは、筆頭に武藤敏郎氏(元財

務事務次官)である。1年前の日銀総裁人事では民主党の反対によって降格さ

れ副総裁に甘んじる屈辱を受けている。恨みは頂点に達している。但木敬一

氏(前検事総長)は、西松事件に絡んだ公設第1秘書の逮捕で、“国策捜査”と

か“不公正な検察権力の行使”とか言われ検察を厳しく批判した民主党には、

恨みは、骨髄に達している。武藤氏も、但木氏も開成高校時代の同期である。

故に2人は、意気投合し共通の恨み節を奏でている。増田寛也氏(建設省から

岩手県知事、総務大臣を歴任)は、知事時代に小沢氏とは袂を分かっている。

民主党政権になったら完全に葬られる存在である。この様に3人の官僚OB

は、小沢憎し、で共通項を持つ。従って次期衆院選で、民主党は、「自民党+

官寮OB」との熾烈な争いに勝たなければならない。そうだとしたら足元をすく

われる様なスキを見せてはならない。いろいろな言いがかりを付けて攻撃の手

を緩めないであろう官寮OBの手中に嵌まってはならない。

 


日本は2度目の北朝鮮の核実験に厳重抗議すべきである!

2009年05月26日 | Weblog

核廃絶に向けて世界のうねりは始動している矢先に核実験とは、非道

行為そのものである。国会は厳重に抗議すべきである。

如何なる弁解をしても北朝鮮の我儘を許してはいけない。

衆院議院運営委員会は、北朝鮮の2回目の核実験に対する抗議決議案を

まとめ同日午後の本会議で採択する見通しだ。4月のミサイル発射実験への

抗議決議とは異なり、今回は、全会一致で可決する見通しである。決議案は核

実験を「国際的な核不拡散体制への重大な挑戦」と非難している。政府は、断

固たる措置をとるべきである、と要請している。世界の核廃絶の趨勢に逆行す

る北朝鮮の行為は世界から非難される最たるものである。特に世界で唯一の

被爆国である日本は世界の先頭に立って牽引し二度と核実験をさせない様に

世界世論を形成すべきである。


厚労省の2分割案は拙速 次期政権で検討すべき!

2009年05月25日 | Weblog

河村建夫官房長官と与謝野馨財務・金融・経済財政担当相と甘利明行革

担当相が、厚生労働省の分割問題を協議した。今週中にも素案を作成し、6月

下旬に策定する「骨太の方針09」に盛り込む方針を申し合わせた。舛添要一

厚労相ら他の関係閣僚とも協議する。甘利氏は「物理的な仕事量が多いから、

二つに分けるという話ではない。政策的な整合性の観点から見直し、閣僚が行

政執行責任を負える大きさに見直す」と述べた。麻生太郎首相は厚労省を、

“医療・介護・年金”を担当する「社会保障省」と“雇用・少子化”を担当する「国

民生活省」に2分割する構想を示している。この2分割案には、自民党は官邸

主導をけん制する構えである。麻生首相への不満も再燃しかねない。「厚生労

働省分割案」を巡り、自民党内では、首相官邸主導の議論をけん制する発言

が相次いだ。笹川尭総務会長は、「党役員会でも(話が)出ていないし、全然、

聞いていない」と不快感を示している。「鳩山民主党」の誕生で内閣支持率が

再び下落に転じ、首相への不満が再燃する兆しが見えてきた。自民党の津島

雄二党税制調査会長は、党総務会で、厚労省分割案について「社会保障全体

のあり方や財源問題をまず議論すべきだ」と述べ、制度改革より組織論が先

行することに懸念を表明した。分割が持論の尾辻秀久参院議員会長も「(首相

が検討を指示した)経済財政諮問会議が決めることではない」と不満をぶちま

けている。この厚労省分割案は、関係閣僚間で具体的な協議が始まる見通し

である。麻生首相は「社会保障省」と「国民生活省」に再編する構想を示し、次

期衆院選の政権公約(マニフェスト)に分割案を盛り込む案を主張するものと

思う。しかし、各省庁や関係議員の思惑が絡む省庁再編論議には強固な政治

力が必要との見方も一方にはあって前途は険しい。小沢秘書事件が弱まり攻

撃に転じている鳩山民主党は、その成り行きを静観している。自民党内の抗争

を他所眼に着々と支持率を伸ばしている。この2分割案で麻生首相の支持率

低下の傾向は再び顕著になる懸念が生じている。しかも麻生首相への党内の

風当たりも再び厳しさを増してきている。自民党の厚労相経験者は、分割案に

ついて「付け焼き刃でやる話じゃない。そこまで麻生官邸は追い込まれている

んですかってことだ」と突き放す放言が目立った。今後の成り行きを注視した

い。


埼玉市長選に民主党県連支持の清水氏が初当選!

2009年05月24日 | Weblog

鳩山民主党に幸先の良い出船となった。全ての部門で民主党が自公民を

上回り党勢が回復した現れでもある。自公民が県レベルで推薦した現職を破っ

たのが何よりの証拠だ。鳩山民主党代表も応援に駆けつけ支持を訴えた。次

期衆院選への政権交代の弾みとなった。西松建設の違法献金事件の影響は

少なくなった現れである、と分析される。次期衆院選は都市部の小選挙区がカ

ギを握るとあって与野党とも全力投入した。その結果が民主党に勝利を齎し

た。その意義は大きい。しかし、自民党の菅義偉選挙対策副委員長は「直近ま

で自民党県議だった清水氏にも、保守票が流れたのではないか」と分析し国政

レベルでの影響は小さいとコメントしている。又、細田幹事長も「さいたま市は

民主党が比較的強い地域で、国政への影響は限定的だ」と強調している。・・・

そうかなあ、と言うのが、率直な感想だ。第三者の眼から見ても鳩山民主党は

直近の世論調査では、全ての部門で自公民与党を上回り支持率が向上してい

る。政権交代が現実のものにとなってきた予感がするが、どうだろうか!? 

来る千葉市長選にも眼が離せない。民主党は2連勝である。自公民の疲弊が

眼についてきた。溺れる者、藁をも掴む心境になってきたのではないのか。自

公民は次の一手をどう演出してくるのか、その事も注視したい。


自民党 姑息な政策ダッシュで耳目を惹く!

2009年05月23日 | Weblog

アクアラインの800円均一で2カ年の実験とかで、耳目を集めている。国

土交通省から20億円の国庫補助(支出・補助)? 公約とは言え、その例に倣

って全国に類似の事例を実施すると莫大な経費がかかる。税金の効率的使い

方になるのか国民の不信感は募る。青春の巨匠とか言われ知名度の高さで当

選した千葉県知事、公約を果たす一歩とは言え、県内でも東京直行で素通りし

て東京から買い物して地元商店街は閑散たる有様である、と嘆く。便益は誰が

受けているのか、精査する必要がある。・・・それは、ほんの一例であるが・・・。 

翻って、全省庁で新規政策の施行や、諮問会、審議会等々の会合を頻繁に開

き衆院選までの目途を付ける狙いを感じる。政策ラッシュの感は否めない。外

交と内政で支持率を上昇させ一気に衆院選を勝ち取る狙いが透けて見える。

そういう事態の中で、2つの時限爆弾を抱えている。鳩山総務相と郵政の西川

社長の再任続投問題での意見の食い違いである。最終的には麻生首相の決

断で決まる。万一、続投なら鳩山総務相と麻生首相との閣内団結に罅(ひび)

が入る。 もう1つは石破農相と自民党の総合農政調査会等との米の生産調

整に関しての軋轢である。穏健改革派と急進改革派との いがみ合いも抜き差

しならぬ処まで来ている。そういう党内の内紛を抱えての野党との論争・論戦

は、衆院選に少なからず悪影響を与える。野党、民主党にとっては敵失になり

有利になる。それにしても政策施行ダッシュ等を観ると最後の悪足掻きを感じ

る。政権維持に固執する野望を感じる。政策の優劣で政権担当能力を問う、と

麻生首相は喧伝し豪語するが政権担当能力は野党、民主党にだって十分 有

る。一部、識者、政治評論家の面々も週刊誌、月刊誌等で、財源や政権担当

能力云々で野党、民主党を批判しているが私見の域を出ていない。偏狭な国

家ナショナリズム的私見としか受け取れない側面を痛感する。 ブログ記述の

性格上、端折って開陳しているが要点だけは指摘しておきたい。何れにせよ政

策ダッシュで国民の耳目を引く姑息な遣り方には辟易している。次期衆院選の

結果を待ちたい。


農政対決 民主「エコ産業」振興 自民「地産地消」促進!

2009年05月22日 | Weblog

どちらが、この国の実情に合う農政なのか、国民は厳しい眼で峻別するで

あろう。来る衆院選とも絡んで明暗が分かれる。民主党と自民党の農政対決

が始まる。政権争奪を懸けての論戦が展開される。食糧自給率・自給力向上

を目指して戦われる。国民は、どちらに軍配を挙げるか眼が離せない。・・・

●民主党・・・第1次産業の6次産業化(小沢前代表の主政策)を主軸として農

   林水産部門会議では温室効果ガス(地球温暖化の原因)の削減目標の半分

   を農林水産業で達成する事を決めた。2020年までに1990年比で25%、

   2050年までに60%を削減する中期目標を掲げた。つまり農林漁業・農山

   漁村で半分、2分の1を担う構想である。具体的手段としては“稲わら”から

   植物燃料や“合成樹脂”、“合成繊維”を製造する拠点を形成する。太陽光

   発電や生物由来資源<バイオマス>の拠点を農山漁村につくり「エコ産業」

   を創出する。太陽光発電を電力会社に買い取らせる制度(採算の摂れる価

   格で)を創設し農村を「エコ産業」の担い手に位置づける。環境保全と農村の

   活性化を狙う構想である。これ等の政策を次期衆院選の政権公約(マニフェ

   スト)に織り込む予定である。

●自民党・・・地産地消促進法案(仮称)の検討に入った。地産地消PT(座長は

   武部勤元幹事長)の初会合が開らかれ29日に党本部前で農産物即売会を

   開く事を決めた。自民党の主農政は「水田のフル活用」だが稲作以外の農

   家にも機会を与え従来型の 地産地消 を打ち上げた。消費者の多さを念頭

   に小規模農家と女性にターゲットを絞り再挑戦する。都市部に於ける農産物

   即売会の人気に眼をつけ麻生首相や党役員が売り子になり国会議員等を

   動員して臨む。仕掛け人は党食糧戦略本部(本部長 加藤紘一や小池百合

   子幹事長)である。農産物は都内産の朝採り野菜、花、米粉パン等である。

   その等の成果を観て今国会に議員立法で法案提出する。次期衆院選の政

  権公約・マニフェストにも盛り込む考えである。蛇足だが農水相と自民党との

  生産調整の件で温度差があるのがネックである。

※総じて言える事は日本農業の未来を展望する時、従来型の「地産地消」の

  延長線上に位置づけるのか、長期の将来性を見通しての日本農業のこれか

   らの在り方をどうするのかに懸かっている。その選択は次期衆院選の結果

   に委ねられ国民の審判の結果を待つ事になる。

 


儀式化した参院質疑を視聴 政権交代しかない!

2009年05月21日 | Weblog

形式的に質疑応答して大過なく法案を成立させる。織り込み済みの政府・

自公民の狙いである。その通り進行する。何れにせよ、数の論理で最終的に

は可決される。心底にその事が有るから議会の外や裏会合では高笑いしてい

る。国民の眼の届かない処で余裕の体を見せている。予算編成も追加経済対

策も数時の補正予算も長期の見通し無しに姑息に拙速に提案して可決する。

国家予算(税金)を効率よく運営して、それなりの効果が出ているなら言うこと

無しである。しかし、一時しのぎで、ポピュリズム的関心を引き次期衆院選を有

利にする方策でしかない。―― バラマキが顕著なものである ―― 根底に官

僚政治が長期に蔓延ってきたツケが今、具現している。きようの参院質疑を視

聴しての私の率直な感想である。大方の国民も、現麻生政権や自公民与党に

辟易し、政権交代を望んでいるのではなかろうか。マンネリ化した爾来からの

遣り取りにウンザリしている。新鮮味がない。政治的卓見がない。この“国の骨

格”が見えない。“グランド・デザイン”が無い。個々の分野でのチマチマした対

策しか無いし、見えない。国家の大義から演繹された政策がない。だから目指

す方向が視えない。政治哲学に裏打ちされた真の(喫緊の政策、長期を見通し

た政策)政策で国民に納得のいく提示で質疑応答し論戦を展開してほしい。こ

の国の方向を明示してもらいたい。今、国民が切望している事は、それに尽き

る。


“政権担当能力”があるのは自民党だと豪語するが?

2009年05月20日 | Weblog

“健全なる保守”を 錦の御旗 にして爾来の政権運営をしてきた自民党! 

その疲弊した運営能力が幾多の不正、瑕疵、内部抗争を生んできた。決定的

不備、未熟運営能力が破綻を来してきた。それにも関わらず「政権担当能力」

は野党、特に民主党には無く、自民党にしかない、と豪語する。国民目線は、

全く逆だ。あまりにも長期の政権担当能力・運営のツケが、あらゆる分野に負

となって露呈してきた。指導能力の無さが露呈したにも拘らず、後手、後手で、

部分修正で誤魔化してきた。説明責任が問われてから、尤もらしい、弁解をす

る。言葉の魔術を実感する(特に農水相)。ポーカーフェイスの生真面目さで説

得されてしまう。もう、そういう姑息な遣り方にはウンザリである。政権交代が視

野に入ってきた。国民の悲願、切望となってきた。その具現は次期衆院選の結

果となって現れるであろう、そう確信する。禅譲も視野に入いるが? というよ

り、正々堂々と選挙によって勝敗を決める。それが民主主義の在り方だ。 自

民党よ! 自信過剰も ほどほど にしてもいたい。昨日も政権担当能力で次期

衆院選は結果を出す、と麻生首相は豪語、明言した。どこから、そういう自信

が生まれてくるのか不思議である。外交と内政、膨大な財政出動で数時の補

正予算、追加経済対策等々で赤字を垂れ流し、当面は経済政策が最優先だと

喧伝する。何十回と私見を述べてきたが、800兆円余の赤字国債を、どうやっ

て穴埋めするのか?・・・だから「消費増税」だと麻生首相は論理構成する。詳

細は略。・・・民主党は政権政党となったら国民の期待に応えるべく善政を敷く、

と言明している 。―― 期待する ―― 現実味を実感するからだ。二大政党制

への予感がある。世界の趨勢に伍して時勢に合った政治を国民は切望する。

それには二大政党制が最短距離だ。その実現で、日本の政治を刷新してもら

いたい。

 


党首討論 社会保障・インド洋・第七艦隊・財源等で展開!

2009年05月19日 | Weblog

口を開けば財源の裏付けがない云々、と政府・与党も有識者、政治評論

家もマスコミも声高に喧伝し野党を攻める。したり顔の面々が政治の現場に居

ない気安さで放言する。楽な稼業である。本質を衝いた言動と自公認するが私

は衝に有る本職の政治家の言動を信頼する。万年 野党?を脱し政権政党とし

て日本の命運を担う時期に民主党は到来した。いよいよ真価を発揮する時期

に来た。疲弊し劣化した自公民に又もや政権を持続させるのか、来る衆院選

は日本の命運を分かつ選挙になる。意識層も無党派・無意識層も有権者として

の自覚を持って投票行為をしてもらいたい。先の小沢元民主党の言質を捉え

て日米安全保障(第七艦隊のみのプレゼンス、配置で十分云々の小沢発

言・・・)を手玉に取り論戦を挑むと麻生首相は豪語するが的外れである。インド

洋、ソマリヤ海峡の自衛隊派遣等々の日本の安全保障・外交の在り方を論戦

しようとするが小沢氏と鳩山民主党代表とでは細部で温度差がある。全て小沢

氏の外交、内政を引き継いでいる訳ではない。先入観で予測するのは見当違

いである。―― 5月27日、党首討論が予定されている ―― 何れにせよ政策

を浮き彫りにする事で有権者は判断する。特に財源捻出で論戦を展開してほし

い。消費増税を麻生首相は主張するものと思う。鳩山代表は当面(3、4年は

消費増税は封印)増税は避ける、と主張する。私も爾来の私見だが、無駄な配

分を精査して抉り出す、予算の優先順位を付けて施行する、そういう努力をし

て適正な予算構成をする。必ず、数十兆円は捻出できる。政府・自公民は官僚

の言いなりで予算編成をして来た。そのツケが膨大な財政出動を現出した。そ

ういう遣り方が政権交代の必然性、もう一つの側面である。与野党の政権担当

能力を競う選挙と現麻生政権は位置付け豪語するが野党も政権担当能力に

長けた人材は豊富である。長期の経験を政府・与党は吹聴するが野党だって

爾来の論戦・経験からして政権担当能力は十分、体験してきて備わっている。

麻生政権は野党を侮り、みくびってはいけない。命取りになる。政権交代が、い

よいよ現実味を帯びてきた。そういう意味でも来る党首討論は意義がある。期

待したい。・・・


日本政界を暗示! 日本一早い 梅雨入りの沖縄!

2009年05月18日 | Weblog

今日から沖縄は梅雨入りした。今日の天気は薄曇りで雨は降っていな

い。日本の政界と似ている。前途がハッキリしない。未来が見えない。刹那的

で拙速で、その場しのぎの対策しかしない麻生政権・・・。中長期の政策も提示

していると言うが、国の骨格がない。国のビジョンが無いし、だから視えないの

は当然である。無責任な財政出動、景気対策・浮揚とか言ってジャンジャン・ジ

ャブジャブ赤字を垂れ流す。全て次期政権に先送りしている。後始末を託して

いる。埋蔵金も執り尽くして底をついている。国債発行で穴埋めせざるを得な

い状態になった。あゝ、沖縄の梅雨入りも視界不明の曇天の模楊だが雨すら

降らない。沖縄の梅雨入りと日本政界の現状は類似している。800兆円余の

赤字を何時になったら穴埋め出来るのかさえ不明である。―― 嘆くより一歩で

も二歩でも前進する事を考えたい ―― でも今の麻生政権には、それすら無理

である。だから新生民主党への期待は高まるばかりである。新生鳩山民主党

は、官僚組織の再編から手を付けるべきである。政治家が官僚を使いこなしコ

ントロールして(自在に)民意を反映した政治を行うべきである。官僚(達)は、

官僚組織に手を付けた時点で直ぐ、行き詰まると豪語している。絶対に手を緩

めるべきではない。官僚の既得権を野放しにしてきた自公民政権を終焉させ

真に民主党が目指す民意を反映した政治にすべきである。官僚を使いこなして

国権の発動たる国会議員の力量で政治をすべきである。悪知恵の権化、官僚

の言いなりになってきた自公民政治を終焉させて真に国民の為の政治を取り

戻すべきである。今度こそ民主党が政権を奪還し政権政党となって民意に基

づく政治をすべきである。沖縄の梅雨空を見上げながら そういう思いを新たに

した次第である。・・・

※付記:財源の裏付けがない、云々をマスコミも政府与党も喧伝するが、200

兆円余の1割程度の<20兆円>を精査して捻出し眼に視える形で突き付けて

やる事で説得すべきである。又、予算の組み替えで優先順位を付けて政策実

現を果たし国民の信頼を勝ち取る事である。官僚の隠れた既得権益の為の政

策の丸投げで施行してきた自公民政権の劣化した政策を終焉させ民主党が目

指す国民の側に立った政治を実現すべきである。鳩山民主党代表の「友愛主

義」、「愛のある政治」の理念に基づく政治は、一部、マスコミも識者もテレビ等

で、漠然として何を言っているのか分からない、と言い放っているが、政治の根

底、理念に基づいて具体的な政策は構築される。「友愛主義」も「愛のある政

治」も政治哲学・理念だから、漠然としている事は当然である。漠然としない事

は政治哲学でも理念でも何でもない。そういう政治哲学、理念の考え方に基づ

いて具体的な政策は構築される。具体的な政策に「政治哲学」も「理念」も反映

される。言いたい放題は自由だが熟考して発言してもらいたい。テレビ放談を

視聴しながら、そう思った。


民主党 新トロイカ体制で衆院選勝利へ!

2009年05月17日 | Weblog

毎日新聞社の全国世論調査の結果・・・

1.どちらが首相に相応しいか・・・鳩山氏(34%)

                            麻生氏(21%)

2.衆院選で勝ってほしい政党・・・

                                        民主党(56%)

                                        自民党(29%)

3.鳩山氏への期待度・・・期待する(49%)

                            期待しない(49%)

1.と2.は鳩山氏と民主党が自民党を大きく引き離しリードしている。

3.だけが拮抗している。小沢秘書事件後と鳩山新代表就任で民主党の評価

は「変わらない」が68%で、小沢氏の後継というイメージが強い事が伺える。

何れにせよ新生民主党が以前の水準まで回復した事は証明できそうだ。今

後、民主党の新態勢が、どういう政策で政府・自公民との違いを出せるかが注

目される。