世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

わが母校 宮森小 米軍ジェット機墜落から49年!

2008年06月30日 | Weblog

あれは痛ましい戦後初の小学校生の犠牲者だった。記憶を辿ると薄っす

らと蘇ってくる。児童11人を含む17人が犠牲になった。米軍への憎悪が全県

を襲った。反米感情が露骨に現れ日増しに増幅したのを覚えている。先だって

宮森小学校卒業生が当時の事故を風化させてはいけないと新聞に記事を掲載

した。記憶は定かではないが大人たちが深刻な面持ちで話し合っていた様子を

思い出す。あれから、もう49年の歳月が経ったのかと感慨ひとしおである。沖

縄県旧石川市宮森小学校に米軍ジェット機が墜落したのは1959年6月30日

の午前10時頃である。児童が給食のミルクを飲もうとしていた矢先に発生し

た。当時の小学校2年生だった現校長 平良嘉男氏は「今でも世界では戦争で

多くの人が亡くなっている。戦争のない、平和をつくる人になってほしい」と強く

訴えた。宮森小学校では今日、全校児童が御霊を祀った碑「仲よし地蔵」の前

で花と千羽鶴を捧げて平和への誓いを新たにした。当時、犠牲になった児童の

親(80歳)は「二度とあの様な悲劇が起こらない様に平和な世の中をつくって

ほしい」と呼び掛けた。沖縄では今でも戦争の記憶は鮮明であり鮮烈である。

体験者が少なっていく現実に危機感を持っている。語り継ぐ“語り部”の育成が

課題となっている。でも戦後世代の若者が徐々にではあるが育ってきているの

は頼もしい。体験者も必死になって語り継ぐ意義を後代に託し懸命に伝えてい

る。何時の世も権力者の恣意で犠牲になるのは庶民である。是は是、非は非

として憚ること事なく結集して当たることを旨とすべきである。平和はこの日本

こそ国是としているので世界の先頭に立って推進すべきでさる。今日の沖縄、

宮森小学校のあの忌まわしい事件をきっかけに更なる平和への誓いを新たに

したい。・・・


喝!“公的年金”マクロ経済スライド方式 の功罪!

2008年06月29日 | Weblog

年金の手取額は物価が上昇するにしたがって目減りする。それを補うの

が物価スライド制の導入だった。ところが巧妙にもジワリジワリと足音を静かに

忍びよらせて減額していく。それが官僚が巧みに考え出した妙案?である。・・・

それは、前回の改正で導入された「マクロ経済スライド方式」というものだ。・・・

現行の年金支給額は賃金、物価上昇率を基に決めていた。今回の“マクロ経

済スライド方式”では、<将来の公的年金加入者の減少率>や<年金受給期

間の伸び率>を考慮した“スライド調整率”を差し引き、それを基に『年金支給

額』を決定する。平らたく言えば、「<物価上昇率>から更に<スライド調整率

>を引いたもの」が“支給額”に影響する。・・・

■年金額の改定率=(物価上昇率)-(スライド調整率)となる。詳述すると、

▲現在の<スライド調整率>は 0.9パーセント。 物価が 1.0パーセント 

上がっても、年金は 0.1パーセント しか上がらない。つまり購買力が低下す

る事になる。

▲物価が年間 1.0パーセント 上がり 10年間 続くと、物価上昇率は10パー

セントになり物やサービスの値段は10パーセント上昇する事になる。

▲物価が1.0パーセントあがっても 年金は 0.1パーセント(1.0-0.9)し

か増えない。購買力は、どんどん下がっていく。つまり、そういう「年金」では 、

“インフレに弱い”側面を証明することになる。したがって年金生活者(特に長

寿高齢者)は惨めな老後を送ることになる。そういう誤魔化しの制度に甘んじる

のか、カラクリが分かれば老後が安心して生活できる制度に改める運動を展

開し、より良い制度の創設に邁進すべきか、のどちらかである。・・・

結論から言うと、物価上昇に見合ったスライド制で時代の進展に呼応する制度

にすべきである。より良い制度とは言うまでもなく憲法25条の「すべて国民は、

健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」条文の具現化された制

度の事だ。有識者・社会保障専門家、年金取扱現場事務に携わる専門家等々

は“数字の按分”(税金5割、現役世代4割、当事者負担1割等々)に甘んぜ

ず、それが最良と、よし とせず“敬老に値する”生涯を通じての新たな人生設

計が可能な制度を創設して提供すべきだと思う。それが専門家の専門家たる

所以であろうと思う。国民から負託された責務を果たしてほしい。それが国民

の切望である。

付記:・・・

1.国民年金(自営業者加入)支給・・・原則65歳から

2.厚生年金(会社員)支給・・・満額支給65歳 特別支給65歳前から

3.共済年金(公務員)支給・・・厚生年金に準ず

※ 国民年金(老齢基礎年金)・・・月額6万6000円(満額)

※ 厚生年金(老齢厚生年金)・・・月額平均20万円未満(国民年金+厚生年金

<現役時代に収入に応じて積み立てた比例報酬部分>の二階建)

※ 共済年金・・・厚生年金に準ず  

― 但し男性は昭和36年4月2日以降 女性は昭和41年4月2日以降に生ま

れた人は年金の種類にかかわらず一律65歳から支給となる ―

※ 欧米の国の中には、67歳支給、68歳 支給の国もあるので、支給年齢を

上げたい政府・厚労省にとっては、いい口実になる可能性がある。何故、支給

年齢を上げたいか・・・日本は世界一長寿国である。したがって支給期間も当

然、長くなる。しかも少子高齢化で、―― 税金の投入も多くなるが ―― 現役

世代の負担も重くなる。それでは税金も現役世代負担もパンクしかねない。年

金財源が逼迫し破綻する・・・等々の理由である。

消費税増税を含む税制全般の改革が必要との論議が再浮上する。「上げ潮

派」は消費税増税の前に徹底的な税金の無駄を省き、皆無にし、特別会計や

独立行政法人の整理統合を行い税金の無駄のない効率的運用で財源を生み

出す、その事が先決だと主張する。国民が納得する正論である。そういう不

正、無駄を放置して増税で糊塗する遣り方には国民は納得しない。

※ 年金制度の改正は5年ごと 次期改正は21年 その次改正26年

■「ねんきん特別便」が、送付されてきたら、現受給者、未受給者を問わず、<

自己責任>で、納得のいくまで、根掘り葉掘り、聴き正だして、自己防衛する、

しか 確実に受け取る方法 はない。

(政府は信用出来ない、と言うことだ。それだけの覚悟が必要だと言う事だ)

■問い合せ先(市区町村窓口)厚労省ホームページ

http://www.mhlw.go.jp/

 


臨時国会最大の焦点 新テロ対策法の是非と次期米大統領!

2008年06月28日 | Weblog

8月末召集予定の臨時国会は当初から波乱含みでスタートする。洞爺湖

サミットまで余すところ8日(7月7日開会)。山積する世界的懸案が喫緊に解

決を迫られている。地球温暖化対策、食糧問題、途上国への食糧支援等々と

地球環境と人間との関わりが これ程、切実になった事態・事例はない。国内の

問題も全て国外・世界と連動している。来年1月で期限が切れる「新テロ対策

法」もそうである。イラク紛争は何時 終結を見るかも知れない泥沼に入り込ん

でいる。そういう事態で再々延長か恒久法の成立を見るか試練に立たされてい

る。・・・11月4日の米国大統領本選でオバマ氏が当選すると、「新テロ対策

法」との関わりはどうなるのか、マケイン氏が選出されると どういう事態が発生

するのか日米同盟国として、その対応を迫られる。仮に共和党のマケイン氏が

当選すれば現ブッシュ大統領の後継としてイラク紛争が終結するまで何らかの

対応を執るであろう。イラクへの給油補給も存続可能となる。「新テロ対策法」

の延長か、恒久法の成立を目指すのか、の選択の論議も可能になる。ところ

がオバマ氏が当選すれば即“イラク撤退”となり「新テロ対策法」も岐路に立

つ。と言うより<日米同盟>の関わりで存続が不可能に近くなる。衆院3分の2

で再々可決を強行出来なくなる。盟主(同盟とは対等平等の関係であるが米国

が実質的な盟主)に従わざるを得ないからだ。

                              ・・・■予測される対応■・・・

●再可決断念(政局に発展)・・・日米同盟の よしみ で米国に同調する

1.自民党内分裂で破局、「政界再編」

2.民主党と平沼新党との合体で「連立政権」

※付随事項:<衆院解散総選挙>、<内閣総辞職>で 麻生前幹事長 が登壇

※解散期日:来年1月と2月(1月の通常国会冒頭解散で2月の総選挙)

※蛇足:ゴア氏がオバマ氏の支持表明でマケイン氏不利、益々 米国次期大統

領にオバマ氏の当選が濃厚となる 従って 自公民・与党 にとっては マケイン

氏の当選が至上命令となる。

■私の見解:「日米同盟」の真の意義を前面に据え“対等平等”の権利意識で

相互互恵の関係を構築し、国内外の事態に対等な立場で解決に当たる。そう

いう真のパートナーシップを発揮するのが 同盟の在り方 だと思う。もう、そろ

そろ従属からは脱却すべきである。米国の『「核の傘」の“保護”』にある<意識

>からの脱却を目指すべきだ。・・・長期政権の疲弊・悪癖(官僚制度の疲弊、

談合入札、天下り、居酒屋タクシー、税金の無駄遣い、年金未解決問題と新た

なデタラメ不正浮上、後期高齢者医療制度の弱点、厚労省の“食の偽装”管理

の未徹底等々・・・挙げたれ限がない)が露呈した現状打開には<一大新陣代

謝>が必要だ。民意を反映した「政界再編」による“二大政党制”を構築する時

期に差し掛かっている。もう、部分修正は要らない。一大改革が喫緊に必要で

ある。・・・

 


指定解除?! 日本外交の“脆弱さ と 翳り”が 露呈!

2008年06月27日 | Weblog

国家の主権が侵された重大な事件であるにも関わらず日本外交は米国

頼みに依存し切っている。米国次第という事なのか。(戦略的)互恵関係は何も

日中だけの専売特許ではあるまい。相互に依存し合う対等平等の関係にある

国家間でも、それを是とするのが同盟国の在るべき姿だ。日米同盟は そうい

う関係にあるはずである。・・・にも関わらず、日本の拉致問題と核廃棄とは一

定の距離があるとしても何らかのシグナル、同盟国として事前に打診があって

しかるべきだった。合意と了解があって「テロ指定解除」に漕ぎつけるべきだっ

た。日本国民にとっては寝耳に水の感は否めない。国民に不信感を抱かせ

た。今回の米国の北朝鮮の“テロ指定解除”は日本にとって手痛い仕打ちとな

った。独立国家しての主体性が問われる。・・・アメとムチは、ある面、外交には

車の両輪だ。駆け引きの巧拙が事を制する。特に北朝鮮には強かな押しの外

交が必要だ。・・・思うに、中流意識を国是(例えば日本等・・・)とする国や 裕福

な国家(例えば米国など・・・)を自認している国は、国家の有り様、態様の仕方

に、雲泥の差があり構えが違う。北朝鮮は国家の非常時を自覚しサバイバル・

生き残りを国是としている。伸(の)るか 反(そ)るかの瀬戸際にある国家であ

る。その為には あらゆる手段を講じる。劣悪な手段さえ厭わず選択して憚らな

い。あくどい方途さえ講じる。普通の国への対応、世界の常識では通用しない

側面を持っている。そういう国家に対して日本政府の“一部解除”という文言

は、拙速であり、稚拙である。国民に不信を招いた。特に拉致家族の不信は増

幅している。拙速な対応の仕方が間違っており、誤っている。福田首相の外交

姿勢にも疑問が投げかけられている。当たらず障らずの低姿勢、柔軟なスタン

スでは北朝鮮には通用しない。“再調査云々~”に糊塗して低姿勢を示す北の

外交の強かさを見抜くべきである。徐々に、その事が解明されてくるであろう。

45日後に情勢がどう変容していくか、国民は固唾(かたず)をのんで成り行き

を観ている。・・・因みに、“テロ指定解除”で最大の恩恵を受けるのは他ならず

<北朝鮮>である。世界の主要銀行から融資は受けられるし世界の大小の企

業が北の資源(重石、モリブデン、黒鉛、銀、鉄、鉛、亜鉛、アルミニウム、石

炭など)を目指して不動産確保、施設整備、インフラ整備、雇用等々で賑わい、

中流国家の仲間入りするのも時間の問題となるであろう。そうすると益々、日

本の「拉致問題」が遠のく事が懸念される。そうならない為に政府も国民も尚一

層、“拉致問題”に関心を持つべきである。「拉致問題」解決まで粘り強く攻め

の外交を展開すべきである。・・・


世界的食糧不足の現状と減反政策との関わり!

2008年06月26日 | Weblog

石油高騰に端を発し諸物価が軒並み値上がりした。そういう現状に追い

打ちを掛ける様に食糧も世界的に高騰した。トウモロコシはバイオ燃料として

使用され小麦も絶対量が不足した。食と飼料の両面で痛手を被った。アフリカ

では飢餓が蔓延し子供を始め多数の餓死者が続出した。穀物輸出国は自国

の需要を優先し輸出を制限した。そういう諸々の煽りで世界的に食糧が逼迫し

た。わが国を省みるに食糧自給率は先進国の中では最下位である。39パー

セントの低迷ぶりである。自給率がかつては70パーセント強だったのが年月

が経つにつれ4割を割った。・・・米国にせよオーストラリアにせよ輸出国は天

災に会い農業に多大な被害を被った。ハリケーン、竜巻、大洪水、大旱魃が人

に穀物に甚大な被害を与えた。輸出が減少するのは当然である。絶対量の不

足している国々は飢えに喘ぎ、食料の確保に血眼をあげている。わが国はどう

か。生活の末端では石油高騰及び諸物価の値上がりで悲鳴をあげている。食

糧の自給率向上は国家の至上命令になった。そういう現状に鑑み“減反政策”

との関わりはどうなっているのか、矛盾してはいないのか。・・・政府は分かりや

すく説明してほしいと思う。因みに「減反政策」の大まかな意義と経過を辿って

みよう。・・・

『<米の強制的一律減反>は1970年頃から始まっている。特に減反が強化

されたのは1997年~1998年の2年間で田圃総面積<267万9000ヘクタ

ール>の36パーセントに当たる<96万3000ヘクタール>が減反総面積で

ある。

―ミニマムアクセス米による過剰在庫感から減反目標面積が割り出された―

減反農家には米の値下がり分の8割を<米政策>によって補填した。・・・

減反政策の意義は・・・

1. 稲作経営安定対策・・・

2. 米需給安定対策 を<基軸>に 具体策をたてた・・・

○減反拡大で対応

○減反農家に減収補償金

※「減収8割補填財源」は・・・

1.農家が米の基準価格の2パーセント(60キロあたり383円)、政府は6パ

ーセント(60キロあたり1150円)拠出・・・それを<基金>に補填

2.加算金5000円(10アール当たり)と50000円(転作補助金)も補償つま

り農家の受取額の2分の1を政府が助成

ー 注ぎ込んだ金額は下記の通りー

※5000億円の税金の投入(2年間で)・・・「稲作放棄」の施策に対して・・・

●各地域農家と単位農協の声(本音)・・・「稲作放棄」の施策対して「農家の食

糧供給の観点から<作れる田ぼ>を無理やり潰させ食料の安全保障と自給

の大切さを国内外に向けて主張する政府の姿勢からも矛盾しているし、人道的

立場からも逸脱した無責任な政策だ」と。

・・・そういう声に対して政府は封じ込めを図った。政府の声(主張)・・・

■「逆らうと他の地方行政をめぐる補助金配分にも影響を与える」、「全国とも

補償なのだから、一個人や一単位農協の否定的な見解や協調性のない動きな

どが、全国の農家の足を引っぱることになる」と。・・・

□本来なら「自主選択の減反」がうたわれているのだが・・・補助金で従わせて

いるのが、これまでの実態。・・・さて、その後は・・・

▲「市場原理」が導入されると1999年4月から<米輸入の関税化>が政府決

定。市場メカニズムで「減反政策」そのものが、つじつまが合わなくなり矛盾が

露呈した。毎年10月末(米穀年度末期)に 米の持ち越し在庫を減らし<150

万トン~200万トン>(2000年)にする計画も頓挫した。何故なら<ミニマム

アクセス>が足かせになったから・・・。

それは「減反政策」の限界を露呈した。1970年以来、農業政策に君臨した

「減反政策」も30年を経過して時代に波に取り残されマッチしなくなり疲弊し

た。・・・

△「減反政策」は・・・

○そのまま時代の波に翻弄され「自然消滅の道」を辿るのか

○地方自治体の組織の利害で強制的な要素を残したまま「残存する道」を歩

むのか

○本来の在るべき農家による「自主選択の減反」の道を辿るのか、はたまた、

◎麦の「転作誘導」に道を拓くのか(新たな補助金誘導で)、日本農業の前途

は茨の道で今後も紆余曲折の道を歩んでいく道程(みちのり)は長い。・・・

●付記:「ミニマムアクセス」・・・最底輸入枠。1980年代までコメなど食料は

国家安全にかかわるとみなされ、各国で輸入制限措置がとられていた。その

後、各国政府間の通商交渉では、自由貿易促進の立場から輸入制限を撤廃

し、関税による調整に切り替えるべきとの声が高まった。関税化への移行措置

として、あらかじめ最低輸入枠を設定し、徐々に輸入量を増やす方式が採用さ

れた。93年末のガット・ウルグアイ・ランドの農業分野の決着を受けて、長くコ

メの輸入を制限してきた日本でも95年からミニマム・アクセスに基づき、コメの

輸入が始まった。95年の約38万トンから2000年には約77万トンと輸入枠

が拡大するとともに、中国などからの輸入米が増加し、日本国内のコメ価格の

低下につながっている。ミニマム・アクセスの交渉が、ガットから世界貿易機関

(WTO)に引き継がれている。・・・

○この付記:は(経済・ビジネス用語辞典)から引用した。


最近の国内外の政治の動向に思う!

2008年06月25日 | Weblog

米国の北朝鮮の指定解除の動きに日本は困惑している。拉致問題を

抱える日本にとっては抜き差しならぬ大問題であるからだ。外交の筆頭に北の

核放棄と拉致問題があり、その解決なくして外交は有り得ないといってもいい

程、重大な懸案であり関心事である。明日26日に米国は何らかの意思表示を

する。高村外務大臣もライス長官が来日する際に、その件について正すとして

いる。

明日の成り行きを見守る事にしよう。 公務員制度も後退した感は否めない。

事務局の公募が首相の一声で反故にされた。官僚の入り込む隙を与えた。遠

大な彼方に官僚の操作が働き政策決定に関与できる方程式が透けて見えてき

た。抜本改革が絵に描いた餅に終わる図式だ。 骨太の方針に盛り込まれる

政策にも最大の関心がある、プライマリーバランスの011年実現に連動して社

会保障費の年度の削減が限界に達しサービスが後退したら何の為の削減なの

か、数字合わせの削減が膨大な財政赤字の削減という大義名分の基に強引

に履行されたら国民は造反するに決まっている。そこに政治の賢明な選択が

ある。真の政治家は国民の実態・実情に寄与すべき解決策を見出し政治(制

度等)内部の改革を断行して知恵とアイディアで切り抜けてきた。トップの決断

が事を制する。福田首相にはその決断を断行してもらいたい。巷では、よく何

をしようとしているのか自前の政策が見えないと言われている。この際、リーダ

ーシップを発揮して真の改革を断行してもらいたい。 洞爺湖サミットも難題が

山積している。食糧問題も温暖化CO2削減も途上国への食糧支援も数多、懸

案が目白押しだ。福田首相が如何にして国際社会でリーダーシップを発揮し解

決に至るか関心が注がれている。国内の懸案も未解決のまま、あるいは、そ

の途中で右往左往している。全てが部分修正に収斂している。真の改革は内

部からの告発によって正義の御旗を振りかざすところから出発すべきだが、 

―― その点、食の不正に対する民間企業のリークは、在るべき姿に近づいて

いる ――

官僚に支配され絡められている現状では不可能である。現政権がそういう諸々

の懸案の解決が不可能なら政権交代しかない。民意を反映した政治をする以

外に方法はない。民意を受けた政権で政策履行する、それが民主主義の在る

べき姿だ。良きにつけ悪しきにつけ民意の具現が民主主義の根幹だからであ

る。トントン拍子に政策を遂行する最近の動向に、そういう遣り方に、危機感さ

え覚える。真の民意に支えられた政権で政治を動かしてもらいたいと思う。大

多数の国民はそう思っているのではなかろうか。心ある選良はその切実な願い

に与野党を問わず応えてほしい。・・・

 


小麦が高騰してパン原料に米粉が脚光を浴びる!

2008年06月24日 | Weblog

諸物価が高騰しパンの原料の輸入小麦も値上がりした。パン業者は悲

鳴をあげている。仕方なくパンも値上げされた。そういう混迷した状況の中でパ

ンの原料の小麦粉に代わって脚光を浴びたのが米粉だ。政府が食糧自給率

向上対策として支援したのも加速された。米粉のパンは試食でも上々で味も良

い。これは、いける と関係業界は期待した。輸入(小麦)業者も米粉製粉機販

売業者にも明るい展望が開けた。全国から米粉製粉機の注文が殺到してい

る。その機械メーカーを調べてみた。聴くところによるとJAに全国から注文の

問い合わせが殺到しているという。大型米粉製粉機(プラント一式)になると70

00万円~8000万円もするらしい。中型の簡易型(30キロ粉砕)では2000

万円~2500万円する。小型製粉機(自家製粉用<仕上げ米粉は70~80ミ

クロンで処理能力は1時間10キロ>)は約260万円する。その小型の米粉製

粉機の需要が多く注文が殺到していると。・・・米粉の原料の米は御飯用として

は下位等級米であるが、米粉用としては最適だという。願ってもない米粉使用

米だ。窮すれば通ず、を地で行く様なものである。米作農家にとってもパン業

者にとっても米粉製粉機業者にとっても一石二鳥どころか一石三鳥(業者)?

である。折から世界的に食糧不足が深刻な状況下で諸物価は高騰しパンの原

料の輸入小麦も高騰している。小麦を原料とする又は飼料とする業者にとって

は、この際、米を如何にして有効に使用して新たな価値を生み出すか、切り拓

いていくかが課題になる。農家にとっても政府にとっても農業政策、とりわけ

「減反政策」とも連動して米をどう生かし新しい価値を生み出し今後の<農業

政策の在り方>に 位置づけるか、思案の為所である。かつては、今でも そう

だとは思うが“米あまり”が<減反政策>を余儀なくした。食糧自給率(カロリー

ベース)では39パーセントという先進国の中では最下位である。それでも「減

反政策」をしていかなければ農業が立ち行かないという現状をどう分かりやすく

国民に説明するか、責任説明を果たすべきである。つい最近、世界的な食糧

不足に鑑み官房長官が「減反政策」を見直すべきだ、と公言し物議をかもし

た。自給率が最下位 なのに 減反政策 を薦める、一見、矛盾する様な態様に

国民は戸惑いを感じている。政府は分かりやすく説明すべきである。小麦に代

わって米を使用する、米作農家にとっては朗報であるはずなのだが?・・・。・・・

●付記:米作農家が減反政策で水田を潰し畑に変えて小麦を作っている。その

現状を、どう説明すべきか。・・・国民は戸惑いを感じている・・・世界的食糧不

足の最中(さなか)に食糧自給率が先進国の中で最下位なのに「減反政策」を

推し進める。一見、矛盾する様な態様を国民に、どう分かりやすく説明すべき

か、政府には説明責任がある。 尚、資料は古いが「減反政策」とは何か、の解

説を<New Drifit>から引用して掲載する。


あれから63年目の”暑い日”を向かえた!

2008年06月23日 | Weblog

今日は63年目の 沖縄の「慰霊の日」である。恒例により歴代首相も参列

する。沖縄戦最後の激戦地 摩文仁の丘では正午、一斉に1分間の黙祷が捧

げられる。福田総理も列席される。戦禍に散った日米、民間人を問わず全戦

没者を祀った「平和の礎」(へいわの いしじ)には哀悼の誠を捧げる人が絶え

ない。そこには20有余万人の全戦没者が静かに眠っている。全国都道府県の

碑も建立されている。遺族の献花が絶える事なく年中、続く。観光客も哀悼の

念で献花する。・・・『戦争をおこすのは たしかき 人間です / しかし それ以

上に / 戦争を許さない努力のできるのも / 私たち人間ではないでしょう

か』・・・沖縄県立平和祈念資料館の近くにある<むすびの言葉>である。平和

を願い希求する人間の気持ちは万国共通である。噛みしめたい言葉である。6

3年前の<あの暑い日>から今日の「慰霊の日」を向かえた。想起するだけで

悲惨な思いに駆られる。親が、子が、肉親が、友軍(日本兵)によって「集団自

決」に追いやられた。その惨禍は筆舌に尽くし難い。ここ沖縄では「集団自決」

は日本軍の命令によるものと固く信じられている。戦争体験者の偽りのない証

言があるからだ。それは沖縄戦の真実であり、実相であり、真相である。二度

とこの様な残酷極まる非人間的な行為は皆無にしたい。戦争の真相を見抜

き、再び この様な悲劇を繰り返してはならない。今日は、そういう「誓い」を新

たにする日である。・・・戦争体験者が少なくなり戦争の<語り部>が少なくなる

現実に私達は直面している。しかし私達は老若男女を問わず意識的に戦争を

皆無にする努力を惜しんではいけない。戦争体験者が少なくなっても戦争の悲

惨さを後世に伝えていく義務を現在の私達は担っている。そういう自覚を持つ

必要がある。逞しい「想像力」を働かせて戦争体験を超えて戦争の残酷さ

間的な行為を告発する<語り部>になる事を私達は担っている。そう自覚して

日常から<戦争のない日々>の構築に努めるべきである。今日、沖縄の「慰

霊の日」は戦争のない平和な世界を目指して取り組む日としたい。・・・

付記:この哀悼の文章は23日(月)午前6時15分現在に記述した。


ブレーク 朝の目覚めはモーツァルトに始まる!

2008年06月22日 | Weblog

窓を開け新鮮な空気を胸いっぱい吸い込み、さあ、今日も良い事が いっ

ぱい訪れる様に、と爽やかな気分で始める。スイッチを入れるのはモーツアル

トの音楽からだ! あの幼少の頃、学校で習った「きらきら星」が前奏曲となる。

次々に ゆったりとした癒しの曲が流れる。・・・「バイオリンのための中間楽章ア

ダージヨ ホ長調」、「ピアノソナタ イ短調」、「幻想曲 ハ短調 アダージョ」、「ヴ

ァイリン・ソナタ ホ短調」、「女も15になれば」、「なんと美しい絵姿」、「私の運

命は苦しみにみちて」、「恋人をなぐさめて」、「メヌエット ヘ長調」、「ロンド ニ

長調」、「メヌエット 変イ長調」、「ロイド ヘ長調」、「メヌエット 変ホ長調」、「アン

ダンティーノ 変ホ長調」・・・と脳内を静かに癒しながら美しいメロディーが流れ

ていく。至福の一時が過ぎる。30分程だ。私の一日の始まりである。気分がゆ

ったりとして、さあ、今日も焦らずに優雅な一時を過ごすぞ、と誓う。次にブログ

の構想を練り今日の主題(表題)を決める。心の赴くままに直観で決める。誰

からの拘束もなく我がまま に書き綴る。主述だけは照応する様に気を付けて

いる。修飾・被修飾句は適当に書きなぐるという感じだ。誤字脱字は後で修正

する。初見で読まれる方は間違いに直ぐ気づくはずだ。致し方ないと思ってい

る。兎に角、一日も途切れない様に書き綴っているという感じだ。それが長続

きする秘訣だと思っている(―独断と偏見―)。それから仕事に出かける。帰宅

すると、直ぐブログを点検する。それから雑事をこなし、テレビを視聴し、ラジオ

を聴く。孫と遠出して遊ぶ。孫との相手が主流になる。帰宅後は何よりも孫との

一時を優先する。定期的な小遣いを与えている他に小銭をはたいて共に飲食

する。これが私の唯一の楽しみであり孫への奉公でもある。社会の不正義に

対しては痛烈に批判するが、事 孫に関しては人一倍、メロメロで弱い。それも

致し方あるまい。“誰よりも孫を愛す”なのだ! モーツアルトの音楽に 癒し を

求め、あれこれと記述してきたが孫の話題にまで及んでしまった。今日のブロ

グの様に卑近な日常の話題を書くのも良いと思っている。今日は、たまに記述

する息抜きの為に書いた。ブレーク、小休止、休憩というところかなあ。・・・


民意の顕現[ねじれ]国会の成果は税金の無駄遣のあぶりだし!

2008年06月21日 | Weblog

通常国会も今日で閉幕。従来に見られなかった“ねじれ”国会の現象なる

が故に衆参多数の横暴によってスイスイと決まった法案が決まらなくなった事

だ。それに引き換え、多くの成果があった。今までに見られなかった政治の駆

け引きの裏が見えた。特に悪弊の権化と揶揄された官僚・省庁と業者との馴れ

合い・癒着が談合を生み、競争入札を不能にし、忌避し、慢性的随時契約がな

された。不当法外な税金の無駄遣いがなされた。一般常識では考えられない

膨大な予算が投入されての談合契約である。税金の無駄遣いの最たるもので

ある。それは氷山の一角に過ぎない。暴けばイモ蔓式に数多 出てくるに違い

ない。年金の問題も“ねじれ”だったからこそ摘発されたのだ。戦後日本の復興

を担ってきた今は老境の方々の安らぎの時期を台無しにする暴挙としか思えな

い杜撰な管理である。国民の悲憤慷慨は絶頂に達した。当然だろう。コツコツ

働きその一部を老後の為にせっせと積み立てた年金である。それを他人事の

様に湯水の如く放出し巨大な得体の知れない殿堂を築いた。それを事もあろう

に建設建築経費を下回る不当な値段で払い下げする。金銭感覚が異常に麻

痺しているとしか思えない暴挙である。あの実直な役人気質はどこへやら・・・。

公僕としての自覚が足りない、では済まされない。総ざらいの新陳代謝が必要

だ。日銀正副総裁人事も揉めに揉めて与野党の攻防が展開されたが、事 人

事に関しては一国を左右する重大な事例である。慎重にも慎重を期して然るべ

きである。財務省(旧大蔵省)から総裁、副総裁の一人は出す慣例がある。当

然、財務省よりの考え方、財務省の出先の感は拭えない。野党が反対するの

は当然である。独立中立性が保てなくなるからだ。野党のその公平性、中立性

の意図が分かっていながら反対を覚悟で同じスタンスで数回も提示した。もう、

何をか言わん哉、である。野党の反対を表面的に捉え“ねじれ”国会の<せい

>にする。そういう<ぼやき>はもう通用しない。直近では悪名高き「後期高齢

者医療制度」である。全国で75歳以上の方々のストが噴出した。当然である。

厚労省は天引きを強行したからには引くに引けず2度目も強行した。部分修正

するも不評は頂点に達し説明不足では済まされなくなった。8月以降の臨時国

会で継続審議となるも与野党の攻防は眼に見えて熾烈を極める。・・・7月の洞

爺湖サミットも控え未解決の山積する国内問題と外交の懸案事項も福田政権

に重く圧し掛かってくる。それ等を、どう解決していくかにも国民の眼は注がれ

いる。・・・


岩手・宮城 内陸地震の被災者の一日も早い立ち直りを!

2008年06月20日 | Weblog

相次ぐ内外の津波、地震等の天災に心を痛める。ミャンマーの被災、中

国四川省の地震と、立て続けの災害に不穏なものを感じる。国内では岩手、宮

城の「内陸地震」。・・・天災は忘れた頃にやってくる、とは古からの言い伝えで

ある。しかし海の彼方の出来事、と同情の念を抱いていた矢先に「内陸地震」

である。天災も時代に相応したのかスピードでやって来た。うかうかできない。

日頃からの万全の対策を講じる必要を今回ほど痛感したことはない。連続して

やってきたからだ。・・・日頃の準備と訓練の必要を痛感する。いざ という時に

役に立つからだ。国も地域も日常から被災対策を講じて最小限に食い止める

事を心掛けるべきだ。 遺体が発見されその数が増すにつれ遺族の心痛が思

い遣られる。― 心から お悔やみ申し上げます ―。国は物心両面の支援を早

急に行い一日も早い復旧と被災者の心身のケアを講じるべきだ。取り分け児

童・生徒・学生の心の痛手を癒す取り組みを早急にすべきである。そして早い

復学を果たす様、支援すべきだ。 ・・・ミャンマーの時も中国四川省の時も義

捐金が全国から集まり関係機関へ送り届けられた。今回も全国から支援の手

が差し伸べられ当事者・当局に届けられるという。

――日本人の健気なボランティア精神は世界に冠たるものがあり誇りに思って

いる。ほんの少数による残虐非道な人道に反する行為があるかと思う反面、こ

ういう健全な健気な精神が圧倒的多数によって堅持されている実情を観るに、

日本も古から連綿と受け継がれた先人の伝統的美風、意志が今に生きている

事を痛感する。後世にも引き継ぐ事を決意する――

・・・いざ、という時こそ日本人の出番だなあ、とつくづく思い感心する。私も引け

を取らずに頑張りたい。さて、今回も防災対策に必要な要因がいろいろと指摘

された。過去数万年の地震によるとみられる隆起、副次的に地表に出現した

断層、たわみ等々と科学的知見による成果が鈴木康弘名古屋大教授や東北

大、産業技術総合研究所によって指摘された。政治はその指摘をどう実用に

生かしていくかが課題になる。転ばぬ先の杖だ。一刻も早い対策を講じるべき

である。・・・


イカ漁民の怒は生活実態 ガソリン高騰に道路造り続ける気か!

2008年06月19日 | Weblog

庶民の生活の実態を掴みきれない政権はやがて滅びる。自業自得だ!

ガソリンが高騰を続け連動して物価も値上がりが止まらない。全て高止まりの

実情に政府は打つ術を失し後手、後手で姑息な対応に終始している。テレビで

観る限り生活の破綻を余儀なくされている実態がヒシヒシと伝わる。全国一斉

にイカ漁業組合はストを打った。そういう事でもしない限り政府は重い腰を上げ

ない。イカ漁漁民の怒りはガソリン高騰で採算が合わない実情の訴えである。

生活が成り立たない悲痛な叫びだ。イカを食材とする料亭、居酒屋、割烹等々

も悲鳴をあげている。値上げを強いられている現状に戸惑いを隠せない。全て

の端緒は、あのガソリンの暫定税率の復帰に端を発している。国民いじめ、庶

民虐めの最たるものだ。道路族も“<必要な>道路は造り続ける”、と啖呵(た

んか)を切っている。しかし<必要な・・・>の内実が見えてこない。<必要でな

い>道路とは何か、も見えない。主観によってその見方が立場(個々)によって

違ってくるとは思うのだが(第三者機関云々も同次元で並列意見)・・・。 ・・・そ

の論議はさて置いて・・・ 現実の国民の生活を左右する要因は世界の動向に

直結・連動している。一瞬にして世界の特に経済事件・事故は国民の日々の生

活に直に響く。金余りの投機が世界を浮遊し回遊して日本の台所を直撃する。

元をただせば投機筋が遠因・近因になっている。産油国の増産渋りとか中国、

インドのガソリン需要量増加、バイオ燃料に食料のトウモロコシ、サトウキビが

使用され食が不足する。高騰の原因だ。その絶対量の不足が物価の高騰を招

き、全ては大なり小なり関連し連動している。財務相会合声明も、サミットも有

効な手を打たない。打てない。肝心要のネックにメスを入れず先送りしている。

根本的解決にならない要因だけを可決している。国内外の諸問題、懸案も、そ

うとしか思えない。・・・今回の「イカ漁スト」に関して言えば道路かイカ漁か、

に象徴される。喫緊の生活の問題の解決が最優先すべき問題である事は論を

待たない。道路族が主張する様に “国家大計の遠大な理想の追及、否、<現

実に喫緊の解決すべき問題>”が<道路を造り続ける事>になるのか、国

の、地方の、県の、「経済効果の喫緊の問題」であるから造り続けるのだ、

と・・・。それが国民に説得できる理由、論理なのか。あの「イカ漁」漁民の喫緊

の生活の切実な問題が最優先すべき問題ではないのか。 道路を造らなけれ

ば、今にも大変な事になり、国が、地方が、県が、沈没しかねない様な事にな

るのか、・・・そういう狼狽ぶりが見て取れる。それよりも喫緊に取り組むべき問

題は「イカ漁漁民」のあの悲痛な訴えに応える事が最優先すべき問題なのだ。 

優先順位を履き違えているとしか思えない。ガソリン暫定税率の復帰を再可決

した時点で今回の事態・事象を予測し得なかったのか。ここに現政権の落ち度

がある。そう責められても致し方あるまい。国民は政治の一挙手一投足に眼を

凝らし注視している。・・・


37年ぶりの早い沖縄の梅雨明け!さて その後は?

2008年06月18日 | Weblog

実に短い26日間の梅雨だった。昨日 明けた。遅い梅雨の始まりだった

が明けるのも早く37年ぶりである。降雨量も183ミリで、これは平成3年以来

の少なさである。今から夏季の盛りの断水が気になる。台風は多量の水を運

んでくれるが被害も大きい。痛し痒である。毎年巡りくる梅雨の風情も悲喜こも

ごもというところだ。昨日も今日も暑さで耐えられないがクーラーは省エネでスト

ップ。代わりに扇風機が稼働し回しっぱなしである。でも効き目は少なく汗が滝

の様に滴り落ちる。こうも暑くては仕事の能率もガタ落ちだ。どの窓も開けっ放

しにしているが効き目の程は少ない。海では泳げるほどだ。南北に細長く距離

の差が大きい日本列島は気候の差も大きく北海道と沖縄とでは雲泥の差があ

る。トラベラーにとっては冬季を過ごす暖かい冬の沖縄、夏季を楽しむ夏の北

海道と、その使い分けで寒暖の差を上手く利用できる。ここ沖縄は近年、春夏

秋冬を問わず観光客で賑わっている。ホテル等、宿泊施設もアイディアを凝ら

し伝統文化をふんだんに摂り入れ 琉舞、空手、琉球太鼓、エイサー、民謡・歌

声と多彩な催しで観光客を歓迎・歓待する。口コミで輪を広げている。年毎に観

光客数も増え続けている。受け入れ態勢も整い充実してきている。最終的には

“ホスピタリティー”の問題である。旅の客を “どうもてなすか” に懸かってい

る。“守礼の邦”沖縄の光と影がそこにある。<旅ごころ>、その極意は『ホス

ピタリティー』の一語に尽きる。・・・梅雨も過ぎて本格的な夏のシーズンがやっ

てくる。青い海、マリンブルーの海原を堪能する季節がやってくる。エメラルドグ

リーンに光り輝く大海原を颯爽と海上バイクが快走する。想起するだけで今か

らワクワクする。あの裕次郎が、慎太郎が、かつてヨットで疾走した湘南の海も

ここ沖縄の比ではなかろう。さあ、今年も去年に違わず梅雨の明けた沖縄の陸

海を楽しもう。エンジョイしよう。日本唯一の亜熱帯沖縄の風物を又、堪能しよ

う。忙しい世相をしばし忘れ一服の清涼剤を旅に求めるのもオツナものであ

る。・・・

 


G8 世界的インフレは懸念するも投機マネーには触れず!

2008年06月17日 | Weblog

G8(財務相会合)は声明の骨子を発表し特に 原油 と 食料価格 の高騰

を“重大な試練”と位置づけ世界的インフレ懸念を表明した。しかし投機マネー

が市場に流入したのが原油高騰の一因だがそれには触れず閉幕した。片肺

飛行の感は否めないが重要な要因は指摘した。即ち ・・・

1.商品の「先物取引」の在り方の再検討

2.実需(実際の需要=実際の使用を前提に品物を買う需要―→<仮需要>

=将来の値上がりを見越しての<買予約>の思惑需要)の要因分析

3.金融の要因分析

4.食糧規制(輸出国)の撤廃

5.食糧原料以外のバイオ燃料の開発

6.地球温暖化対策とアフリカ開発等々・・・

詳細は下記の「声明の骨子」に。

●声明の骨子(財務相会合)

□世界経済は逆風に直面、引き続き不確実で下振れリスクが残る

□原油、食糧の価格高騰は重大な試練、インフレ圧力高める懸念

□政策選択は複雑化、各国は適切に行動

□金融市場は幾分改善したが、緊張が続く

□産油国に増産要請、石油市場の透明性向上、商品先物市場の投機検証し

適切な措置

□食糧を緊急援助、農産生産拡大を支援

□輸出規制を除去、非食糧のバイオ燃料開発

□地球温暖化対策とアフリカ開発で行動計画

・・・(<声明の骨子>は 地方紙 と全国紙 から引用)・・・

 この骨子から何を問題にしているかが読み取れる。喫緊の解決を要する事態

や要因を分析し提示しているからである。 懸念される事は米国の“強いドル”

の重要性を訴えたことだ。ドルの安定性を強調したこと。それに各国から異論

は出なかった。黙認を貫いた。サブプライム問題から<インフレ懸念>に問題

がシフトした。その認識が強くなった。・・・何故か、サブプライム問題に端を発

し金融市場が混乱し、物価上昇等で<政策選択>が迫られている実情に各国

は正念場を迎えている。しかし、それより「インフレの懸念」の方がより深刻に

なった。米国の“強いドル”の表明が示唆している様に米国経済にとっては<イ

ンフレ対策>が最重要課題になった。それが世界経済に連動するからである。

負の連鎖である。・・・翻って日本にとっては どうか。7月の「洞爺湖サミット」

に今度の声明をどう繋げていくかが試練の場になる。サミットの重要議題とな

る 地球温暖化対策とアフリカ開発(その行動計画の発表) 気候投機基金創

設 排出量取引 環境税 民間投資の促進と環境整備等 に今度の「財務相

会合骨子」をどう連動させ成果を上げるかが課題になる。それに生活の底辺で

は、特に原油価格上昇による諸物価の高騰に国民は悲鳴を あげている。暴

動にもなりかねない。最懸案の農業自給率も40パーセントを割っている実情

では“<減反政策>の見直し”も視野に入れなければ問題解決は不可能だ。

農村を混乱に陥れる「失政」の政策 では日本が沈没しかねない。日常の生活

の分野まで世界が連動している実情に国民も注視する様になった。政治の喫

緊の出番が更に強まった。・・・


ブレーク 裕次郎の歌声会 募る!沖縄那覇近郊の方!

2008年06月16日 | Weblog

歌は世のつれ世は歌につれ! 人生のある時期を直向(ひたむ)きに歌

いまくった裕次郎ファン! 故人となってから20年余の月日が過ぎたが今でも

尚、日本の各地で裕次郎ファンは健在であり甘美な歌声を披露している。ここ

沖縄でも、全県各地でサークルや集いの会が有り例会で賑わっていると

か・・・。小生も熱烈な一ファンである。元々、歌が好きでチョコチョコそういう会

に顔を出している。でも、いっその事、自分で<裕次郎ファンの会>を立ち上

げて同好会でも創って見ようかと以前から思っていた。友人に薦められて、裕

次郎ファンなら誰でも年齢不詳で参加できる会にする事にした。月末の土曜日

はどうかなあ、と思っている。午後でも夕方でも午後6時から10時位まではどう

かなあと思っている。5人以上集まると結成に漕ぎつけようと思っている。その

時の話し合いで日時は決めようと思う。小生は年齢60代で、心も体も若いと思

い込んでいるバリバリの輩(やから)である。世代を超えて誰とも話せる特技の

持ち主である。歌の上手(うま)い、下手(へた)は問わない。どうでもよい。我こ

そは、と思う方は何方でも大歓迎です。奮って応募ください。お待ちしていま

す。場所は 新都心 か 桜坂 か 栄町の一角を予定しています。年齢に関係なく

何方でも応募ください。裕次郎以外の歌手の歌でも歌える事にします。詳細は

集まってから決めます。

◎日時・・・月1回、月末の土曜日、午後2時、6時、7時~10時(何れか)

◎場所・・・新都心、桜坂、栄町(何れか)

◎会費・・・2000円程度(飲み物1000円、カラオケ1000円)

■Eメール・・・tm27tm@mco.ne.jp