世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

私の内閣 指示した の連発はリーダーシップの無さの証明!

2007年08月12日 | Weblog

歴代首相で閣内に事件・事故が起る度に<わたしの内閣>と

か<~指示した>を連発する頻度が多い。それが異常に多く聞こ

えて、強調すれば強調する程、リーダーシップの無さを露呈してい

る様で空言に聞こえる。表面上は偉丈夫に見えるが実像は指導力

の無さ、管理能力の無さ、危機管理の欠如を証明している。閣僚

に不始末が起る度に即座に適切な措置を講じていたならば支持率

低下もある程度は防げたと思う。女は産む機械の失言から政治と

カネの赤城元農相の更迭、久間防衛相の しょうがない の原爆放

言、その他、その度ごとに即座に措置すれば事の拡大を防げた。

一国の総理の自覚と使命の欠如が露呈された。個人的な義理人

情で、お友達のよしみで庇う醜態が国民には見え見えだった。全て

は後手、後手での対応でそれが国民の反感を買った。総理として

の資質に欠けるとまで言わせた。・・・言うところの年金記録不備の

問題や政治とカネの透明性の問題、数多の失言・放言問題、天下

り、官製談合、横領等々は政治の本質を取り巻く重大な周辺問題

ではある。それが国民の反感を買い支持率急落の要因となった事

は否めない。ところが、それにも増して参院選の大惨敗の最大原

因は重要法案、即ち、憲法改正・国民投票法、改正教育基本法、

関連教育3法、国家公務員法改正(天下り根絶法案)、等々の重

要法案と言われた80余本の法案の成立に見る『強行採決!につ

ぐ 強行採決!』に国民は辟易し反発した。「美しい国」の目指す理

念的標語が一人歩きし、具体的内実が見えてこない。戦後レジー

ムからの脱却を標榜し、憲法改正を目指しての重要法案と言われ

るこれ等の成立した法律も半数以上は信任されていない。数の暴

力で(多数で)強行採決したに過ぎない。続投の理由に総理は「基

本路線は信任されている、基本政策は理解されている、その考え

は支持されている・・・」と強調しているが、半数以上は疑問視し叉

は明確に反対している。戦前回帰、ナショナリズムの台頭を懸念し

ている。軍国日本の誤った道への総懺悔の結果が、戦前のレジー

ムからの脱却であり戦後レジームの「日本国憲法」である。その三

原則の一画を済崩しにし9条改悪の道へと逆行する安倍路線が国

民から支持されているとは、到底思えない。賛成者も勿論、多いと

思う。北東アジア周辺諸国のきな臭い動向、それへの対峙が叫ば

れている。有識者会議(首相の意向を汲む、賛同する面々で構成)

なるものの答申も、その考えに沿う形でなされているが決して続投

理由の基本路線が理解されている、信任されている訳ではない。

真に信任を問うのなら早期の衆院の解散、総選挙で決着をつける

べきだ。レームラック(死に体)の安倍内閣にはその余力も今はな

い。自民党内からも喧しい投手交代が声高に叫ばれている。それ

は国民の望む声でもある。閣僚を斬り自分だけが生き残る遣り方、

続投は民意に反する。潔さの決断を促す所以である。最近の政治

風景を観るにつけ日本の未来を託すに政治家の恣意に任せてい

いものか、疑問を感ずる。選挙と言う国民の民意の総和が民主主

義を選択している以上、政治家に託すのは当然とは思うが、それ

にも増して選挙後の監視、見張り役、コントロールしていくのは有

権者の私達である事を一人一人が自覚して政治の行方を見据える

べきだと思う。・・・

●http://d.hatena.ne.jp/naha36/

●http://plaza.rakuten.co.jp/okinawanaha67/

●http://plaza.rakuten.co.jp/okinawanaha/