世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

野田政権 熟考の人事配置に驚嘆・敬服!

2011年08月31日 | Weblog
okhyt
党内融和を具現した人事配置に敬服。小沢グループに最大の配慮が伺える人事である。党の実権ナンバーワンに小沢氏側近の輿石東氏を据えた。更の補強として小沢氏に近い樽床した。強かな人事である。輿石氏は日教組出身であり組織を大事にする。従って当初は意見に食い違いがあっても最終的には組織に従う。そこまで読んでの野田氏の熟考が伺える。・・・そして二人を牽制する役目を担って登場したのが前原氏で政調会長に据えた。党のまとめ調整役も担う。前原氏は野党にも人脈が有り、その調整能力は高く買われている。野田氏が決定を下す際のご意見番を担う。舌を巻くほどの抜け目のない人事である。さて、閣内はどうか。・・・小沢氏推薦の海江田氏留任。小沢氏を尊敬する鹿野氏も留任。ここでも小沢氏に最大の配慮が伺える。海江田氏は経済に明るく日本の現状を経済面で打開し、原発問題でも経験を生かして上手く処理してくれるものと野田氏は留任を決めた。鹿野氏は日本が抱える対外貿易での最大問題TPPと農業問題を上手く処理しれくれるものと鹿野氏に期待を託して留任を決めた。巧みな人事である。内閣のスポークスマンの官房長官には岡田克也氏を内定(外相との噂もある)。野田氏とは盟友でありツーカーの仲である。官房長官には最適任者である。小沢氏、鳩山氏のグループに配慮する一方、前原グループ、菅グループ、自身の野田グループにも目配せをした強かな熟考・熟慮した人事である。ただこの人事配置が上手く機能するかは、やってみないと分らないし未知数も多々ある。特に野党対策には苦慮することが予想される。前途多難な船出になるが野田氏の温厚な人柄には衆目の一致するところ。容姿端麗・風貌のルックスを度外視して真に一国の最高責任者としての政治力でこの国難を打開して救国の主となってもらいたい。国民の期待が大きく懸っている。


民主党代表選での野田氏の勝因!

2011年08月30日 | Weblog
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各候補の前評判では、いち早く名乗りをあげた野田氏が優位に立っていた。ところが党内最大グループの小沢派と鳩山派が海江田氏を推すことになって形勢が逆転した。案の定、第一回投票では海江田氏143票、野田氏102票となった。ところが双方とも過半数に達せず再投票で海江田氏177票、野田氏215票で野田氏が逆転当選した。・・・事前に決選投票のシナリオを描いていた岡田氏の思惑通りになった・・・。即ち、「決選投票になったら、『非海江田』で票を集中させたい」と、29日朝の国会内で開かれた菅首相グループの会合での江田法相の呼びかけで、了承をとりつけた。「反小沢」での一致である。党内では「海江田氏が1位となるものの、過半数には至らない」との見方が大勢だった。そこで江田氏は、野田、前原両陣営に「決選投票では野田、前原両氏のいずれかが上位になったら上位の候補に投票する」という事を事前に打診し、両陣営も「当然の行動」と了承した。その背景には、党内に、前原氏が首相になったら、世論の支持をバックに<早期の衆院解散・総選挙に踏み切るのではないか>との警戒感が広がっていたからである。その事が、野田氏が票を伸ばす結果に繋がった。又、藤村修幹事長代理は、鹿野農相の選対本部長である大畠国土交通相に対し、決選投票での「野田、前原、鹿野連合」の実現を要請した。それも受け入れられた。その他の要因も多々あるが野田氏の温厚な人柄と理路整然とした力量が勝因になった。岡田幹事長の描いたシナリオ通りになった。


民主党新代表に野田佳彦氏”恩讐を超えて”!

2011年08月29日 | Weblog
nodasi
怨念の政治を超えたところに民主党の存在価値がある。一致団結が新生民主党の在るべき姿だ、と代表選時から訴え新代表兼総理に就任した。野田氏の信念の勝利である。海江田氏も頑張ったが一歩、及ばなかった。これからは文字通り代表選を戦った海江田氏、前原氏、鹿野氏、馬淵氏、共々、怨念を超えて協力体制を築くべきである。正に“恩讐の彼方に”光明が有り民主党の真価が発揮できる。これからは、親小沢VS反小沢の構図を引きずらず古い体制を払拭し新生民主党を構築すべきである。そして国民の期待に応える事である。・・・国民の切望は喫緊の重要政策をスピード感を持って実現し全員野球で汗を流してほしい事である。これが国民の新野田政権に期待する政治課題である。 政治が冷めた眼で観られたら政治不信が増大し無関心層が増えるだけである。そうなっては世界の孤児になり台頭する新興国に後れをとって日本の未来発展はない。政治は国民の幸せを実現する事にある。新たに発足する野田政権には期待を裏切らず実行内閣を構築して国民の要望に応える事である。

菅政権の主な政策課題!

2011年08月28日 | Weblog
khtre
●消費増税と社会保障改革
 2010年の参院選で「自民党が掲げた<消費税率10パーセント>を一つの参考にする」と訴えたが、大敗で議論を一時封印。民主党内の反発も強く、11年6月の社会保障と税の一体改革は「10年代半ばまでに段階的に10パーセントまで引き上げ」という表現になった。

●環太平洋経済連携協定(TPP)
 10年10月の所信表明演説で交渉参加検討を表明。今年6月に交渉参加の是非を決める予定だったが結論を先送りした。

●原子力行政とエネルギー政策
 東京電力福島第1原子力発電所の事故を受けて、原発への依存度を減らす方針を表明。経済産業省から原子力安全・保安院を分離と原子力安全庁を新設する方針を決定した。

●東日本大震災からの復旧・復興
 6月の復興構想会議の提言を受け、7月に政府が復興基本方針を決定。本格的な復興に向けた11年度第3次補正予算案の編成は次期政権で、となった。

●国家戦略局の設置
 「政治主導」の柱だった<国家戦略室>を局に格上げする法整備は断念。戦略室の役割は二転三転した。首相官邸に内閣参与やチームが増え、かえって混乱した。

●米軍普天間基地問題
 普天間基地を名護市辺野古へ移設するとした鳩山政権時代の日米合意を引き継いだが、地元の理解が得られず停滞。目標だった14年までの移設は断念した。

●対中外交と中国漁船衝突事件
 元伊藤忠商事社長の丹羽宇一郎氏を中国大使に任命し、経済重視の対中外交を掲げた。10年9月の尖閣諸島付近での中国漁船と海上保安庁巡視船の衝突事件で、船長を釈放し、批判を浴びた。

●北方領土問題
 10年11月のロシアのメドベージェフ大統領の北方領土訪問を<許し難い暴挙>と非難。今年5月の日ロ首脳会談でも平行線を辿った。

前原氏VS海江田氏 前原氏苦戦?!

2011年08月27日 | Weblog
kuytr
脱小沢派の急先鋒 前原氏が排除された。当然と言えば当然である。党内きっての閣僚経験の豊富な御仁であり政策通である。国民的人気も高い。・・・でも政治の世界は非情である・・・。高邁な理念や信念、信条、理論を持っていても<数の論理>には勝てない。それが政治の世界であり現実である。第三者的には、どうにでも批判し言える。非情な政治の世界を知らない庶民的感覚で捉え揶揄しても、うんともすんともならないのが“現実の政治の世界”である。自民党時代から政治の中枢でキーマンを観てきた小沢氏は自身もそうであるが、“数(金力も・・・)の力”を嫌というほど見せつけられ、分かり、体得してきた御仁である。日本の政治家では、その点、傑出?した稀有な存在である。<悪者の代名詞>が小沢一郎である(政界から抹殺されるべき存在である、と政治通・識者は言うが・・・)。でも、いくら “悪のレッテル” を貼られても、揺るぎない存在が小沢一郎氏であり、そのステイタスであり真骨頂である。・・・さて、前口上は、それくらいにして小沢・鳩山の連合軍が推す<海江田万里氏>は、どういう戦略で代表選を勝ち抜こうとしているのか・・・。この日本をどういう国にしようとしているのか・・・。大なる理想と理念を掲げて戦う戦略に出ないと勝目はないのでは?・・一方、前原氏に他が結集すれば前途は混沌として見通せなくなる。前原氏は国民的人気はあるが今回は民主党の衆参両議員398の投票で決まる。だからウカウカできない。・・・一方、野党は静観している様に見えるが内心、穏やかではない。昨今の政界の動向が民主党代表選に集中し野党の存在が希薄になっているからだ。何れにせよ、国民の耳目を集めている代表選(首相選)である。今日は27日(土)、明後日29日(月)が日本の未来を決める日になる。期待しよう。


民主党代表選 やはりキーマンンは小沢元代表!

2011年08月26日 | Weblog
uhgde
やはり党内最大勢力を誇る小沢元代表の率いる130余の党員がカギを握る。鳩山元首相率いる党員とタッグを組めば鬼に金棒、揺るぎない大勢力だ。雨後の竹の子の様に乱立している代表選出馬群はドングリの背比べで傑出した御仁が居ない。しかも支持者は小数である。投開票当日まで小沢・鳩山軍団が支持を先延ばしすれば当日まで混沌として行方が分からない。政治通は史上最低の代表選(総理選)と揶揄する。さもありなん、と納得する。この非常時、被災者・災害救援時に政局絡みの代表選(総理選)は時期が時期だけに困惑する。一刻も早く代表を選出し即刻、被災地(民)救援に当ってもらいたい。それが最大最速の新首相(内閣)の遣るべき事である。期待しよう。

私の毎日の日課 “呪文”! 起床時と就寝時!

2011年08月25日 | Weblog
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毎日の日課にしている。起床時に唱える。就寝時に唱える。一日2回である。

●起床時・・・
1.《「天地創造の神!全てに“ありがとうございます”》

2.《(母の実名を言って)全てに“ありがとうございます”(母の)関係者、全てに“ありがとうございます”》

3.《(家内の実名を言って)全てに“ありがとうございます”(家内の)関係者、全てに“ありがとうございます”》

4.《(長男、長女、次女の実名で)全てに、“ありがとうございます”(長男、長女、次女の)関係者、全てに“ありがとうございます”》

5.《(孫たち一人ひとりの実名を唱えて)全てに“ありがとうございます”(孫達の)関係者、全てに“ありがとうございます”》

6.《(知人、友人、親戚、同級生、職場の上司、同僚等々・・・)全てに“ありがとうございます”(彼等の)関係者、全てに“ありがとうございます”》

※:“心身ともに“健康”である!“を 1.~6.に付け加えて唱える。

●就寝時・・・
①1.~6.までに「一日が素晴らしい日だった事」に感謝して就寝する。

②明日が“素晴らしい良き日”になる事を唱えて、信じて、床に就く。

※付記:以上が私の毎日の日課にしている。毎日が気分、爽快で充実した日々を送っている。“ありがたい”。全てに“感謝”の心で接している。うっとおしい日も嫌な気分の日もあるが、それは、全て、水に流して、努めてプラス思考で日々を過ごしている。 文末に再び言おう!唱えよう!・・・           ―― “ありがとうございます”―― と・・・。

民主党代表選 前原氏出馬で戦略見直し!

2011年08月24日 | Weblog
2011-08-24 22:08:54
出馬が見送られる公算が強かった前原氏が出馬を決めた。そこで、これまでの各陣営の戦略が大幅に見直される事になった。特に先陣を切って出馬を表明した野田氏は前原氏の後押し後援を要請していただけに大番狂わせになった。本命視された総理候補だけに、その痛手は大きい。でも国民の視る目は確かだ。野田氏では知名度も実績も希薄で今一もの足りない。それに引き替え前原氏は過去の民主党代表の実績がある。国民的人気もある。国民の期待は大きい。鹿野氏やその他の候補は、未知数で実績もない。ドングリの背比べで、然したる理念や抱負も感じられない。期待薄である。前原氏なら正道の政治を全うしてくれる期待がある。野党、特に自民党にとっては手強い候補である。さて、政局の行方は今週にピンポイントして民主党代表選に凝縮される。今週が眼が離せられない。

円高関連に対するアナリストの見方!

2011年08月23日 | Weblog
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●為替
A氏・・・1ドル=74円~79円  欧州財政問題や米景気の減速懸念に伴い、逃避先通貨とされる円が上昇しやすい展開は続きそだ。年末にかけて米景気指標が改善すれば、次第に円安・ドル高方向に転じるが、当面は円安になる材料は乏しい。

●株式
B氏・・・8300円~9500円  FBRのバーナンキ議長が追加金融緩和に言及するなら、投資家心理は落ち着く。そうでない場合は「催眠相場」となり一段の円高が進む。日経平均8000円割れの懸念も残る。

●商品
C氏・・・金1トロオンイス=1750ドル~1950ドル(ニューヨーク先物)米国のさらなる金融緩和観測や欧州債務問題を背景に、金は上昇基調を維持する公算が大きい。米金融政策の変更など大きなイベントがあれば2000ドル超えもあり得る。高値でも宝飾品などの需要が減っていないことも下支え要因だ。

●債権
D氏・・・0.85パーセント~1.15パーセント  9月にはFRBが追加緩和策を打ち出す。円高がさらに進んで日銀も追加緩和に踏み切るため、9月末にかけて長期金利は低下を続ける。米中景気指標の底入れによって年末には上昇に向かう。



民主党代表選出馬予定者の円高に対する意見!

2011年08月22日 | Weblog
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●野田佳彦氏・・・政府としてやるべきこと、日銀が金融面でやることがいろいろある。互いに適時適切に対応していきたい。

●馬淵澄夫氏・・・円高の最大の要因は日本の資金供給量が低いことにある。中央銀行や政府が一体となって取り組む必要がある。

●海江田万里氏・・・日本の産業が空洞化する。政府は断固とした措置をとるべきだ。日銀もさらなる金融緩和をすべきだ。

●小沢鋭仁氏・・・思い切った金融緩和など長いスパンで対策に取り組んでいくべきだ。

●鹿野道彦氏・・・(円の最高値更新について問われ)私が今、軽々に申し上げる事ではない。

●樽底伸二氏・・・米国債の格下げをきっかけに進んでいる日本経済の危機を克服することが重要だ。

●前原誠司氏・・・協調介入が望ましいが、他国はそんな状況ではない。それなら日本の意志をもっと毅然と示す事があっていい。



「原発はいらない」の小出裕章氏に賛同!

2011年08月21日 | Weblog
kiuya
小出裕章氏の著書「原発はいらない」に賛同する者である。一気に読んだ。さすが専門家である氏の主張に全面的に納得し賛同する者である。焦眉の件は“原子力”と“核”は同じもの、と明快に論じた件である。<原発と決別することは、被爆国の人間である私たちの責務です>ときっぱり指摘し主張している。原発推進論者に読ませたい一書である。更に詳細を論じた文言は・・・「メルトダウンに始まり、広域にわたる放射性物質の飛散、農畜水産物から暫定基準値を超える放射性セシウムが検出・・・。次々と明るみに出る新事実。しかし、これらはすべて福島第一原発事故が起きた時か予測されていたことだった――。放射能汚染が日本全土に広がる深刻な事態のもと、我々は何を信じ、どう生き抜き抜けばよいのか。原爆と原発の恐ろしさを経験した日本人にとって、今、最も必要な答えがここにある」・・・と警鐘を鳴らしている。一読に値する良書である。原発推進論者の鼻を明かしたい一書である。

遠い追憶の彼方から今 蘇る“世界文学!”

2011年08月20日 | Weblog
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何か忘れている? 何か忘れている様な気がしてならない。朝、目が覚めぬ内から胸騒ぎがする。可笑しいなあ、と思いつつも、ふわふわーと寝床の中で一人もがく。えいーと起きて顔を洗い、目を覚ます。さあ、今日も一日、良いことが起こる日になるぞーと元気づく。・・・ざっーと、そういう風に朝の儀式は始まる。・・・そうだ! 何時か夢に見たあの遠い追憶の彼方から蘇った<文学>の数々。特に「世界文学」が今、想起し蘇ってきた。 トルストイも、ドストエフスキーも、モーパッサンもゲーテ、シェークスピアも・・・。トルストイの「戦争と平和」を熱心に?読んだ記憶がある。あの頃は、争って読んだものだ。兎に角、読んだよ!が合言葉になっていた。今考えると赤面ものである。難解で膨大な分厚い本を理解し体得できすはずがない。若さからくる見栄がそうさせたのである。読んだよ!と得意げになるのが当時のステイタスであった。・・・しかし今は違う。本気になって読もうと思っている。今なら理解できるはずだ。時間的にも余裕が出てきたし、じっくり読める。もう一度、本気で読んでみようと思っている。・・・ゲーテの「若きウェテルの悩み」、「ファウスト」。シェークスピアの「ハムレット」、「ロミオとジュリエット」。セルバンテスの「ドン・キホーテ」。トルストイの「戦争と平和」、「アンナ・カレーニナ」、「復活の馬車」・・・。ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」、「罪と罰」。モーパッサンの「女の一生」。マーガレット・ミッチェルの「風と共に去りぬ」。カフカの「変身」。アンドレ・ジイドの「狭き門」。ロマン・ロランの「ジャン・クリストフ」。チェーホフの「桜の園」。ゴーリキの「どん底」。マーク・トウェンの「トム・ソーヤの冒険」。イブセンの「人形の家」。スタンダールの「赤と黒」。ボッカチオの「デカメロン」。魯迅の「阿Q正伝」等々。・・・挙げたら限がない。今度こそ真に理解できるはずだ。真剣に読んでみようと思う。

夢幻泡影を超えた現在“今”を「是」とする!

2011年08月19日 | Weblog
iuyh
現在、今が、“最高の至福”と考え、思うのが<是>である。卑近な文言は「たのしい!」、「うれしい!」、「ありがたい!」を一日三唱するのが日課としている。そうしたら、ほんとに“最高の至福”が訪れる。―― ある類書からヒントを得て実施している ――。時々、忘れる事もあるが、努めて1日に三唱する事にしている。気持ちの上でも理に適った遣り方であると思っている。一日の始めと就寝時には、その他にも私事、私流の呪文?!を唱える事にしている。それは次回に紹介する。さしあたって、現在の“今”が<至福の時>である、と思い念じて一日を過ごしている。・・・

※付記:「夢幻泡影」とは・・・“夢と幻と泡と影”即ち、「一切の存在が実体を持たず“空”(くう)であることを、たとえる。人生のはかいことのたとえ(<金剛般若経>に基ずく)


日本人の美意識“幽玄”の世界!

2011年08月18日 | Weblog
ikhuy
<静かで深遠な奥深い世界>とでも言えるのか、試行錯誤するが明快な応えは無い様な気がする。人それぞれの受け止め方でいいにではないのか、と思う。かつての平安末期の歌人 藤原俊成や、その子の定家が「新古今和歌集」や「千載和歌集」で、それなりに定義している。<幽玄>から<妖艶>へ、そして「幻想性」へと高めていった。室町期の世阿弥は「幽玄」は“夢幻”である、と言い切った。彼は、過去から現在、未来へと一連の時間軸を考え《幽霊》、《鬼》、《精霊》がシテ(主役)となり、ワキ(シテの相手役)の見る夢として「夢幻」を考え、その手法を“夢幻能”と定義した。・・・即ち、“幽玄”とは<夢幻>である、と言ってもいい、と・・・。そういう事を勘案し網羅すると、「幽玄」=「夢幻」も日本人の美意識の一側面である、と理解してもいいのではないのか、と思う。

日本人の“職人気質”が事物の本質を極める!

2011年08月17日 | Weblog
ikjhy
日本の職人の手先の器用さは世界の認めるところである。それだけではない。物事の本質に根差した眼力と真摯な態度がそうさせたのである。中小企業の職人が生産するあらゆる部品は天下一品、他の追従を許さない。それ等の部品なしには、如何なる機械・器械も製品化、完成できない。今回の東日本災害で部品が調達できないが故に世界の関連企業がストップした。日本でも東北は中小企業の部品生産の一大地帯であったからである。長い年月で培われた技術は“職人気質”となって今日に引き継がれている。あのジャンボ飛行機の部品の殆どは日本のメーカー製である。NASAの宇宙船でさえ重要部品の殆どは日本製である。―― 小さな町工場で生産された部品である ―― 名も無き中小企業の職人の手によるものである。テレビ等で紹介されて初めて知った。その底力は、本物である。世界企業を支える日本の<職人気質>は、我が日本の誇りであり今後も側面から支援して育てたいものである。