世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

日中首脳会談 「戦略的互恵関係」の推進で合意!

2009年04月30日 | Weblog

北京訪問で麻生首相と中国の温家宝首相との会談が29日行われた。

    ――中国を公式訪問 北京人民大会堂で温家宝首相と会談した ――

朝鮮が再度、核実験と弾道ミサイル発射に踏み切ると警告した問題で、6カ

国協議再開へ向けて協力することで一致した。麻生首相は温家宝首相に対し

「北朝鮮に大きな影響力を持っている中国が役割を果たしてほしい」と要請。ま

た、温家宝首相は麻生首相が靖国神社の春季例大祭に真榊(まさかき)を奉

納したことを念頭に「靖国問題は国民感情にかかわる為、適切に処理してほし

い」と不快感を示した。それに対し麻生首相は「歴史を直視し、未来を志向する

立場は何ら変更はない」と応答した。・・・今、世界中を震撼させている新型イン

フルエンザについては、世界的規模で感染拡大が懸念されている事にその防

止への情報交換を行い連携を強化することを相互に確認した。経済、環境、国

民交流では、「戦略的互恵関係」を発展させることで合意。又、「日中ハイレベ

ル経済対話」を6月7日に東京で再開する事などを決めた。詳細は以下・・・

●団体旅行に限られている中国から日本への観光ビザ(査証)を個人旅行でも

出来る事を決めた。連動して羽田空港と北京首都空港を結ぶチャーター便を1

0月に開設することを決めた。

●環境面では、中国の黄砂・酸性雨対策の技術協力を盛り込んだ「日中環境・

省エネルギー総合協力プラン」を新たにスタートさせることも確約した。

■「北朝鮮問題」については、中国政府と緊密な協力で、国連安保理で議長声

明を出すことができた。北朝鮮は強く反発しているが、過剰に反応することな

く、抑制的に対応することが重要だと述べた。温家宝首相も、関係各国が大局

的見地から冷静な態度を維持していくことが重要だと述べ6カ国協議は曲折は

あるが、粘り強く自信を持って困難を克服することが重要だと賛同を表した。

■「新型インフル」については、温家宝首相は、日中両国では感染したケース

はないが、防止については大いに重視している。日中両国で協力して対処して

いきたい、と述べた。麻生首相も国民の冷静な対応が大切である。迅速な情報

開示、情報伝達、検疫強化に努力したい、中国とも情報交換、予防対策で協

力していきたい、と答えた。

■「日中関係」については、麻生首相は、日中両国は大局観を持ち、<戦略的

互恵関係>を構築していくべきだ、と開陳した。対する温首相は、関係発展の

為に<政治的な相互信頼>が大切である、両国は今後も尚一層、努力しない

といけない、と同調した。

■「歴史問題」については、温家宝首相は、<歴史問題>は非常に敏感であ

り、特に 靖国問題 は国民感情に関わる為、適切に処理してほしい、と要請し

た。麻生首相は、歴史を直視し、未来を志向する立場は何ら変更はない、と回

答した。

■「食の安全」については、<ギョーザ事件>の早期の真相究明を強く望む、

と中国政府に要請したのに対し温家宝首相も今後、日中当局間の協力を強化

し、一日も早く決着をはかりたい、と答えた。

■「東シナ海ガス田」については、麻生首相は、早期に実務交渉を開始するこ

とが大切だ、指導力を発揮して対応してほしい、としたのに対し温家宝首相も

事務レベルで引き続き意思疎通を図っていきたい、答弁している。

■「核軍縮」については、麻生首相は、オバマ政権が誕生し、ブッシュ政権とは

若干、異なる米政権の変容に対応する事を述べ、核兵器を削減していくために

中国も協力してほしい、と要望したのに対し温家宝首相も中国は核軍縮を積極

的に支持している、と述べ、双方の合意をみた。 ・・・

日本の次期政権との関わりで、日中の今度の合意が、どう変容していくのか、

気になるところである。

 


細田幹事長 民主党への挑発発言は失笑もの!

2009年04月29日 | Weblog

細田幹事長の発言の数々・・・

1.「若葉マークの車で、吹雪の中を走るようなものだ。今日のクレーンじゃな

    いが、ちょっとしたことで倒れて、けが人が出る」・・・犠牲者の感情を逆なれ

    する無責任な発言である。民主党を皮肉ったものの様だが心ある国民から

    の痛烈な批判は免れない。露骨な挑発は御やめになった方がよい。

2.「09年度補正予算案を通し、定額給付金もちゃんといただいて、麻生政権

    も良くなったという時に選挙をやればいい。初心者(民主党)に(政権を)渡

   すわけにいかない」と余裕たっぷりに言ってのけた。民主党を初心者扱いす

    るあたり反動が返ってくる事を覚悟しなければいけない。

3.「拝啓 小沢代表殿」・・・「なぜ、逃げ続けるのでしょうか、地方行脚の時間

    がおありなら、国民のためにぜひお受けいただきたい」と党のホームページ

    (HP)で党首討論を呼びかけている。ここでも挑発的発言は更にエスカレー

    トしている。政権担当能力を皮肉っている様だが逆効果を招きかねない発

    言である。

4.「民主党内での考え方がバラバラで、一本化できない事情も容易に推察で

    きる、参院第1党なのだから、ぜひリーダーシップを発揮していただきた

    い」、と挑発発言の連発は続く。

この様な発言の数々は衆院選を有利に導く方策としか考えられない。ある種の

焦りを感ずる。断末魔の足掻きか?・・・ 微小ながら麻生首相の支持率は上向

いているが、どの党に政権を担当してもらいたいのか、の世論調査では民主党

と回答している。この分析をどう受け止めているのか、あらぬ慢心は命取りに

なる事を覚悟すべきである。定額給付金、追加予算、数次の補正予算の成立

等々で優勢に立とうとしているが、何せ膨大な税金の投入だ。膨大な財政出動

で、そのツケを後世に先送りする。その穴埋めに消費税の増税が待っている。

民主党を初心者扱いする前に細田幹事長こそ、膨大な財政出動後の後始末

についての詳細な説明責任を果たすべきである。それが無いと失笑ものであ

る。


老老介護と茜色の夕焼けこやけの赤とんぼ、そして自殺!

2009年04月28日 | Weblog

施設の許可を得て、久々に認知症の母を連れ出し夕日の見える丘に登っ

た。勿論、介護車・ウイールチエア(車イス)での登頂である。そこから見下ろす

風景は、あの幼少の頃の郷里の原景が彷彿と蘇って来るのを想起させる。見

渡す限り一面に敷き詰められた人家が、人恋しさの郷愁を誘う。あの家では幸

せいっぱいの人々が今日も夕食のテーブルを囲んで話が弾んでいるだろうな

あ、と思うと我が身が摘まされる。人の幸、不幸は誰が決済するのか、あまり

にも不公平ではないのか、そう叫びたくなる心境に駆られる。この母も数十年

前までは健常で気丈な方だった。でも何時の頃からか、お店(日銭店)の収支

決算が出来なくなりガスの消し忘れが、ひどくなった。遂に認知症と診断された

のである。あれから数十年、介護施設を渡り歩き現在の施設にお世話になっ

た。介護士の方々の献身的な世話で、健常の頃の母の姿が、かい間、見られ

る様になった。家族としては大変、有りがたく感謝している。ここの施設に入所

して、良かったと思っている。・・・政治の貧困が齎すものか知らないが“老老介

護”で身も心も疲れ果て一家心中、連れ添いを殺し自分も果てていく、そういう

報道に接する度に我が身も摘まされてくる。そういう事態が、痛い程、よく分か

る。介護、特に“老老介護”の身になってみれば、家族の在り方が問われてく

る。誰が面倒をみるべきか、だとか、親の面倒は兄弟姉妹が平等に世話すべ

きだ とか、・・・骨肉の争いを超えた処に真相は有ると思うのだが・・・。赤の他

人の介護士は仕事だとはいえ、献身的な労苦に頭が下がる。肉親以上に心身

のケアを通して意思の疎通を図っている。“ほんとに、ありがたい”の一語に尽

きる。喧しい世の中に、子殺し、親殺し、肉親殺し、が日常茶飯事的に報道さ

れると、親とは? 子とは? 肉親とは? とあらためて考えざるを得なくなる。

“老老介護”に疲れ果て無理心中を図って逝ってしまった方々、その心中を察

すると胸が張り裂ける思いがする。恩讐、怨讐を超えた処に人倫、人の道は有

る様な気がしてくる。あの夕日に色染めた茜色を視ると 人恋しい 慕情を抱く。

夕焼けこやけの 赤とんぼ が 空に舞う姿からは、“自殺”という字句は見当た

らない。程遠い処にあるからだ。何故に、そう急ぐのか、この人生を、暫し見つ

めて、立ち止まる事は不可能なのか、全ての人に問いたい。人生の終末は誰

にだって何時しか訪れる。その日が来るまで気丈に、健気に、人生を全うする

事を考えようではないか! 命を断つ事を、しばし、待ちたい。 母を、じっと見

つめ、涙が滴り落ちるのを堪え切れず、この母の子として、この世に生を受け

た事を誇りに思った。そういう心境を抱いて帰途に就いた次第である。母よ!

何時までも長生きしてくれ、そういう心境に駆られた現在である。・・・

 


衆院選前に日本の経済社会の長期ビジョン提示を!

2009年04月27日 | Weblog

“百年に一度”、という文言が独り歩きをしている。誰が言い出したのか、

重たい現実を言い表している様に受け取られている。確かにその実感はヒシヒ

シと生活の全てに圧し掛かっているが、どうも内実が今一、はっきりしない。使

って便利な文言を生み出したものだと、感心はする。“百年に一度・・・”と言わ

れると全てが是とする錯覚におそわれる。悲惨な現実打開の為だと、膨大な財

政出動を是認してしまう。次期政権に丸投げし後始末を置き土産にする。そう

いう麻生政権の焦りが、追加予算、数次の補正予算の連発で国民の歓心を買

い、次期衆院選を有利にする。もう政権の末期症状を呈しているとしか言いよ

うがない。小沢民主党の敵失を手玉に取り攻勢をかけているが、日が経つに

つれその効き目は遠のく。名古屋市長選を制した勢いは漸次、民主党に有利

に働く。復権の兆しが見えてきた。民主党不利の趨勢を払拭する勢いが戻って

きた。これからが民主党の正念場である。内部に爆弾を抱えたまま選挙戦に

突入するから尚更である。かかる眼先の解決に与野党とも翻弄されているが、

大事なものを見失っている。4か月を切った衆院選まで、じっくり時間を掛けて

取り組むべき重大な課題は、これからの「日本の経済社会の長期ビジョン」の

策定である。時間的にも無理かもしれないが、それ抜きにしては通れない喫緊

の課題である。双方が対案を出して論議を戦わす事を望む。国民に視える形

で論戦を展開してほしい。それを拠り所に次期衆院選の投票行為を決める。

遅きに失した感はあるが早期の提示を切望する。“中福祉、中負担”、では到

達目標が視えない。政策は視える形で提示するのが基本である。是非、国民

に納得のいく政策の提示をお願いしたい。

 


民主党推薦 名古屋市長選 河村たかし氏 初当選確実!

2009年04月26日 | Weblog

32年ぶりの国政選挙の前哨戦、名古屋市長選、与野党の激突に、初勝

利を確実にした河村たかし氏(60歳)が当選確実になった。民主党推薦であ

る。自公民推薦の愛知県連、公明党県本部が支持した元中部経済産業局長・

細川昌彦氏(54)、愛知県商工団体連合会会長・太田義郎氏(65)(共産推

薦)、アルバイト・黒田克明氏(36)の無所属新人3人が立候補していたが知名

度の高い河村氏が接戦を制した。河村氏は「市民税の10%減税」を掲げ自転

車戦術で幅広く支持を訴え当選を確実にした。市長の退職金廃止、給与引き

下げ等、行政改革を訴え幅広い支持を取り付けた。小沢秘書献金疑惑で劣性

に立った地方選での初の勝利を勝ち執った。来る衆院選の前哨戦とあって与

野党が凌ぎを削って取り組んだ結果の勝利である。やはり民意は健全だった。

長期の惰性的、慢性的政権運営では日本の政治の正常化は保障されない。

部分的修正の連続では真の抜本的改革は不可能である。斬新で機構の根本

的改革なくして真に政治の刷新は有り得ない。河村たかし氏の当選は、そうい

う意味でも希少価値がある。地方の地道な改革から全国の改革は敷衍する。

地方の政治こそ全国改革の先導役である。地方の改革なくして全国の改革は

ない、そういう意味でも今度の名古屋市長選は日本の今後を占う価値ある選

挙戦となった。民主党にとっては政権交代の追い風となった。麻生首相の笑顔

が、消える日も真近の予感がする。8月説が囁かれる衆院選も憶測を越えて

現実になりつつある。与野党を超えて非常時だからこそ早期に民意を問う選挙

を実施すべきである。引き延ばしは麻生政権の延命には決して繋がらない。小

手先の法案等の多出で政治の主導権を握ろうとする自公民・与党を演出して

も、もう、民意は是としない。国民に見透かされている。政権交代の衆院解散

総選挙を国民は切望している。 政府・与党よ! 法案の乱発で政権運営能力

を誇示しても国民は見切りを付けている。国民に見透かされている。一日も早

い衆院解散総選挙で民意を問う事こそ現政権の喫緊の優先事項である。国民

の総意である。河村たかし氏の当選は今後の地方選を占う先導役となった。

っ晴れ!・・・


草 剛さん 頑張れ!再起を願う 捲土重来だ!

2009年04月25日 | Weblog

人間、誰だって過ちを犯す。理由は、いろいろ有って千差万別だ。古今東

西、歴史上の人物だって酒のうえの失態は枚挙にいとまがない。まだ34歳

だ。再起は充分ある。・・・大人だって、ふとした弾みで取り返しのつかない事を

仕出かす。でも、・・・でも、と??が付く。特に草 剛さんは、独特のキャラで

あるが故に尚更、疑問符が付く。あれ程の国民的超人気アイドルだ! どうし

て、どうなっているんだ、という疑問符だ。ストレスも溜まっていただろう。スケジ

ュールに追われる毎日だっただろう。人気者ゆえ、過密の日程で多忙な日々だ

っただろう、・・・と察しはつく。国内は勿論、海外でも超人気者である。特に韓

国では英雄並みの持て方だ。それ故に落胆も大きい。ファンにしてみれば、ど

ん底に落とされた気持ちだろう。あの清楚で清廉なイメージの草 剛さんが? 

と思うと、居ても立っても居られない断腸の思いだろう。報道でも日夜、詳細が

報じられているので割愛するが、もう、過ぎ去った事だ。この事件を契機に誠

実に反省して捲土重来を期すことだ。まだ若い。これまでよりも数十倍の努力

で、この汚点を払拭する事だ。ファンは、一日も早い立ち直りを願っている。特

に夢を与えるアイドルには尚更、自戒し自重して仕事に勤しんでほしい。一国

民として、その事を切望する。・・・全国民が今後の草 剛さんの一挙手一投

足を見守っている。その事を忘れずに全てに精進してもらいたい。

 


民主党 3親等内「世襲」制限を政権公約に掲げる!

2009年04月24日 | Weblog

23日 民主党は同一選挙区から3親等内の世襲制限を政権公約に

掲げる方針を正式に決めた。― 政治改革推進本部(本部長 岡田克也副代

表)の総会で ― 。地盤、看番、資金の従来からの踏襲を打破し選挙の公平性

を担保する、とした。次期衆院選の政権公約・マニフェストに掲げる事を確認し

た。3親等以内の親族、親、子、配偶者等が同一選挙区からの立候補を制限

する法案を今国会に提出する。党則で規制する案も考慮する、としている(憲

法との関わりで)。政治資金規正法改正案も親族に政治団体(資金管理団体)

を引き継がせない事を盛り込んだ法案を提出する。それに付いては党所属の

全国会議員のアンケート調査に基づいて来週中に最終、決定する。1年後、3

年後、5年後 の3案を基に調整して決定する事にしている。・・・同テーマに関

しては、自民党は厳しい選択を余儀なくされている。賛否両論が相半ばして激

論が展開されている。世襲議員が民主党より圧倒的に多いからである。憲法

に抵触する、と反対派の意見が多いのも見逃せない。この際、与野党を超えて

叡智を出し合って選挙の中立性、公平性、公明性を担保する良い案を生み出

して次期衆院選に備えてほしい。期待する。

 


民主党 直轄事業負担金廃止と1兆円の地方負担軽減を公約!

2009年04月23日 | Weblog

民主党の分権調査会は、道路、河川、ダムなど国の直轄事業の地方自

治体負担金を廃止し、約1兆円の地方負担を軽減する地方分権に関する報告

書をまとめた。・・・

         ― 衆院選のマニフェスト(政権公約)に盛り込む方針 ―である。

         ・・・「霞が関の地方支配を解体し、地域主権を確立する」・・・

と宣言。全国に約1800ある市町村を、最終的に300程度の基礎自治体に再

編する。国や都道府県の権限と財源を大幅に地方に移譲して地方分権を確立

する、としている。政権獲得から5年-10年後に市町村を700-800にする

ことを当面の目標にする、と打ち出した。負担金廃止に関しては、直轄事業の

要性を検証すると同時に地方交付税を減額しない措置を執る。国の出先機

を原則廃止し国道、河川など直轄事業の大部分の権限と財源を地方に移管

る。そういう案を22日決めて報告した(報告書にまとめた)。

●国の役割は・・・

1.“外交と治安”

2.“社会保障制度”に限定(根幹部分に限定)

※基礎自治体の権限の規模は、現在は人口<70万人>(政令市と同等の権

   限を要件とする)を、<30万人>程度にする仕組みにする。

※中央省庁の紐付き<個別補助金>を全廃し自治体が自由に使える様にす

   る。使途を自由に決められる一括交付金とする事にし、財政面でも地方の

   自立を目指す、としている。

※財政の健全性を確保する<監査制度>の充実や<議会の機能強化>な

   ど、行政の監視を強める制度も盛り込まれている。・・・

この民主党案(報告書)では自民党との政策の違いを鮮明にして新たな地平を

切り拓く事が予感される。自民党政権では巨大な官僚組織の抵抗に合い実現

不可能な政策を民主党案(報告書)では可能性を感じさせる。政権交代で新基

軸を切り拓き政界を刷新してもらいたい、という希望を感じさせる報告書になっ

ている。期待したい。

 


伝統文化の発掘・掘起と再生・復活で地域の格差是正を!

2009年04月22日 | Weblog

都市と地方、正規社員と非正規社員、中高年と若者、世代間の格差、勝

ち組と負け組・・・挙げれば限がない。指摘されてから久しい。官民挙げてその

是正に奔走しているが成果が上がらない。市場原理・経済による規制緩和の

負の遺産である。一部の識者の指摘では、ネオコン・新保守主義は終焉を向

かえ新たなる枠組みが登場する、と。グローバルスタンダードは知のフレーム

の新生で激変すると先見の明を披瀝している。私も同感する一人である。日米

同盟を基軸とするスタンスには近未来、変更はないものと思う。軍事力、経済

力、資源力等においてここ数十年は圧倒的に米国が優位を保持している。台

頭する新興国 中国やインド、ロシアでも現時点では米国に分がある。でも米国

一辺倒の従来の日本のスタンスは変更を余儀なくされる時期にきている。・・・

知のアンテナを四方に広く張り巡らし日本の近未来に適合する枠組みを再構

築する必要性が迫られている。右往左往する事なく熟慮・熟考すべき時期に来

ているのではなかろうか。一国独自の政経枠組みの構築では最早、通用しな

い。全ての事象は枝葉末節に至るまで世界の事相・事象・事態と連動している

からである。何れにせよ資源小国の日本は資源加工を堅持しつつも人材と技

術・サービスで世界と互角に渡り合わなければならない。諸々の手法を取り入

れつつ生き残りを賭けなければならない。翻って国内の格差縮小も平行的に

解決すべき喫緊の課題である。地方、過疎地といえども生活は おろか生存さ

へ保障されない窮地に追い込まれている。政治はそこにこそ光を当てなければ

ならない。同時に地域自体も自助努力で生活の糧を得るために生き残りを賭

けて必死に開拓する智慧を出して新たなる地平を切り拓くべきである。その取

っ掛かりが地域に埋もれた“伝統や文化”の発掘であり、再生・復活である。ど

の地域にも祖先が営々として築き上げたその地域独自・独特の文化があり伝

統がある。そのオンリーワンを目指して再生し復活させ全国にアピールして、

当地に足を運んでもらう事である。<地域の再生・復活>は地域の手で、を合

言葉に推進すべきである。全国に公募してアイディアを募り広告する。地方紙

を駆使すれば記事として取り上げ無償で掲示してくれる。智慧の出しどころで

勝負を賭ける。先進県の事例が数多あるので、それも参考にして活用すれば

オンリーワンの秀逸の事例を生み出せる。例えば企業流出に悩む大阪府に、

かつては「天満天神繁盛亭」がオープンし賑わいをみせていた。これも観光客

誘致の起爆剤となった。上方文化の伝統を取り戻した例である。5000万人の

観光都市 京都でも更なる誘致で工夫を凝らし商議所のハイテク企業が「小倉

百人一首文化財団」を設立し“時雨殿”を嵐山にオ-プンした。地域の伝統的

文化力に注目した創設・創出である。過疎に悩み閉鎖寸前の村落が再生する

切っ掛けは、その地域独特・独自の伝統文化の掘り起こしに賭ける情熱であ

る。アイディアでの勝負である。もう一度見直そう! 吾が村の文化を! 伝統

を! 復活の鍵は、そこ等に幾らでも転がっている。掘り起こそう! 祖先伝来

の“吾が村の希少価値の文化を”!! 離島・山村出身の私の願いでもある。・・・

 


山崎 拓氏、又もや女子軟式野球の復活と啓蒙に売名行為!

2009年04月21日 | Weblog

政権交代に危機を感じて、あの手この手の売名行為を乱発している。テレ

ビを最大限に利用しての売名行為そのものを演じている。政権交代に危機感

を募らせ、最後の悪足掻きを演出している。・・・みっともない・・・。国民は又か、

と冷めた、冷ややかな眼で見ている。女子の野球の復活を、大義名分を翳して

の大げさな復活表明に国民は違和感を募らしている。解散総選挙を念頭に微

小の内閣支持率向上に一喜一憂して有頂天になっている自民党・・・。ほほ・・・

又か、と表明したい衝動に駆られる。可笑しい、の頂点に達している。翻って現

時点では、どの政党に政権を任せてほしいか、との問いに民主党に任せる、と

の回答が今でも多い。自民党を凌駕している。それでも浮足立って有頂天にな

っている。こういう自民党の体質に今後も政権を任していいものか、疑念、数

多、で、有る。もう、こういうパホーマンスは演じてほしくない。有らぬ疑念を抱

かせるだけだ。自民党の幹部、有識者よ! 解散総選挙のこの時点で大げさ

なパホーマンスは逆効果にしかならない。その事を肝に銘じてほしい。国民は

冷静な眼で政治家の一挙手一投足を眼力 鋭く見つめている。その事を忘れて

はならない。民主党の敵失に乗じて、浮かれ、有頂天になるのも束の間であ

る。有権者は、兎に角、政権交代を切望している。小沢献金事件で民主党のダ

メージは大きいが、それでも政権交代を望んでいる事には変わりはない。解散

総選挙が何時、あろうとも有権者は今度こそ民主党政権の誕生を切望してい

る。最大の理由は長期の一党独占的政党に飽きているからである。幾ら政策

で勝負、と言っても、表明しても、国民は一党独占に飽きている。潔く政権を譲

るべきである。と言うより国民は次期選挙に民主党を選択するであろう。自公

民の方々、暫し、お休みなさい、と、これまでの労を労いたい。御苦労さまでし

た。・・・


5月衆院解散6月総選挙 遠のく8月が現実味を帯びる!

2009年04月20日 | Weblog

公明党は東京都議選(7月12日)に鑑み1か月の選挙期間がないと戦え

ない、という事情がある。逆算すると5月解散6月総選挙は、とてもではないが

現実的ではない、としている。その事に関し太田昭宏代表や公明党幹部は麻

生首相との直談判を数度にわたり交わしている。首相の考えは明らかにしてい

ないが7月の主要国首脳会議(サミット)の後を模索している。公明党として

は、7月12日以後だったら是として容認する構えである。連動して幹部も景気

が底打ちする8月頃がその時期ではないのか、と示唆している。首相と官邸と

公明党は近時に寄り合っているが自民党選対は、些か異を唱えている様であ

る。古賀自民党選対委員長は 補正を早期に成立させて5月解散、6月総選挙

を3月頃から主張している。即ち―― 5月15日解散、5月26日公示、6月7

日投票 ―― と構想を描いていた(4月27日に補正予算案を国会に提出する

予定)。麻生政権の支持率も上向きに転じている、補正予算や追加経済対策

が功を奏する頃(8月説)、一気に解散総選挙に打って出た方が得策だとの読

みもある。試算どおり行けばそれにこした事はないが 政治は一寸先は闇 であ

る、定石通りいくとは限らない。民主党の敵失を踏まえての安易な対策では、

勝ち目はない。現時点でも、何処の政党に政権を担当してもらいたいか、の問

いには、自民党よりも民主党との回答が多い。予断は命取りになる。自民党も

民主党も現時点では互角である。余すところ4か月の間に情勢がどう変わって

いくのか、双方の鬩ぎ合いは今後も熾烈を極める。この非常時に真に、国民の

為に、どの政党が貢献し寄与してくれるのか、確かな眼で見極め投票行為をし

たいと思う。

 


賢明な国民は政府与党の選挙目当ての政策に迷わされない!

2009年04月19日 | Weblog

政権末期の乱打の政策に迷わされない! 悪足掻きを露呈し、これでも

か、これでもか、と拙速な政策を次々と打ち出し、それに伴う膨大な財政出動

を行っている。そのツケを後世に先送りしている。ほんとに、これで良いの

か?・・・冷静な眼で凝視したい。政治は浮ついた巷の人気執りの類のものであ

ってはならない。ミーちゃん、ハーちゃんの一時の刹那的人気、風潮に裏打ち

された事態で左右されてはならない。ポピッリズムに左右されては真の民主主

義は実現しないし定着しない。国民は、その事を良く分かっている。あの小泉

旋風に翻弄された歴史の教訓に学び、今後に生かさなければならない。端的

に言えば、ワンフレーズの「自民党をぶっ壊す」で扇動し、洗脳され、“ポピュリ

ズム”に翻弄された過去の歴史に学ばなければならない。その教訓を今に、生

かさなければならない。選挙のタイミングとか、不利になる事件・事故の前後の

選挙はタブーであるとか、古今東西を問わず戦略・戦術は過去の歴史の反省

の基に定着しているとか云々・・・。思うに昨今のKYの類で右往左往する風潮

の事態だけは避けたい。日本国民の民意、真意、は、そこまで地に落ちてはい

ない。有らぬ勘ぐりで嘆く識者も居るが、私はそうは思わない。・・・否、寧ろ、世

界水準からして知的能力の水準は、日本国民は世界の最先端をいっている、

と確信している。だから選挙に際しても賢明な判断を下して投票行為を行うと

思っている。それが“日本国民の矜持でもある”。心情的に左右される行為は、

もう、日本国民には当てはまらないし通用しない。それが日本国民の 自負 で

ある。政治の世界は闇に包まれてはいるが、心ある政治家は私利私欲を離れ

て真に国民の為の政治に没頭している健気な方も居られる。そういう方を応援

し支援したいと思う。あの霞が関の巨大な官僚機構をぶっ壊し真に日本の政治

を根底から変革・改革する方を政界に送り出さなければならない。そういう意味

でも次期衆院解散総選挙は日本の将来を左右する大事な一戦となる。虚心坦

懐に澄み切った眼で政治の現状を凝視し真の政治家を送り出したいと思う。微

力ながら そういう方を応援し支援したいと思う。・・・昨今、頻りに、そう思えてな

らない心境である。


小沢代表 党首討論拒否は現時点では是である!

2009年04月18日 | Weblog

“政治は、一寸先は闇”、自明の理で自己に不利になる様な事態は避ける

のが当然である。どんな大義名分を翳しても政治家には“政治的判断”が優先

される。全国紙等で今国会での党首討論を拒否している小沢代表の態度を非

難しているが今の時点では拒否も、やむをえない。政府提案の党首討論の呼

び掛けだが魂胆はミエミエしている。政策論争で国民に信を問う、というのが政

府・与党の言い分だが当然、小沢氏の秘書逮捕・起訴の問題を集中攻撃してく

る事は間違いない。政府・与党は総選挙を念頭に、後半ではその事、一点に絞

って、一気に攻勢を懸け様との魂胆が伺える。大義名分の、政策での鬩ぎ合

い、で、国民に信を問う、どちらの政策が国民にとって是かを問う、としている

が、小沢秘書事件と、この政策論争とは別個の問題である。小沢氏も秘書問

題は全国行脚で説明責任を果たす、と言明している。この様な事情下で拒否し

ているのであって逃げているからではない。党首討論とは別個の問題だと捉え

ている。・・・党首討論を拒否する小沢氏の態度を 議会軽視 と某全国紙は批

判しているが、大義名分としては是でも政治家としての戦略では個々の政治家

の判断に任せるべきである。それが政治家の政治家の執るべきスタンスであり

所以でもある。建前論では現実の政治の世界は語れない。論評・評論するの

は、報道機関、マスコミの任務であるので、ご自由に、というところだ。・・・党首

討論の骨子を政府の「新経済政策」(4段ロケット)の評価や北朝鮮の「ミサイ

ル問題」等をどう評価するか、出席して説明責任を果たすべきだ、と、批判して

いる。民主党が党首討論を拒む理由も挙げている。即ち、「首相が衆参本会議

や委員会に出席した週は、原則として党首討論を開かない」という与野党の申

し合わせがあるからだ、と。野党がその申し合わせを持ち出すのは本末転倒

だと批判している。・・・一国民としての見方は、双方の立場の相違、政治家と

報道機関の受け手と攻めの関係、にある、と捉える。政治家は政治家としての

戦略と戦術で自己の立場を考え対処する、当然のスタンスである。政府の「新

経済政策」の評価も北朝鮮の「ミサイル発射問題」も党としての見解を出し国会

で論戦を展開し国民の信を問う、としている。最高責任者の党首討論もその一

環である。国会では国会としての議員の総力で論争し地方行脚では説明責任

を果たす、それも責任の執り方である。批判される理由はどこにもない。追加

経済政策と数次の補正予算が効果を上げるのを政府は期待しているが、800

兆円余の赤字を先送りして更に財政出動して財政再建(規律)よりも喫緊の経

済対策が最優先と喧伝する麻生政権には疑問が数多、残る。勿論、何らかの

効果が出るのは予算規模からして当然である。事業規模100兆円余を注ぎ込

んでの対策が、効果が薄いとあっては後世にツケを先送りする事になりその方

が責任は重大である。自公民が今後も政権与党となる確証はどこにもない。次

期政権に埋蔵金を空っぽにしてバトンタッチし膨大な赤字を垂れ流して逃げる

事になる。それで、良いのか、麻生首相よ! 疑問、数多、続出である。もう、

いい加減にせんか、と言うのが国民の偽わざる率直な意見であり、感想であ

り、訴えである。次期衆院選での自公民が勝てるという保障は、何処にもない。

相は、その事を肝に銘じて今後の対策を執るべきである。最近は、あまりに

も浮かれすぎである。敵失を”錦の御旗”に振りかざしてゴリ押しする遣り方に

国民は納得しない、そういうスタンスには反旗を翻す事になる。心したいもの

である。

 


祝!イチロー 世紀の記録達成まで、あと1勝!

2009年04月17日 | Weblog

張本氏の記録3085安打とタイ記録になった。今日にも新記録達成であ

る。イチローなら出来る! 日本中が否、世界が、その瞬間を待っているの

だ。昨日のあのグランドスラム、万塁ホームランは眼の覚める様な鮮やかな弧

を描いて万員の観客席に飛び込んだ。世紀の瞬間である。シアトルの夜空は

あまりにも美しくイチローのホームランを大歓迎した。祝福に駆け付けた張本

氏も興奮ぎみに こんなに早く達成しるとは流石、世界のイチローだ、と絶賛し

た。野球評論家も世界の王さんも長嶋茂雄巨人軍名誉会長も称賛を惜しみな

く送った。イチローの戦暦を振り返ってみよう。イチローの大記録への歩み、軌

跡・・・

●初安打・・・092年7月12日、ダイエー戦の5回、木村から右前打。

●プロ初本塁打・・・野茂から打てて良かった、と。

●史上初のシーズン200安打・・・やっぱりうれしかった、と。

●中越え3塁打(403試合目)は歴代7位のスピード。

●プロ初サヨナラ2塁打

■その他、省略

守って良し、走って良し、打って良し、の3拍子揃った選手はイチローを置いて

他に居ない。天才イチローの面目躍如というところだ。あの空中を芸術的な弧

を描いて落下する打球は正に夢の魔球そのものである。イチローにしか出来な

い至難の業であり至芸である。今日の新記録達成が待ち遠しい。全国紙、地

方紙も挙って一面トップに大々的に報じた。閉塞感漂う昨今に明るい朗報を齎

した。久々の憩いの一時であった。あのピートロズを凌駕する世紀の記録ま

で、あと一息だ! ガンバレ!イチロー! 君なら出来る! 日本中が否、世

界中が、その瞬間を待って切るのだ!!・・・


自民党よ!永久に一党独占の政権政党に居座る積りか?!

2009年04月16日 | Weblog

政策で判断してもらう、と大義名分で喧伝しているが、一時期を除き半永

久的に日本の政権を独占してきている。野党の不甲斐なさもあるが、あの手こ

の手で政権に、しがみついているとしか思えない。外交と追加経済対策、数次

の補正予算等々の連発で政権担当能力を誇示し一党独占を顕現しつつある。

ほんとに日本の政治は、これで良いのか国民全体で考えてみる必要がある。

政策集団・政策勉強会等々の名目で従来の派閥が形を変えて、コップの中の

争いを演じている。一例として国家公務員制度改革に観る事が出来る。反麻生

派とかいう集団が名乗りを挙げて小手先の修正を明示している。その他、数年

先の事まで、経済政策とかいう名目で連鎖的に勃興?し、個々の集団で審議し

ている。恰も、もう衆院選に勝利し今後とも、政権を担当し、政権与党の先取り

としか思えない事態を演じている。民意なき麻生政権がその資格があるのか、

甚だ疑問である。既成事実をつくり上げ今後も半永久的に政権を担当すると言

わんばかりの態様、有り様である。将来の明確な国家ビジョンを策定し国民に

明示して審判を仰ぐ、それが民意を得た政権が喫緊に遣るべき筆頭の事であ

る。民意を得ていない政権が遣るべきことではない。そういう意味からも早急に

解散総選挙を実施し晴れて民意を得た政権が恒久的な政策を策定し国民の

審判を仰ぐべきである。そして、この非常事態にスピードを持って世界に先駆

け先手、先手を打って、政策を実施し実を上げるべきである。東京都議選の日

程等を睨み、解散総選挙を模索している向きもあるが党利党略を超えて5月解

散6月総選挙を実施すべきである。一説によると都議選後の8月説も囁かれて

いるが、国民には、そんな事は、どうでもよい事であり、馬耳東風である。その

事よりも現自公民政府・与党と対峙できる野党勢力の結束が喫緊の為すべき

課題である。大同団結し小異を捨て大同につく事を目指すべきである。そして、

政権を奪還する事である。将来の日本の為にも、もう、後へは引けない緊急事

態である。そいう自覚で野党勢力の結束を図り猪突猛進、邁進すべきである。

政権奪回を期待する。