世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

良質な情報と優秀な人材が質を決定「国家安全保障会議」!

2007年02月28日 | Weblog

完璧な良質の入れ物を創っても中味が粗雑では何の役にもたたない。国家の安全保障に関する国民の生命・安全・財産に関わることには尚更である。昭和61年に設置された類似の<安全保障会議>が先例である。決定の追認に終始した。審議事項が「防衛計画大綱」、「武力攻撃事態対処」の諮問に限定された。参加閣僚が多かっただけに形骸化し追認するのが関の山だった。事務局スタッフも1,2年で出身省庁に戻る、首相が代わる度に元の木阿弥と化した。省益あって国益なし、が実態だった。その<安全保障会議>も米国のNSCを参考に設置され従来の「国防会議」を廃止しての改訂版だった。・・・今回はそれらの反省の上に立っての新設である。今国会での成立を目指している。・・・周辺国事情も激変した(北朝鮮の核、テロの脅威、中国の軍拡等々・・・)。国防・安全に関する必要性は益々、重要となった。今回の仮称「国家安全保障会議」の新設は現安倍首相の政権公約でもある。報告書によれば、その役割は・・・

●国防の基本方針・・・

1.外交・安全保障に関する長期戦略

2.複数省庁担当分野に関する外交・安全保障政策の決定

3.国家的緊急事態に迅速に対応その他、基本戦略・・・資源、エネルギー、海外経済協力・政府開発援助(ODA)、環境、人権、外交・安全保障上の重要事項等々

●構成員・・・首相(議長)、官房長官、外相、防衛相と国家安全保障担当首相補佐官(常時出席)、必要に応じ関係閣僚参加、事務局長(事務局員10~20人)、情報官・・・自衛官や民間の専門家からの起用も考慮

●会合回数・・・月に2回程度で頻繁に情報交換をする

■課題・・・米国大統領制NSCを参考に議院内閣制の日本版NSCの独自性の構築

1.外務省と防衛省の国家安全保障に関する共通認識と情報の共有(他省庁も同じ―情報を共有していなかった―)

2.事務局長は省庁間の調整力に長け強力なリーダーシップの発揮できる人材で省庁に有る情報を全て官邸に吸い上げる、事務局員は外交・防衛の専門家を据える

3.情報官・・・情報の分析力に長ける優秀な人材で情報そのものを透徹した眼力で良否、劣悪を見抜ける人を配置する、その情報官の力量で現実世界に生きて機能する日本のNSCになる

4.守秘義務・・・国家の機密に関する安全・防衛上の必要性から課しているが近隣周辺国に不要な警戒感を与えない配慮をすべきである

5.永続性・・・首相が代わる度に国家機関が短命で改廃されては有効に機能しない、連動して優秀なスタッフの養成に努めるべきである

6.首相のリーダーシップ・・・省益優先の縦割り行政を廃止し機動力ある臨機応変に機能する官邸主導の機構に改変した、最後は首相のリーダーシップが事の成否を左右する、是非、その目的を果たしてほしい。激変する世界に日本のリーダーとしての国際貢献を果す時期に来ている。・・・

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癒しの定番! ネット音楽で モーツァルト を聴く!

2007年02月27日 | Weblog

ヤフーかグーグルでモーツァルトを検索するとクラシック入門の画面が現れる。モーツァルト、ベートーベン、バッハ、ショパン、チャイコフスキー、錚錚(そうそう)たる音楽の大御所である。・・・

○一般愛好家向けには・・・

1.クラシック入門

2.J-POP入門

3.ロック/ポップス入門

4.ジャズ入門

5.ヒップホップ/R&B/レゲエ入門

6.クラブ/ダンス入門

1.~6.をクリックするとそのジャンルの音楽が聴ける仕組みになっている。その外、AllTime 浜崎あゆみ(浜崎あゆみ)、卒業ソングコレクション(卒業ソング大集合)、新世紀エヴァンゲリオン名曲集(新世紀エヴァンゲリオン)、All Time 川嶋あい(川嶋あい)、アーティスト総合ランキング(Yahoo!ミュージック総合ランキング)、J-ヒッツ!(ヒッツ!)、Scratch(木村カエリ)、14message~every ballad songs 2~(Every Little Thing),アニメヒッツ!(ヒッツ!)、ドラマヒッツ!(ヒッツ!)等々・・・

○初心者向けに用意されているジャンルは・・・

1.サウンドステーションとは?

2.サウンドステーションの利用環境

3.プレーヤーが起動しない

4.プレーヤーからログインできない

5.Macintoshでは使えない?

6.チャンネルと番組について

至れり尽くせりの利用環境である。しかも全ジャンル、無料で視聴できる。・・・因みに解説文をそっくりそのまま引用すると・・・

●クラシック入門・・・クラシック・ミュージックをもっと詳しく知りたい人にピッタリ!作曲家別に分けられた番組を聴いて、クラシック・ミュージックを極めるもよし。自分のツボを探すのもよし。誰もが知っているクラシックの名曲だけを聴きたい!そんなクラシック初心者にぴったりな曲を厳選してお届け!クラシック入門はここから始まります。・・・と解説されている。

●モーツァルト・・・古今東西のあらゆる音楽家のなかで、神様から最高の才能を与えられ、すべての人々から愛されているモーツァルト。天才モーツァルトの音楽は、欠点のないことが欠点であるくらいに完ぺきなもので、聴くだけで頭が良くなるともいわれています。・・・ベートーベン、バッハ、ショパン、チャイコフスキーは又の機会に紹介したい。・・・

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アーミテージ報告と日米と中国との未来構築!

2007年02月26日 | Weblog

2,000年の「アーミテージ報告」は01年に発足した現ブッシュ政権の対日政策の基調となった。即ち「対日・アジア戦略」の基となった。今回の「アーミテージ・リポート」はその改訂版にあたる。前回、同様、今回も日米同盟を基軸に据えて<対アジア戦略>をどう構築するかにその意義がある。不安定の弧でも特に中国(とインド)の軍事的・経済的台頭をどう牽制し対アジア戦略を最新に構築していくかに狙いがある。今回も日米が同盟の磐石の体制を堅持しその基盤の上に「懸念すべき態様」を3点挙げている。・・・

1.米1極によるアジア支配

2.米中共同管理構想

3.日米対中国の2極対立

中国、ロシア、インド等の大国が資源エネルギー渉猟に世界を席捲している現実に食指のまま座視しる事は出来ない。台頭しつつある「ナショナリズム」にも懸念材料が噴出する。かかる現状に如何に対処するか、対アジア戦略に米国は再編を迫られている。

1.米国1極によるアジアの秩序維持・支配は最早、不可能だ。

2.米中共同管理構想は民主主義の自由と人権の標榜と1党独裁の相反する思想の鬩ぎ合いで結果的に近い将来、懸念材料が噴出する可能性があるが、軟着陸の模索の余地も残されている。

3.日米対中国の2極対立は中国やアジア諸国にとって困難な選択を迫る事になる。

しからば、よりベターな方策は何か 価値観(民主主義の自由と人権等・・・)を共有する日米が基軸になり如何にして思想的に対極にある中国を最良の方向に軟着陸させかに懸かってはいるが、日本と米国と中国が対等のスタンスで良好な協調的関係を構築する事に尽きる。先のアーミテージ報告時は台湾問題や尖閣列島問題で相互に警戒感を募らせていた。日米同盟が強固に成れば成る程、中国は<中国包囲網>と受け取り一層の警戒感を募らせた。前回から今日までの7年間に世界情勢は激変した(特にアジア・東北アジア<北朝鮮問題>)。・・・先の6カ国協議では議長国として中国は重大な責任を背負い、その解決に奔走した。成功に導いた(途上にあるが)事は衆知のことである。靖国問題で懸念材料も日中間にはあるが例の「戦略的互恵関係」を確認しあっている。日米中の信頼関係が今後の成り行きを左右するが、疑心暗鬼が払拭された訳ではない。中国の軍備拡大、資源エネルギー渉猟、宇宙軍拡、国防政策の不透明等々・・・、懸念材料は山積している。前途は困難が予想される。かかる現状に相互のステークホルダーとして暫時、前進させていく以外に方途はない。今回のアーミテージ報告の意図は遠大で、インド、オーストラリア、ベトナム等も巻き込んで中国と互恵関係を構築していく事も視野にある。風聞によると次期米国大統領選にも狙いがあるという。民主、共和、どちらが政権を奪取しても米国の世界・アジア戦略は不変であるとのスタンスである。日本はアーミテージ報告を日本独自の視野で受け止め今後の対アジア外交に生かすべきである。・・・

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戦前の沖縄男性の三大事業は 家・井戸・墓を造る事!

2007年02月25日 | Weblog

幼少の頃、清貧に甘んじた生活が沖縄の大方の庶民の実態だった。その頃、先輩連がよく口にした。後輩よ!お前ら! 男になるには「ぬちじやー」(瓦葺の立派な家)を建てて家族を養う事が男子一生の仕事だ。家族を安心して生活させるのが沖縄男児の義務なのだ!まず初めに家を建てることが男の一生の仕事になる、と、滔滔と説教混じりに言ってのけたものだ。二番目に大事なのは「井戸」を掘る事だ。水がなければ物は食えない。深い井戸を掘ることは並大抵の事ではない。正に男子一生の仕事に値する。耳をそばだてて聞き入っていた先輩たちは神妙な恰好で頷いていた。幼心ながら私も納得したようだった。5、6歳の頃だ。戦争前までの沖縄では隣近所、親戚が相互扶助(沖縄方言で<ゆいまーる>)や模合(もあい)<沖縄方言で「むえーぐぁー」>で互いに助け合って生活していた。生活の知恵だったのだ。その頃、村落共同体が最大に機能していたのが沖縄だったのでは、と今にして思う。それも現在は薄れてきたのだが・・・。家を建てるにも井戸を掘るにも人件費・人夫賃は<ゆいまーる>と「むえーぐぁー・ゆーれーぐぁー」を充てていた。その代わりご馳走は、いっぱい出た。たらふく食えた。それが唯一の楽しみでもあった。贅沢は敵、食料の乏しい頃なので大人、子供たちは挙って飲食にだけは貪欲に意欲を燃やした。当の家では手間隙、時間を掛けて最大のもてなしをした。それが益々、共同体の絆を強くした。強固な結びつき、結束を齎(もたら)した。長閑(のどか)な田園風景がそこにはあった。日本の原景があったのだ! 三番目は「墓」を造る事だ。即ち、一番目が「家」を建てる、二番目が「井戸」を掘る、三番目が「墓」を造る、事が沖縄男児の三大事業だった。・・・今はどうか、家を建てる事は現在でも変わりはない。ローンを組んで長期間、支払いに苦心苦慮する。一家の主の義務である事に変わりはない。水資源は上下水道が完備し何不自由なく使い放題だ。たまの旱魃時、以外はそれ程、不便を感じない。さて、「墓」だ。あの世の「終の棲家」、<お墓>はどうか、手頃で市販されている。数百万円で手に入る。母も高齢で、何時、あの世行きになるか知れない。生前に購入しておくのが義務だ。働けど働けど、ままならぬ、のが現実だ。普段からの準備が怠れない。その事だけには頭が痛い。沖縄男児の三大義務を戦前の風習に準えて怠らない気概だけは持っておこう!・・・年齢が進むにつれて現世と黄泉の国の事も考えなければならないと思案すると自分も歳を取ったなあ、と一抹の寂しさと不安を感じる。でも、世界一の長寿の国、日本だ!しかも日本の中の長寿県(女性は世界一、男性は日本では23位)なのだ。鷹揚(おうよう)に、ゆったりと構えて、この世の春を楽しみ、満喫しよう!?・・・今からが青春だ!との気概で!!。

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裕次郎も戸惑う「錆びたナイフ」が<錆びた機械>に!?

2007年02月24日 | Weblog

連鎖反応の怖さだ! 類が類を呼ぶのか、不用意な発言が又、飛び出した。 戸惑いを感じたのは私一人ではあるまい。あれ程、国会で罷免問題まで発展した柳沢発言! パッシングの最中に又しても出たのだ。今度は土佐の高知の島崎市議の女性蔑視の発言が!・・・(暴言と受け取られても致し方あるまい)・・・。もういい加減にしてくれんかのう! 辟易(へきえき)した国民の口からは愚痴の一つや二つは出ても仕方がない。芋づる式にこうも噴出したら政権も風前の灯 短命だ!支持率の下落が留まることをしらない安倍内閣にとっては致命傷もいいところだ!ほんとに箍(たが)が緩んでいるとしか思えない。自民内部からも不満が続出していると聞く。早くも次期政権の噂が俎上に上っているとか・・・。件(くだん)の高知市の島崎市議だがテレビで弁明した。私は本音しか言わない。思ったことを言ったまでだ。国会議員ともあろう者が一地方議員の発言に目くじらを立てるのが可笑しい。弁解とも弁明ともつかない開き直りに国民はどう思ったのか気になる。責任ある地位にある為政者が支持者・世論のバックがあるとはいえ、あまりにも不用意な発言だ!潜在的に常套的に信念として堅持しているから誰 憚(はばかる)ことなく自然に出た言葉ではなかったのか!そう推測(邪推)されても致し方ない・・・。前例を十分噛み締め国民や世論の批判を受けない様にするのが支持者に対しても国民にも対しても責任ある態度だと思う。責任を果す事になる。ごたごたした政権党・自公民に又しても火種を植え付けた事になった。国民はもう、頼りなさを感じている。4月の統一地方選や7月の参院選が気になる。かかる失態が政権に影響がなければいいのだが、と他山の石として思う・・・。与党、野党が互角に組んで正々堂々と「政策」で争って政権を維持するか奪取するかで白黒を付けてほしい。内政外交の瀬と際にある日本が未来に明るい展望が拓けるような施策を講じて民心を安定させてほしい。その為には個人的なスキャンダルで時間の空費・浪費をせず「政策」そのものに時間を費やし政策論争で国民に信を問うてほしい。かの裕次郎も草葉の陰で苛立ち嘆いているかもしれない。哀愁込めて歌った日本人の心の歌「錆びたナイフ」が<錆びた機械>になっては浮かばれない。心して政治に邁進してほしい。・・・

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健常時の 母の「叱責」と認知症の<穏やかな微笑>!

2007年02月23日 | Weblog

働き盛りの母!大声で、時には静かな 諭すような声 で、大の大人の吾が子をよく 叱責 した。あの勇ましかった頃から月日は大分、経った。衰えいく母の体を案じながらも、まだ、健常な心身を頼もしく傍目(はため)にしながら、まだまだ大丈夫、と自分に言い聞かせながら健康そうな母を誇らしく静観してきた。・・・あれから歳月は走馬灯の様に過ぎ去った。ある日、突然、コンロの火の消し忘れ、部屋の消灯忘れ、外出時の、玄関の鍵の掛け忘れ、食事を摂った直後の再度の催促!その他、常識外れの言動が頻繁に起こるようになった。医師の診断を受けさせた。痴呆症の初期症状だと診断が下った。老人保健施設、グループホーム、老人ホーム、特養老人ホーム等・・・足げく回る日々が続いた。そして今の高台で見晴らしの良い場所に落ち着いた。施設の方々は家族以上に日々の細かい生活の面倒から健康状態を綿密にチェックして万全を期してくれる。全幅の信頼を持って、安心して任せられる。ありがたい!! 私は仕事の合間を縫って少なくとも1週間に1回は必ず、施設を訪問し母の様子を見舞いに行く。一見、健康状態がどうなのか、直ぐ分かる。ああ、今日は上々だ!と安心する。その時は数十分で帰る。今日は、ちょっと具合が悪いな、と思ったら数時間かけて話の相手になり落ち着かせてから帰宅する。看護士や掛り付けの医師とも話し合って、お願いしてから帰ることにしている。私の顔を見ると直ぐに、「何しに来た!?」と常套語を放つ。「うんうん、遊びに来た」という。当初は「見舞いに来た!」と世間の常識の範疇で応答していた。訪れる度に同じ「何しに来た!」と無表情で問う!?ので、私も何時しか「遊びに来た!」と応える様にした。すると初めて納得したような落ち着いた穏やかな表情で応じるようになった。経験則である。・・・想起するのが健常時の険しい真剣な剣幕な怒鳴り声は、いま何処へ、人が変わった様な変身である。あの怒鳴り声が今は聴かれない。一抹の寂しさを覚える。今はただ、穏やかな微笑で迎えてくれる!  <怒号と微笑!>という対極にある位相だが、その根底は同根である。母の心情は健常時と今も変わりなく子を思う気持ちは永遠に不変である。何時までも長生きしてくれ!その心情は私も永久に不変である。宇宙・地球史の気の遠くなるような、ほんの一瞬の時間帯(100年余)の生存期間に貴女の子として生まれた偶然・必然の巡り合わせを森羅万象に感謝します。そして子々孫々に貴女の遺伝子が、DNAが、永遠の生命体として受け継がれていくのです。無意識の意識ではなく能動的に意識的に自覚しての今の心情に達したのです。その為の勉強期間だったと思っています。無自覚の自覚ではなく意識的自覚で辿り着いた今、声を大にして「おっかさん!ありがとう!」と誰、憚(はばか)ることなく断言します。「ありがとう!」を!! この世の別れが来るまで貴女を見守り捧げます。・・・<感謝の言葉を真心込めて!>・・・

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グローバリゼーションとナショナリズムの相関関係!

2007年02月22日 | Weblog

「グローバリゼーション」の言葉は国家や国境を越えて物流が自由に移動する地球規模の様態を表す言葉だった。1,990年代以降の多国籍企業の活動による経済のボーダスレ化や衛星放送、インターネットによる情報の普及を称して<グローバリゼーション>というようになった。いうところの「ワシントン・コンセンサス」で実質的な<アメリカ化>である。経済が先行した為、負の結果として経済競争による国家間、国内の<貧富の格差>が拡大した。その証左が2,001年の G8イタリア・サミット による大規模な市民デモである。――反グローバリゼーションの左右両派――即ち労働力と資源で生み出された商品、サービスが国境を越えて自由に移動した結果、「世界の均質化」を齎(もたら)した。当然、反動として「反グローバリゼーション」が台頭してくる。綿々として築いてきた祖国の、祖先のアイデンティティーに関するその国の、地域の、<伝統文化が破壊>される可能性である。この様に「反グローバリズム」にも両派があって左派は「環境破壊と経済・社会的格差」の主張であり、他方、右派は「国家や地域の伝統文化の破壊」を阻止する "ナショナリズム" の立場からの<反グローバリゼーション>である。この様な「グローバリゼーション」を先導しているのが「米国政府、国際通貨基金(IMF)、世界銀行」で自由主義の拡大・敷衍と世界経済の均質化の推進である(<ワシントン・コンセンサス>による「アメリカ化」)。・・・標語「<グローバルな思考>と<ローカルな行動>」は グローバリゼーション の二面性の表現・・・。翻って冷戦が終結しその構図がくずれた1,990年代以降は「グローバリゼーション」と「ナショナリズム」の二大潮流となった。その関係は表と裏の関係にある。「グローバリゼーション」は<国家・国境を否定した世界の均質化>であり 伝統文化や地域の否定 である。その対極に 国家の権益、自己の生活権益、伝統文化の擁護 がある。卑近な例では<ネオナチ>の再来が典型。<ナショナリズム>には「侵略型」(アメリカの新保守主義による)と「防衛型」(国、地域社会をグローバル化から防衛する)、「地域型」(地域共同体を保守する思想)に類型化できる。 ナショナリズムの<共通項>は「他民族、他の地域共同体の住民とその文化を排除する思想」であり、例の「民族浄化」が最悪の例である。「大量虐殺」に繋(つな)がった。近時のイスラム原理主義によるテロ行為も一種の西欧文明に対する<ナショナリズム>と観る事ができる。・・・日進秒歩にグローバル化する過程で生ずる「新ナショナリズム」の台頭を牽制し警戒感を堅持して阻止する運動を展開しなければならない。喧騒怪奇な世相を観るにつけ複雑な心境で座視するスタンスを執ることが精一杯のささやかな抵抗である。・・・日本にとってのかつての負のイメージが付き纏う「国家主義」のイメージを想起しながら・・・

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官僚と闘う 竹中流戦略・方途 を支持する!

2007年02月21日 | Weblog

小泉劇場の終焉で政界はサプライズが無くなり面白味がなくなった。魅力が無くなった。自民党を敵に回し、あえて抵抗勢力を意図的にターゲットにして張り合った小泉流手法・・・。単発!ワン・フレーズで単純明快で分かりやすさを演出し政治をワイドショー化した。その手法の是非は問わない。政治を国民に解放し惹き付けた功績?を、讃えたいのである。その影の演出者が他ならぬ竹中平蔵氏である。小泉前首相の大胆不敵な言動の源泉に竹中氏の存在があった。次のサプライズは、と何を言い出すか期待する様になった。安倍政権はどうか、 やる事、成す事が全て裏目に出た。勤勉実直なるが故に正攻法の手法が面白味に欠けた。無党派層は言うに及ばず意識層も政治離れの現象を呈してきた。小泉亜流・同質的スタンスでもいいから政治への集約力が高まればと思い探索していた矢先に「Voice3月号」に元閣僚の竹中平蔵氏の『官僚をねじ伏せるケンカ術』が投稿されている。一気に読んだ!うーん!これだ!! 安倍政権に必要な喫緊の手法はと、藁をも掴む思いで、全閣僚に是非、読んで実行してほしいと思った。今日のブログに選んだ由縁である。・・・端的にいうと改革を推進するのに既得権益を死守する官僚の抵抗が最大の障害になる。そこで編み出されたのが「竹中流戦略のケンカ術」である。

趣旨は【官僚がいる→(官僚の背後に)族議員がいる→(族議員の背後に)→(既得権益をもった)業者と個人がいる。それらが一丸となって<改革を阻み反対する>】

そういう構図が出来上がっている。この一連の悪の連鎖を断ち切る事から改革はスタートする。単純明快である。氏の推進する・・・

●『改革を進める4つのプロセス』・・・

○第一は「アジェンダ(議事日程・議題)の設定」、

○第二「アジェンダに基づく基本方針の決定」、

○第三は「制度設計を行い法制化する」、

○第四は「合意形成」

である。それに基づく具体的手法が述べられている。・・・官僚にしてみれば上司の大臣や閣僚は「お客さま」で短期間の腰掛を温める存在である。長くて3ヵ年。平穏無事に過ごしてくれる方がいちばん有り難い。官僚がいちばん喜ぶのは大まかな方針だけ決めて後は実務家の俺たち官僚に任せて欲しいというのが本音である。好き勝手な事が自由にできるからである。理想論をぶち上げる大臣も彼らからは喜ばれる。「改革の実現が不可能」だからである。竹中語録に「戦略は細部に宿る」等の事例が数多ある。戦略細部の手法がVoice3月号に事細かく記述されている。是非、参考にしてほしい。官僚と政治家の見事なバトルが活写されて明快・明解である。胸のすく思いがする。近年、稀に観る論考である。抽象的理想論ではなく実践的実務的即戦力の手法が端的に述べている。素人が読んでも面白く理解できる。一読を薦めたい。「裏部隊の重要性」とか「諮問会議は議論する場ではない」、「<完全民営化>と<完全に民営化>の違い」等々・・・個々人のスキャンダルに持ち時間をフル稼働する(竹中氏の意を汲んでの解釈、政治倫理の重大な問題を孕んでいるのだが)よりも「あくまで<政策>を主戦場とせよ」等の語録がある。参考になる論考である。安倍晋三内閣の今後の方策に注目していきたい。・・・

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経済指標で現在の世界経済を概観・俯瞰する!

2007年02月20日 | Weblog

今日から明日にかけて日銀は金利について審議するが、利上げはしない、との予測であるが予断は許されない。金利政策は私達の生活を根底から揺るがすだけに眼が離せない。その金利を含め基礎的「経済指標」を理解する事は国内、国外の経済の動向を観る上で欠かせない。そこで基礎的諸経済指標を概観・俯瞰しておきたい。各種の経済指標のうちでもGDP(国内総生産)の伸び率(経済成長率)は現状を知るうえでの有効な手掛かりとなる。・・・

○「GDP(国内総生産)」・・・一定期間内の国内で生産された付加価値の総額。・・・

※<名目GDP>と<実質GDP>がある。

△「名目GDPの成長率」・・・物価上昇率を考慮しない伸び率で表面的な経済成長を示す数値。

△「実質GDPの成長率」・・・物価上昇分を差し引いた伸び率で経済成長の勢いを端的に示す数値。

◎「1人あたりGDP」・・・GDPをその国の人口で割った数字で示される。

※日本の場合は『GDP÷1億2千万人=45,059億ドル(2,005年)÷1億2千万人=4,505,900,000,000÷120,000,000人=45,090÷12=37575・・・で「3万7千5百75ドル」で日本円に換算(110円)すると<37,575×110=4,133,250>で413万3千250円、<約415万円>になり世界で第2位になる』

※かつては外国で働く日本人の稼いだ生産量も算出した指標「国民総生産」(GNP)が使われたが現在は国外を除いた<GDP>が「経済指標」として使われている。その他の主な「経済指標」は以下の通りである。・・・

●CPI(消費者物価指数)・・・消費者物価の伸び率を示す指標で<インフレ率>ともいう。マイナスになると「デフレ」になる。

●外貨準備高・・・貿易収支、経常収支が黒字になり直接投資による国外からの資金が流入すると外資が増加する。その外貨準備高は現在、「世界第2位」だが中国に抜かれ直近では「中国が第1位」である。

●経常収支・・・貿易・貿易外収支を算出し最終的収支状況を示したもの。

●貿易収支・・・外国との輸出入額の収支を示した数字。米国が巨額の赤字を出し逆に日本と中国が莫大な黒字を出している。

●失業率・・・一国の経済動向を示す重要な数値で雇用統計はその国の指標になる。米国は農業従事者を除いて算出している。

●住宅着工戸数・・・住宅は諸々の産業が関わり経済統計の参考になる。

●鉱工業生産指数・・・鉱業や工業セクターの生産指数の伸び率が<統計指数>となる。その数値の上下で、下がると「株価」が下落する要因となる。

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かけがえのない人生の記録 自分史 を書く(終章)!

2007年02月19日 | Weblog

7.社会人時代  

○勤務先名と所在地・部署・環境

○仕事内容・配属と選定理由

○寮・アパート・下宿と出来事

○初任給とボーナス

○所属長・上司・同僚名と交友

○性格・職場での評価

○勤務、異動等・・・

○趣味等・・・

○恋愛と苦悩

○成人式と出来事・感慨

○転職の有無と理由

○仕事の満足度

○仕事上のトラブル・挫折・成功

○ケガ・事故の有無と健康

○社会人と家族関係

○将来の希望・抱負と苦悩8.独身・結婚時代

8・結婚

○出逢いと場所・エピソード

○初印象等・・・

○デートの場所と思い出

○交際中の出来事

○プロポーズの言葉と感想

○プレゼントとその思い出

○媒酌人と結納の日時・場所

○結婚式の日時と場所・挙式

○披露宴の日時と場所・招待客

○新婚旅行とエピソード

○新婚生活の場所・家屋の様子

○経済状態・家計・収入

○新婚生活の様子と感想

○当時の社会状況・世相

9.出産

○初産とその時の気持ち

○初産の準備と心がけ

○産院名と場所

○子供(全員)の生年月日・干支

○誕生の様子(安産・難産)

○誕生時の身長・体重・血液型

○誕生時の気持ち、周囲の様子

○命名者とその由来

○育児の苦労話

○お宮参りと行事と出来事

10.子供の成育

○初節句の思い出

○七・五・三の思い出

○よく遊んだ場所・施設等

○保育園・幼稚園の思い出

○保育園・幼稚園の友達・先生名

○お稽古事の有無と様子

○教育方針としつけ

○子供に対する期待(小学校)

○子育ての苦労

○反抗期の様子と苦労

○宿題と思い出(小学校)

○ケガ・事故と健康の様子

○子供(全員)の好物(小学校)

○心身の発達と成長(中学校)

○子供の学校生活(中学校)

○進学問題とその時の苦労

○子供の様子(高校)

○子供の就職と独立

○子供の結婚と親の気持ち

○子供への期待

11.家庭生活(夫婦)

○新婚から最近までの愛情の変遷

○夫婦の危機と原因

○妻(夫)の長所・短所

○子供の自立と家族構成の変化

○転居・新築等の住まいの変遷

○成し遂げた事業(仕事・出来事)

○妻(夫)からのプレゼントその有無

○家族旅行の思い出

○子供の独立後に始めた趣味等

○孫の誕生とその時の感慨

○家族の健康・自己の健康

○幸・不幸・事故・災難・出来事等

○定年を迎えての気持ち

○夫(妻)が定年を迎えた時の気持ち

 ―現在編―

1.今の私

○現在の宝物(珍品)

○現在の趣味と生き甲斐

○娯楽とスポーツ

○今後のボランティア・奉仕活動

○日々の健康法とその成果

○趣味と自慢(ゴルフ・釣り・カラオケ等)

○好物(食べ物)と行きつけの店

○好きな飲食物・酒と喫茶店

○好きな映画・演劇・テレビ番組等

○好きな俳優・歌手・スポーツ選手

○よく鑑賞する絵画・彫刻・仏像等の作品

○愛読書(小説・詩・短歌・俳句等)

○愛でる花・色・匂い

2.人間関係

○尊敬する人、大事にしている人

○現在お世話になっている人

○家族の絆その喜怒哀楽

○婿・嫁について

○生涯の友・親友とその人柄

○現在も親交のある竹馬の友

○最近、意気投合した友

○現在も付き合いのある同期(窓)生

○人生の恩人・メンター

○亡くなった友・恩師とその思い出

○最近の御目出度い出来事

○最近の身の回りの御悔やみ事

 ―未来編―

1.未来に生きる

○これから以後の「生き方」

○これから「遣り遂げたい事」

○これからの「生き甲斐」

○健康と維持する為の心がけ

○人生の伴侶との別れを迎えるにあたって

○自分にとっての望ましい「死に方」

2.子孫・縁者に伝えたい事

○私の信念・信条と人生訓

○座右の銘

○生涯忘れえぬ人々―

○生涯大事にしてきた物

○妻(夫)への心からの感謝の言葉

○子や孫に贈る言葉(一人一人に)

○その他

3.覚え書・自由欄

備考:自分史年表(構成)

1.19  年(昭和  年)

2.主な出来事(既成年表より抜粋)

3.世相(既成年表より抜粋)

4.私の記録

○氏名  ○生年月日  ○本籍地  ○出生地

○両親の名前・生年月日・出生時の年齢

○出生時の身長・体重・血液型

○結婚式の日時・場所・年齢  ○健康保険証  ○基礎年金

○老人手帳  ○運転免許証(書替年月日)

○パスポート(有効期限)

○学歴(年月日・学校名・入学・転校・卒業等・・・)

○職歴(年月日・勤務先・入社・異動・転職・退職等・・・)

○各種免許・資格取得・褒章(取得年月日)

5.家族の記録(全員)

○氏名  ○生年月日・干支  ○学校・勤務先

○既往症・血液型  

6.転居の記録(年月日・住所・転居等の理由)

7.資格の記録

○預金(金額・種類・金融機関名等・・・)

○生命保険(金額・種類・保険番号・保険会社名等・・・)

○個人・厚生・共済年金等(金額・種類・保険番号・保険会社名等)

○有価証券(金額・種類・会社名等・・・)

○土地・建物(種類・所在地・評価額等・・・

○貴金属と美術品(各々の種類・品名・評価額等・・・)

○借入金(種類・借入残高と備考)

8.個人データ

○名前  ○住所  ○学校・勤務地先等  ○電話番号

9・あとがき  

10.自由メモ欄

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かけがえのない人生の記録 自分史 を書く(中)!

2007年02月18日 | Weblog

――記 述 項 目――

―道程編―

1.生い立ち(出生)  

○身長・体重と健康状態  

○祖父母・両親・兄弟姉妹の名前と年齢(自分の誕生時の歳)  

○誕生日の家庭の様子(喜びや楽しみ等・・・)  

○名前の由来  

○誕生時の両親の職業と生活状態  

○親戚・近隣の人々の様子  

○家風・家柄・家系  

○事件・事故と世相  

○家屋の様子(家具・電化器具・照明等・・・)  

○県・市町村・番地と地名その由来  

○居住地の自然・地形と風物  

○最近の故郷の様子と感想  

○故郷に対する感慨・感想

2.幼年時代  

○思い出の記憶  

○父母の記憶  

○自分の愛称とアダ名  

○遊びの種類とその道具  

○遊び場と周囲の風物、施設・建物等・・・  

○竹馬の友とあだ名  

○当事のオモチャ  

○好物・飲食物等・・・  

○通園服・通学服  

○ケガ・事故等と健康の様子  

○家族の暮らし  

○記憶の数々(心に残る思い出等・・・)

3.小学校時代  

○小学校名・所在地と周囲の様子  

○担任名と人柄(1年~6年9  

○教室・校舎・校庭の様子  

○性格(長所と短所)とあだ名  

○親友の名前とあだ名、同級生名  

○記憶に残る授業と出来事  

○記憶に残る学校行事・課外活動と出来事  

○給食と好物、メニュー  

○塾と稽古ごと等・・・  

○好きな子とその思い出(名前と性格)  

○両親の教育方針としつけ、兄弟姉妹との仲  

○思い出に残る喜びと哀しみ

4.中学校時代  

○学校名・所在地と周囲の様子  

○担任名と人柄(1年~3年)  

○教室・校舎・校庭の様子  

○性格(長所と短所)とあだ名  

○親友(名前と性格)とそのあだ名  

○将来の希望・抱負  

○記憶に残る授業と出来事  

○成績と得意科目と苦手科目  

○記憶に残る学校行事(体育祭・文化祭・学園祭等)と出来事  

○クラブ活動の様子  

○制服・学用品・普段着等・・・  

○初恋の思い出  

○受験勉強・塾等の思い出  

○思い出に残る修学旅行  

○記憶に残る叱責とその時の印象  

○兄弟姉妹とのケンカ

5.高校時代  

○高校名と所在地、校風、周囲の様子  

○担任名と人柄(1年~3年)  

○性格と癖、あだ名  

○親友(名前とあだ名)・同級生  

○記憶に残る授業と出来事  

○成績と得意科目と苦手科目  

○思い出に残る学校行事(学園祭・文化祭・体育祭等・・・)と出来事

○クラブ活動と活動状況  

○恋愛・異性との交友・・・  

○趣味等・・・  

○受験・塾・予備校・入試等の状況  

○将来の希望・抱負と悩み等・・・

6.専門・短大・大学時代  

○学校名と所在地、専門科目、キャンパス生活や教室の様子  

○性格・性癖・あだ名等・・・  

○親友(名前とあだ名)について  

○記憶に残る学校行事と授業と尊敬した先生  

○成績、ゼミ、レポート  

○クラブ活動・サークル活動等・・・  

○アルバイトと居所  

○異性と恋愛等・・・  

○趣味等・・・成人式と当時の出来事  

○入試の合否と就職・職業等・・・  

○専門学校・短大・大学等の出来事  

○将来の希望・抱負等・・・

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かけがえのない 人生の記録 自分史 を書く!

2007年02月17日 | Weblog

一種のブームの感があるが、やはり一度限(きり)しかない自分の(長い)道程(みちのり)を記録に残しておく事は子々孫々の為に、自分の為に、価値がある。「私」という一個の人間の <人生史> である。・・・それでは→・・・→

●「自分史」はなぜ書くのか?・・・大仰に構える必要はない。自分の過去から現在までの自分の人生を振り返って綴る<人生の記録>である。が故に―子々孫々に―子や孫や妻や夫に、「自分」という人間の赤裸々な在りのままの姿を伝える事によって自他共に、新たなる発見や気づきを通して、これからの各々の人生の糧にする。自分史を書く本人にとっても新しい自分の再発見―長所・短所―を通して今後の更なる成長に資する。そういう目的の為に書く。人生の機微、喜怒哀楽、小さな成功、大きな失敗、その逆も・・・。人生いろいろ、挫折、苦労、思いがけない幸運、窮地に陥った時に支援の手を差し伸べてくれた人、窮地に一生、悲喜こもごもの人生模様の展開・道程である。要約すると・・・

○自分の為に書く

○家族の為に書く

○後代の為に書く

○(その他・知人友人・不特定多数の為に書く)

■「書く手順」・・・大まかな形式・目的を決める

□目的(妻、夫、子、孫に普段言えない事、自分の生き方を知ってもらう)

□年表(自分の誕生から今日までの年代ごとの世の中の出来事・世相を既成の年表から書き写し自分の欄を設けてそこに自分の事件・事故・出来事を書く(空白にしておいて思いついた時々に書き記しておく)

□資料(一覧表にして書き込んでいく:アルバム(卒園、卒業<退学>、入学etc・・・)、旅行(新婚、金婚・銀婚、スナップ写真・・・)、給与明細書等、新聞投稿、その他多々

□その他(空欄を設けてトピック等を書ける様にしておく)

▲「何を書くか」・・・

△事実を書く(正直に在りのままを書く、正確に書く、正確な資料の基に書く、自分以外の親類縁者も読む事を念頭に書く、だから素直に正確を期す)

△自分の意見を正確に書く(事実に基づく考え、感じ、感想、思い、希望、抱負を素直に書く)

△個人の秘密には触れない、深入りしない(プライバシーは厳守する。家族といえども個人の秘密は守る事が最低のルール)。次回は具体的項目で書き込んでいける様に記述する。私なりに類書を参考にしての独自のスタイルで記述したい。・・・

付記:私の場合は、この「ブログ」も一種の<自分史>である。・・・

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日本の選挙風土の夜明け どげんかせんといかん!

2007年02月16日 | Weblog

宮崎!その県名がメディアに出ない日はない。東国原英夫知事の知名度の成せる業?! <東国原効果>である。あのNHKも民放に遅れまいと連日、放映報道している。異例づくめである。小泉劇場の再来を期待した国民のニーズに符合した。時、タイミングが一致した。若さの安倍内閣に過剰な期待をした結果が裏目に出た最近の政治風土に活を入れたい国民の願望に応えたのが東国原宮崎県知事の登場である。特定の政党に所属しないシガラミの無い新鮮フレッシュなイメージが宮崎県民に歓迎された由縁である。民放は言うに及ばず地方の報道陣も宮崎まで赴いて取材するヒ-トアップぶりである。既成政党の汚職まみれの失態に辟易した国民がシガラミの無い無垢な新人、素人に県政を賭けてみる一大賭けに出たのである。新人は新人なりに、その直向(ひたむき)さ、一途さ、一生懸命さ、に県民は手を差し伸べたい衝動に駆られた。少々の稚拙さには大目にみるのが県民の心情である。翻って・・・ある面、外交は北朝鮮の拉致問題や核廃棄に国民の情念をはらす。内政では年金、福祉、雇用、税制、教育等々に不満の捌け口(はけぐち)を見出し解決の方策・方途を具申する。・・・兎に角、この閉塞感を払拭してくれ、やる気のある情熱を傾けてくれる人なら誰でも良い、民衆の鈍角で後押しするから名乗りを挙げてくれ!その悲鳴にも似た願望・切望に応えてくれたのが「そのまんま東」こと<東国原英夫>氏であった、と私は分析した。15日の宮崎県の初議会!東国原英夫宮崎県知事の議会デビューの日である。報道によると民放各社を初めNHK、その他のメディア、報道陣、県民で議会棟周辺は前代未聞の大混雑ぶりであったという。過熱ぎみの混乱に警備員出動、整理に大童、あまつさえ傍聴席も60席に140人の応募があり抽選の籤引きで決めたと報道された。東国原英夫宮崎県知事の所信表明も自己評価では50点。議会からも自前の表明で讃辞を戴いた。前例のない報道時間、コマーシャルなしの1時間放映は報道史上も県政史上にも例のない報道だと。県民は勿論、全国民注視の宮崎県議会の東国原英夫宮崎県知事の初の所信表明演説だった。これからが本番。じわりじわりオール野党が政策抜きのイビリも待ち構えている。どの県政でも類似の人間の怨念にも似たトップの為政者の、今回では<知事イビリ>が徐々に噴出してくる。その予想の元に万全の用意をしておく必要がある。閉塞した議会をガラス張りにしてオール野党からのパッシングにもめげず逐一、報告する、論戦を戦わす議会の様子を県民に公開する。<これこれの件で某氏がこの様な意見を具申、これに対して知事はこう答弁した。これにはこういう政策で具現化していく>・・・と県民に公開する、ガラス張りの議会を観せる=魅せる事から、県政を運営していく、そのスタンスが県民に理解させる、民意を具現する直近の方途であると思う。東国原英夫宮崎県知事には全日本国民が着いている、後押ししている。既成のオール野党はイビリを手薬煉(てぐすね)待っているかも知れない。その手中に嵌(はま)らないように心すべきである。国民も注視しているので簡単には嫁イビリならぬ<知事イビリ>は成立しない、出来ない。その雰囲気を国民も創っている。負けずに「初心、忘るべからず」の所信表明を政策で具現化する事を期待する。頑張って下さい。・・・

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首相の調整力「教育再生会議VS規制改革会議」

2007年02月15日 | Weblog

大なり小なりどの政権にも閣内不一致や政府と与党の意見の対立相違はあった。安倍政権では短期間の内に閣僚の不用意な放言や問題発言が多すぎる様な感がする。奇しくも、と言いたいほど次から次へと不協和音が奏でている。2つの有識者会議も例外ではない。規制改革会議が14日午後、教育再生会議が纏(まと)めた「教育委員会制度見直し」に苦言を呈し、国の権限強化に繋がると牽制した。例の教育関連3法案の今国会提出にも影響がでてくるのは避けられない。教育再生会議の第一次報告を受けての提言で、国会提出の法案作成にあたり留意すべき事項としての意見を述べている。即ち、不適切な活動をしている教委に是正勧告、指示する権限を文部科学相に与える方針は「地方分権に逆行する形で国の権限を強化し、文部科学省の裁量行政的な上意下達システムの弊害を助長する」と強く訴えている。都道府県教委の市町村教委への公立小中学校の教員人事委譲は徹底しないと部分的または中途半端な委譲になり権限と責任の分断を図ることになり現場の混乱を招く恐れがある」と明記している。しかも都道府県教委の市町村教委活動の評価に対しては「利害関係者による評価は第三者評価とは言い難い」と否定的である。教委の必置規制可否も「十分時間をかけて真に『抜本的見直し』と言える結論を得るべきだ」としている。・・・

●規制改革会議のポイントを纏(まと)めると・・・

○地方分権に逆行する形で国の権限を強化し文部科学省の裁量行政的な上意下達システムの弊害を助長することがあっては断じてならない

○教育委員会制度の改廃、必置規制の可否を含め、十分な時間をかけて真に「抜本的見直し」と言える結論を得るべきだ

○部分的または中途半端な(教員)人事権委譲は権限と責任の分断を図ることとなり、現場の混乱も招く恐れがある

○都道府県教委の市町村教委評価など、利害関係者による評価は第三者評価とは言い難い

即ち教育再生会議の提言に対し規制改革会議は地方分権の立場から批判として見解を纏め提言している。官邸主導の教育再生会議が文部科学省のペースで進められている事に対する不信感が背景にあり本来の官邸主導に戻すべきあるとの思惑がある。内政外交で顔の見えない首相への不信感が露呈し苛立ちが隠せない。全国知事会は「地方分権の観点から問題だ」と声明文を発表。全国都道府県教育委員会協議会と全国都道府県教育長協議会も「一面的なとらえ方がある」と批判。ここに『安倍流教育改革』の拙速で短兵急な綻(ほころ)びが露呈した。内外からの四面楚歌だ!この機に際し首相自らの信念の確たる提言として表明し国民に対し分かりやすい説明責任を果してもらいたいと思う。

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臨時中止 に疑念 核施設稼動の合意 6カ国協議

2007年02月14日 | Weblog

6日間の協議で大まかな合意に漕ぎ付けた。北朝鮮の核問題の6カ国協議は初期段階の措置で難航を極めたが昨日13日に合意文書が採択された。主な合意内容は・・・

1.60日以内に核施設の稼動を停止する

2.IAEA(国際原子力機関)査察官の復帰

3.重油5万トン相当のエネルギーの支援(日本を除く4カ国)―北朝鮮へ― 但し日本は<拉致問題>が解決しないかぎり支援しない。―昨日の安倍首相の国会答弁で表明―

4.5つの作業部会を設置する。30日以内に初回の会合を開催する

○朝鮮半島非核化

○米朝国交正常化

○日朝国交正常化

○経済エネルギー協力

○北東アジアの平和と安全のメカニズム

初期段階の措置として以上を合意し次回の6カ国協議は3月19日とする事も決まった。これからが正念場である。なにしろ過去に合意した協議事項等をいとも簡単に反故にした経緯があるからである。昨日の北朝鮮の朝鮮中央通信でも核施設の稼動停止をわざわざ<臨時中止>と放送した。疑念が生じるのも当然である。北朝鮮を除く5カ国が100万トンの支援を、初回5万トンとし進捗状況によって暫時、合意の達成度合い(核施設の「無能力化」まで)に応じて残りの95万トンを支出するとした事は賢明な処置である。5万トンを担保に用心深く履行状況を観て支出する。100万トンは4カ国で平等に分担して支出する。4カ国は25万トンずつ支出、金額にして90億円(100万トンで360億円。360億÷4=90億)である。日本の支援は他の方法でやると安倍首相は国会で答弁したが、どういうカタチで支援するのかは不透明である。拉致問題には一定の理解は示したものの日朝間の問題だと、米国を除く3カ国は醒めた眼で観ている。ひとり日本だけ蚊帳の外におかれはしないか危惧される。もし孤立でもすれば元も子もない。4カ国が支援するから日本の支援はいらない、と北朝鮮が突っぱねたら日朝間交渉は有り得ない。日本の最大の懸案 「拉致問題」も6カ国で合意した5作業部会の一つ「日朝国交正常化」の協議の俎上で解決することになる。北朝鮮は<拉致問題は解決済>との態度は崩してない。その主張に日本はどう対峙し解決に漕ぎ付けるか力量の見せどころである。拉致問題に関しても4カ国は日本の立場を理解し、支援も日本を除く4カ国で分担すると表明している。―安倍首相の国会答弁―。次回からの日朝の協議では慎重に相手の出方を観て透徹した外交手腕で交渉し平和裡に解決してもらいたい。これからが日本外交の正念場である。今後の成り行きを全国民は見守り、注視している。・・・

付記:金正日総書記が本気で<核の放棄・廃棄>を決断するか誰も断言できない。そのことが危惧される事である。

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