世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

太陽光発電 神奈川県知事の即刻対応に共感!

2011年05月31日 | Weblog
<“工程表”云々は後回しでよい>、<走りながら考えたらよい>、にも共感する。えてして、識者は「考えはよいが、具体的な“工程表”がない」と、どの事案にも異口同音に言う。どのチャンネルをONにしても同じ文言だ。コメンテーターの立場から、そうでも言わないと<熟慮が足りない>、と言われ立つ瀬がないからだろう。心境はよく分かる。でも本気でやろうと思えば神奈川県知事のような気迫が必要だ。その情熱と断定的な公言に共鳴する。行政の長の立場から独断専行と言われようとも議会を説得する迫力が必要であり共感を呼ぶ。トップのやる気が全てである。財政的にも法的にも困難であればある程、道は開けてくる。熟慮?のあまり実施を遅らせる、否、不実施になる、そういう事例が過去に数多あった。着想はよいが実現できなかったのは、すべからく、この様な文言に阻まれた。でも、即刻、安全・生命に関わる事なら<“熟慮”が絶対、必要である>。しかし、遠大な理想・目標を現実化する過程においては、短期の実施可能な目標を掲げ即刻、公言して実施の射程内におくのがトップの<指導力>である。「太陽光発電」を神奈川県がトップになって実施する、そう言明した。議会対策(説得)は、これからである。財政的裏付けは議会の承認が必要であるからだ。手続き上の善後策(民主主義のルール)も指導力の有無に関わる。テレビに数回(同じテーマ<太陽光発電>)、登場し断言したから全国民は注視している。その成り行きを見守っている。成功の是非が他府県に影響する。神奈川県の成功を祈る。

※付記:菅総理も去るサミットで公約した。1000万個の「太陽光発電」を実現すると国際公約した。もっとも所官庁の海江田大臣は初耳である、とテレビで言明したが、トップに従って内部調整すれがよい。野党やマスコミは党内の話し合いもせずに独断専行していると攻撃材料にし内部混乱を期待しているがミミッチイ重箱の隅を突く様な事はしない方がよい。そういう時期(とき)ではないだろう。・・・以下、省略。



内閣不信任案は否決される!

2011年05月30日 | Weblog

自民党は政権奪還にこのチャンスを逃すな!と息巻く。菅総理叩きが最高潮に達した感があるこの期に一気に巻き返しを図ろうというのが谷垣自民党総裁である。果たせるかなあ、民主党内の反菅勢力に期待するが、執らぬ狸の皮算用である。マスコミも80票云々で面白おかしく数字合わせで報道するが被災民を置き忘れた態様は解せない。被災民の心情を思い遣る心に欠ける。こういう<政治ごっこ>の茶番劇は一刻も早く払拭すべきだ。低次元の駆け引きにウンザリしている。国民の眼力は鋭く凝視している事を忘れないでほしい。過去に積み重ねた知見を基に批判的な眼で観ている。日本国民の知的水準の高さは世界に類を見ない高水準である。・・・真っ当なこの期(国難時)の在るべき姿を最優先させて報道すべきである。即ち一にも二にも「被災民救済支援」を報道する事である。政治家も<被災民の安心安全の生活をどうするかに腐心すべきである>。政局絡みの“政治の駆け引き”は、もう止めてほしい。・・・この期は与野党が一致団結して被災民の救援支援をどうするか、に収斂すべきである。従って、内閣不信任案は否決されるべきである。これが選良の<先見の目>ある。良識に期待する。・・・

※付記:平時ならば、菅総理(内閣)の対処対応は後手、後手で一刻も早い辞任を要求する。しかし、この非常時には、大同団結して 国難 を克服すべきである。これが日本国民の良識である。


内閣不信任案提出 この国難時に暴挙!

2011年05月29日 | Weblog
「政治ごっこ」に見えて遣るせない。被災民をそっちのけに政局にする、それが選良の選択すべき、在るべき姿なのか?!疑問を禁じ得ない。心ある国民は、もう、いい加減にしてくれ、と、声なき声で訴えている。大義名分(菅総理の指導力の無さ云々)で論評した本音を見抜いた国民は、是としない。再三、私は訴えているが、もうどうにも止まらない。訴え続けるしか方途はない。野党も一部の与党の御仁も、この非常時に執るべき最良の道は、菅総理を辞任させるべく<内閣不信任案>を突き付けることなのか?!・・・一刻の空白も許されないこの非常時に野党や一部の賛同者の行動は理解に苦しむ。内外をも含めた大所高所からのベターな判断で、この国難を乗り越え切り抜けるのが政治の在るべき姿なのではないのか。・・・仮に「内閣不信任案」が可決され菅内閣を辞任に追い込んでも、次期、首相は誰がなるのか、又、スッタモンダの政局絡みの茶番劇が展開される(国民は政治に見切りをつける事になる)。政治離れが起き無党派層が増大する。政治家の地位が最悪 転落の一途を辿る。一政治家に完璧さを求めるのが間違いである。特にこの非常時に、国難時に、有ってはならない態様である。この際、誠実に真剣に取り組んでいる菅内閣に大同団結して協力する、欠点はカバーして一致団結して取り組むのが与野党を問わず執るべき政治の真の姿ではないのか・・・。選良の良識に期待する。


原発とスマートグリッド<失業者等の不利益補完>!(下)

2011年05月28日 | Weblog
原発を排して公的に失業させたら当然、見返りとしての既得権を保証してやるのが政治である。自治体には原発の固定資産税に変わる代替としての同額以上の自然エコ関連事業の固定資産税を保証する。失業者には永続的な安定した生活を保障すべく新たな職業を与える。当然の責務である。クリーンエネルギー、自然エコ、再生可能エネルギー等々への移行を通して安全安心の電源エネルジーを供給し原発無き平和国家を目指すのが世界で唯一の被爆国、日本の執るべき道である。政治は大胆にそれへの方途を加速させるべきである。世界は日本にそのことを期待している。原発に絡むステイクホルダーの利害の収束を図って説得すべき責務が政治には有る(見返りとしての既得権者に利益を与える<政策>も必要)。原発に関わる案件とスマートグリッドをどう位置づけ連動させるかも懸案になる。政府の勇気ある英断に期待する。・・・

※付記:世界の原発推進国、脱原発国、廃棄国等々をも巻き込んだ日本の明確なメッセージが世界を動かす。平和への一里塚となる。ドイツの英断(脱原発)に敬意を表する。多々、省略。


原発とスマートグリッド!(中)

2011年05月27日 | Weblog
海水注入中断問題は現場(責任者)判断で継続されていた。東電と官邸、現場の意思の疎通が希薄だった事が浮き彫りになっただけである。結果的には支障はなかった。その事に国会(特に野党側は勢いづいた)は時間の大半を費やして菅内閣を攻めまくった。識者も報道機関も挙って追及の手を緩めなかった。格好の攻撃材料が提供されたことになった。この件は被災地(民)とは直接的には関係がない別次元の問題である。被災民支援救援をそっちのけに国会だけが勢いづいている。元首相経験者まで登場させて菅内閣を非難するコメントをさせている。 結論から言うと菅首相の事の処し方、遣り方には、不満、大である。もっと緻密な計画の基にこの国難を克服してほしい、と言うのが私の心境である。野党や一部の与党内にも内閣不信任案を突き付けようとの思惑があるが、では、次期総理は誰がするのか、となると、与野党を通じて適任者が見当たらない。あまつさえ国際社会では日本の首相がくるくる変わるようでは信用されない。条約や覚書さえも締結できない。不安定な信頼できない国とレッテルを張られる。・・・この際、完璧さを捨て生煮えであっても菅総理を支え大同団結して国難を乗り切るのが<ベターな策>だと思う。原発の当面の容認と再生エネルギーとの共存をしながら将来は原発に頼らない自然エコ、再生エネルギーに移行する。そういう日本の未来像を提示すべきである。日本の彼方此方から既にその萌芽が出ている。日本の科学技術なら十分、可能である。国際社会では賛否両論があり推進国と脱原発国、廃絶国があり去るサミットでも議論のテーブルに着けなかった。当然である。識者は日本の立場を明確にすべきだった、と批判したが菅総理の執った立場は妥当だったと思う。次回は原発に依存している県と従業員(雇用されている)について固定資産税収入と雇用について対策を述べたい。原発以前の雇用の保証と安定生活の保障について述べる。

原発とスマートグリド!(上)

2011年05月26日 | Weblog
物事には裏表があり複雑に絡み合って展開するのが普通である。原発問題も危険と隣り合わせで今日まで経過してきた。自然エコへの道程も現時点では程遠い。何故ならステイクホルダーの存在が有るからである。利害関係が複雑に絡み合って問題の解決を困難にしている。 ホルダーの重要メンバーは、<経営者>、<従業員>、<株主>の三者であるが広範には、<顧客>、<取引先>、<金融機関等の債権者>、<行政>、<地域社会>をも含み、更には <地球環境>も包含される。そうなると一両日中には安心安全の持続可能な理想の生活に至るには遠大な時間を要する。既存の電力供給施設の維持と安心安全の自然エコへの共存は、どうあるべきか、真摯に議論される必要がある。かの米大統領オバマ氏の「グリーンニューディ-ル」政策の目玉の一つ「スマートグリル」(Smart grid)<賢い送電線網>がクローズアップされる。 即ち「<既存の電力給電網>と<風力、太陽エネルギー、燃料電池等々の新エネルギー発電>を繋いで効率よく送配電する仕組み」が論議の対象になる。原発を徐々に廃止し自然エコへ移行するには、どうあるべきかが真剣に議論される必要がある。
― 次回に続く―


自民幹事長の菅おろし攻撃は民意に悖る!

2011年05月25日 | Weblog
今、政局にする野望は民意に悖る。被災民救済に政治が全力を投入するステイタスが本意であり民意に寄りそう態勢である。如何せん、菅攻撃が民意に合致すると先読みしているかの推測は的外れであり邪推であり誤認の先読みの最たるものである。反対のための反対であると民意は受け止めている。自民の幹事長は誇らしげに今日、菅総理が帰国したら、あなたのポジションは、もう、無い、と放言している。政治の実績が希薄な御仁が放つ放言は空しさだけが社会に、政界に、木魂する。哀れ!と断じるしか形容のしようがない。今、政治が全力投入すべき事は一にも二にも被災民の支援救援にある。放射能被害を即座に食い止め、安心して生活できる態勢を構築するのが与野党を問わず即刻、為すべき事である。同時並行して仮設住宅の構築で安住の住処を提供することである。被爆を防止し衣食住の充実補完が最優先すべき事である。政治が優先して見通しを被災民に与え先の見通せる道筋を与えるのが政治の使命であり役割である。そういう観点から政府与党を評価すべきである。東電の責任と瑕疵のみを誇大公表し攻めまくる、私は、そういう風潮に反対である。賛否両論の場合ではない。この際、攻撃も防御もない。そういう低次元を超えて日本丸の旗印を掲げ一致団結して官民総出で被災民の救援救助に当たるのが日本国の国を挙げての取り組むべき態勢である。

過ぎ去りし日に交流の有った人達 今いずこ!?

2011年05月24日 | Weblog
妙に懐かしく思い出される。あの頃は、お互い若くて溌剌として屈託のない笑顔満面の頃だった。歳の性かなあと述懐し寂寥を感じる。今、再会すると、お互いにどう感触するのだろうか!・・・懐かしさと想い出の数々が走馬灯の様に駆け巡り年月を重ねたことを実感するであろう。でも逢ってみたいなあ! あの面々と・・・。電話帳をめくる。ある人は健在らしいが、想いの人は抹消されている。歳月の重みを感じ空しさが込みあげてくる。 政治に絶望し経済に疲弊し世相に不安になり、そして人生に懐疑になる。・・・でも私の爾来の信念は、ポジティブで前向きな果敢な挑戦と好奇心で全てに挑む事がモットーではなかったのか、と思い直し又の信念に戻る。所詮、人生は未知数であり前途がバラ色であろうが苦難の道のりであろうが、個々の心の持ち様で決まる。残余の人生を明るく肯定的で積極的に好奇心旺盛で生きよう。そういう帰結で今後は過ごそう。

論語 禅 仏語 ニーチェ等々の哲学書の陳列!

2011年05月23日 | Weblog
書店散策すると論語の超訳とか禅語の漫画入り解説、仏語入門とかが中学生にも分かる平易な文章で書かれ陳列されている。世相を反映しての今どきの時期にあった出版であろうと思う。特に哲学でも超難解と言われているニーチェ哲学が漫画入りの平易な文章で説かれている。未来が見え難くなった不安定な現代の世相の反映であろうと思う。ニーチェの「ツァラトゥストラかく語りき」<運命を味方にする力>には人間の本質に関わる根本の問題(命題)が説かれている。現代の要請に応えるべく、「よく生きるとはどういうことか」が平易な文章で綴られている。目次のみを引用して諸賢の参考に資したい。・・・
1.ニーチェの「ツァラトゥストラかく語りき」
2.気前のいい太陽(おひさま)―他人の幸福を心から祝うことができる―
3.人間―動物から超人へとわたる橋 自己克服を勧める
4.おしまいの人間―小賢しい人々が、用心深く、長生きする時代
5.新しい教師「自分自身に従う」ことを教える
1.~39.の章だてになっているが割愛する(宮原浩二郎の著作から引用)
ニーチェ哲学の入門書。特に「神は死んだ」、「超人」の思想、は示唆に富む。一読を薦める。

菅おろしに現(うつつ)をぬかす時ではない!

2011年05月22日 | Weblog
いい加減にせい! 何たる国会か! これが国民から信任された選良か! 嘆かわしい現状である。 政局にするな! 菅おろしが与野党を問わず至上命令であるかの様な百家争鳴の態様は間違っている。国民から信任された選良の執るべき態様ではない。確かに菅首相(官邸・内閣)の態様は後手、後手の感は免れない。でも最善の善後策を執っている真摯な態様は評価できる。他方、識者や与党(一部)・野党が責任執行者だったら最善の施策態様を執れたかと言うと最大の疑問を呈せざるを得ない。第三者は評論家同然、何とも言えるからである。 てめー共が執行責任者だったら、菅内閣の足元にも及ばない醜態を演じたであろう、と推測できる。識者、コメンテーターの類は、無責任の極みである。マスコミで論評するくらいなら官邸に乗り込み自説を披歴し最大のアドバイスを献上して後に自説を披歴するのが筋である。それもしないで、報道機関(テレビ等)の出演依頼で、滔々と自説を披歴している態様は、自説を吐露する前提に欠け論理性の欠け整合性に欠ける。・・・そんな批判、論評するくらいなら、お前が最前線に立って指揮を執り実績を挙げてみてはどうか、と言いたくなる。 私の結論は、この国難の非常時に与野党の域を超えて(政局にせず)大同団結して被災民の一刻も早い支援救助に当るのが国会議員の使命である、と断言する。菅おろし等々の態様は見苦しい、の一語に尽きる。・・・

原子力発電国で地震大国は日本だけである!

2011年05月21日 | Weblog
原子力発電を推進している国の中で、<地震>、<津波>に見舞われる国は日本だけである。自然の威力(脅威)に晒されるのは日本だけと言っても過言ではない(最もアメリカのハリケーン、その他の国の台風・暴風雨等々に見舞われる事はあるが・・・)。あらゆる人智を結集し最先端の科学技術を駆使しても、発明・発見でカバーしても、自然の威力には勝てない。それが大前提である。原子力発電所の立地場所は、日本は内陸部よりほとんど海に近い所に建設されている。それが重大な事故を起こす(津波に晒される、過去、数百年にわたって幾多の地震・津波に見舞われた)。・・・世界の原子力発電国(日本を含めて)にアンケートを実施している。・・・一例を挙げると、以下のようになる。

1.「原子力発電に賛成ですか、反対ですか」
2.「原子力発電の<維持>に賛成ですか、反対ですか」(賛成、反対)等々(以下、省略)。賛成派も反対派も論拠を挙げて自説を説いているが説得力に乏しい。そもそも世界と比較するのが可笑しいし腑に落ちない。地震大国(地球上の宿命的危険を有している日本)と、そうでない国々(<地震>や<津波>に見舞われない原子力発電国)と≪同一基盤≫で論じるのが間違っている(アンケートを実施するのが間違っている)。・・・付記すると元首相経験者の大老もテレビ出演で、原子力発電を推進した根拠を述べていたが、地震大国(日本が)であるという<大前提>を欠落させて自説を披歴していた。曰く「文明・文化の過渡期、受け入れや進展時には、多少の困難は伴う。これからの日本の発展には原子力がどうしても必要である云々(以下、省略)」と披歴されていたが、日本の立地条件(地震、津波の危険に晒されている)を無視している。と言うより見落としている。・・・私の考えは、自然エネルギーにシフトするのが地球上の立地条件に合った日本の執るべき立場である、と断言する。・・・

※付記:太陽光、ソーラーパネル、風力、水力、地熱、波力(潮の干満を利用しての)等々の推進。 益々、発展する日本の最先端の科学技術への信頼と適応、それ等を包含する立地(設定)場所の有無、選定、予算・費用の確保、原子力発電の縮小から廃絶への道のり、それへの完全移行の過渡期の問題、挙げれば限がないが本気で取り組めば日本の叡智では十分、可能であると確信する。テレビや報道機関での論者の言は、負のマイナス思考の羅列である。ポジティブな積極思考が日本を救う。自然エコへの道は本気度に比例する(窮すれば通ず)。


この国難にこそ与野党は菅内閣を支えるべき!

2011年05月20日 | Weblog
菅おろしだけが喧しい最近だが、政局に現(うつつ)を抜かす時期(とき)ではない。一刻も早く被災地(民)を支援するのが政治の直近の使命である。民主党内にも自民党、公明党、みんなの党なども挙って菅おろしを声高に叫び首相の指導力の無さを喧伝しているが、こんな時期ではない。野党の存在所以をアピールしているかの様に聞こえる。コメンテーターも解説者も同様である。付和雷同の感を免れない。・・・日本の国民性を逆手にとって喧伝している様に思えてならない。厳正中立の立場にある参院議長の菅総理批判は三権分立の民主主義の破壊に通じる。もっての外の言動である。即刻、辞任すべきである。要するに国民は政局云々に耳を貸さない。被災地・民の救援支援に即刻、取組み安心して生活できる基盤を構築する事に政治は専念すべきである。菅おろしに現を抜かす暇があるなら、そちらを最優先すべきである。

哲学は問題解決の使命を負う?!

2011年05月18日 | Weblog
哲学とは何ぞや?・・・云々と、若かりし頃、大いに悩んだものである。否、そうポーズを執っていた様な気がする。特権であるかの様に振る舞ったものである。今にして追想するとそうなる。今日では日陰者の学問と化した現状になっている(言い過ぎだろうか、膚でそう感じているのだが・・・)。心ある専攻・専門家の糊口を凌ぐくらいの位置に転じた(・・・失礼・・・)。・・・でも考えてみれば現今こそ「哲学の出番」ではなかろうか、と痛感している。難問山積の現状だからこそ、その解決に「哲学」が真に機能する場合ではないのか、と考えている。原発の是非、メルトダウン等々の事故に「哲学」だったらどう対処し解決に導くのだろうか、<人間生存・存続>の根本に関わる問題を孕んでいるからである。哲学史、哲学概論等々の知識は遠慮してもらい、真に解決に役立つ<哲学の智慧>が今こそ必須であり必要だと思っている。かのプラトンだったら、ソクラテスだったら、ニーチェだったら、サルトル、フーコー、ボーボワール、デカルト、ヘーゲル、ハイデッカー・・・だったら、どう解決するのだろうか、そういう側面(角度・シフト)から問題を提起し解決の一端を示してやるのが、哲学を専攻している徒(学者・専門家・専攻家)の使命ではなかろうか。・・・後続の学徒・学生に、<教育する>、<自身の専攻学問の研鑽・追究 >、そして社会に提起されている<未解決の問題>に示唆を与える、そういう使命をも担っている、と思っている。現今の社会に突き付けられている、提起されている諸問題等々の解決に役立つ様にするのが<哲学の使命>だと思っている。象牙の塔から一歩、踏み出だして個々の問題に取り組み、卑近な問題に解決を与えるべく示唆する、そういう諸々の使命を「哲学」は担っている、と思っている。・・・

メルトダウン と シーベルト?

2011年05月17日 | Weblog
原発に絡み報道機関で頻繁に使用される用語なので調べてみたが、専門用語なので、よく理解できない。でも以下に引用してみた。

●メルトダウン・・・
△原子炉で炉心の核燃料が融点を超えて溶融する重大事故。
△原子炉の核分裂反応を制御できずに炉心部が高熱で溶ける大事故。炉心溶融。

※原子炉・・・ウラン235・プロトニウム239などの原子核の連鎖反応を、制御しながら持続させるようにした装置。「天然ウラン黒鉛型」と 「軽水型」 に大別され、軽水型には、<加圧水型(PWR)>と<沸騰水型(BWR)>とがある。目的により、研究用、発電用、医療用がる。今回の引用は「発電用」となる。
※炉心・・・原子炉の中心部。
※炉心融合・・・原子炉で、炉心の核燃料が融点を超えて溶融する重大事故。

●シーベルト・・・
△放射線による人体への影響を表す場合などに用いられる線量当量のSI組立単位。記号はSv。エックス線やガンマ線の場合、1レントゲンの線量を受けると、ほぼ0.01シーベルトの被爆となる(スウェーデンの物理学者の名前に由来する)。

※線量・・・放射線の量。放射線照射の大きさを表す「照射線量」と 物質に吸収される量を表す「吸収線量」とがある。
※線量当量・・・放射線の生物学的効果を共通の尺度で表す量。放射線の種類によって生物への影響が異なるため吸収線量に修正係数を掛けて(×)求める。係数は<シーベルト(Sv)>または<レム(rem)>。

◎付記:分かった様な分からない様な現状であるが、調べる事に価値を見出している。

沖縄はもうすぐ梅雨入りだが心は沈潜!?

2011年05月16日 | Weblog
今日も外では、巷では、しとしとと雨が降っている。“巷に雨の降る如く我が心にも雨ぞ降る”あのベルレーヌの詩を思い出す。現実の遣りきれない鬱陶しさを払拭するかの様に、しちしちと雨が降る。国会論議の空しさが、一際、浮き立つ。野党の集中攻撃が、迫力がなく甲高い声だけが空間に空しく響く。チャンネルを切って、ほっとする。被災民の苛立たしさ、遣る瀬無さ、絶望感、もう諦観の域を遥かに超えて怒りと悲哀だけが胸中を過る。政治の無力、機能不全、次から次へと原発の事故の続出に怒りが悲痛な沈黙に変わる。何時になったら希望の灯が見えてくるのか、未知数が延々と続く。“もう、いい加減にせよ!”と絶叫したくなるが無力感だけが漂い現実となっている。・・・以後に言葉が続かない。政治に絶筆!