学習指導要領に「愛国」の取扱留意点を明記しよう！

教育基本法改正案が与党自公民で話し合われ、特に「愛国心」をどう明記するかに焦点化され論議がなされた結果、双方の折り合いが尽き決着した。「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛する」が閣議決定された。戦後１,９４７年の制定以来６０年ぶりの改定である。教育基本法は「教育の憲法」といわれ重たい法律である。拙速に決着されては後世に悔いを残す。これからの本国会で十分なる審議を尽くして決定してもらいたい。日本国民の未来の指針であり方向づける大事な法案である。全ての階層の意見を隈なく聴取し取り入れて法律化すべきである。現行法の前文である「個人の尊厳」を重視した基本的な精神を踏襲し、かつ現行法に欠落していた家庭教育、生涯教育、障害者への配慮等が付け加えられ前文と１１条から「前文と１８条」になった。付則する「教育振興基本計画」には時代に対応した不登校・いじめ、学力向上等の具体的な課題を５年毎に「政策目標」として掲げる事も明記された。戦前の「教育勅語」の徳目主義、国家全体主義の反省から戦後教育の出発点として教育の指針となった「教育基本法」。その理念を法律化した。男女共学や教育の機会均等を高らかに謳い上げバラ色の未来を想定して戦後教育の第一歩を踏み出した。６０年の時代の目まぐるしい変転に「不易と流行」を実施し風雪に耐え、それなりに機能してきた。改正で新たに付加された項目は時代に対応した条文である。懸念される事は台頭する偏向的なナショナリズムへの配慮である。自公民が論議した「愛国心」に纏わる「反日」、国会議員の発言「反日的分子」、「売国」・・・云々の論評である。そこでタイトルの文部科学省の「学習指導要領」の総則及び各教科、領域等の教育全活動を通しての徹底的な「愛国心」の正しい理念を言葉の言い換え、即ち今回の「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛する」でなりすますことのないように配慮してもらいたいことである。偏向した愛国心の代替としての「伝統と文化・・・云々」ではなく正しい理念としての「伝統と文化・・・」を「学習指導要領」の取り扱い留意事項として展開例を明示し、あらゆる想定に対応する事例を挙げて授業で実施し周知徹底してもらいたいことである。紙面の都合で長文の論評は割愛するが心情は理解してもらいたい。議員諸公のご奮闘を期待します。・・・

一途な親心が 世界のブッシュ を動かす！

ブッシュ大統領はホワイトハウスで拉致被害者の家族、横田めぐみさんの母親 横田早紀江さん一行 と面談した。緊張を隠しきれない早紀江さんは子を思う親心を精一杯の気持ちで世界のブッシュ大統領に訴えた。大統領も、この事件ほど心を打たれた事はない、と痛く心の琴線に触れた、と表現した。面談で早紀江さんは「今年中にたくさんの被害者が、自由になれるよう力を貸していただきたい」と訴えた。拉致被害者の家族から託された手紙も直接、手渡した。大統領は「拉致問題への働きかけを強めたい」と述べた。記者団に対しては「最も心を動かされた会談の一つだ。国際社会から尊敬を得たいなら人権を尊重することだ」と話した。マクレラン米大統領報道官も「大統領は北朝鮮の人権状況に強い懸念を抱いている。自国民を飢えさせる政権に全世界は注意を払い続けるべきだ」と述べ、北朝鮮の拉致に対する人権侵害を重視していると強調した。早紀江さん一行はブッシュ大統領と面談する前に米下院公聴会で証言に立ち拉致被害者の救出を訴えた。並み居る議員諸侯は静寂の中にも悲痛な怒りと子を思う親心を滲ませた早紀江さんの訴えに痛く感動し事の真相究明に立ち上がり最大の救援運動を展開する事を約束した。その提訴の波紋は世界に波及していくであろう事がテレビ報道からも痛感した。願わくば一日も早く拉致被害者が家族の下へ帰れる日を日本国民は固唾を呑んで待っている。・・・

沖縄ＧＷ「イベント」ピンポイント紹介！

●北部エリア・・・
１．「海洋博公園」・・・◆マーチングバンドフェスティバル　　◆子ども体験まつり　　◆昔のおきなわ生活体験　　◆イルカふれあい体験　　◆バックヤードツアー・・・本部町石川４２４　電話０９８０－４８－２７４１

２．「琉球村」・・・◆ウルトラマン・スーパーバトル　　◆民謡ショー・芸能ショー・エイサー・うちなー寸劇
恩納村山田１１３０　電話０９８－９６５－１２３４

３．「ネオパークオキナワ・名護自然動植物公園」・・・◆わんわん大博覧会（わんわん大サーカス、わんわん牧場、世界の名犬珍犬展、わんわんなんでも相談）
・・・名護市名護４６０７－４１　電話０９８０－５２－６３４８

４．「沖縄宇宙通信所施設」・・・◆万華鏡制作　◆エアーロケット遊び　◆宇宙服試着　◆火星ローバーゲーム　◆缶バッジ制作　◆その他・・・
恩納村安富祖金良原１７１２　電話０９８－９６７－８２１１

●中部エリア・・・
１．「ビオスの丘」・・・◆うりずんの花まつり　◆らんグラスガーデン作り体験　◆らん健康相談　◆園内ガイヂツアー・・・うるま市石川嘉手苅９６１－３０　電話０９８－９６５－３４００

２．「沖縄こどもの国」・・・◆沖縄こどもの園フェスティバル２００６　◆１５００匹のこいのぼり　◆沖縄の野鳥展　◆親子ムシキング大会　◆巨大迷路　◆ステージイベント（動物鳴き声当てクイズ、米嵩麻美コンサート　◆西原高校マーチング　◆お笑いボーボー　◆喜納昌吉とチャンプルーズ・・・沖縄市胡屋５－７－１　電話０９８－９３３－４１９０

３．「北谷ドーム 巨大昆虫博」・・・◆超巨大ロボット　◆巨大昆虫生体展示　◆昆虫館　◆巨大昆虫ロボット展　◆巨大昆虫バトルショー・・・北谷ドーム
電話０９８－８９３－５１８８（池宮商事）

４．「具志川火力発電所電気科学館」・・・◆親子おもちゃ作り教室　◆シャボン玉製造機　
◆８の字トンボ作り　◆ソーラーカート試乗会　◆電気科学館見学・・・うるま市字宇堅６５７　電話０７０－５８１９－２５３３

５．「プラザハウス」・・・◆角敏郎＋世界の万華鏡展　◆万華鏡制作講習会・・・沖縄市久保田３－１－１２　電話０９８－９３２－４４８０

●南部エリア・・・
１．「職人達の漆喰シーサー展」・・・◆県内の屋根左官職人の漆喰シーサー展　◆親子シーサー教室・・・北中城村大城区公民館（沖縄県屋根左官業協同組合）
電話０９０－４５８８－１９７４

２．「沖縄アウトレットモールあしびなー」・・・◆リゾートフェスタ　◆各種商品紹介・・・豊見城市豊崎１－１８８　電話０９８－８９１－６０００

３．「沖縄平和祈念堂」・・・第２６回こどもまつり「こども琉球芸能奉納」（琉球古典音楽奉納＝上り口説・安里屋ユンタ・谷茶前・貫花ほか）・・・糸満市摩文仁４４８－２　電話０９８－９９７－３０１１

４．「那覇ハーリー」・・・３日◆中学生・一般競漕　◆劇団でいご座 仲田幸子お笑いショー　◆太陽風オーケストラ　◆パーシャクラブ　　　４日◆爬竜船乗船体験　◆子供ショー　◆海難救助訓練　◆インディーズライブ　◆花火・他

５日◆ハーリー一般競漕　◆子供ショー　◆島うたフェスティバル　◆御願バーリー・本バーリー　◆ディアマンテス　◆花火・他・・・那覇市 那覇新港埠頭　電話０９８－８８８－５６７８・・・・・

今年のゴールデンウィークは沖縄の南国情緒をタップリ味わって心の癒しと安らぎを堪能なさっては如何でしょうか！！ ”めんそーれー、うちなーんかい”（いらっしゃい！オキナワへ！！）・・・

小泉政権５カ年の総括 その光と影

言葉尻を掴まれず淡々と己の政策信条を語る常識人の歴代総理と、一風変わった変人の庶民的親しみを感じさせる首相。それが小泉首相の外観・外面的人間像！？だ。そのイメージのまま八方破れの政治姿勢が国民に受けた。政界のタブーを破り５５年体制で構築してきた伝統風土の日本の政界をガラリと変えた。国民は閉塞感漂う辟易した世相にサムシングを期待した。乖離した選良と民衆の心理の溝を巧みに埋め、そして掴み、吾がものとした。分りやすさの「ワンフレーズ」で世相の核心を衝いたキャッチコピーの連発・援用で大衆の心を掴んだ。天晴れという他はない天才的技量である。対抗馬は悉く沈没させられた。日本憲政史上に残る例の「衆院解散総選挙」の圧勝での証明だ。・・・5ヵ年の長期政権は故佐藤栄作首相、吉田　茂首相に次いで歴代３位である。その間、為した政策の光と影はマスメディア等が評価・論評しているので割愛し小生の個人的偏見と独断で心情的に述べてみたい。・・・一番の功績は＜政治の世界をやさしく、分りやすくした事＞。・・・長々とした深遠な？且つ難解な政治用語を使わずに＜単刀直入＞に歯切れよく、しかもブレずに＜断定的＞に言い切り訴えた事。政策は多くて＜３～４点＞に留め必ず実現してみせる、と言い切り訴えた事だ。国民は、何か分らず仄かにサムシングを期待した。何かやってくれそうだ、と仄かに期待した。世代を超えた年代層からも無党派層からも当世風の先端流行の如く歓迎された。実績を振り返ってみよう。・・・５年前の経済成長率＜－０．８％＞から０５年には＜２．７％＞に回復した。不良債権比率は目標の＜４％＞を達成し現在は＜２％＞に減ってきた。失業率＜５．５％＞から＜４．１％＞に下がった。その他、多々。小泉語録も「官から民へ」。「郵政民営化」。「改革なくして成長なし」。「自民党を打っ壊す」。「構造改革」。「三位一体」。・・・etc。光と影は表裏一体の面もあるが必然として露呈・露出した負の面もある。「格差拡大」。「都市と地方の格差拡大」。「二極化」。「富裕層と貧困層」。社会保障、医療改革、年金改革、憲法改正及び国民投票法、教育基本法改正、外交問題（日米同盟偏重、日中、日韓、北の拉致問題・・・）等々・・・と山積する懸案事項は「ポスト小泉」に継承されていく。その成り行きと方向を見据えて行きたい。・・・

大型連休は「イベント満載」の沖縄へ！！

国内で外国気分が満喫できる唯一の県は ”亜熱帯 沖縄” しかない。超お勧めの自慢スポットである。ゴールデン・ウイークが、もう直ぐやって来る。恒例の「那覇ハーリー」が３日～５日の３日間行われる。伝統行事の花形で内外からの観光客で賑わう。海上に「サバニ」（沖縄独特の小型舟）が七色の勇旗を靡かせ風を切って漕ぐ勇壮な競艇は観客を興奮の坩堝に巻き込む。天空に響動めく人声・歓声は祭りの気分をいやがうえにも盛り上げる！・・・オリオンビール（地元産）の消費は在庫が底をつく程、盛夏並に飛ぶ様に売れる。沖縄「泡盛」はマイルドで程よい酒覚は老若男女を問わず愛飲される。近年、特に若い女性の間で人気が急上昇し生産が間に合わない程の売れ行きである。イベントや祭りと連動して沖縄の５月は、もう夏の到来を感じさせる。夜空を焦がす花火は、南国 亜熱帯 沖縄の夏を彩るに相応しく星座を背景に一大絵巻を演出する。かつての＜肩で風切る＞歌謡の歌詞の如くに北部離島に足を延せば、あのタッチューで有名な「伊江島」へと辿り着く。沖縄本島の本部港からフェリーで３０分足らずで離着港する。日本一の面積を有する ”百合畑”が島一面を覆いつくす。観光客は、あまりに見事で純白な白百合に見惚れて、しばし絶句する。この世の桃源郷に浮世の憂さを忘れ放心状態になる。四海の海景色に囲まれた島からは本島の本部町の、これまた世界一の「海の水族館」が遠望できる。ハワイやグアムに引けを取らない国内の租界的「沖縄」は大型連休に最も相応しい丸秘スポットの一つとしての価値があり、お勧めしたい観光保養地である。・・・

グァム移転費７,２００億円決着に疑義！

沖縄からグァムへの在沖海兵隊（８,０００人）の移転費＜７,２００億円＞が２３日、額賀防衛庁長官とラムズフェルド国防長官との間で締結された。総額１兆２,０００億円の７５％（９,０００億円）を当初、日本側に負担するよう要求していたが５９％（７,２００億円）に落ち着いた。日本側は融資との合計で５０％を超えない範囲で主張し交渉に臨んだが双方の主張は平行線のままだった。一昨日の協議で１割近くも上乗せされ１,０００億円の増加で「７,２００億円」となったのである。米国が要求する＜移転費＞の中には次のものが含まれる。・・・

●「グァムの軍施設」

●「家族住宅」   

●「娯楽施設」　　

●「人件費」等々。

そもそも例の『思いやり予算』には「法的根拠」はなく、＜日米安全保障条約＞、＜日米地位協定＞にも拠らない米軍基地で働く日本人従業員の経費の一部を負担するとした『特別協定』によるものである。締結された７８年の当初は６２億円だったが０４年には２,４４０億円にまでなっていた。その使途は・・・ ”ボーリング場・カフェバー・ベビーシッター・ダイエットコック等の従業員の人件費”・・・が含まれている。日本側は「家族住宅分」の約３,０００億円なら融資する事にしたが更に税金分も含まれるようになり検討する羽目となって押し切られた。そして一昨日の「７,２００億円」での合意に達したのである。振り返って見ると当時の国会では「思いやりの立場で対処すべき」と発言したことから「思いやり予算」となった。「沖縄の負担を軽減したい」という日本側の事情と世界規模での軍備配備の再検討（トランスフォーメーション）という米国の事情が重なり、＜どちらからのお願い＞なのか不明のまま推移してきた。沖縄の特に基地周辺の住民の『安全』を考えると何だか、やりきれない気持ちがする。

付記：Japan, US agree on costs for moving Marines to Guam

 The deal is done.Japan and the US have agreed on how to divide a bill of 10.27 billion US dollars.That's the cost of moving 8,000 Marines and their families from the southernmost prefecture of Okinawa to Guam.The United States originally wanted Japan to pay 75 percent. And Japan insisted on paying less than 50 per cent. But the two countries have agreed that Japan will shoulder 59 percent of the cost.Japan's Defense Agency chief Fukushiro Nukaga and US defense secretary Donald Rumsfeld reached the agreement in Washington on Sunday.Japan has agreed to pay 6,090 million dollars.Of that amount, Japan will spend 2.8 billion dollars to construct Marine Corps facilities and troop barracks.Another 3.3 billion dollars will go to build housing for the families of the marines.This is the first time Japan will finance construction of a US military facility outside Japan.

日本と米国はグアムに海兵隊を移動させるためにコストに同意

取り引きは終っています。日本と米国は、102億7000万米ドルの紙幣を分割する方法に同意しました。それは、沖縄の最南の県からグアムに8,000人の海兵隊およびそれらの家族を移動させるコストです。アメリカは、もとは日本が75パーセントを払うことを望みました。また、日本は50パーセント未満を払うことを主張しました。しかし、2か国は、日本がコストの59パーセントを負うことに合意しました。日本の防衛庁チーフ額賀福志郎および米国国防長官ドナルド・ラムズフェルドは、日曜日についてワシントンの合意に達しました。日本は、60億9000万ドルを払うことに合意しました。その量のうち、日本は、海兵隊の設備および軍隊バラックを構築するために28億ドルを費やすでしょう。さらに33億ドルが船舶の家族のために住宅を構築するために行くでしょう。これは、日本が日本の外の米国の軍事の設備の構築に融資する初めてのことです。

 

小沢効果 対 小泉翳り 顕現！

伯仲 大接戦を演じた千葉７区の衆院議員補選を僅差（９５５票差）で民主党の弱冠２６歳の太田和美氏が制した。その意義は、あらゆる面で大きい。小泉劇場の終焉。小泉求心力の翳り。ポスト小泉の有力候補の変更？及び混沌。小泉改革の是非。等々・・・。選挙戦現場の感触は？・・・自公民は小泉劇場さながらの再現！大物・有名・高名の総出演で派手に演出。Ｅメール問題の慢心・奢りを忘れたかの様な街頭・車両上からの演説、とテレビでお馴染みの面々がフェイスtoフェイスで直に大声で小泉改革の総仕上げを訴えた。対して民主党は商店街、路地裏、自公民の支持層の弱い地盤を無党派層をも取り込む自転車戦術で小沢流の足で稼ぐ選挙戦で挑んだ。国民は小泉構造改革の行詰りに諦観に似た絶望感を抱いていた矢先に民主党の新代表 政治のプロの小沢氏が登場してきた。国民は小沢氏の未知の剛腕に期待感を抱いた。そこを上手く突いて訴えた。曰く、小沢氏「当選していただけるならば、必ず来るべき参院選、衆院選で民主党政権を実現させてみせます」。菅氏「これが新しい小沢民主党です。日本政治の新しいページを開いてほしい」。鳩山氏「日本全体を丸ごと取り換えよう。政権交代なくして真の構造改革はない」。と訴え勝利への方程式をまっしぐらに驀進した。その結果が今回の選挙で如実に表明された。・・・弾みをつけた民主党は後半国会に例の４点セットを再燃させる事、必至。格差是正、官製談合入札、耐震偽装問題、憲法改正案問題及び関連国民投票法案、教育基本法改正案、国連関連安全保障法、日米同盟・日韓・日中・靖国問題・拉致問題等の外交問題等々・・・と山積する深刻な日本の現状の課題に果敢に挑み解決する事を公約、実現する決意を表明した。小泉首相の任期満了の９月までの国会論戦に眼が離せない。注視したいと思う。・・・
付記：フィーリング的「選挙戦術」で国政を任す選良を選出するのではなく(従来の在り方を踏襲せず)今後は真の日本国の方向を決する『政策』で決める選挙にするべきである、と思う。私達国民は慧眼を持って選良を決めていきたい。

子供の観た史跡旧跡「港川遺跡」

「こんな割れ目の中に人骨が入っていたなんて・・・」。ぼくは考えてもみませんでした。＜アワ石＞の名で知られている石材を産出する「石切場」に向かって右側に「港川遺跡」があります。そこは、約１０メートルの地層になっており中央部の下には、縦長に開いた＜割れ目＞があります。そこから数体の＜化石人骨＞が動物化石とともに発見されたのです。この人骨は「港川人」と命名され今から凡そ１８,０００年前のものだろうと言われています。日本旧石器時代の人骨が、これほど完全な姿を残して発見されたのは初めてです。今日の我々と同じ「ホモサピエンス（現生人類）」です。割れ目に入ってみると、そこは人が２、３人入れる位の小さな穴でした。ここは、１８,０００年前に「港川人」が数十人で共同生活をしていた処だったそうです。それから１,８０００年余が経った現在、この＜割れ目＞から当時の人達の人骨が発見されたのです。この＜割れ目＞の中で、その時代の人達の事を考えてみました。すると１,８０００年前の文化が今、蘇ってくる様な錯覚に襲われました。ここは＜石切場＞の中にあって、又の名を『港川フィッシャー（割れ目）』とも言います。潮風の強い処なので風雨に削られて無くなってしまうかもしれません。だから、僕たちは、そういうことがないように文化財保護委員会の人達や関係のある人達に働きかけて大事に保存してほしい、と訴えたいと思います。　（６年　Ｋ）

現在のところ山下町の人骨につぐ二番目に古い化石人骨が発見されたことで有名な処です。また、どこかで、次から次へと古い人骨が発見され歴史が塗り替えられるかも知れませんね。　（父　Ｋ）

＜学習の手引き＞・・・日本は勿論、国際的にも注目されている処（場所）です。親子で休日などに是非、見学してほしいと思います。

｛参考資料｝：約６００万年前、東アフリカで誕生した人類は、どういう経緯でいつ琉球列島に登場したのか、いつ日本列島に移動してきたのか。「ウチナーンチュのルーツ・日本人のルーツ」探しは、いつの時代でもロマンを沸き立たせ、大きな謎として現在も研究が進められている。数々の人類化石が発掘された沖縄は日本人研究の重要な位置を占め世界的に注目される標本が発見されている。「山下町第一洞穴」で発見された＜3万2千年＞前の「山下洞人」は＜沖縄最古の化石人骨＞である。1,970年に発見されたこの「港川人」は、およそ＜1万8千年＞前の更新世後期の人骨であることがわかっている。いったい「港川人」は、どんな人たちだったのでしょうか。また、そのころの沖縄は、どういう環境にあったのでしょうか。沖縄から出土する「港川人」と同じ時代の多くの人骨化石をはじめ動物化石、人類の進化等々・・・と「港川人」に関する最新の研究成果が今後も期待されている。

 

米中首脳会談 理解と協調 より 主張 で終了！

米中首脳会談 理解と協調 より 主張 で終了！
ブッシュ大統領は「国際システムにおける利害共有者として多くの戦略的利益を共有する」と強調した。対する胡錦濤主席は「良好な関係はアジア太平洋地域だけでなく、世界の平和と安定、発展に戦略的な重要性を持つ」と応じた。双方の遣り取りは不発に終わった。両大国同士の円満な解決は、その糸口さえ見出せないまま全日程を終えた。唯一の確認事項は世界に与える両国の去就の「重要性」だけだった。因みに一致点を見出したかったのは次の５点である。
１．イランと北朝鮮の「核問題」・・・
２．米中間の「貿易不均衡」・・・
３．中国の急速な「軍備拡張」・・・
４．人民元の「改革」・・・
５．中国の「人権問題」・・・
（６．その他等々・・・）
となっていたが全て「理解・努力・考慮等々・・・」の、かつての日本的？＜玉虫色＞の妥協の遣り取りで終了し双方の「主張」だけが目立った。イランや北朝鮮への対応も従来の主張の反芻。金融制裁も不発。・・・中国は「関係国が柔軟性を発揮し、早期再開に向け必要な条件をつくり出すよう望む」に留まった。双方の利害の共有と協調ではなく、むしろ妥協点を見出せない不協和の産物に終わった。特に米国の苛立ちは 対中国貿易に対する赤字の拡大である。０５年は２千億ドル＝２３兆４千億円に膨れ上がり米議会でも反発が起こった。終了後の結果にも攻撃の的となった。それは「人民元の改革」の推進こそ解決の方途だとする帰結に導けなかった事に対する米議会の不満である。軍備拡張にも憂慮している。一方、米国民は人権問題に不満を爆発させている。何れにせよ両大国は世界に対する使命と責務を自覚し問題の解決に真摯に取り組んでもらいたい、ということである。そして対立を解消し＜妥協と協調＞の政治を履行して世界の平和と安全に貢献してもらいたいことである。・・・

１４５円！日本一最高値！原油高騰の煽り！

沖縄県与那国町の公的交通機関（バス、船舶等）及び自家用車・家庭の燃料に至るまで直撃！レギュラーガソリンが１リットル１４５円！　八重山群島竹富町及び石垣市が１３６円！　文字通り日本一の最高値である。数年前からジワリジワリと高値を更新、１３０円台の高値から遂に１４５円となり今日に至っている。特に離島の離島、僻遠の地 僻地 は又、経済的にも差別された。離島航路の燃料費は１年間で４割も上昇。運賃値上げは避けられない見通しだと経営者は懸念している。ニユーヨークの原油価格が遂に１バレル７３ドル５０セントを突破。ＩＭＦの専務理事は高値の推移は長期におよぶ、と見通しを明言した。各小売業者・給油所は値上げは必至で価格の転化は直接、一般国民を直撃する、と悲憤慷慨する。大手企業も中小企業も長期の経営戦略・戦術を迫られている。その波及は全企業に及び 航空、船舶、クリーニング、ハンバーガー、洗剤、ビニール・・・等々に至まで深刻な状況を呈している。高値の要因は、いろいろと分析されているが主たる原因は 産油国側 にある、と言われている。何れにせよ 消費者側 は、それこそ何らかの 自己防衛策 自己責任の強要 を強いられている。かかる負の事態に直面すると 政治の無力 を骨身に体感する。各自 防衛策 を講じるしかない？！・・・

外国人労働者が日本の命運を左右する！

少子・高齢化が叫ばれてから久しい。人口の統計推移では年々、労働人口が減少しＧＤＰの産出量にも多大な影響がでてくる、と予測されている。悲観的観測が大方の見方である。世界的趨勢では移民、難民も国境を越えて近隣諸国はもとより地球規模で移動している。一時・短期の滞在から半永久的に定住し＝市民権を得て＝国籍を獲得し永住する。米国ではブッシュ大統領でさえ政策として米国経済の維持発展には欠かせない存在だとして受け入れている。元々多民族国家であり連邦制の社会で、その基盤や土壌があったから可能なのだ、との説もある。一方、吾が国はナショナリズムの高揚や純血主義、伝統・文化、歴史性に鑑み、その純粋性を矜持する単一民族国家として鷹揚に受け入れる基盤が出来あがっているのだろうか。・・・人口減少に歯止めが掛からない現実に将来的にも移民の受け入れの是非は深刻であり、その問題を問う論議が必要なのではなかろうか。受け入れを肯定し是認する必要があるのではなかろうか。（他方、異論として人口減少を逆手にとって少数人口で質の高い高福祉国家の実現を目指そうとする論者もおられる）・・・因みに現在の定住外国人は２００万人と言われている。日系ブラジル人が２８万人。在日中国人が５０万人余。在日コリアン、その他、となっている。日本の労働人口＜１５歳～６４歳＞は１,９９８年の６,７９３万人をピークに５年間で１２０万人も減少している。かかる現状に外国人労働者の受け入れは日本の発展に欠かせない必須の要件であり、その存在は貴重だと思うのだが、どうだろうか。この問題に、どう対処したらよいのか、正しく日本の命運を左右する今後の政治の最大の課題だと思慮する。共に考えたい、と思う。

ＮＨＫダイアリーニユーズで報道

ＮＨＫは 中国の操業禁止区域の件 を、どう報道しているのか英語版を検索してみた。以下の通りとなっている。

China moves navigation ban zone north
China says it was a just technical error. But Japan says it was more than that.China has told Japan that it will move a no-ship zone in the East China Sea. The change means no part of Japan's exclusive economic zone is included in the banned area.China's Maritime Affairs Bureau issued a warning last month that international ships would be banned from an area in the East China Sea. The area straddled a disputed median line between China and Japan.China doesn't recognize the maritime boundary and it plans to lay pipelines on the seabed as part of a natural gas project.China's original no-ship area included part of Japan's exclusive economic zone, and Japan complained that enforcing the ban would infringe on its sovereignty.However, China told Japan on Monday night that the location of the no-ship area was wrong due to a technical error.The Chinese side said the coordinates given in the warning should have been slightly to the north, outside Japan's exclusive economic zone.

□navigation ban zone・航行禁止区域
□technical error・技術的な誤り
□no-ship zone・航行禁止区域
□East China Sea・東シナ海
□change・修正
□mean・意味する、・・・を指す
□no part of・のどこも～でない
□Japan's exclusive economic zone・日本の排他的経済水域
□is included in the banned area・航行禁止区域に含まれている
□Maritime Affairs Bureau・（中国）海事局
□issue a warning・警告を発する
□banned from an area・区域への立ち入りを禁止される
□straddle・～の両側をまたいでいる
□disputed median line・争点となっている中線
□recognize・を認める
□maritime boundary・海上境界線
□lay pipelines・パイプラインを配置する
□seabed・海底
□as part of a natural gas project・天然ガス開発計画の一環として
□complain・苦情を言う
□enforce the ban・～の禁止措置を施行する
□infringe・権利を侵す
□sovereignty・主権
□location・位置
□was wrong due to a technical error・技術的な誤りで間違えであった
□the Chinese side・中国政府
□coordinate・座標
□should have been・～であるべきであった
□slightly・わずかに
□outside・～の外側

―中国、東シナ海の航行禁止海域を北方に修正―
中国は、それが正当な技術的なエラーだったと言います。しかし、日本は、それが、それ以上のものだったと言います。中国は、それが東シナ海の無船ゾーンを移動させるだろうと日本に伝えました。変更は、日本の排他的経済水域の一部が禁止されたエリアに含まれないことを意味します。中国の海事事務局は国際的な船が東シナ海のエリアから締め出される先月、警告を出しました。そのエリアは、中国と日本の間の議論された中央のラインにまたがりました。中国は海事境界を認識しません。また、それは、天然ガスプロジェクトの一部として海底にパイプラインを置くことを計画します。中国のオリジナル無船エリアは、日本の排他的経済水域の一部を含んでいました。また、日本は、禁止の強化がその主権を侵害するだろうと苦情を言いました。しかしながら、中国は、無船エリアの位置が技術的なエラーにより間違っていると月曜夜の日本に伝えました。中国の側は、警告で与えられた座標が日本の排他的経済水域の外で、わずかに北へ行ったことのあるべきである、と言いました。
（出典：ＮＨＫ　ＷＯＲＬＤ　ＤＡＩＬＹ　ＮＥＷＳより）

海上保安庁の「竹富付近調査計画」に韓国 反発？！

今年６月２１日～２３日にドイツで開催される 海底地形の名称に関する 国際会議で 韓国側 は「東海」という呼称を提案する動きがある。―（外務省報道）―それに対し日本側は対案として必要なデータを収集し別名を主張する考えである。そこで 海上保安庁 は 排他的経済水域（ＥＥＺ） の調査計画を発表し必要なデータ収集の為、予定通り実施する見通しを示唆した。早速、韓国政府は 計画撤回 を強く要請した。ノ・ムヒョン大統領は 関係閣僚 や 幹部会議 を招集し日本への外交圧力を高める為に与野党幹部と超党派で対処する対策を講じた。安部官房長官は、昨日１７日に記者会見し「互いに冷静に考え、国際法に則って対応することが望ましい」と述べた。日本の主張は「日本は過去３０年間で日韓での 排他的経済水域 の主張が異なる海底調査を実施していない。韓国は少なくとも過去４回、調査を実施している。日本側の抗議にも関わらず強行に実施した」とコメント。日中間では 事前通告 があるが日韓間では、そういう制度なない。そういう実態に鑑み外務省の谷内氏は「日韓で 事前通告 の枠組みをつくることが望ましい」とも語った。かかる状況下で韓国政府は日本が調査を強行した場合には船舶を拿捕（だほ）する、軍艦を出動させる等の周辺を防御する構えを示した。が他方、両国間の 領土紛争 との見方を国際間に与えない為に慎重に対応する様にとの慎重論もある。日中間同様、日韓間も、どう対処・対応したら良いのか日本国民の一員として熟考する懸案問題である。
付記：・・・
●与党 「開かれたウリ党」の議長(党首) 鄭東泳(チョン・ドンヨン)氏は「日本は１,８７５年、江華島沿岸に 海路測量 の名目で 雲揚号 が入ってきて、 江華島条約 を結んで 植民地支配 の足場を築いた」として政府に強硬な対策を求めた。
●野党 「ハンナラ党」は、「日本の内政を意識した行動と見るほかはない。両国関係はさらに悪化するだろう」と論評。
●メディアの 大手紙 「朝鮮日報」は、「韓国政府の方針として＜船の拿捕などの措置も検討中」と報道。
■日本の海上保安庁は、「航行する船舶に注意を呼びかける＜水路通報＞をインターネット上に公表した」と伝えた。

東シナ海 ガス田 開発に纏わる問題再燃！

平行線のまま拗れている懸案の問題が再燃した。「沖縄トラフ」は日本の水域内である事は明白であるにも関わらずその海域を中国政府が 航行を禁止 した。日本政府は主権の侵害である、との立場から今回も抗議する模様である。そもそも「東シナ海」には＜天然ガス＞が埋蔵されている事が確認されているからである。中国政府は「平湖ガス田」の工事拡張の為だと、作業船を除く一般船舶の航行を禁止する通告を出した。早速、日本政府は―「公海自由の原則」―に反する、との立場を堅持し抗議するとの事である。『国連海洋法条約』に抵触する恐れがある、と日本政府は抗議する調整に入った。 沖縄トラフ は大陸棚にあり、そこからの２００カイリを中国政府は主張している。それでは、「国連海洋法条約」は、どう規定しているのだろうか。・・・＜その国の主権が認められる海域を 排他的経済水域 といい、２００カイリまでの 海底 と 上部水域 における天然資源の 探査 ・ 開発 ・ 保存 ・ 管理 については、沿岸国の主権が認められている、としている。そもそも日中の利権の端緒は 東シナ海 の日中間の距離が４００カイリに満たない為、「排他的経済水域」が両国に重なるからである。そういう時は「国連海洋法条約」では当事国が協議で決める、と規定されている。そこで日本政府は両国から等距離の中間線を境界にしようと提案し主張しているが中国政府は ”大陸棚 からの中央線を境界とする” 、との主張で対立している。双方の歩み寄りは今後、どう進展していくか日本国民の一人として注目していきたい。

白い風・熱い魂の嘆き！！

細波が心地よく耳を掠める。太古の海は祖先の糧の源。見渡す限り水平線が記憶の彼方まで続く。時空を超えて血の臭いが地の臭覚が身近に感触する。往古ここは神の棲む桃源郷！無垢な純真が聖域の大海原に無心に轟音する！神の掟を超えて作為的な文明が怒涛の様に押し寄せる。無力な民は抵抗の術を知らず仲間内に唯、罵声を浴びせるだけ。その矛の海相さえ知らず戦闘の誰かを知る縁もなく漫然と血族・地族のうちに解消する。偉大な同族のメンターは嘆き哀しみ先導しようと知力と死力を尽くす。戦う相手が誰かを知れ！と檄を飛ばす。高度なハイの知を有しながら有効に燃焼する事例を知らない？！・・・諦観が全ての脳裏を掠める。・・・アメとムチの彼方に人知れず刹那の欲望がチラリ・ホラリと見え、純真が動揺する。現今、同時代の栄枯に解消する諦観が再度、頭を擡げる。相反する勢力が拮抗するその現実！その事相逃避が本音だと誰、憚ることなく履行しようと決意する。でも勇気がない、不可能の自虐。嘆きの象徴は唯、歎息に変身するのみ。現実が熾烈を極め賛否の怒号が運命に翻弄された第三の選択に揺れ動く。神の肯定！無神論の両極に又、動揺する。何時、果てるともなく永遠に末裔まで運命は続く！爾来、命運の島嶼が神の島のニライの海に永遠の嘆きを提訴した！悲願なるか？？！！・・・。・・・。・・・。