世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

宮森小学校ジェット機墜落事故から52年目!

2011年06月30日 | Weblog
今日6月30日は沖縄の中部に在る宮森小学校に米軍のジェット機が墜落して52年目になる。去る太平洋戦では沖縄は日本で唯一の地上戦となり県民の実に3分の1の尊い人命が失われた。・・・復興の緒についたばかりの敗戦後間もない時であった。異様な轟音をたてて宮森小学校に米軍のジェット機が墜落したのである(古老の話)。・・・当時を振り返り、ある古老は語った。沖縄戦で両親を失い悲嘆にくれた毎日だったが更に追い打ちをかける様にジエット機が墜落し長男の息子まで失った。打ちひしがれた日々が何年も続いたが今でもその悪夢から覚められない。毎年6月30日になると思い出されて気が塞がる。もうこういう悲しみは私一人でお終いにしたい。この沖縄に基地が在るかぎり事故は避けられない。一日も早く基地を撤去する事が平和な沖縄を取り戻せる、と力説した。全く同感である。沖縄県民の誰もがそういう思いである。この悲痛な訴えに権力者は耳を傾けて基地撤去に努力してもらいたい。

ある晴れた日に!

2011年06月29日 | Weblog
庭の木々が夜露に濡れ水玉がぽとりぽとりと落ちる。それは、ある晴れた日の事だった。幼少の頃が思い浮かび、無邪気に飛び回った懐かしい遠い一コマだ。複雑怪奇に過ぎ去った大人の全盛時代を想起すると、なんと雲泥の差だろう。あの原風景はもう二度とは戻ってこない。又ぽとりと水玉が落ちる。郷愁が尚一層、濃厚になる。懐かしい我が家の在りし畔は田園風景が展開された緑多き人里だった。もう今では何処にも見られない私の心の中だけのオアシスなのである。半世紀以上も昔の事だから、そっと私一人占めで懐かしもう。偶には、そう想起しないと変転極まりない現今を生き抜く事はできそうにない。それは最大に許される贅沢なのである。・・・

地下原発推進論者の妄想!

2011年06月28日 | Weblog
又しても拘った。元・現自民党の面々や首相経験者が「地下原発」の構築を言い出した。地下なら<安全>だ、と。かつて「原発は安全だ!」と推進し現在に至ったのに、だ。・・・ 安全神話は、とっくに崩れたというのに・・・。懲りない面々が日本の将来を考えての事だと又しても全面に出てきた。もういい加減にしてほしい。万一、<地下原発>で事故でも起こったら“想定外”だったでは絶対、済まされない。もし、「地下原発」を推進するなら、今度こそ、政治家による<政治判断>で、推進し構築すべきではない。イタリアやその他の外国の様に「国民投票」でもして是か非かを問うて決めるべきである。貴殿はどう思いますか!?・・・

同級生の模合が待ちどうしい!

2011年06月27日 | Weblog
模合(もあい=むえー<沖縄方言>)とは、同額のお金を出し合って必要な人に融通してあげる。次回も必要な人に融通する。例えば10人が1万円ずつ出し合って10万円を必要な人に融通する。10人が全て獲得するまで続いて終わる。又、振出に戻って始まる。その繰り返しである。・・・小中学の同級生だから気心が分かって何でも話し合える間柄である。もう全員、リタイアし悠々自適な生活を楽しんでいる。現役時代は上司や部下にへつらい、機嫌を伺ったり、褒めたり、脅したり?と悪戦苦闘、又は戦々恐々の日々だったが、今は全く自由だ。上下(かみしも)のない言いたい放題の屈託のない親友どうしである。だから1か月に1回の模合<モアイの日>が待ち遠しいのである。こういう間柄は他では真似のできない事だ。友よ!この関係・間柄は何時まで続けようよ! 我が同志・同胞・親友よ! 何時までも・・・

親子の関係は必然であり偶然とも言える?!

2011年06月26日 | Weblog
宇宙森羅万象の絶対者、超越者、即ち、神 のみぞ知り得る人間の関係性、ここでは親子の関係を考えてみたい。この親の子として生まれた親子の関係は必然であり偶然とも言える。それは神のみぞ知り得る。人間の全知全能を網羅しても解き得ない超難問の謎の関係である。ノーベル賞級の叡智をもってしても解き得ない。神の超叡智からしては、人間のこの謎解きは超困難であり浅はかな知恵でしかない。何十兆分の1位の確率で、この時代に、この世に、誕生し邂逅した関係性である。必然といえば必然であり、偶然といえば偶然とも言える。従って、この親子の関係、この誕生、この邂逅をこそ、有り難く承り、終生を通して大事にしなければならない一大事である、と私は思う。認知症の母を抱えて、強くそう思っている。今日にも明日にも、あの世行かも知れない事態を思うと切なく、遣るせなく思い身に染みる。この親と子の関係性・邂逅は、人間界の最大の幸運と考えない訳にはいかない。・・・“逢うは別れの始め”、とは若い頃、吹聴して得意がったが、今となっては、実感として身に染みる。超時代的、旧幣の持ち主と言われようが私は、この母の子として生まれた事を誇りに思っている。命が尽きるまで母を大事にしようと思う。・・・

大義名分なき野党の菅総理攻撃は見苦しい!

2011年06月25日 | Weblog
記者の質問に応えて曰く、一日も早く辞めてもらうのが日本の為になる、と菅総理の辞任のみが唯一の日本の救いと言わんばかりの言動である。素朴な質問にも答えてもらわないで、何故、菅辞任なのか、今一つスッキリしない。菅辞任のみが目的化している。政局の典型的例である。被災民救済の為の大同団結もせずに何が菅辞任か?!・・・しかも真顔で言うから、もう救いようがない。万年、野党に甘んじる典型的言動である。何も菅政権・民主党を庇っている訳ではない。この非常時に被災民を救済するのが最優先事項と言っているだけである。民主党政権後は政界再編でもしてスッキリさせて政治を行ってもらいたい。主義主張が同じか、類似の同志が集まって結党し国民に分かりやすい政治をしてもらいたい。同じ政党内で180°も違う考え方で政治を進める事が困難なのは火を見るより明らかだ。現今の与野党を解体して新しい政党を結成し互いに主義主張を戦わして国民の審判を得る。もう、これしかない。解散総選挙しかない。国民の大半はそう思っている。

たわむれに母を背負いて そのあまり・・・

2011年06月24日 | Weblog
軽ろきに泣きて さんぽ歩まず。27歳の若さで夭折した石川啄木の名詩である。天才啄木の心境を反芻するかの様で切なかった。退院する時、車に乗せるまで背負った。あまりの軽さに絶句しそうになった。啄木の心情が痛いほど分かった。認知症になる前は気丈で男勝りで太目の頑強な母だった。その頃と比較すると雲泥の差がある。弱弱しく衰弱して手首まわりも親指と小指で握れるくらいの細さだ。あゝ!と小声で叫んだ。運転手さんも、怪訝そうな面持ちで憐憫の情を浮かべた。人生は非情だ!と実感するのに十分だった。車中では、ずっと手首を握っていた。顔をじっとみつめて考えた。私を今日まで育ててくれたこの人とは親子なのだ。余生を十分、満足?させるまで尽くそう、と思った。人にも何時かは必ず別れが遣ってくる。その時の覚悟を今から、しておこう、と・・・。私はこの母の子として生まれ、ほんとに幸せだった。今は十分過ぎる程、実感している。“ありがとう!お母さん!ありがとう、ありがとう!”

きょうは、沖縄県は「慰霊の日」!

2011年06月23日 | Weblog

沖縄は沖縄戦終結の日から今年で66年目の“慰霊の日”を迎えた。毎年繰り返される恒例の行事ではあるが唯一、他の行事と決定的に違う意思表示は「平和への飽くなき願い」である。・・・今年も遺族1200余名が御霊に慰霊の誠を捧げた。南部の摩文仁の丘に在る「平和の礎(いしじ)」には24万余の戦没者が記名され祀られている。今年も205名が刻まれた。毎年増える戦没者。戦後処理が延々と今でも続いている。耐え難い怒りを覚える。名も無き無名戦没者の祀られている「慰霊の塔」にも参列者は絶えない。又、南部糸満市の8.5キロの街道では“平和行進”が行なわれた。もう二度と戦争を起こしてはいけない、との強い意思の表示・決意である。沖縄から平和の意思を世界に訴える契機にしたい。何故なら日本で唯一「地上戦」が行われ県民の3分の一が戦死したからである。平和への希求が世界一強い沖縄県(民)である。子子孫孫に平和への意思を現世は伝える責務がある。毎年行われる恒例の行事ではあるが決意は「初心忘するべからず」で初志貫徹を全うしたい。決して風化させてはならない。・・・

認知症の母の退院!

2011年06月22日 | Weblog
やれやれと、ほっとした。又、懐かしい施設に帰れる。意味も分からずはしゃいでいる。よっぽど嬉しいのだろう?!・・・退院との分かっての事だろうか。でも、いいや。子の私も母以上に嬉しい。病魔に取りつかれず軽傷?で済んだからである。かれこれ、認知症の施設にお世話になって十数年が経つ。ほんとにご苦労様です。家族以上に親身になって世話してくれる。ありがたい、の一語に尽きる。施設に入ったからこそ安心して仕事もできる。ご苦労様ですが今後とも、よろしく、おねがいします。

強烈な夏日に汗だくだく!

2011年06月21日 | Weblog
うだるような強烈な夏日が沖縄にやってきた。道行く人も日傘を差しながら汗の処理に余念がない。もう、夏だ!と実感する。気象用語で「夏日」は、一日の最高気温が、摂氏25度以上を言う。30度以上が「真夏日」という。正に沖縄の夏は<夏日>、<真夏日>そのものである。平年より梅雨明けが2週間ほど早く数十年ぶりとのこと。自然の報復を感じる。異常気象も例外ではない。人間の傲慢さに対する自然の仕返し、悪しき意味での思し召し?!なのだ。人間は自然に対し平伏し、恐れおののき、共存する方途を探さなければならない。気象異変は文明・文化に対する自然の示唆かもしれない。青い海、エメラルドグリーン、マリンブルー、と、その形容は数多あるが、今日の海はそうではなさそうだ。空もどんよりと曇り今にも曇天になりそうである。異常気象の象徴である。・・・でも本来の沖縄らしい青い空、青い海がやがてやってくる。そう念じながら今日を楽しもう。

久しぶりにカラオケ三昧に耽る!

2011年06月20日 | Weblog
母が快方に向かっているので一息入れるつもりでカラオケ居酒屋へ行った。沖縄には、かつて大繁盛した歓楽街があった。今でも細々と名残をとどめているが昔の面影は、もうない。通称「年金通り」と称されて通の間では有名である。年金の小銭をハタイテ、昔の自慢話を披露する場に変わった。上手くもない声でカラオケ三昧に耽り悦に入る。鬱憤の捌け口にもなっている。二、三十か所在る「カラオケ居酒屋」でも客足の絶えない大繁盛している店が在る。お酒やビールは、ほとんど均一で、ビールが500円、泡盛(沖縄のお酒)も500円。だが、<摘み物>で差がつく。それは値段なしのただものである。でも夕食代わりになるほど豪華?!である。リタイヤした高齢者組は勿論、会社帰りの中高年もお得意様である。摘み=お摘み物は、豆腐ちゃんぷる、豚足(沖縄方言で<あしてぃびち>)お刺身、煮つけ、天ぷら等々と盛りだくさんである。人気の秘密がそこにある。他府県=本土=内地からの常連客もお得意様である。・・・さて、マスターやオーナー経営者は、どういう方々か、言わずと知れた、かつての美女?!今は「老婦」である。若かりし頃の馴染みとは言え、お互い老夫?!老婦?!である。労わりあって老後を過ごすのが、<生きがい>である。平均寿命が世界一の沖縄の女性だからこそ居酒屋も営めるのである。生きがいと鬱憤の捌け口に今もカラオケ居酒屋は繁盛している。

※付記:「年金通り」=<桜坂>である。

菅さえ辞めさせたら何でもOK?!

2011年06月19日 | Weblog
与野党の菅おろしは熾烈を極めている。菅を抹殺しさえすれば何でもOKと聞こえる。菅を辞めさせる事だけが目的化している。被災民ソッチノケの政局ゲームを楽しんでいるかの様な様相を呈してきている。この様な低落ぶりでは政治から民心が遠のくのは当たり前である。日本政界の死に体は公然と世界に公認?されたようだ。被災民も政治の不甲斐なさを実感し諦観している。救世主は何処にも居ないのか模索するが見つからない。諦めが先行し先行きの見えない絶望感に駆られた老夫婦が自殺する騒ぎまで起こした。政治の罪は大きい。政権が変わろうが与野党が超党派で協力しなければ菅政権と何ら変わらない。政権交代をやっている暇はない。一刻も早い被災民を救済支援する事に全力を注ぐべきだ。・・・

認知症の母の緊急入院に人間の尊厳を考える!

2011年06月18日 | Weblog
あの気丈で男勝りの母が認知症になって久しい。92歳という高齢でも口は達者で訳の分からない戯言?を言って笑わせたりしていた。相変わらず、遣るなあ、と内心、ほくそ笑んだ。その様な元気が取り柄の母が急に高熱を起こた、との施設からの連絡があり戸惑った。あれ、間違いではないのか、と一瞬、耳を疑った。でも緊急事態の連絡で夜中、妻に病院へ行ってもらった。肺炎の疑いがあり、おしっこに菌が入っている、との診断だった。でも異常は認められず、暫く様子見の為、入院させるとの事。やれやれ、と安堵した。私は夜勤で行けなかったので妻に行ってもらった。翌日、仕事を終え病院へ駆けつけた。酸素マスクを嵌めて寝入っていた。担当医の診断で数週間、入院させるとのことだった。非常事態には至らず安心した。でも老衰でヤツレタ母の姿には往時の面影は微塵もない。あの気丈な母が!・・・と思うとその落差に戸惑い、しばし絶句した。「人間の尊厳」とは何か、と考えずにはおれなかった。まじかに視る母に実感としての<人の尊厳>を再考せずにはおれなかった。百有余年足らずの人の世のはかなさ、瞬時に有意義な人生を送る事の難しさを思い知らされた。その時、考えたが沖縄の女性の平均寿命は世界一である。それにあやかって私の母も長寿で百歳を超える長生きをほしい、と思った。・・・

福島の脱原発宣言に敬意!

2011年06月17日 | Weblog
連動する他県の自治体、市区町村が「脱原発」を宣言する事を期待する。世の流れは危険と隣り合わせの原発を忌避し再生可能なエネルギーへとシフトしている。日本のそういう流れは誰も止められない。日本の科学技術は世界の最先端と是認され今回の東日本大震災の収拾の結果を世界は固唾をのんで注視している。「道は拓ける」、「窮すれば通ず」、が日本の先端技術の信奉の結果なのだ。六本木ヒルズの地下発電(地熱発電)はビル全体の電力を賄っている。漁業と共生する海上の風力発電、ソーラーパネルの設置、潮流干満の差を利用した発電、耕作放棄地(田畑の現状回復不可能地)の利用による発電、化石燃料発電、石炭発電、水力発電、天然ガス利用の発電等々と再生可能エネルギー・自然エコ等の多々の組み合わせで必要十分な電力を創出し賄なえる。原発に頼らなくても十分、賄える。3割弱の原発に代替する電力は不可能と原発推進論者は喧伝する。日本の底力(窮すれば通ず、遣ればできる、先端技術の信頼)を信じない原発亡者の流言飛語に迷わされてはいけない。ある党の幹事長はイタリアの国民投票の圧倒的多数で<原発ノー>の結果を「集団ヒステリー」と評した。高飛車な物言いに憤慨する。<個人ヒステリー>と言い返してやりたい。・・・兎に角、日本の最先端をいく科学技術を信じて「脱原発」を訴える。再生可能エネルギーを創出し安心安全な生活を享受したい。

義捐金 即刻配布してもらいたい!

2011年06月16日 | Weblog
「公平な配布」」という役人根性!の習性で大幅に遅れている。一刻を争う?生活の足しを必要とする被災者の気持ちを逆なでする行為は許せない。税金ではない義捐金なのだ。ある程度の不公平さや瑕疵があっても許せる。山間部の辺鄙な処に避難している被災者には食糧さえ行き届かない。それこそ不公平だ。数十か所の連絡所・拠点を設け、知らせて、そこに食糧や義捐金を受け取りに行く。受け取りが困難な被災者なら依頼して受け取ってもらう。そういう手筈は幾らでも考えられる。即刻、義捐金を渡すべきである。毎日の生活に支障のない人達には想像もつかない生活を被災者は強いられている。自治体・市区町村の担当者は、被災者の気持ちを思い遣る心構えで配布に専念してもらいたい。そして、即刻、支給すべきである。全国民の願いでもある。