世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

新組閣・党人事 新鮮味に欠けた従来型踏襲で 期待 薄!

2007年08月27日 | Weblog

組閣のたびに新 党役員、新閣僚は従来型の抱負の表明を繰

り返した、今回もそのパターンを踏襲した。新鮮味がない。各ポスト

を観るに成る程という理由がある様でない、というのが率直な感触

である。初心は皆、同じ抱負を述べている様で意気込みの程は伺

える。留任組も<改革の継続性>という点では理解できる。初入閣

組も噂の顔触れの面々で新鮮味に欠ける。翻って与野党の論戦を

顧みるに会期中の国会論戦でも平素のオフでも与野党攻撃のパタ

ーンは変わらない。与党の野党攻撃を例にとると、野党だってむや

みやたらに反対している訳ではない。官僚のお膳立てを、そのまま

か、一部修正して与党政策の方針にしているから、それを政治主

導でやろう、というのが野党の提案である。それが反対の為の反

対、何でも反対、と自公民は喧伝してきた。もう、こういう与党が吹

聴する構図は眼の肥えた国民には最早、通用しない。そんな事を

言っている様では与党は沈没する。また、同じパターンを繰り返し

ている、それこそが反論の為の反論を与党はしているとしか国民

の眼には映らない。ある面、政局になる事もあろうが政治主導の政

策対政策で論戦を展開し国民に見える形で論争してほしい、という

のが国民の願いである。テレビ出演で滔滔と与野党共に舌戦を展

開しているが論拠に乏しい遣り合いを演じているに過ぎない。一蓮

托生の泥舟に乗った今回の新 党人事、新組閣が吉と出るか凶と

出るか向こう1年以内に結果が出ると思う。しばし様子見、伺いをし

て静観したい。サプライズ人事のパホーマンスは結果責任を持つ

政権には程遠いが政治の求心力、政権の末期症状を呈している現

状では小手先の修正ではすまされない。大胆な方向転換が必要に

なる。それがサプライズ人事だ。遠大・高邁な政策より今の現時点

での生活に直結した、疲弊しきった、生活実情の建て直しに猛進

する事が要請されている。それが参院選の結果の民意である。そ

この優先順位の間違いが先の惨敗の結果を生んだ。その事で安

倍首相の先見力、指導力の無さが指摘された。今回の党人事、新

組閣は安倍内閣の起死回生の最後の賭けである。挙党体制、派

閥均衡の人選、民間からの起用等など見た目には実力、経験、老

壮青の均衡のとれた組閣と映る。しかし、その旧弊を打破するサプ

ライズ人事を考えるべきだった。例えば福田元官房長官、総裁選で

敗退した谷垣氏の起用である。それなら波紋を呼んだであろう。静

寂な湖面に一石を投じて波及する効果を狙うべきだった。重厚型、

実践型の古い派閥均衡の今回の人事では従来と何ら変わらない。

サプライズ人事だったら<大変革が期待>できた。改革の推進も

加速した。今回の様な重厚・実践型では遅々としてスピードに乗れ

ない。そういう従来型の御古い方々の起用である。そこで叉、期待

が外れた。国民は政治から遠のくに違いない。政治への吸引力あ

っての政策である。高邁な綱領、政策でも国民に魅力を感じさせな

ければ絵に描いた餅である。どんな分野にも、ある程度のパホー

マンス、サプライズは必要である。無意識層が叉、遠ざかった感を

強くした。・・・

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