世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

祝!イチロー3000本 安打達成!世界が湧く!

2008年07月31日 | Weblog

天才の証明が、又 一つ増えた。前人未到の記録達成も時間の問題、視

野に入った。34歳は いとも簡単に遣ってのけた。偉業もイチローにとっては単

なる通過点にしか過ぎない。非凡な才能は神の摂理で特定の人間にしか与え

られていないのか?!・・・否、それは違う。天性の素質以上に本人の努力の

賜物だ! 小さな一つ一つの積み重ねが今日の偉大なる記録に結びついた。

ポーカーフェースで淡々と語るイチロー独特の語り口も、イチローらしさ、好感

が持てる。言葉の節々、選び方にも、~らしさが感じられ哲学的でさえある。バ

ッターは投手との駆け引きでヒットになるか三振になるかが決まる。投球の球

種の 読み が的中するとヒットやホームランに結びつく。知能的プレーである。

イチローは攻・守・走ともに秀でて観客を魅了する。ヒットの量産、好フィールデ

ィング、全力疾走等々・・・“野球の職人”である。稀に見る逸材・天才だ! あ

の不滅の記録保持者、張本選手の日本記録3085本を抜くのも時間の問題と

なった。張本氏 曰く「イチローはスウイングに無駄がない、川上さんや張本も

彼には、及ばない! あっぱれ! 記録は破られる為にある。日本記録と言わ

ず世界のピートローズの4256本を抜いて文字通り世界一の記録保持者にな

ってほしい。イチローだったら、それが出来る」と力説し絶賛した。素人の我々

でも、そう思うし願っている。日本の、否、世界の期待に応えて、これからが本

番、記録に向かって日々、精進してほしい。イチローだったら全てが可能だ。当

面、年間200本アンダの連続記録を更新してほしい。イチローも言明している

通り“一つ一つの積み重ね”が、地道な、努力が、偉大な記録に結びつく。その

信念で、これからも頑張ってほしい。後続の良き手本となって邁進してほしい。

大いに期待している。・・・


“財源裏付”不明示 “検討”の文字が踊る「五つの安心プラン」!

2008年07月30日 | Weblog

又しても総花的で従来の各省庁に散らばっていた政策を寄せ集めたに過

ぎない感は否めない。何しろ<財源の裏付け>が無い。見当たらない、からで

ある。しかも<検討>の文字が目立ち先送りしている。実現出来るのか疑問で

あり見通しは明るくない。・・・国民の最大の関心事は「社会保障」である。それ

に応える政府の対応が今回の「五つの安心プラン」である。遅きに失した感は

あるが兎に角、福田首相の 肝いり で公表できた。一歩前進だ。その五つの分

野とは・・・

1.高齢者政策

2.医療強化

3.子育て支援

4.非正規労働者対策

5.厚生労働行政改革

の5つで約150項目余の施策を掲げている。

1.「高齢者政策」・・・65歳を起点に、それ以下の雇用確保と並列して、それ以

上での採用には<助成制度>を新設するとしている。年金改革の一環も示さ

れた。「最低保障年金(5万円)」の創設だ。それは<検討>する、と財源不明

のまま明記された。

2.「医療強化」・・・喫緊の取り組むべき政策であり課題である。医師不足に鑑

み救急や産科、僻地医療現場への迅速な対応。それを支える医師への相応

の待遇改善、手当・支援が必要だが、それが制度として創設された。医学部定

員の拡大も決定された。しかし、それには問題がない訳でもない。一人前の医

師になるには10年の歳月が必要だからだ。留め置くには、どうするか。しか

も、それ等の具体策は、これからである。問題等々は山積している・・・

3.4.5.は詳細が報道されているので割愛する。・・・各省庁の予算の整合性

と計上には紆余曲折が予想される。何しろ財源の捻出が立ちはだかる。その

論議もこれからだ。政府は来年度の予算編成で“重要課題推進枠”<3300

億円>を新設する。厚労省を中心とする政府案の「五つの安心プラン」は、そ

れを視野に入れている(当て<充て>込んでいる)。予算編成では「社会保障

費」の自然増<2200億円>の抑制措置が継続される。そういう諸々の条件

下で、「五つの安心プラン」が、どこまで機能し実現するか、今度こそ福田首相

の正念場であり「指導力」が問われる。それは即、衆院解散総選挙に影響す

る。気になるのは、厚労省は未解決の政策課題が山積しているのに次ぎから

次へと政策の乱発で懸案課題の抱え込み過ぎで消化不良をきたしている。丁

寧に解決・消化するには複数の政策遂行陣(容)が必要だ。それは国民への責

でもある。・・・

■付記:・・・

▲「医師不足対策」・・・夜間・休日の救急医、産科医、僻地派遣医の直接手当

支給制度を創設。

▲「在職老齢年金制度」・・・見直しと基礎年金の<最低保障>の強化。

▲「フリーターの正規雇用化」・・・既存の25万人にプラス10万人の上積み。

※財源捻出・・・公共事業関係費削減の徹底で工面する「重要課題推進枠」<

3300億円>の活用で確保する。厚労省分だけで<1500億円>になる(舛

添厚労相テレビ朝日で言明)。財務省その他の関連省庁との鬩ぎ合いで、どれ

だけ確保できるか未知数である。福田総理の指導力、手腕も問われる。・・・


WTOに纏わる“ 新・旧ラウンド” の解釈を渉猟する!

2008年07月29日 | Weblog

{資料}1.<イ>「ウルグアイ・ラウンド」 世界貿易機関(WTO)

の前身、関税・貿易一般協定(ガット)で1986年から始まった多角的貿易交渉

(ラウンド)。93年12月にジュネーブで開催されたラウンドで、日本は農産物

の輸入自由化やコメ市場の部分開放に合意した。これを受け政府は、国内農

業の体質強化のために、95―2000年度の6年間(後に2002年度まで延

長)に総額<6兆百億円>という巨額の予算措置を講じる一大事業「ウルグア

イ・ラウンド農業合意関連対策」を実施した。この事業では、高齢化と後継者難

の農家の農地を大規模経営者などへ移す農地流動化事業のほか、農業農村

整備事業、農業構造改善事業などが行われたが、当初から「ばらまき」との批

判の声が上がっていた。

 ・・・・・・・・・・・・・・<ロ>「ウルグアイ・ラウンド」

(Uruguay Round、1986年―1995年)」は、世界貿易上の障壁をなくし、貿易の

自由化や多角的貿易を促進するために行なわれた通商交渉。ウルグアイ東方

共和国の保養地プンタ・デル・エステで1986年に開始宣言されたことからこの

名がついた。1944年のブレトン・ウッズ協定によって成立したGATT・IMF体制

の下行なわれた通商交渉としては、ケネディ・ラウンド、東京ラウンドと並び有

名である。この協議では、サービス貿易や知的所有権の扱い方、農産物の自

由化などについて交渉が行われた。中でも農業分野交渉が難航し、将来的に

全ての農産物を関税化に移行させること、最低輸入義務(ミニマムアクセス)を

決定するにとどまり、完全な自由化には至らなかった。この協議によってGATT

を改組して世界貿易機関を設立することが決定され、また貿易に関連する投

資措置に関する協定 (TRIM)、サービスの貿易に関する一般協定(GATS)、

知的所有権の貿易関連の側面に関する協定(TRIPS協定)等が成立した。こ

れにより加盟国はパフォーマンス要求の一部を廃止することやサービス貿易の

一形態であるサービス産業の現地進出に対して規制緩和することなどの義務

を負うことになった。しかし、これらは先進国が想定する投資ルールのごく一部

をカバーするにとどまっており、包括的な投資ルールの策定に向けた交渉の開

始が期待されている。サービス分野や知的財産権も交渉対象となった。ウルグ

アイ・ラウンドの結果に落胆した発展途上国の反発により、当初、新多角的貿

易交渉(新ラウンド)立ち上げを計画した1999年11月のシアトル閣僚会議で

は、新ラウンドをスタートできなかった。

{資料}2.<イ>{新ウルグアイ・ラウンド}2001年に始まった世界貿易機関

(WTO)の新多角的貿易交渉。正式名称は開始を決めた閣僚会合の開催地

にちなみ、「ドーハ開発アジェンダ」。147か国・地域が参加し、前回のウルグ

アイ・ラウンド(1986―94年)より20以上増えた。

・・・・・・・・・<ロ>{新ウルグアイ・ラウンド} 新ラウンド(または新ラウンド交

渉)とは、2001年11月のWTO第4回閣僚会議(カタール・ドーハ)で立ち上げら

れた、多角的な貿易自由化のための新たな交渉のことです。WTO(世界貿易

機関)及びその前身であるGATT(関税と貿易に関する一般協定)では、過去8

度にわたり、その加盟国(GATT時代は締約国)に貿易自由化(伝統的には関

税の引下げ)や貿易関連のルールを作るための交渉を行う場を提供してきまし

た。1960年に開始された第5回交渉(ディロン・ラウンド)以降、このような多角

的貿易自由化交渉は「○○ラウンド」と呼ばれています。初期の交渉(第5回ま

で)では鉱工業品の関税引下げに重点が置かれていましたが、1964年から

1967年に実施された第6回交渉(ケネディ・ラウンド)以降は、交渉の重心が関

税引き下げ以外の貿易関連ルールの策定・整備に移ってきています。特に東

京ラウンド(1973~1979年)では、補助金・相殺措置協定、政府調達協定とい

った国内措置にまで踏み込んだ交渉が行われ、非関税措置に関する協定が

10本も締結されました。ウルグァイ・ラウンド(1986~1994年)では、これまで

GATTが対象としてきたモノの貿易に加え、サービス貿易、貿易関連投資措

置、知的所有権に関する新たな協定が締結されました。また、紛争解決手続も

大幅に整備され、貿易ルールの実効性担保の点でも大きな前進が見られまし

た。さらに、こうした多角的貿易体制の推進役としてWTOが設立されました。

             ――新ラウンドの交渉項目――  

ラウンドの交渉項目には、大きく分けて「市場アクセス分野」と「ルール分野」と

があります。市場アクセス分野の交渉とは、鉱工業品の関税引下げや非関税

措置の低減・撤廃を目的とした交渉です。ウルグァイ・ラウンドでは、これに加

えて農業・サービスが本格的に取り上げられました。一方、ルール分野の交渉

とは、アンチダンピング協定、貿易の技術的障害に関する協定(TBT協定)、補

助金及び相殺措置に関する協定等、貿易に関する様々なルールを策定・整備

することを目的としています。ウルグァイ・ラウンドではこれらの協定の改訂に

加え、新たに知的所有権の貿易関連の側面に関する協定(TRIPS)等に関す

る交渉が行われました。新ラウンドにおける交渉分野の候補としては、ウルグ

ァイ・ラウンドが終了した時点で既に交渉開始が合意されていた事項(合意済

み交渉課題:ビルトイン・アジェンダ)である農業・サービス分野のほか、関税引

下げ交渉、更には「新たな課題」として投資、競争、環境、アンチダンピング等

が挙げられます。

               ―― 我が国の立場 ――

我が国は新ラウンドの交渉項目について、十分に広範な交渉項目を備えたも

のとすべきであると考えています。これは、新ラウンドにおいて様々な交渉項目

を包括的に盛り込むことで、多様な国内事情・課題・交渉目標を抱えている交

渉参加国がそれぞれ利益を受けることができるようにする、との考えに基づい

ています。具体的には、前回のウルグァイ・ラウンド終了時から交渉を行うこと

が決まっていた農業・サービス(いわゆる「ビルトイン・アジェンダ」)や鉱工業品

関税交渉等の貿易自由化に加え、アンチダンピング協定の規律強化、国際投

資ルールの策定等、WTOルール強化のための交渉項目を含むことが必要で

ある、とする立場をとっています。

※引用した<資料>を手がかりに、今回のWTO交渉の成り行きを見守りた

い。年末までの決着が、どうなるのか、特に日本農業の将来に、どう影響を及

ぼすのか無関心ではいられない。最終的には、WTOの目的完遂の為に日本も

寄与すべきだとの論調もある。これを契機に日本農業の抜本的体質改善を行

い世界の農業大国とも互角に渡り合える様に体力をつけるべきだ!・・・との意

見もある。さて、農業現場の方は、どう考えているのか、切磋琢磨して、この困

難な道を切り拓いていきたい。・・・

● 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』、その他より引用

 


WTO ラミー調停案では日本農業は壊滅する!

2008年07月28日 | Weblog

WTOの農業交渉、ラミー事務局長のモダリティー(保護削減基準)調停案

では日本の農業は壊滅する。10%から後退し8%を死守するのが当初の案だ

ったはずだ。それが、4%~6%の提示(2%上乗せして6%までは認める、詳

細は略)で更なる後退、日程終了後になっても帰国できない羽目になる。若林

正俊農林大臣と甘利 明経済産業相だ。若林氏は農業品目、甘利氏にとって

は非農産品目が課題(難題)を抱えている。開発途上国は農業分野で先進国

を攻撃する。一方、先進国は非農産品(鉱工業製品)の市場を開放せよ、と途

上国を責める。そういう構図で互いに譲らない。 農業品目と非農産品との鬩

ぎ合いの様相だ。従って日本代表の両氏の主張には相反する局面を有する。

甘利経済産業相は非農産品(鉱工業製品)で一層の市場開放を要求する。そ

れは即、価格競争力に弱い日本農業を攻撃するよう 途上国に けしかけてい

る様な構図だ。従って両氏は各自の省益を克服して日本としての一体で臨む

べきだ。特に日本農業にとっては致命的で存続の危機に瀕している。重要品

目が全品目(1332品目)の4%だとすると、53品目にしかならない。それは

日本農業の壊滅を意味する。現行関税が75%を超える134品目のうち81品

目が重要品目から除外され関税削減が義務付けられる事を意味する。平たく

言えば、重要品目を2%増やせたとしても、その分には低関税輸入枠を国内消

費量の0.5%追加拡大するとの代償がつくことになる。ラミー調停案と日本の

三大優先課題との対比で検討しよう。以下、詳細は略。・・・

            ――日本の三大優先課題とラミー調停案との対比――

●重要品目・・・ 

1.数 

▲日本の対応方針  

□十分な数=10%以上 現在は追加を含め8% 代償には反対

□現行の輸入枠の有無に関係なく各国が自由に指定 

▲ラミー調停案・・・

□全品目原則4%   条件・代償付きで2%追加

 

2.低関税輸入枠の拡大幅 

▲日本の対応方針  

□空白

□関税削減率が最大の場合は2% 米は更に圧縮できる仕組み 

▲ラミー調停案 

□関税削減率が最小の場合は国内消費量の4%

 

●上限関税・・・ 

▲日本の対応方針  

□代償に反対 

▲ラミー調停案  

□重要品目+全品目の1%は関税100%超を代償付きで認める

 

※ 何れにしても難しい局面に差し掛かっているのがWTOの現状である。広大

な国土と土地を有する輸出国と微小な島国 日本が対等に渡り合うには、それ

相応の知恵と工夫がいる。今こそ日本農業再生の正念場である。その自覚で

政府は取り組んでほしい。・・・

 


ロシアの真価は地下資源にあるのではなく文化遺産にある!

2008年07月27日 | Weblog

豊富な地下資源を有するロシア! 近年、俄然、注目を集めている。世界

の眼がロシアに注がれている。2桁台の経済的飛躍を続ける新興著しい中国、

IT関連で他の追従を許さない頭脳的に秀でて これ又、発展の一途を辿ってい

るインド! バイオ燃料のトウモロコシでシコタマ儲けの止まらないブラジル! 

何れ劣らず世界の経済を牽引している。他方、原油高騰で潤っている中東や

アラブ諸国、笑いが止まらない そういうセレブの国々! 米国もサブプライム

ローンで甚大な被害を受け経済的打撃を被っているが世界の経済を牽引して

いる事に変わりはない。そういう新興国と中東・アラブ産油国、世界一を標榜す

る米国! その富裕層と その煽りを受けて甚大な被害を被っている輸入国と

の格差と不条理で世界の経済は混沌とし迷走している。・・・原油高騰の恩恵を

受けているアラブ・中東と、投機マネーで飽くなき利潤追求で暴利を貪っている

富裕層、その一方で悲鳴を挙げている国々とで世界は二分されている。ロシア

もそういう富裕層の一翼を担い豊富な地下資源で国力を上げている。日本企

業も進出し既存企業や新興企業と提携してインフラ整備と企業立地に猛進して

いる。ロシアの将来性を見込んでの投資である。そういう風潮が世界を跋扈し

侵食している。グローバルスタンダードは世界の隅々まで席巻している。市場

原理が、経済優先が、儲け主義が、あたかも“人間の幸福”の条件であるかの

如く、「幸福」を達成する 唯一の方法であるかの様に振舞っている。そういう世

界の現状に盲目的に追従し追い越せ追い抜けの、かつての日本の明治期の

様相を呈している。時代は質が変わったのである。後れを とらじ、の 経済優

先 は 人間の質を劣化 させる。個人や国の“矜持”を忘れ、捨て去っては、“人

間の在り方”の 根源 が問われる。今こそ足元を見つめ、先人が築いてきたそ

の国 固有の歴史や文化に眼を向けるべきである。あの帝政ロシアと言えど

も、世界的不朽の名作、薫り高い文学作品を生み出した。トルストイの{戦争と

平和}、ドストエフスキーの{カラマーゾフの兄弟}、チェーホフの{桜の園}、ゴ

ーリキの{どん底}等々、挙げれば限がない。音楽界では世界の巨匠 チャイコ

フスキーという傑出した人物を生み出している。・・・それ等は、ほんの数例だが

世界文学史上に燦然と輝く名作の数々、音楽史上に君臨するチャイコフスキー

の交響曲等・・・、名作、名曲の数々は後世に多大な影響を与えた。そういう不

朽の作品は現今でも読み継がれ、演奏され、親しまれている。ところが、そうい

う対極にある物質万能の現代だからこそ、そういう風潮に待ったを掛け、精神

的安らぎを取り戻し、心の ゆとり を持ちたいものである。否、そういう市場原

理(主義)が蔓延(はびこ)る現代だからこそ、先人の築いた歴史や文化に想い

を馳せ、その誇りを、“一国の矜持”として表明すべきである。その国の真価は

<経済力>よりも<文化力>、“文化遺産”をこそ<誇り>にすべきである。ロ

シアこそは、そういう意味で 正に、世界に君臨した先達の文化を再輸出にする

に値する国である。日本とて同じである。明治期の先人の あの気概を こそ、

取り戻すべきである。それが失われた歪(ひずみ)が今、世間を騒がしている

通り魔事件 に一脈、通じている、そういう気がしてならない。・・・そういう意味

で、ロシアの今後を注視したい。・・・

 


反小沢派 財源裏付無し 国連中心主義 での一蹴は無謀!

2008年07月26日 | Weblog

表題の意図は“選挙に勝てない机上の空論”の見出し である。 党外、対

外で自己の主張を披瀝する以前に党内で徹底的に論議し真意を尽くして筋を

通すのが党人としての在るべき姿だ。同じ党内にも幾多の派閥がある様に公

認されてはいるが、第三者の眼から見ても奇異に感じる。党内論議が尽くせた

のか、非民主的で異見を封じ込める党なのかと疑いの眼で見られる。まして

や、テレビや印刷メディアで意見具申となると党内対立を際立たせ、自公民・与

党の思う壺である。ほくそ笑むのは政権与党である。対立候補を出して堂々と

議論を戦わし個々の主張を国民に分かりやすく政策で示すのが得策だと主張

する向きもある。正論ではある。しかし、政権獲得が射程内に入った時期に、

議論を戦わして披瀝しても党内対立が尾を引くだけで政権奪取には程遠く得策

ではない。政策論議で“勝てない選挙”を展開するのが、国民の信任が過半数

を得ている現時点では、絶対、得策ではない。小沢氏を推薦している執行部や

幹部は、その事を誰よりも痛切に感じているからこそ小沢氏擁立で意思を固め

ているのである。・・・

●「財源の裏付けが無い」・・・政策を展開するには“財源の裏付け”が有ってこ

そ実現出来る。当然である。与党自公民も民主党のそこを衝いている。しから

ば、民主党の マニフェスト に、それに替わる<対案>を載せるには党内で徹

底的に論議を尽くし、その案なら「財源の裏付け」が得られる、という党内説得

をするのが先決である。マスコミやメディアでの自己の主張を開陳する以前の

“党人”としての執るべきスタンスだ。たとえ正論だとしても、徹底した党内論議

を尽くし浸透させるのが先決である。しかも気になるのは<対抗馬>が出て論

争後の党内がギクシャクして纏まりを欠いていては、選挙には絶対、勝てな

い。民主的運営もTPOを考えて実行すべきである。最大公約数としてマニフェ

ストに記載できる様に徹底的論議を尽くして対立派、アンチ小沢派も<挙党体

制>で臨むべきだ。来る衆院解散総選挙の今回の選挙こそが「2大政党制」が

日本の風土に根付く最後の機会である。政治の変わり目の非常時である。 

『卑近な、実現可能な、高邁な?「政策論争」こそが、<政局>を超えて為すべ

き 最優先事項 だ!』・・・と主張するのが、大勢だが、私は、そうは、思わな

い。“民主主義は<数の論理>”である。 数の多数 が事を制する。その事を

骨の髄から浸み込んで分かっているのが現政権の自公民・与党である。高邁

な理想とする政治 <政策論>だけでは「現実政治」は進捗しない。全てに最優

先して、まずは“政権獲得”の確かな手を打つべきだ。“「政局」云々”に怯んで

はいけない。日本の非常時には「勝てる選挙」でないといけない。以下、省略。

●「国連中心主義」・・・国連が決めないと何も出来ない、という小沢論理では独

立国として主義主張がない。独立国として面目が立たない、と論調を張る御仁

が居られる。メディアの主張もそれに近い。しかし、私は、そうは、思わない。特

に「対外派兵」に<特化>しての“最大公約数”が小沢氏の<国連中心主義>

だと認識している。独立国としての日本独自の主張は当然、有る。卑近な例が

「日米同盟」の在り方に如実に顕れている。“対等平等の互恵関係”の構築に

敷衍されている。・・・何れの日にか、詳細は開陳する。

■9月の民主党代表選は「政権奪取」の“確かな担い手”を選出すべきだ。この

機会を逸してはならない。“2大政党制”への至近距離にある最後のチャンスで

ある。国民の期待は大きい。

 


老老介護 から 認認介護への政府対策は万全か?!

2008年07月25日 | Weblog

世界一高齢人口の日本! 今後も益々、拍車を掛けて高歳化が進む。

かも問題なのは高齢の老人が同じ高齢の老人を介護するという そういう現

が“老老介護”である。今日の日本を心底傾けて脇目も振らずに築きあげて

た人達である。それが今の高齢者、老人達である。そういう現実は侘しい老

という外はない。今日の日本の繁栄を築き上げてきた人達は他ならぬ彼等、

今の老人達である。だからこそ、その労苦に報いるのが 現役世代 や 政府 で

はなかろうか。・・・負担の公平、全世代(老若男女)で相応の負担(5割負担

税、4割負担 現役世代、1割負担が受益者当人の老人)云々は、論理としては

納得がいく。1+1=2の類だ。でも人生には、全て そういう論理だけで解決が

つくのか? ・・・蛇足だが、<事実>と<真実>は違う。人生には“事実”より

『真実』という より重要な局面があると思うのだが・・・。 官僚は又しても嘯く!! 

“神学論争は止めよう!”と。・・・そういう様に“官僚の逃げ道”は幾らでも用意

されている。古参もそうではあるが新米議員に至っては、到底、彼等のそういう

(天下り、談合、汚職、不祥事、税金の不正支出等々の瑕疵の続出・・・)狡猾さ

には太刀打ち出来ない。

・・・――確かに今日の日本の繁栄を政策的に築き上げてきたのは世界一優秀

な彼等、官僚達である・・・当初は。 しかし、どんな清水や真水でも長い間には

澱んで濁水になる、の例えにある如く今日の官僚達は濁水のオンパレードにな

った。そういう現実に官僚制度は今、直面している――・・・

だからこそ新陣代謝が必要なのだ。 話は横道に逸れたが、今の高齢者の現

実を直視する時に考えさせられる。 「老老介護」という現実だ。そういう切羽詰

まった喫緊の対策には当然、政策的に後押しするのが政治であり、政府の役

目である。そう訴えると、それに充てる 財源 はどうする、と定番通の“予算

云々”を声高に叫ぶ。イタチごっこもいいところだ。そこでトップの英断が必要に

なる。そういう現実に直面した時にこそトップの出番である。総理の采配が事を

決する。総理の指導力を発揮すべき時なのだ。どうも福田総理は、そういう時

に顔が見えない。英断を下してもらいたいのだが・・・。しかも最近では“老老介

護”から更に最悪の状態になった。『認認介護』への移行である。痴呆症(軽

度)の人が痴呆症(重度の要介護)を介護するという事態に立ち至った。超悲し

い現実が突きつけられている。2005年に<205万人>(13人に1人)の痴

呆症が2030年には<430万人>(8人に1人)になる試算が出ている。喫緊

の対策が要請されている。後手、後手の対策では政治の形態を成し得ない。

今こそ総力を結集して、総力を挙げて取り組むべき最重要課題だ。喫緊の対

策が必要だ。埋蔵金(年金等の支出が明確な資金以外、精査すると、そうとう

の予備資金量がある)の使途も非常時用としての予備の域を脱し“人生の黄金

期”に差し掛かった老人達の充実した人生を支援すべき資金として支出すべき

だ。政府も現役世代も目の前の 幸の充実 を満たしつつも何れ自分達も現役

世代の お世話になる、そういう自覚で高齢世代を支援してほしい。政府は更な

る責務を認識して取り組むべきだ。・・・もう一度、訴える! ≪認認介護≫の

現実を直視して政策的にあらゆる手段を講じて打開策を執るべきである。

 


暑中見舞欠礼!物価高騰で中止 年賀状 のみで礼を尽くす!

2008年07月24日 | Weblog

ご承知の通りガソリン値上げ、諸物価高騰で台所を直撃し家計が逼迫し

ている。例年 親戚、友人、知人に欠礼した事はなく“暑中見舞い”と“年賀状”

だけは届けてきた。ところが数百通となると、そうもいかない。年に1度の「年賀

状」だけに留める事にした。知人・友人、貴殿よ! あしからず、ご了承下さ

い。・・・さて、大暑の夏も過ぎ本格的な真夏日の訪れだ。特に ここ沖縄は亜熱

帯特有の じりじり した夏日が続く。CO2排出も程ほどにクーラーはシャットア

ウト。扇風機で我慢している。それでも電力はウナギ登りだ! この暑さでは し

ょうがない・・・。仕事の能率も落ちている。全てに低落ぎみだ。だが しかし、短

所も長所! 春夏秋冬、四季のはっきりした日本は、折々の季節感を醸してい

て世界一、住み良い国だ! こんなに自然に恵まれた島国は他にはない。異

論もあろうが二千有余年の長きに渡って単一民族で構成され血筋の濃い同族

で歴史、文化、民俗等を形成してきた。欧米の様に国境紛争・争奪戦がなかっ

た。荒々しい牧畜民族ではなかった。狩猟民族の延長として今日に至ってき

た。こじんまり と 共同協働共営で営々と歴史文化を築いてきた。その帰結が

今日の日本だ。そういう日本の独自性は出自に纏わるアイデンディディーの問

題に行き着く。流行りのグローバルスタンダードに追従する必要はない。日本

の独自性で世界に表出していくべきだ。何でも世界一の米国に追従していれば

良い、という“安心安全の<神話>”は崩れかかっている。輸出にしても中国、

インドに凌駕されている。輸入も中国、インド、東南アジアにシフトしてきた。残

るは「安全保障の<核の傘>」のみだ。それが 対等平等 の真の 同盟関係 を

窮屈にしている。極言すれば<対等平等>の“互恵関係”を阻害している。そ

れでは 何時まで経っても、米国の「核の傘の保護の元」に安住せざるを得なく

なる。真の日米同盟、対等平等 の<互恵関係>は構築できない。それが現状

の自公民・与党のスタンスであり限界でもある。・・・近隣諸国、特に北朝鮮の

核の脅威、中国の軍拡、そういう諸々の悪条件?を克服する日本独自の外交

を、日本の現在保持している、持てる力で、物心両面(先端技術を含む技量、

技能、先駆的環境技術等の総体)で貢献していく 柔らかい外交、柔軟織りまぜ

ての「<知>の 優柔硬軟」で独自性を発揮して展開していくべきだ。そういう日

本のスタンスが世界から尊敬される独立国としての日本の確固たる立場の堅

持になる。もう、そういう時期に日本は来ている。世界も、そういう日本のスタン

スを期待している。・・・暑中見舞いの中止に鑑み、欠礼した分、補考の意味で

開陳した。

 


最近の日本の世相を表す 英単語群 を類書から渉猟する!

2008年07月23日 | Weblog

頻発・続発する殺人事件! 特に肉親の殺傷事件は痛ましい限りだ。

最愛の我が子を、我が親を、死に追いやるに至っては絶句の外はない。特に

最近、続発している。原因究明は勿論、必要だが何か割り切れない苛立たしさ

を感じる。社会的背景も遠因だとは思うが何か日本の社会が何処に向かって

いるのか曖昧さに主たる原因がある様に思えてならない。日本の未来を指標

する“ビジョン”が明確でない事がその背景にあるのでは、と思っている。・・・さ

て、そういう世相に纏わる<英単語群>には、どんなものがあり、どう表現がさ

れているのか、類書から調べてみた。以下の通りである。

●murder・・・殺人(計画的な故意の)

●stab・・・・・・刺す(尖った物で)

■spree・・・・・犯罪行為。浮かれ騒ぎ、ばか騒ぎ、酒盛り。 

▲shooting spree・・・銃乱射 

▲stabbing spree・・・動機なき殺人 

▲a spree killer・・・無差別殺人鬼 

▲spree go on a killing spree・・・殺しまくる 

▲wanted by police for murder・殺人容疑で警察に指名手配されている  

△drinking spree・・・どんちゃん騒ぎ 

△spree go on a drinking・・・大酒飲んで大騒ぎする 

△shopping spree・・・買い物三昧

いろいろあり、ブレークのつもりで記述した。

 


楽しい夏休み! 孫との待望のララバイが始まる!

2008年07月22日 | Weblog

待ちに待った夏休みが始まった! 孫との長が~い 付き合いが本格化す

る。いろいろと注文も多かろうと思うが それも一つの楽しみであり生き甲斐

だ! 5人の孫もそれぞれ心身共に成長し眼を見張るものがある。個性も豊か

で それぞれに特長(特徴)がある。日増しに成長する姿を見ると ある種の満

足と頼もしさを感じる。その孫達の親(私の子)の記憶(成育歴)は定かではな

い。仕事に熱中?していたからだ。有り体の仕事人間の範疇で上昇志向の輩

だったからだ。――あの大分不正事件の類ではないが・・・―― ララバイの典

型はゲームだ。盛りのセンターでは待ち構えていたかの様に多種多様のゲー

ム機が所狭し と出迎える。今では健全娯楽だ。程良いストレス解消の必須アイ

テムだ。大人でも結構、楽しめる。否、むしろ 大人こそ、ストレス解消の健全娯

楽だ! 大いに推奨したい。さて、孫は どうか・・・。いとも簡単に種々のゲーム

機を見事に操って興じている。説明書きもないのに どうして遣り方が分かるの

か不思議でならない。たぶん、感覚的に直観的に分かるのであろう。今どきの

子供はメカに強い。私達が子供の頃とは雲泥の差がある。隔世の感を覚える。

時代の進展に遅れまいと思うのだが・・・。時代相応の進歩人?にならなけれ

ば、と自戒する。そういう私の試行錯誤するのを傍目に孫はゲームに熱中して

いる。いとも簡単に操っている。 いつ、終わるとも知れないゲーム人に なりき

って集中している、頼もしい。 数時間が経った。さて、その次は、と言うと 定

番の好物漁りだ。それぞれの好みの飲み物で喉を潤し間食の注文で日程は終

わる。今日も大過なく満足の一日だった。更なる孫との遠出の休日が、又の楽

しみの一つになる。この長が~い 夏休みを有意義なものにしようと次回の案を

練っている。今日も楽しい一日だった。・・・


来年1月衆院解散 2月総選挙が濃厚!

2008年07月21日 | Weblog

永田町では最近、専ら 衆院解散総選挙 の話題で持ちきりである。話題

が選挙一色になっている。その対策に奔走する御仁も居られるとか? 先の北

海道洞爺湖サミットでそれらしい成果を挙げ得られなかった福田首相への苛立

ちと不人気が そうさせている。しかも予想では来年1月の通常国会召集時冒

頭で解散して2月に総選挙という予測をしている。その他の予想もある。3月に

来年度予算(案)成立後に解散して4月に 総選挙 という段取りだ。さもありな

ん、とも思う。他の予想もあるが省略する。・・・それでは 内閣改造 はどうなる

のか。新聞報道でも取り沙汰されているので、ほぼ間違いなく断行されるであ

ろう。それは何時(いつ)か? 今月末(7月末)か、来月上旬(8月上旬)、が最

有力である。閣僚候補は先のブログで予測したので割愛する。それでは、「内

閣改造」で政権が浮揚するか、と言えば悲観的だ。サミットの成果が尾を引い

ているからだ。世論調査でもその事が伺える。荒れる臨時国会中での想定外

の解散総選挙もあり得る。国民世論が政策遂行にノーを突きつけた時だ。・・・

最近、ちょこちょこと小泉元総理が出没し3人淑女の結成を後押ししている様

だが効果の程は未知数だ。郵政民営化時の想定外の大衆迎合的効果は期待

できない。 党内では相変わらず“消費税”「増税派=財政再建派」の与謝野

馨氏と「慎重派=上げ潮派」の中川秀直氏との対立があり纏まりに欠ける。多

数の派閥から担ぎ出されて総裁、総理になった手前、バランスの舵取りが難し

い。 仮に、内閣改造後に瑕疵が出てスキャンダルでも起こしたら、それで万

事休す、である。しかも通常国会での野党4党、特に民主党の攻勢は激しさを

増す。後期高齢者医療制度問題、新たな年金問題の浮上、国土交通省の不

祥事、防衛省の杜撰な管理問題等々で揺さぶられ政権維持が困難になる。対

外では、先のブログでも触れたが米国大統領選の動向も見逃せない。マケイン

氏が大統領になる場合とオバマ氏が米国大統領になる場合とでは日米同盟の

在り方に少なからず変化が生じる。特に イラク派兵 や 新テロ対策法 での イ

ンド洋への 給油活動 に支障をきたす。オバマ氏との関係では尚更、変更せざ

るを得なくなる。総じて言える事は、野党や国民世論の動向が事を決する。 さ

て、その時、福田政権はどうなるのか、全て未知数である。「内閣改造」 と 「衆

院解散総選挙」とが、どう動くかに国民は注目している。・・・

 


物価高騰! 国産の出番で特産品の棲み分けで対処!

2008年07月20日 | Weblog

オーストラリアの旱魃 不作で小麦が高騰し、国産の小麦が割安感になっ

た。でも小作農では政府の補助金が貰えず転作を余儀なくされている。そうい

う現状を打開しようと各県の農業試験場では小麦の品質改良に取り組み、穂

高が従来の2倍になる品種の改良に成功した。美味しくて収穫量が大幅に多く

なった国産小麦を生み出した。小作農独自でも採算が合う様になった。・・・オ

ーストラリア産の小麦は30%高騰し国産の小麦は緩やかな上昇で、しかもオ

ーストラリア産に引けを取らない品種の創出に成功した。“香川の讃岐うどん”

も国産小麦を使用する動きに転じた。成功を祈りたい。・・・今日、午後のテレビ

番組「ガイア?~」で放映していた。日本もやるなあ!と感心しながら視聴し

た。小作農家も勇気づけられたのではなかろうか。かつて大分県知事が提唱し

全国を風靡した“一村一品運動”を思い出した。その土地の気候風土に合った

その土地ならではの特産品(物)の新たなる創出で永続的に何ものにも左右さ

れない安定した特産物(品)を定着させる。その音頭取りは全国的規模では政

治が担う。農林水産省が舵取りをする。つまり全国的規模で“棲み分け”を特

定する。賢い消費者は「安心・安全」を買うのに少々の高値でも買う。そういうト

レンドが観えてきた。巷でも市場でもスーパー等でも主婦は立ち話で堂々と語

る。“安全で安心できる品物”だったら値段が高くても国産品を買いたい、と語

り合っている。・・・思うに、WTOやEPAを受け入れつつも市場原理で競争に

晒されても、グローバルスタンダードの波は世界規模で押し寄せて来る。でも、

ビクともしない万全の対策を講じたら消費者は、ついてくる。つまり<安全・安

心が保障>され<高品質、高付加価値の高い物品>だったら「高値」でも“安

心・安全”を消費者は買う。そういう傾向が見えてきた。政府も後押しすべき

だ。価格で外国産に太刀うち出来ない<安値>攻勢でも、賢い消費者は 安

全・安心 の国産品を買う。そういうトレンドが見えてきた。生産農家も、自信を

もって品種改良(農業試験場の指導と共有で)に取り組み外国産を凌駕する気

概で取り組んでほしい。きっと功を奏する、と思う。他の産業でもトレンドは同じ

だ。適度な“棲み分け”がキーポイントになる。先祖代々の農家(私は少年時代

まで田畑農業を経験)だった事が開陳する切っ掛けになった。・・・

 


地産地消の高品質食材相応の値段とフードマイレージ!

2008年07月19日 | Weblog

グローバルスタンダードに迎合する必要はない。そのトレンドに乗り遅れ

まい、と もがく 必要もない。WTOもEPAも必要最小限に留めて日本独自の農

水産林業を育成したら よい。天然の、悠久の美しい日本の自然が、見る見る

うちに失われていく寂しさを感じる。寂寥感がする。四季折々の情景は自然か

らの 贈り物 であり、摂理 であり、畏敬の念 を禁じえない。その貴重な贈り物

は営々と築いてきた古人からの重宝な遺産でもある。何故、開発の美名のもと

に破壊しつしていくのか?!・・・理解に苦しむ。元通りにするには数百年という

途方もない歳月を要する。腹元が如何に難しいかが専門家は指摘する。古

来、その自然に育まれて日本人の 情操は陶冶 されてきた。日本の日本らしい

情操が詩歌や文学作品を生み出した。あの兼好法師の「徒然草」も、清少納言

の「枕草子」も、更には 世界最古最大の文学小説「源氏物語」も、そういう日本

の自然の風土から生み出されてきた。日本独自の“わび”や“さび”も、芭蕉の

俳句も情操豊かな風土からの影響で誕生した。・・・その貴重な文化遺産を失

い減少させていいのか、立ち止まって考えてみたい。・・・現在、この地球は滅

亡の一途を辿っている現実にある。地球温暖化の影響で天災地変・人災が、

北極はおろか地球の隅々、至る所で頻発、続発している。その原因の一つがC

O2の排出である。その削減に世界のトップや学者・有識者は提言しているが、

国家ナショナリズムのエゴでラチがあかない。そういう世界の現実に直面してい

るからこそ、日本は独自性を出すべきだ。内向きと言われ様が、日本の自然を

死守する必要がある。<島国>だからこそ、日本の美しさを ガラパゴス諸島

並みに保存し永続させる必要がある。後世の人類の為にも有益である、と思う

からだ。世界最大の消費国、日本は地球の果て 対極から食材を運んで胃袋を

満たしている。フードマイレージが最大でCO2を撒き散らして地球を汚染して

いる。もう、そろそろ、この辺で足を引いて “先祖がえり” を実行に移す時期

だ。日本の美しき天然の自然を守りながら 高品質、高付加価値の高い産物、

食材を生産し、それ相応のリーズナブルな値段(極言すれば 高品質、高付加

価値が高い産物、食材、<安心、安全>が保障され確保されている産物・食材

>には、相応の高い値段)で「地産地消」に努める時期に来た。それが、永続

的に日本が独自に生き延びる道であると思う。『消費者』には、“安心安全”が

確保され その代償として品質の保証されている国産を、育成すべき責務を感

じてほしい。消費者マインド が<国内産を育てる>決め手になる。品質の保証

されない外国産品より“安心・安全”を買う 気概を消費者は生産者と共有すべ

きだと思う。・・・もう一度、極言すると ――「<高い値段>を支払って、<高い

値段>で買って『安心・安全』を確保する自覚、それは<自分の事は自分で守

る>、と言う“自己防衛”に繋がる。間接的には<生産者を育てる>事に繋が

る。補助金だよりの、あるいは 補助金ばらまき、の悪しき悪弊を断ち、税金の

無駄を省く事に繋がる。その省いた税金は「福祉」に使途する。―― となる。 

そういう「地産地消」は、世界を荒らしまくっているグローバルスタンダードという

巨大な魔物に対抗する唯一の手段である。何にも優先して取り組むべき、これ

からの為政者、国民(生産者、消費者)の共有すべき事項であると思う。・・・

 


元祖 太陽光発電の日本! ドイツに政策的に奪取された?

2008年07月18日 | Weblog

技術大国 日本! そのイメージが世界に定着している。“太陽光発電”だ

って、世界に先駆けて抜きん出ていた。ところが後発のドイツにその地位を奪

われた。何故か? ドイツ政府は政治的に対策を執ったからである。“ 政 策 ”

として企業や民間を後押しし支援したのである。太陽光発電普及のため予算

措置を講じ企業は勿論、個人家庭でもソーラーパネルが容易に取り付けられ

る様に費用の一部を補助したのである(法制化して)。瞬く間に普及しクリーン・

エネルギー発電に成功した。CO2の排出を減らす事に成功したのである。慌

てた日本政府も力を入れたが、もう、後の祭り である。政府は、折角の そうい

う民間企業の 技術・技量・技能 を、<結果的には>摘み取る様な行為を往々

にしている。官僚の使命・力量はそういう民間企業の優れた技術を政策として

具現する事にあるはずだが、あらぬ分野に使途されている。政治家は官僚の

本来、持っている優秀な頭脳をそういう面に生かす様に仕向けるのが職責であ

るはずだ。ところが手法を間違えてか、あらぬ方向に向かわせて今日に至って

いる。その帰結が「元祖 太陽光発電」の地位をドイツに奪われる結果になっ

た。・・・世界の潮流・トレンドとして地球温暖化の対策が今後 益々、叫ばれる

様になる。人類の生存に関わる重大な危機的状況にある昨今、クリーン・エネ

ルギーの開発と需要は必須になる。いよいよ技術大国、日本の出番である。世

界も日本の そういう技術・技量に期待している。“太陽光発電”の効率化は勿

論、今後も継続して取り組み低コストの開発に努めなければならない。島国 日

本の自然や地理的条件を生かして、“地熱発電”の開発、潮流の干満を利用し

た“波動発電”の開発、風力発電(周辺人家に被害が出ているので影響を及ぼ

さない遠方に設置しての利用を考慮する)等々・・・。日本の総力を結集しての

取り組みが期待されている。その期待に日本は充分 応えられる技術・技能を

持っている。力量があり、潜在的に内包もしている。技術者自身の新技術の開

発は勿論、政治分野では、政策として予算措置を講じて支援すべきだ。ドイツ

の前例を見習い、政策的措置を早急に講じるべきである。・・・


少年バスジャック 大人は もっと真剣に叱れ!

2008年07月17日 | Weblog

年齢に関係はない! 少年であろうと大人であろうと社会に及ぼした影響

は見過ごされない。そういう時だからこそ“社会規範”を徹底して教えるべき又

とない機会である。報道は事実関係とか その原因とかを調べて、事の真相を

明らかにしようとする。それも大事ではあるが、まずもって 内輪もめ や 家庭

内のいざこざ を 見境もなく直情的に社会に ぶつける 遣り方が間違いである

事を分からせるべきだ。少年、少年、というイメージからは まだ ほんの子供

だ!寛大な処置を!という暗黙の意図が伺える。古き良き日本社会の容認的

態度が延々と受け継がれている様な気がしてならない。是は是、非は非、と毅

然と教えるのが大人ではないのか、今回の事件も なあなあ で収束する様だっ

たら今後に禍根を残す。そういう同類の事件は後を断たなくなる。当事者の親

も本人も間違った事を仕出かした、と懺悔しているのなら社会に 見える形 で

謝るべきである。それが責任を執る事であり二度としない、証になる。秋葉原

の事件も同類が頻発した。当の少年も以前の事件にヒントを得て起こしてい

る。社会が一丸となって<社会規範>に悖(もと)る行為は絶対に許さない、と

いう毅然たる態度を見せるべきだ。そうしないから後から後から同類の事件は

続発する。善悪の区別、遣っていい事と遣ってはいけない事を徹底する様な社

会体制が必要だ。難しい事は、いらない。不要である。是は是、非は非、その

判断の基で行動する事が出来る家庭や社会の素地を早急に確立すべきであ

る。子供や青少年の事件だと学校や教育委員会とかが責任を執って謝る。そ

ういう構図の是非にも問題がある。当人ではなく、責任者として代替で謝ってい

る。事件を起こした当人に、まずもって、謝らせるのが先だ。子供であろうと少

年であろうと、自分の誤ち を認めさせるところから全ては出発する。・・・それ

からが、事が済む以前に遣るべきこと、指導すべき事が山程ある事になる。家

庭や学校、教委、社会等々の連携で“社会規範”、善悪の判断、それに基づく

行為を指導すべきである。一回限でなく事ある度に継続して指導すべきであ

る。その根気強さが功を奏する事になる。・・・