ー「集団自決の軍令があったと記述した教科書」採択を!―
(文部科学省の検定に不合格だから教科書として採択されないであろうから、それに代る「副読本」の類で代替し検定にパスした教科書と並行して使用する合法的手段を講じる様、懇願する)
法的に中止阻止できない、意見書の意図を受け入れかねる、
衝に在るそういうトップの立場上できない、審議会・調査官の意見
尊重等々・・・と沖縄県民総意の「意見書」を悉く拒否する。一部全
国紙も然り。特殊団体(新しい歴史教科書をつくる会)も政治の関
与を否定し専門家に任せるべきである、と主張する。それはその通
りである。ところが例の「自虐史観」を根拠にする方々の主張は中
立・公平の立場からは程遠い。正鵠に歴史を観つめれば、「歴史の
真実」は光と影の量的問題ではなく光が多かろうが影が多かろうが
バランスの問題でもない。ある時期・時代は光の部分が多く、ある
時期・時代は影の部分が多い。当事者相互の立場によって正反対
の結論になる事もままある。歴史の流れ、推移、展開は<事実そ
のもの>で決まるのが 正鵠な遣り方 である。光を多くし影を少なく
する、そういうスタンスの問題ではなかろう。・・・歴史の真実、事実
をありのままに刻銘し反省すべきは反省し相互承認を経て結論を
得る。それが研究者の、学問の府の、中立公平の立場であり謙虚
に研究し歴史を刻む仕事になる。そういうスタンスが 学問研究の
立場 である。「~史観」を主張標榜しそれに立脚して決定づける遣
り方は 真理を追究する 学問の埒外 である。叉、政治の衝に在る
人は中立のスタンスを採り法的に位置づけられた 或いは諮問され
た 教科書検定審議会 の意見尊重、調査官 の意見尊重云々を根
拠に歴史の真相から眼を逸らし反故にする。或いは門前払いす
る。それが為政者の執るべき態度でもなかろう・・・。他方、主義主
張を恰も科学的根拠に立脚した主張の如く開陳し政治に迫る方々
も偏見の謗りを招きかねない。それが不偏不党、中立の立場なの
だとすれば 歴史の真実 を歪め歪曲し後世に禍根を残すことにな
る。そういう歪曲された歴史であっては絶対、いけない。当局、為
政者が意見書の意図を否定的に捉え固執するならば合法的に「教
科書採択権」のある 全国の都道府県 に<オグル団>を送り込み
安倍総理・官邸 や 文部科学相 に送った「意見書」と <具体的補
足資料> を備え、一大キャンペーンを展開すべきである。それしか
生き残された道はない。生き残り機能する方策はない。子々孫々
に誤った歴史の誤認を引き継いではならない。安倍総理の「戦後レ
ジーム」からの脱却の一環が<集団自決の日本軍関与の否定>
に連動する事を再認識すべきである。県民一丸となって、ボランテ
ィアを募りオルグ団を結成して全国へ送るべきである。関係者の一
大奮起を促し切望する。・・・
■付記:副読本「沖縄の歴史ー戦中編ー」を編集。体験者の日本軍の命令によって親子・親戚縁者を集団自決に追い込んだ生の証言集として編纂したものを活用する(歴史の真実の記録)。
●http://d.hatena.ne.jp/naha36/
●同じ内容でデザインの違うサイト
○http://plaza.rakuten.co.jp/okinawanaha/
○http://blog.goo.ne.jp/okinawa67/