世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

激動の2008年 は“変”で幕を閉じる!

2008年12月31日 | Weblog

今日で激震の続いた2008年も終わりを告げる。年金改ざんが露呈しそ

の収拾に追われた1年だったとも言える。食の安全が今年ほど身に摘まされた

年はなかった。中国ギョウザの異物混入に翻弄され、その対応に追われどうし

でもあった。賞味期限 ぎれ も然り。米も切実な問題としてヒンシュクを買った。

親殺し、子殺し、無差別連続殺人事件も頻発した。意図的な改ざん、表示等々

と挙げれば限がない。道義的人道上の問題がその発端となったとも言える。日

本人の美意識が廃れた現状になったとも言える。我が日本民族のあの誇り高

き矜持はどこへ やら・・・。古人が、祖先が、先達が、営々として築いてきた日

本的情緒、美風を一瞬にして灰塵に帰した年でもあった様な気がする。その復

興、復活には気の遠くなる年月を有する。思うにそういう心情が廃れた原因は

奈辺にあるのか? 考えてみたい。・・・儲け主義が蔓延り、顧客を、他人を、騙

しても利益追求に狂奔する。正当な、真っ当な、手順で儲ける、顧客の利益、

満足を優先する事が、結局、自分の利益に通ずる。顧客の満足と喜びを我が

事の様に喜び満足するオーナーが真の商売人である。極、当たり前の“商道”

を見誤った事に原因がある。企業、会社を立ち上げる当初の崇高な“創業理

念”に立ち返ることが永続的な成功を齎す。その精神を忘れた事が廃業に繋

がった。繰り返すが、当たり前の“商道”に立脚し誠意を持って顧客を持て成す

ことである。今年の世相を一文字で表すと“変”になるらしい。負の“変”ではな

く未来に希望の持てる“変”にしたいと願う。あのオバマ米国次期大統領に準え

て来年は“変革”の“変”の年にしたいと願うものである。激震の走った2008

年よ! さようなら! 来年は良い年を迎える様に自他共に祈願したい。

 


水田等有効活用促進対策と耕作放棄地再生利用緊急対策!

2008年12月30日 | Weblog

食糧自給率向上の2本柱として表題の対策が執られる。“水田等有効活

用促進対策”は水田の最大活用を目指している。“耕作放棄地再生利用緊急

対策”は文字通り放棄地の解消を目指している。都市部に職を求めて人口流

出し農林水産・山村部は高齢者がやっと支えている現状である。限界集落の問

題がクローズアップされてから久しい。農水省は10年後に食料自給率50%を

目指して取り組む。その対策が「水田等有効活用促進対策」(09年度は494

億円投入、そのうち交付金は404億円)と「耕作放棄地再生利用緊急対策」で

ある。それ等の戦略作物として△大豆、△麦、△飼料作物、△米粉、△飼料用

米で取り組む。これ等の作物を拡大した場合は新たに助成金を交付する。助

成金の交付条件は

1.生産調整実施者

2.実需者との播種前契約

3.低コスト生産を実施

4.捨て作りをしない

5.戦略作物を新規転作田や作物を作付けていない水田などで栽培する

となっている。更に播種前契約には、販売先とその供給量を盛り込む事にして

いる。“耕作放棄地再生利用緊急対策”の概要を概観しよう。

●耕作放棄地の再生・利用への支援(206億5000万円)

1.再生利用活動(障害物除去、土壌改良、作物作付など)

  イ.障害物除去、整地=10a 3万円~5万円

  ロ.施肥など土地改良=10a 2万円5000円

  ハ.作物作付けなど営農の定着=10a 2万円5000円

2.施設などの整備 → 用排水、鳥獣害防止、直売店など=半額助成

3.調査・調整の支援 → 協議会による農地の利用調整など=定額

4.指導支援 → 1.~ 3.に取り組む主体への指導・助言=定額

●農地有効利用への簡易整備への支援(23億5000万円)

   営農体系の変更に伴う用排水路整備など200万円未満/1か所

   生産調整、減反政策と水田等有効活用促進及び耕作放棄地などとの整合

性ある農地の有効活用が最大課題となる。地域ブランド商品化も視野に入れ

る必要がある。従って農地法関連法の改正も必須となる。世界の情勢は人口

の爆発的増加で食糧供給が逼迫する。輸出国は自国の食糧防衛が最優先と

なる。輸入に頼っている日本の現状は政治の貧困の最たるものである。生活

防衛の筆頭は食糧の自給率向上にある。為政者はその事に全力投球してほし

い。現状の雇用対策としての働く場を疲弊した農村、漁村、山村にその活路を

求める事を農水省は策定している。緊急雇用創出事業がそれである。“ふるさ

と雇用再生特別交付金“事業費として2500億円も計上した。その他、多々あ

るが次回に譲る。

 


ポスト麻生 急浮上した与謝野氏VS加藤氏?!

2008年12月29日 | Weblog

永田町では早くもポスト麻生の後継が取り沙汰されている。来月5日開会

の通常国会では当初から大荒れが予想される。波乱含みの幕開けだ。一石を

投じたのは元行革担当相の渡辺喜美氏である。民主党が提出した衆院解散要

求決議案に賛成したからである。麻生自民党への造反である。でも軽微の「戒

告」処分に終わった。その意図は報道の通りであると思うので割愛する。さて、

表題にある様に急浮上したのが麻生首相に一定の距離を置く与謝野経済財政

相の動向である。財政再建派の急先鋒、消費税引き上げに執念を燃やす与謝

野氏の意向を汲んで3年後の引き上げを明示した。衆院解散総選挙前に増税

では選挙に勝てない、と主張する自民党内の声や公明党の主張を押し切って

期限を明示した。景気が回復するという条件付きとは言え与謝野氏の意向を

汲んでの英断?である。―― 与謝野氏に、元総理の中曽根氏がポスト麻生に

供え準備をしておけ、との風聞が伝わっている ―― 。しかし自他ともに実力を

認めている与謝野氏ではあるが地方票は絶望的である。つまり地方には人気

がない、という事だ。だから選挙の顔には成り得ない。自民党の人材不足が露

呈した格好である。ここにきて一方の雄、加藤紘一元幹事長が仕掛けて来る

のではないのか、と疑心暗鬼が永田町を席巻している。衆院解散総選挙の前

か、その後か、自民党を離党し新党を立ち上げてくるのではないのかと・・・。

又、同じく元幹事長の中川秀直氏が新党を立ち上げて政界再編に一役を買う

のではないのか、とざわめき立っている。そういう党内事情で危険水域に入っ

た自民党は自壊する様相が濃くなってきた。民主党にとっては、ほくそ笑む材

料が転がり込んできたという事だ。与謝野氏も加藤氏も一長一短で、これとい

った決め手を欠いている。中川新党?は“理念と政策”を明示して賛同する同

志と政界再編に取り組む決意を内外に表明している。今後の政界は民主党を

核とする集合離散を繰り返しながら大きな二つのグループに収斂していく様に

思われる。何れにせよ来年早々の国会は波乱含みの幕開けとなる事だけは間

違いない。

 


云十年振りの中学校同級生会の集い賑わう!

2008年12月28日 | Weblog

彼等は定例会の模合(注:下記)をやって親交を温めているらしい。私は

初めて参加し相変わらずの幼馴染の連中だと認識を新たにした次第である。

現役社長有り、定年退職した元高校教師有り、校長あり、公務員あり・・・と、多

士済々の面々が童心に還って呼び捨てで談じ会う。文字通り竹馬の友の旧交

を温める機会となった。おい!○○君、大分、君に苛められたなあ!と述懐す

る事、頻りである。大木から落ちて大ケガをしたA君、溺れそうになって助けを

求めて真っ青になったB君、思いだしたら限がない。時には大げさに、深刻な

顔をして強調するC君、童心丸出しの解放された一時を過ごした。月一回の模

合いの定例日が待ち遠しい様になった。今月、12月で一通り終わり、来年1月

から新たにスタートする様になった。どの階層、どの集団、どの面々にも、生真

面目な奴は居るもので詳細な計画を得意とする彼の采配で会はスムーズに運

ぶ。有難い存在だ。私はどちらかと言うと恩恵を受ける方だ。得意技と言えば

座を明るくする方である。それしか能がない。各界各層の重鎮も居るが政治・

経済や世相話もそれなりの見解、一家言、持っているが、そんな話は一切しな

い。もっぱら幼少の頃から小中校時代の話題がもっぱらだ。相手を観て法を解

け、の類は我等には皆無であり不必要である。構えて話す、職業意識の同僚と

の付き合いとは異なり真の自己解放の場であり本音が飛び交う屈託のない仲

間の集いである。赤裸々な人間性が発露する解放された一時なのだ。世知辛

い世の中に雁字搦め(がんじがらめ)にされた現代人を離れ思いの丈を話し合

える仲間なのだ。何時、朽ちるとも知れないが健康であるうちは我が同級生会

は永久?に続くであろう。・・・

※注:沖縄では助け合いを本旨として金を出し合い、纏まった金を順番を決め

て取る。それを「模合」と呼んでいる。

 


2009年度 予算政府案 の 歳出について!

2008年12月27日 | Weblog

●医療・介護

▲医療派遣の推進・・・42億円

▲ドクターヘリの導入推進・・・21億円

▲福祉・介護の人材確保・・・9億円

 

●少子化対策

▲出産一時金の4万円引き上げ・・・79億円

▲母子家庭の母の資格取得支援・・・27億円

 

●教育

▲教職員の800人純増と非常勤講師7000人増員・・・76億円

▲小学校の英語教材購入・・・9億円

▲大学の科学研究費補助金・・・1970億円

 

●雇用

▲雇用保険の国庫負担は維持・・・1602億円

▲非正規雇用者の就労支援・・・94億円

▲年長フリーターを正規雇用した事業主への特別奨励金・・・220億円

 

●農業

水田に対する麦、大豆などの作付け支援・・・404億円

▲耕作放棄地の解消支援・・・230億円

▲水産業の操業形態改善・・・69億円

 

●ODA

▲無償資金協力・・・1608億円

▲技術協力・・・1558億円

▲国産技術を活用したインフラ整備1.5倍増・・・19.8億円

 

●防衛

▲護衛艦2隻の取得・・・1451億円

▲在沖縄米海兵隊のグァム移転など在日米軍再編・・・839億円

▲ミサイル防衛システム・・・1116億円

 

●鉄道・空港

▲整備新幹線に前年度同額を確保・・・706億円

▲羽田空港の発着枠拡大・・・334億円

 

●中小企業

▲日本政策金融公庫による低利融資のための利子補給・・・137億円

▲中小企業と農林漁業者の連携・・・155億円

▲下請け取引の適正化・・・9億円

 

●道路

▲自動車関連税収から社会保障費に充当・・・600億円

▲地方道路整備に充てる交付金を新設・・・9400億円

▲高速道路料金引き下げとインターチェンジ増設・・・2045億円

 

●科学技術

▲次世代スーパーコンピュータの開発・整備・・・190億円

▲人工衛星の開発など宇宙開発用の促進・・・1966億円

 

●治安

▲巡視船・航空機の緊急整備・・・358億円

▲消費者庁の設置・・・93億円

▲刑務所出所者の再防犯防止対策の強化・・・27億円

 

※ 歳出項目の金額が妥当かどうか、各自が自分の所属・関心分野の施行に

妥当な金額なのか検証してみる必要がある。

 


09年度予算政府案( 歳出)と次期政権との関わり!

2008年12月26日 | Weblog

紆余曲折が予想される政府予算案が閣議決定した。

正式成立は来年1月5日以降の通常国会で決まる。その主な歳出項目を概観

しよう(歳出の各項目は次回に記載)。世界的金融危機に連動する 百年に一

度 という経済危機・減速に対処し有効か、という点の検証になるからである。

累積対策予算が70兆円を超す税金の使途に政府・与党は重大な責任があ

る。喧伝する“責任与党”、国民の負託?(民意を問うてないから)に応える“責

任政党”として云々を連発する“責任~”が、どうも耳触りで違和感を覚える。特

に「中長期の税制改革案」や「消費税引き上げ」の011年度から015年までに

徐々に引き上げ最終的に5%の引き上げにするとか、その他、官邸や各省庁

の ~有識者会議や ~諮問会議 等々の追い込み開催で報告や答申の花盛り

である。どう考えても違和感は否めない。それ等の前提には麻生政権及び自

公民与党が<長期政権の維持>という前提に立つからである。確実に予想・

予測される事は、民主党を中心とする政界再編で政権交代が確実視されてい

る、という事である。数年先、中長期計画・プロゼクトまで成立させても、“理念

や政策の違い”で、(他党の政策を)そのまま踏襲する事は出来ない。政党政

治に立脚する限り、それは矛盾する。喫緊に日本の政治が今、目指すべき事

は、巨大化、肥大化した日本の「官僚制度・機構」の見直しである。造反した元

渡辺行革担当相が本音を披瀝している様に(彼の主張、文言を借用すると)

●「官僚内閣制」→ 「議院内閣制」へ

●「官僚主導」→ 「政治主導」へ

●「中央集権」→ 「地方主導」へ

■「自民党内の反麻生派との連携について」→ 「いずれ いろいろな動きが出

るときに うねりが一つになればいい」・・・

この4点に尽きる様な気がする。今こそ改革の狼煙を挙げる時期である。次回

は各歳出項目に沿って具体的な数値で予算を検証する。

 


沖縄を満喫したいなら“美ら島”(ちゅらしま)へ!

2008年12月25日 | Weblog

常夏の島 沖縄(うちなー)! 冬でも寒さを感じない暖かーい沖縄! 近

年、観光客も増加の一途をたどり数年のうちに1000万人を達成する勢いであ

る。手軽でカジュアルな出で立ちで、ちょっと行ってくるよ!というお隣さん感覚

で行ける。この世界的不況で海外旅行、外国の旅は敬遠されがちだが異国気

分が手軽に味わえる沖縄は脚光を浴びている。フライトも終わり那覇空港へ着

陸。予約のタクシーで那覇の街を縦断し徒歩散策で亜熱帯沖縄の情緒を味わ

う。ゆったりとした時間の流れの中で時の経つのも忘れて闊歩しショッピングに

勤しむ。定番コースの観光ルートを案内され存分に旅を満喫する。首里城、マ

ブニの丘、南部戦跡、新装なった県立博物館、那覇の公設市場、南部の城跡

群、中部のチャンプル文化・音楽の町 沖縄市、中城城跡、北部の 美ら海(ち

ゅらうみ)水族館。 ヤンバルクイナやイリオモテヤマネコは聞いた覚えがある

でしょう。又、城跡群は 世界遺産 にも登録されている。伝統食には豚肉料理、

てぃびち(豚足)、ソーキ、イラブー、ラフテー、ミミガー、中身の吸い物、煮付

け、ゴーヤーチャンプル、沖縄そば・・・等々があるし、サーターアンラギーも定

番だ。戦後生まれの沖縄オリジナルの アイスクリーム も 独特な味がする。近

年は“紅いもタルト”が脚光を浴びている。 伝統工芸には焼き物(やちむん)、

紅型(びんがた)、染織物、シーサー、金細工(かんぜーくー)、琉球ガラス等々

がある。―― 先島(宮古、八重山)は又の機会に紹介したい ―― 。今回は沖

縄本島、特に那覇近郊の昼と夜の顔を紹介する。本土と違う数多ある土産物

を物色し、気に入った南国独特の物産を買い漁り、あの友、あの子(女)のお

土産にと思いを馳せる。それも旅の楽しみの一つである。さて、一段落して昼

の疲れを癒すために夜の歓楽街へと自ずと足が向く。かつては繁栄を誇った

今の那覇の“栄町”が近年、再び、脚光を浴びてきた。特に観光客には人気が

ある。それもそのはずだ。沖縄の情緒が、たっぷり含まれた“沖縄の全て”が

揃っているからだ。琉球音楽<歌、三線、踊り>何でも有りだ。伝統食のゴー

ヤーチャンプルーは勿論、新鮮な さしみ、伝統長寿食、沖縄そば、豚肉料理

(アグー)てぃびち(豚足)、ジャンボステーキ等々・・・もう、食通には、たまらな

い食指が動く。歌い、飲み、踊って、沖縄の夜を満喫する。そういう雰囲気が味

わえる。その中でも、ひと際、目立っているスポットが、代表的沖縄スポット!

        ―― カラオケ居酒屋 “ 美ら島 ”(ちゅらしま) ――

である。琉球料理は味わえるし、歌って よし、食べて よし、踊って よし、言うこ

と無し、である。おまけに美眼麗しい妙齢の沖縄美女が観光客を心から もてな

す。リピーターが多いのも頷ける。さあ、貴殿も貴方・貴女も訪れてみては如何

でしょうか! 低料金で大満足のいく カラオケ居酒屋ー【美ら島】ーである。

亜熱帯 沖縄が手軽に満喫できる推薦したいスポットの一つである。・・・


民主と政府・与党の税制改革計画の対比を問う!

2008年12月24日 | Weblog

民主党は税制改革計画のアクションプログラム(行動計画)を決めた。政

府・与党も今日、中期プログログラムを決定した。民主党の主張を盛り込んだ

税制改革行動計画は格差是正の為の所得税の控除と給付を組み合わせた

“給付つき税額控除”の導入 と ガソリン税などの暫定税率の2009年度廃止

を明記している減税がメインになっている。この非常時には的確な判断であ

る。今回の税制行動計画は08年の同党の税制改革大綱を補強したものにな

っている。今日24日に了承される。特徴的なのは同党の「税制改正プロセス

の抜本改革」を廃止して政治家主導の政治家による新しい仕組みで打ち出す

ことにしている。政権獲得した場合の構想も既に練っていて国会議員を政府内

に100人以上配置すると明言している。官僚政治の打破、終焉を実現する。

持ちつ持たれつの自公民政権では二進も三進もいかない現状に不満が燻り国

民もそういう構想に賛同を示している。税額控除については所得税を上回る場

合には控除しきれない額を現金で給付する、としている。社会保障番号(社会

保障給付と納税で利用)の導入も明記している。低所得者の生活支援も盛り込

んでいる。“たばこ税”については、健康確保を目的とする税に改める としてい

る(酒税、アルコール度数、ニコチンやタール含有量に比例して課税方式にす

る)。“たばこ事業法”は廃止する。道路特定財源暫定税率を来年度廃止す

る。縮小・廃止された公的年金等控除と老年者控除を元に戻すことを提言して

いる。焦点の<消費税率引き上げ>については“税金の無駄遣いを根絶して、

社会保障目的税化 と 社会保障制度 の抜本改革を示したうえで検討する”と、

将来の検討課題にした。兎に角、財源の面で不安はあるが、政府・与党案の

財源の埋蔵金だのみよりは、ましである。・・・

※資料:    ・・・民主党案と政府・与党案との立場の違い・・・

●議論の仕方

▲民主党・・・党税調廃止。政府入りの政治家で構成する新政府税調で議

▲政府・与党・・・与党税調主導で決定。政府税調や経済財政諮問会議も議論

 

●所得税

▲民主党・・・低所得者対策で給付つき税額控除を導入。社会保障番号の検討

▲政府・与党・・・税制の抜本改革に最高税率引き上げを検討

 

●住宅税制

▲民主党・・・ローン減税は控除枠を現状維持。投資減税を新設

▲政府・与党・・・ローン減税の控除額の上限を過去最大の600万円に拡大

 

●消費税

▲民主党・・・社会保障目的税に。増税時は総選挙で国民の審判を受ける

▲政府・与党・・・首相は景気回復を前提に2011年度に引き上げを目指す

              (今日24日の与党で文言の修正で概ね了承)

 

●たばこ税

▲民主党・・・健康確保を目的とする。財源確保目的のたばこ事業法は廃

▲政府・与党・・・09年度は増税見送り

 

●租税特別措置

▲民主党・・・25の租税について次回期限が来た際に廃止か本則化を検討 

▲政府・与党・・・期限切れの租特を基本的に継続

 

●道路関係諸税

▲民主党・・・ガソリン税などの暫定税率を廃止

▲政府・与党・・・抜本改革時まで税率を原則維持


防衛省改革 文民統制に危機!

2008年12月23日 | Weblog

前事務次官守屋武昌被告の汚職事件に端を発し防衛省は抜本的改革に

取り組んだ。折しも田母神氏の論文にも賛否両論(自民党の中に田母神氏に

賛同する議員がいる)があり世間の耳目を集めている。改革の“基本的考え

方”には<制服組>の機能が強化されている。背広組の前事務次官守屋武昌

被告の事件で文民統制が緩んでいる折、 制服組 の巻き返し、権限が前面に

出てきた様な気がする。その改革の基本方針のポイントを列挙し文民統制の

在り方を考えたい。・・・

                             ・・・改革の基本的考え方・・・

●不祥事の再発防止のため2010年度に抜本的に組織を改革

●田母神俊雄前航空幕僚長の事案も踏まえつつ、検討作業を推進

●内局、各幕僚監部で文官と自衛官が混在し、協働することが全体最適のた

  めに必要

●防衛政策局の次長級に自衛官を充当

●運用企画局を廃止し、自衛隊の運用を一元的に担う新たな統合幕僚監部を

  構築

●内局、各幕僚監部の防衛力整備部門を統合し、一元的に取り扱う新たな局

  を内局に設置

●自衛官の人事、教育は各幕僚監部が主たる責任を負う

― 有識者会議(官邸) の7月の最終報告を踏襲し「防衛省改革本部会議」の

   まとめである ―

概観して思うには“背広組(内局官僚)”と“制服組(自衛官)”の混在になってい

る。の事案も踏まえつつ、検討作業を推進、とある様に自衛官の権限に一定の

歯止めを掛ける狙いがある様にあるが、曖昧な表現となっている。問題の個所

は「防衛政策局の次長級に<自衛官>を充当」し、防衛政策局を廃止し ―

“統合幕僚監部” ― を構築する、という文言だ。それは杞憂かもしれないが自

衛官の機能を強化する事に はかならない。自衛官は“政治の統制”に服する

義務がある。それが 文民統制 の本来の意義である。<文民統制>の危機

は、正に そこに有る。来る25日に開かれる有識者会議(官邸サイド)では箍

が取れそうなシビリアン・コントロールの徹底と幹部自衛官教育の見直しをする

様であるが、その効果の程は未知数である。単なる杞憂に終わればよいが危

機感を覚えるのは強ち私一人ではあるまい。この際「歴史観・国家観」を徹底し

て検証する機会にしたい。ナショナリジムを煽るような偏向した一部の有識者

が月刊誌等々で鼎談する記事を観るにつけ、そういう疑念を強く持つ。田母神

俊雄前航空幕僚長の強弁もその後押しがありお墨付きを与えられているから

に他ならない。国民は 何時か来た道 に逆戻りする事を止める義務がある。今

後を注視したい。・・・


与野党の 雇用対策 の対比でその効果を予測する!

2008年12月22日 | Weblog

かつての与野党の構図が逆転した。参院での野党の攻勢が強まってい

る。与党が“数の暴力”だと盛んに息巻く。何時か何処かで聞いた様な文言

だ。・・・そうだ! かつての与党の 数の力 で強行採決の連続に対して野党が

厳重抗議で連発した文言だ。― 時代の節目を感じる ― 。現在の衆院では与

党優位の3分の2の議決で法案成立が可能だ。その手を連発して与党の意の

ままに操作している現状に違和感を覚える。民意を反映していない政権が真の

民主主義を顕現しているとは、どうしても思えない。百年に一度 という非常時

に 政局より政策!と声高に喧伝し 景気対策、景気浮揚 の為とは言え税金を

湯水の如く使う遣り方が真に真っ当なものとは思えない。そういう折、与野党の

“雇用対策”が提示された。次にその対比で判断の拠り処としたい。・・・

●採用内定取り消し規制法案

▲政府・与党案・・・新規法案はなし。悪質なケースは企業名を公表。取り消し

  者を雇用した企業には特別奨励金を支給料

▲野党3党案と主な内容・・・内定定取り消しの企業名公表を求める

 

●派遣労働者等解雇防止緊急措置法案

   ▲政府・与党案・・・雇用調整助成金の対象に“解雇期間6か月未満の非正

      規労働者”を加える

   ▲野党3党案と主な内容・・・雇用保険加入していない2か月以上勤務の派

      遣労働者なども雇用調整助成金の対象に

 

●住まいと仕事の確保法案

   ▲政府・与党案・・・住宅初期費用の貸与など支援。地方自治体などの雇用

      創出事業に財政支援

   ▲野党3党案と主な内容・・・失業者に住宅貸与と最高月10万円を支給。年

      内成立すれば1月中にも実施

 

●有期労働契約順守法案

   ▲政府・与党案・・・立法上は措置できないとの立場。政府は雇用維持を企

      業に呼び掛け

   ▲野党3党案と主な内容・・・雇い止めの制限など規制の実効性を強化。


09年度財務省原案の農業予算は6.7%減の2兆4601億円!

2008年12月21日 | Weblog

09年度予算財務省原案は08年度一般会計の当初予算に比べ

農業予算は6.7%減額である。厳しい内容となった。一般会計全般は08年度よ

り6.6%の増額で過去最大の“88兆5480億円になった。6.7%減の農業予算

は<2兆4601億円>である。例年なら当然、復活折衝に臨むとこらだが今回

は 百年に一度 の世界的金融危機に見舞われ官邸・首相主導の 重点課題推

進枠の 3330億円 と調整財源の200億円 で処理される。24日の臨時閣議

で政府案を決定する。農業予算は09年度で連続減額である。4割に満たない

自給率を上げるには厳しい査定である。自給率向上を喧伝する割には腑に落

ちない予算だし整合性を欠いている。8月の農水省の概算要求より17.9%も減

額されている。WTOの趨勢からして日本農業を死守するにも呑めない内容で

る。麻生首相の英断で「重点課題推進枠」 の <3330億円> で重点配分

べきである。その折衝に農業関係者は全力を注ぐべきである。食の倫理が

しい折柄、原初の生命維持の農の重要性を再認識し国民一丸となって予算

得、折衝に邁進してほしい。折衝の焦点は「水田等有効活用促進交付金」、

「耕作放棄地等再生利用緊急対策」である。期待したい。

※付記:資料 ・・・【09年度農林水産予算原案】・・・

●農林水産予算総額・・・2兆4601億円

▲公共事業費・・・・・・・・・・・9952億円

▲非公共事業費・・・・・1兆4649億円

■主な事業・・・食糧供給力の強化の取り組み推進

△水田・畑作経営所得安定対策 

1.生産条件不利補正対策・・・1537.6億円 

2.収入減少影響緩和対策・・・・757.6億円

△地域担い手経営基盤強化総合対策実験事業・・・81.4億円

△農地確保・利用支援事業・・・70.8億円

△農地確保・利用推進体制支援事業・・・4.8億円

■農山漁村活性化 △中山間地域等直接支払交付金・・・221.5億円

△農地・水・環境保全向上対策277.0億円

■食の安全・安心の確保 △食品安全確保・試験事業・・・10.4億円

■国産材への転換と利用拡大

△木材産業原料転換等構造改革緊急対策事業・・・5.0億円

 


倒産寸前の企業の再雇用に100万円は無駄・無意味・!

2008年12月20日 | Weblog

借入も出来ない倒産寸前の貸し渋り、貸し剥がしに直面している企業に

00万円遣るから再雇用してくれ、と頼んでも、一時しのぎの100万円を貰っ

て、はい、(再)雇用します、という企業が有るだろうか?・・・一般常識から考え

ても疑問である。お上(セレブ政治家、特に政府・与党)と庶民の考え方・受け

止め方の あまりの乖離に絶句する。金を遣ったら自分たちの意のままにな

る、という発想は旧態依然の態様であり例の 定額給付金 の発想とも軌を一に

する。そういう遣り方は、“お上仕事”と揶揄されてきた。そろそろ日本も、

“Change”=“変革”しないと世界の潮流・トレンドに付いて行けない。・・・自分

の判断は、政策は、施行は、正しいが間違っているのは他である、という 誰か

の考え方・発想傾向 に類似している。旧来の柵(しがらみ)に固執せず「理念と

政策」の具体的提言を明示して堂々と愚直にも、在(有)るべき“正統の政策”

で乗り切り遂行すべきである。喫緊の、非常時の、対策と同時に並行して、<

根本的な政策>の見直しをして“根本対策”を講じるべきである。こういう非常

時だからこそ“根本を見直し”、“根本にかえる政策”の立案が必要・必須であ

る。この非常時を又と無い“チャンス”と捉える事である。向こう3年、全治3

年、と言わず<根本をこそ>見直すべきである。歴史に名の残る政治家は危

機的非常時を 大発想の転換 で、凡人が思いつかない発想 で非常時を乗り切

った。見事に国を、国民を、救った。一時 しのぎ の “眼の前のアメ(100万

円)”で釣る様な、糊塗する遣り方は真の政治家の遣るべき態様ではない。異

色の異才、世界のオバマ氏の人気の秘訣は“明確な理念”の基の 政策の提示

で怯まない実行力、断行力にある事を観てとったからである(予想・予測)。そ

こに真の政治家を垣間見る様な気がする。我が愛する為政者よ!この非常時

をチャンスと捉え、根本的対策・政策で乗り切ってほしい。国民の切実な願いで

ある。・・・


この非常時に政局絡みの与野党の対立は避けよ!

2008年12月19日 | Weblog

今、喫緊に政治が遣るべき事は“雇用対策”である。連日、報道される派

遣・非派遣・正規・非正規・期間・短期等々の労働者の人員削減、解雇、首切り

である。住む家もなくホームレスを余儀なくされる。企業や厚労省等の空宿舎

を活用する案も出ている。今は喧嘩する暇ではない。直ぐ手を打つべきだ。日

本政治の貧困を感じる。あのオバマ次期米国大統領の就任前であるにも関わ

らず次から次へと、先手、先手と打つべき事は、早急に打っている。「希望」と

「変革」、特に“変革”を掲げているオバマ氏だけあって世界が注目するのも当

然である。この人なら“何か”してくれるであろう、この閉塞感に、この世界的金

融危機に、期待も大きい。今や世界の若きホープである。・・・それに引き換え

我が為政者はどうだろうか、どれもこれも期待薄で未来への 希望 さえ持てな

い。そう感じるのは強ち私一人ではあるまい。今日、参院では民主党、社民

党、国民新党の野党が提出する“雇用関係4法案”が可決される見通しだ。与

党は虎視眈々として衆院で否決する構えである。何とも国民不在の暴挙であ

る。民意無き 政権は所詮、有効な適時の打開策は打てない。今こそ、超党派

で、大同団結して与野党合意の基、有効な“雇用対策”を打つべきである。醜

い政局絡みの駆け引きは終幕にすべきだ。みっともない。・・・次回は、民主

党、社民党、国民新党の野党が提出する“雇用関係4法案”と 政府・与党がま

とめた「新雇用対策」との対比で合意できるものは早急に手を打ち、路頭に迷

う労働者の救済に当たるべきだ。それが政治の最低の使命である。合意でき

ない案件は徹底審議して年明け早々の通常国会で法案化して救済すべきであ

る。多言無用。・・・

 


誕生会・クリスマス・忘年会を兼ねた施設祭 大いに盛り上がる!

2008年12月18日 | Weblog

よかった!ほんとに良かった!90名余のお年寄りの方々の夢の饗宴?

が大いに盛り上がり盛会のうちに終えた。2時間足らずの短い、でも内容の濃

い誕生会であり、クリスマス会であり、忘年会であった。施設の方々の工夫した

演出で、満足のいく盛会となった。要介護1~要介護6 までの方々だが、車イ

スでの参加で観劇(見物)するのも困難だっただろうが、よく頑張って最後まで

観て居られた! お疲れ様でした。栄養水を器具から補給しながら参加したお

年寄りも居られたが大勢の中で過ごすのも施設の方針でありコンセプトであ

る。健康な方であれ病気の方であれ認知症(痴呆症)の方であれ、人間の尊厳

には変わりはない。否、寧ろ、そういう方々こそ尊厳を保ち尊敬されるべきであ

る。今日の日本の繁栄はこの高齢の方々が築いてこられたからこそ である。

喉もと過ぎれば・・・の例えにある様な恩知らずでは済まされない。―― あの悪

名高い差別的な“後期高齢者医療云々・・・”が象徴する恩知らず は返上した

い ―― 母もこの施設での、この良い人達に囲まれ充実した生活を送ることが

出来るのも幸いである。この幸せを何時までも、と願わずにはいられない。今

月12月の誕生者の方々は12名である。一人一人の特徴と良さの紹介があり

笑いのうちに進行した。サンタの叔父さんからのプレゼントもあり一人一人が

満足のいく表情で充実した2時間を過ごした。最高齢者が100歳、最年少者が

70歳である。沖縄各地からの方々で宮古島、八重山からの出身者も居られ

た。プログラムも沖縄独特の“出し物”で工夫を凝らしたものだった。因みに紹

介すると・・・      

               ・・・― プログラム ― ・・・

1.はじめのあいさつ(園長)

2.誕生者の紹介

3.誕生者へのプレゼント

4.               ―― 余興 ――

イ かぎやで風(祝う節)

ロ フラダンス(2曲)

ハ 三線 ~ 安波節、安里屋ユンタ~

ニ 琉球舞踊 ~加那ヨー、鳩間節~

ホ 園賛歌

ヘ クリスマスプレゼント

ト おわりにあいさつ となっている。・・・

ほんとに、お疲れ様でした。今後とも、世の為、人の為に頑張ってください。陰

ながら支援・応援します。大変、良い“催し物”でした。

              ―「ありがとうございました」―


今日は老健施設の母の誕生会!

2008年12月17日 | Weblog

何歳になっても祝ってもらうのは嬉しいものだ!健常な人には至極 当然

なことである。でも認知症の人には、それもままならぬ一大事である。果たして

母も喜んでくれるのか、心もとない。移設したばかりの今の新しい老健施設に

も馴染み、介護士さんとも心おきなく話しあっている。同じ認知症の仲間とも意

思の疎通も出来ているらしい。さて、今日は12月生まれの仲間との 合同誕生

会 だ。喜んでくれるのか、分からないが、兎に角、参加して見守ることにしよ

う。施設の方々の 出し物 に喜びの仕草や表情を見せてくれるのかヒヤヒヤだ

がワクワクもする。意義や意味も分からず無表情では情けない。明るい表情で

楽しんでくれたら、それに越したことはない。今日の午後2時から4時30分まで

だ。今の時刻は午前11時50分。そろそろ身支度して出かけるとしようか。

少々、早い気もするが時間的に余裕をもって出かける事にする。