世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

環境問題&再生建築と循環型社会考察!

2015年03月29日 | Weblog

「再生建築」の特集を放映していたテレビ番組があった。なるべく費用をかけずに元の形体に近い建物にし、予算を掛けずに現代風にリニューアルする、その道の建築専門家が模索し試案して設計図通りに建築した、という。私は見事な出来栄えに感嘆した(某氏の建築コンセプトの具現だという)。中心土台を補強・磐石にして外装外壁は現代風にアレンジし模様替えする、見違えるほど立派な建造物に仕立てた。その道のプロは、やはり、どこか違うなあと感嘆した(職人技である)。日本の伝統技法と現代技術が見事に融合し建築創出物として生み出したのである。翻って使い捨ての蔓延する現代社会に「もったいない」の日本語を世界に広めたマータイさん(先だって亡くなられたが・・・)。 ワシントンでも「もったいない」を紹介--全米記者クラブで講演した。数年前、毎日新聞社の招きで来日中に知った「もったいない」を紹介していた。一躍、世界の最新語となった。巨大な箱物の建造物でも「もったいない」をコンセプトに再生リニューアルする。耐震補強には縦・横に揺れない技法を取り入れ日本古来の伝統的技法で木材をふんだんに使用した柔らかくて温かみのある建物に変身させた。森林大国、日本の面目躍如である。そう観てくると少資源を有効に活かし山国日本の資源活用を今こそ真剣に考えるべき時期ではなかろうか、と考えた。鉄骨やコンクリートに取り囲まれた殺風景なタウン街では癒しの効果はない。生きる喜びは、ゆったりとした癒しの空間を確保し、その中に安らぎを得る事にも見出せる。「もったいない」を一人一人がコンセプトにし全ての面で実行する事から世の中全体を変えていく事ができる。「積少為大」や「塵も積もれば山となる」を実行し実現していきたいものである。捨てる前に、もう一度、再生し再利用できないか、と考えて実行する。その心構えこそが現代の私達に課せられた切実な課題なのである。「循環型社会」の実現こそ21世紀以降の未来社会の生き残りを賭けての志向すべき社会の姿なのである。関連するが大量生産→大量消費→大量廃棄からは次の社会問題が生じた。資源の制約と再利用、再生産(再資源)化し不法廃棄や環境破壊をなくし防護する事を目指す社会、だと。・・・その為の法整備が為された。・・・アンチテーゼ(最近、“捨てる”類書がブームになっているが貴殿はどう考えますか ・・・
一、 循環型社会形成推進基本法(2,000年)この法律を基に次の法律が誕生
二、資源有効利用促進法(改正リサイクル法)が施行され個別に次々と制定
三、家電リサイクル法
四、容器リサイクル法
五、食器リサイクル法
六、自動車リサイクル法
  等々の個別法律が制定されリサイクルは推進された。「循環型社会」を目指す為の企業努力として打ち出されたのが次の『3R政策』である。・・・
「3R」とは
・廃棄物の発生抑制(Reduce)、
・再使用(Reuse)、
・再資源化(Recycle)である。
企業のみならず個人家庭でも、「3R」は実践している。使えなくなったものは別物に変えて再使用する。その精神が「もったいない」の心配りの実践に繋がっている。
七、動脈産業・・・従来型の生産と流通に関わる産業。その処理から派生した産業が次の産業。
八、静脈産業・・・動脈産業から派生した製品の廃棄、再利用に関わる産業。つまり“リサイクル産業”である。21世紀型産業はリサイクルビジネスが台頭し隆盛になるであろう事が予測される。・・・
以上を踏まえ私達一人一人に出来ることは何か、それは、かけがえのない、地球をクリーンにして住みよい世界の推進に邁進することではなかろうか、そう考えて地道な小さな実践から積み上げよう.
・・・「積少為大」の精神を目指して・・・

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