世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

今年の象徴「偽」を総括し来年は「信」に希望を託す!

2007年12月31日 | Weblog

例年に違わず今年も不祥事の連続だった。汚職、消えた年金・宙に浮い

た年金5千万件、食品の偽装表示の賞味期間・消費期間切れ、防衛省守屋事

件と連動する省庁の不祥事等々・・・「政治とカネ」の問題が相変わらず厳しく問

われた。企業の法令順守 コンプライアンスも同様、業界に激震が走った。政財

界の政治・企業倫理が地に落ちた感を国民に植えつける結果となった。全ての

事態、事件に不信を蔓延させた。企業のコンプライアンスの堅持と政治の倫理

の回復、これなくしては日本の前途はない。政財界に通底する共通項は自己

保身と利益優先の為なら偽装をもいとわない、「ばれなければ、よい」という政

治倫理と企業倫理の欠如だ。日本の美風、伝統文化、あの武士道の孤高な矜

持はどこにかなぐり捨てたのか、嘆かわしい、の一語に尽きる。最も忌避しべ

きは人倫に悖る肉親の殺害、親が子を殺す、子が親を殺す、兄弟姉妹同士の

骨肉の争いから殺人事件に発展する風潮が日常茶飯事に頻発してきた。かつ

ての年配の方には考えられない事態が起こってきた。原因は複合的な要因が

絡み合って生起するであろうが、そこまで人倫が地に落ちたとは日本も末期症

状だ。短兵急な即効的対策はないと思うが段階を踏んで地道に気長に取り組

むことである。人の心に関する問題は今、流行(はやり)のトップダウン的な法

律の強化、教育の分野への帰趨、教育現場の倫理道徳に帰し声高に叫ぶが、

過去に、それが功を奏した為しがない。殺人に関しては金欲しさの為に何の関

係もない人を襲い殺す、一種の「殺人ごっこ」を仕出かす。かかる事どもに<喝

>だ!・・・私見だが対策として政官民、都市地方、都道府県・市町村の<総合

ぐるみ>の拠点を形成し拠点間の連携を取りながら「総合~対策」を即効的に

は短期で対症療法し、中期、長期で緻密な対策で気長に取り組む。依嘱された

メンバーは地域の現場から教育の実践現場から召集する。理念的意義づけ

は、その道の権威、専門家、識者から構成する。そうして政権の変動に左右さ

れずに位置づける等々である。・・・2007年を振り返ると際限なく<負の繰越

>が多かった。来年こそは、それ等を総括し全ての分野で、業界で、政界で、

「信」を回復し、<信>に象徴される2008年、平成二十年にしたいものであ

る。共に力強く確信を持って<希望の新年>を迎えましょう!・・・


来年の衆院選は二大政党制への政権交代の好機!

2007年12月30日 | Weblog

何もしない福田政権が漸く力量を発揮しつつある。今度の中国外交だ。温

家宝首相との会談、胡錦濤国家主席との会談も大過なくスームーズに進み成

果を上げた。来年の桜の花が咲く頃、胡錦濤国家主席が日本を訪問する事も

決まった。氷を砕き、氷を熔かし、花を咲かせる、一連の段階を踏んでここまで

辿り着いた。日本は得意技の環境技術、経済、エネルギーでの幅広い分野の

交流で共通の利益を追求し「戦略的互恵関係」を発展させる事で認識を一致さ

せた。今後の成り行きを見守りたい。長期の懸案事項の東シナ海ガス田の開

発では継続協議を確認するにとどまった。国内に眼を転じると、いよいよ来年

の衆院選が日本の政治史に一大エポックを画する画期的激変を齎す事になり

そうである。自民党の一連の不祥事が噴出し露呈した。もう国民はウンザリし

ている。55年体制以来、短期の一時期の短命政権があったが長期の自民党

政権が続いて今日に至っている。その長期の間に<官僚機構>が超肥大化し

不動の地位を確立し日本の政治を左右した。官邸、閣僚、与党の政策立案に

も多大の影響を与えている。地縁、血縁、カバンは昔の話としても選出される

選良は素人同然である。一ひねりも二ひねるも官僚にとっては朝飯前である。

何しろ彼等、官僚は行政マン、事務屋ではあってもその道のプロ中のプロであ

る。専門的技量を駆使して博士号を獲得している御仁も居られる。経験の浅い

素人同然の政治家が太刀打ちできるはずがない。丸めこまれるのが関の山で

ある。官邸も閣僚も彼等、官僚の作った作文を国会答弁でも読み上げている

現状である。重要政策も官僚の作文が多い。それ等官僚が政治を左右してい

る現状を一刻も早く払拭すべきだ。官僚の悪癖の積み重ねが一連の汚職、官

製談合、不祥事、ウミを弾き出している。そこで結論。自公民・与党よ!暫し休

憩して政権を野党に譲って二大政党制を日本に根付かせるように力を野党に

貸す事だ。野党、特に民主党が政治家の本来の仕事、政策立案を政治家自体

の力量で成し遂げ、官僚を駆使する事で日本の政治は変わる。そこに二大政

党制の意義がある。その方が健全なる政権交代の政党政治が実現する端緒

になる。自民党の長期政治の悪弊、政権にしがみ付く悪態はこの辺で終わりに

してほしい。国民の願いである。・・・


来年は 国内国外問題より地球規模の環境を考えよう!

2007年12月29日 | Weblog

経済効率を優先する国益の追求が地球環境を悪化させた。CO2による地

球温暖化現象が地球の至る所で惹起し、これまで起こりようがなかった現象が

起きている。最近のテレビ放映でも北極の氷が溶けて水位が上昇し小さな

島々が水没しているし、水没の危機にある島々もある。ハリケーンも規模が肥

大化し大型化して襲来している。その被害は甚大である。洪水の頻発で家屋が

濁流にあい流され路頭に迷う人々もいる。一方、旱魃で作物が枯れ不作にあ

う。その結果、価格が上昇し家計が逼迫する。60億の地球の民が水不足で瀕

死の状態にあうという。シュミレーションは負の遺産を算出するばかりである。

自然の公理では地球の生態系、生物(人間を含む)の生存許容範囲が限られ

一定量を超えると共死の道しかない、という。地軸を中心に循環体系が一定の

周期的リズムを持って宇宙の引力関係で相互に一定しているという。それが人

工的な人為的な操作(典型的な事例が人為的な温暖化現象等々)によって地

球の自然の公理を狂わせている。それが最大の問題である。CO2の短兵急な

小手先の数値目標を掲げての削減だけでは真の解決にはならない。宇宙が支

配している地球の自然の公理に思いを致し、そこから遠大な解決法を導き出

す智慧を持つべきである。(自然)科学者の積極的な登場が待たれる。

 


2007年の国内・国外の事件・事故・事態を省みる!

2007年12月28日 | Weblog

内外ともに慌ただしい1年だった。何といっても国民の老後を支える年金

問題、それは、人生の終末に安心が保障されない悲しい国家的無責任体制が

露呈した一大事例となった。最も信頼されるべき日本国が自国民を裏切った事

態に憤りを超えて犯罪として告訴するに値する事件となった。厚生労働省、そ

の傘下の社会保険庁の無責任と怠慢が齎した結果である。宙に浮いた5000

万件の年金手帳の本人確認、それが困難を極めた。最後のお一人まで責任を

もって調べお払いする、と約束した政府だったが、それが不可能な件数がある

事も露呈した。<どうしてくれるんだ、私の年金! 支給されないと飯が食えず

路頭に迷うよ! 飢え死にするしか残された道はないよ!> と悲鳴が聞こえて

きそうである。豊かさの中の貧困!? セレブと貧困層が同居するアンバラン

スな国家 日本! ―その比較の対象が、世界の貧困層とではなく自国民の同

一民族での同一土俵による比較だから客観的に成り立つ―。だから 豊かさの

中の貧困 が問題となるのである。福祉の進んだ先進国中の先進国 日本が<

ご飯を食べたい!>と言って死んでいく生活保護を打ち切られた老人もいる。

―(豊かな日本では、考えられない事件である)―。これ等の卑近な事例は全

て「年金問題」に連動し帰結する。国内問題の来年の最大の政治的課題であ

る。・・・あまつさえ防衛省不祥事 守屋事件に端を発し汚職、官製談合、長年

の悪弊官僚支配天国、政治家の体たらく・・・挙げれば限がない・・・。

・・・その後に国際貢献云々の、世界の一員としての責務を果たす日本の貢献

がある。例の 新テロ特措法 や北朝鮮の非核化と、懸案の 拉致問題 の解

決、同盟国としての米国の世界再編への日本のスタンス、ロシアとの 北方4島

問題の解決、近くは中国との東シナ海の油田の問題(今回の福田政権訪中の

最大の課題であるがどう収拾するか、その成り行きが注目されている)経済問

題でも日豪のEPA、WTO、ASEANとのそれ、全て眼が離せない懸案事項ば

かりである。何もしない福田政権 と揶揄されているが、越年国会からは本領を

遺憾なく発揮して日本の国内外の懸案事項の解決を目指して指導力を発揮し

てもらいたい。それが現福田政権に対する国民の願いである。・・・

 


集団自決 日本軍の 強制 関与 認めず の文字 躍る!

2007年12月27日 | Weblog

沖縄の地方紙、二社のトップ紙面が表題の一文で踊った。沖縄県民の悲

願だった去る太平洋戦争の最後の激戦地 沖縄の地上戦での住民の犠牲が歴

史の真相として旧日本軍による集団自決(強制集団死)であった記述が主語の

「日本軍」が削除され強制集団死であった事も、曖昧のままに削除された。そ

の怒りが爆発したのである。詳細は両新聞に譲るとして、かくも頑なに―≪―

<日本軍>が「強制」した結果の{集団自決}であった―≫―との文言を意図

的に、故意に削除させた。・・・教科用図書検定調査審議会(文部科学省の諮

問機関)によって・・・。そこに諮問する前に文部科学省の調査官による検定意

見の拠り所としての指針を諮問機関である教科用図書検定調査審議会に提出

していたのである。これまでの経緯から検定審のメンバーは集団自決の行わ

れた渡嘉敷島や座間味島の現地に行って聞き取り調査も行ってはおらず机上

の空論・想像で文部科学省の調査官の指針を鵜呑みにして検定の結論を出し

ている。集団自決の生き残りの人々に対して冒涜であり歴史の真相に悖る結

論として道義的にも同胞としても裏切り行為をしている。文部科学省は「検定」

結果を翻す事は検定制度の権威を落としメンツに関わる事だとして検定そのも

のを覆さなかった。集団自決の時代背景等を詳細に補足する加筆で、辛うじて

沖縄県民向けに責任を果たしたとしている。県民の総意は真実・実相を歴史に

刻んで二度と間違った行為を国家として犯してはならないという決意を後世に

伝えるメッセージとしたい一念からである。国家的犯罪を二度と起こさない決意

を日本国民に訴えたいからである。官邸や文部科学省及び内外の自虐史観を

排斥する一連の<~歴史をつくり会>等が大同小異、通底して官邸や文部科

学省に圧力を掛け歴史の真実・真相を歪めるのに躍起になっている。どんな事

例、事象にも光と影は投影している。影の部分が「日本軍が強制的に集団自

決に追いやった」という明確な歴史の真実・実相を影として捉え削除するのに

奔走している。光は光として影は影として真実を記述するのに吝かではない。

ただ歴史の実相を有りのままに後世に伝え二度と同じ過ちを犯してはならない

という一途な執念からである。今回の高校の歴史教科書の<日本軍の強制>

削除と書き換えは歴史の真実を歪める重大な歪曲行為として絶対に許せない

歴史への冒涜である。くだんの件が日本国民全体の問題として捉え、考えてほ

しい事案であり案件であり懸案でもある。・・・


新年を迎える準備に纏わる豆知識!

2007年12月26日 | Weblog

●「年神を迎える」・・・例えば「門松」や「しめ飾り」、「鏡餅」を飾るのも心

から<年神>を迎える準備。門の両脇には、<門松>を立てて、玄関には<

しめ飾り>で飾る。謂われは「我が家に神様をお招きする道しるべを立てる意

味で神の<依代(よりしろ)=宿る場所>として<松>が選ばれる。松は 常緑

樹 である事と神を<待つ(松)>の音を掛けたものだと言われている。 <松

曳き>の松に紅白の水引きを結んだシンプルなものから、松竹の梅を添えた

<吉祥尽くし>、縁起物を飾ったものなどがある。 <松飾り>は地域によっ

て、いろいろ、ある。 <しめ飾り>は しめ縄 で作った お飾り の事で、 しめ

縄 は<占め>を標す縄、つまり<神の場>と<人の場>を意味している。し

め縄 は、そこが「清浄な場所」、「神の場所」であることを示すとともに、邪気が

入る事を拒否する。しめ縄 に<稲穂>が用いられるのは主食である稲(米)を

神聖視した事と、<稲穂>を結ぶことで「神との結合」を祈願する心を顕した為

だと言われている。しめ縄 に橙色(だいだいいろ)などの<縁起物>を飾る事

で「幸福と長寿」、「子孫繁盛」を願うものを意味した。しめ飾り を簡略化したも

のを<輪飾り>と呼ぶ。・・・

●「床(とこ)を飾る」・・・床(とこ)の間には目出度さを表す軸を掛け「年の神」

へのお供えとして、縁起物を盛り込んだ<三方飾り>と<屠蘇器>を置く。「年

の神」に供え、集う皆で祝賀する自然からの賜物を飾る事を<蓬莱を飾る>と

言った。三方からの台や盆に盛ったり、折り型に包んで床の間などに掛けて<

掛け蓬莱>とした。沖縄ではお正月に「鏡餅」を飾る様になったのは最近のこ

とである。昔は「御花米」と言ってお米を お重 や 丸盆 に盛り上げ、その上に

<炭や昆布>を飾った。三方に「奉書紙」を敷き、お米、炭(隅から隅まで)、昆

布(喜ぶ)、橙(代々、子孫繁盛)などの<山の幸>、<熨斗(のし)あわび>や

<海老(長寿)>などの「海の幸」を盛り、<松(永遠の命)>や<扇子(末広)

>などの「縁起物」を飾った。尚、<お屠蘇>は「桂心」、「防風」、「大黄」、「山

椒」、「桔梗」などの<薬草>をミリンに浸したもので、邪気を祓い生命を蘇らし

たと言われている。・・・次回に続く。

 


埋蔵金は「特別会計の繰越利益」40兆円~50兆円を指す!!

2007年12月25日 | Weblog

谷垣政調会長も与党幹部も「埋蔵金」なんて、どこに在るのか、と、とぼけ

てみせ、いぶかる。中川前幹事長の霞が関に埋蔵金が有るとの断言で表に出

た。増税派の衰退? 上げ潮派の再興? 現に2008年度の予算にも埋蔵金1

1兆7千億円を取り崩し一部補填された。埋蔵金が有る事が白日の下に晒され

た。表題にある様に霞が関の「埋蔵金」とは<特別会計の繰越利益>をいう。

積立金として現時点で<40兆円から50兆円>も有ると言われている。更に

「独立行政法人」にも<20兆円>あるという。総計で「60兆円~70兆円」もあ

る計算になる。消費税アップ論議の話どころではない。ところが「増税派」は毎

年、かさばる社会保障費が政策経費の50パーセントにもなり長期的には消費

税10パーセントのアップは避けられない、射程内に入る、と主張する。それ

は、そうだろう。国と地方の合計借金残高は年度末に<776兆円>で、GDP

の1.5倍にもなる。一般会計予算でも3割は借金で賄っている。そういう実態

では何れ消費税アップは避けられない。・・・しかし、あまりにも税金の無駄使い

が多すぎる。そこにメスを入れないと国民は納得しない。防衛省前守屋事務次

官事件に象徴される官僚等の杜撰な管理と収賄罪・汚職と、目に余る。官製談

合による税金の無駄使いを減らすか、皆無にする。独立行政法人の整理統合

によって無駄を省きスリムにして無駄な税金の支出を抑え削減する。そこから

生まれる「新埋蔵金」も掘り起こす。そういう努力と手だてが先決だろう。独立

行政法人と特別会計の「埋蔵金」を手始めに掘り起こし――緊急に必要ではな

い非常時の積立金<埋蔵金>――国の借金に補填すべきだ。当面、2011

年までのプライマリーバランスの黒字化を達成すべきだ。国債を減らし後代に

先送りしない政策を現政権は目指すべきである。小泉・安倍政権の市場原理

による負の遺産、「格差拡大」の縮小、削減は当然としても所謂、<バラマキ>

の選挙目当ての政策では国民の支持は得られない。今予算編成から、そう読

み取れる。都市と地方の格差の是正、地方間の格差是正、疲弊した地方に目

配りをしながら国の借金も減らす政策を国民は期待する。・・・


薬害肝炎患者 一律全員救済の議員立法化が射程に入った!

2007年12月24日 | Weblog

1日も早い立法化をして薬害肝炎患者を全員一律に救済せよ! これが

国民の切望である。ここにきて、政府も、やっと、重い腰を上げた。でも患者に

してみれば遅きに失したことは否めない。立法化だけでは心もとない、というの

が患者の心境だ。一定の成果は得られそうとの思いがある半面、これからが

本格的な詰めの段階に入る、と覚悟を決めている。それも、そうだろう、長い闘

争・談判の経過を見れば紆余曲折、山あり谷ありの辛苦の歴史だった。患者

側に油断は禁物、との構えが起こるのも当然だ。自民党<総裁>としての党を

説得し決断した。「政府」としての<謝罪>はしない?・・・そして自公民が具体

的に法案を煮詰め、民主党との論議を得て立法化する運びだ。その呼びかけ

に民主党は政府・自公民の成り行きを見て対応するとしている。薬害肝炎患者

の緊急な生命に関する非常事態の対処には与野党を問わず一刻も早く対応し

てもらいたい。一律救済は射程内に入ったが公式に<政府>として「謝罪」す

るかどうかが 今後の焦点 になる。国(政府)と企業の責任を全面的に認め謝

罪するかにある。弁護側は当然、その事を要求するだろう。今訴訟も政治の出

番がなく官僚の法的お膳立てに乗っかって無駄な時間を経過させてきた。ここ

にきて、やっと首相は声明を発表した。「行政とか司法の枠を超え、立法作業

をすることになると思う」と述べている。それに対し鈴木代表は「法案の中で<

責任>にどう言及するかが最大の関心だ。責任を認めない全員一律救済は有

り得ない」と指摘している。当然である。国や企業の責任を不問にして金銭によ

る救済のみでは今後の類似の訴訟に禍根を残す結果になりかねない。国(政

府)と企業は公式に謝罪をして初めて救済もあり得る。その経過を各裁判の判

決に見て問題の所在を考える縁としたい。明らかにしたい。・・・

●「薬害肝炎訴訟」・・・「1970年~1990年代前半に出産や手術の際の止血

用などとして、汚染された血液製剤<フィブリノゲン>などを投与されたC型肝

炎に感染した患者らが、国と製薬企業に損害賠償を求めた訴訟。 2002年1

0月から全国5カ所で提訴し、現在の原告数は約200人。大阪、福岡、東京、

名古屋の4地裁は国と企業の責任を認めたが、今年9月の仙台地裁判決は国

に責任はなかったとした。大阪高裁が11月7日、和解を勧告、12月13日に

和解骨子を提示した」・・・

◆貴方はどう考えますか。政治家の早急な決断が待たれる「生命」の危機に、

あまりにも鈍感すぎる。患者にしてみれば一刻を争う非常事態なのだ。事例に

よっては「鈍感力」も必要なのだが今訴訟には「鈍感力」は 百害あって一利な

し である。

 


県民選出の2007年 重大ニュース!

2007年12月23日 | Weblog

1位は、「教科書改ざん問題」。紛れもない日本軍の強制による「集団自

決」(強制集団死)であるにも関わらず、主語の<日本軍>を欠落させ歴史の

真実を隠蔽した記述にさせようと文科省を説得する。戦後レジームからの脱

却、改正教育基本法、その関連3教育法等々・・・と一連の動向と軌を一にす

る、通底している。それが某歴史会派である。戦前のレジームを反省し、誤っ

た皇国史観で何千万人を死に追いやったその一大反省に立脚して戦後民主

主義は定着し機能してきた。その事を蔑にして戦後レジームからの脱却を声高

に標榜し糾弾する。曰く、個・私を薄め、公を前面に据えて公共性の復活を喧

伝する。その延長線上に沖縄の「教科書問題」はある。更なる県民の団結で歴

史の真実・実相を日本史に刻む運動を展開したいと思う。・・

2位は、「那覇空港で中華航空機炎上」

3位は、「食品の期限切れ原料使用」

4位は、「年金加入記録の管理不備問題」、「安倍首相退陣・福田内閣発足」、

(5位がなくて)、

6位は、「赤ちゃんポスト」

7位は、「いじめ・自殺問題」

8位は、「学力テスト 沖縄最下位」

9位は、「米軍基地問題」

10位は、「民主党 参院第一党」

以下、省略。貴殿は沖縄の平成19年度の県内重大ニュースを、どう観ます

か。どういう感想をお持ちですか。そして平成20年度は、どういう年にしたいで

すか。政局が不安定で大連立が又、浮上するかもしれない。2008年は、そう

いう年になる予感が私は、します。・・・

 


独立行政法人 102の 徹底的情報開示 が大前提!

2007年12月22日 | Weblog

難航している独立行政法人の整理縮小が関係各省庁の利益優先(官僚

の執拗な説得)で後退している。渡辺行政担当相も当初の意気込みからは大

幅に尻すぼみした。11法人の廃止・民営化を求めた(政府の有識者会議)が6

法人(24日の閣議決定政府案)にとどまった。96に縮小はされたものの国民

の期待には届かず大きく外れた。福田首相の官僚よりは当初から囁かれてい

た。官僚の言いなり、は今に始まったことではない。独法には年間<3兆五千

億円>の税金が投入されている。財政難の実態に鑑み税金の無駄遣いを徹

底皆無にする改革が独法の整理縮小だったはずだ。それなのに難航した独法

が先送りされた。因みに「あの8月の閣議決定」は何だったのか。曰く ≪―

「真に<不可欠なもの>以外はすべて廃止する」―≫の『真に不可欠なもの』と

は一体、何を指し、何をもって、<不可欠なもの> というのだろうか、国民の

眼には分かりにくい、分かりづらい。はっきりしない。閣僚にも官僚の野望が見

抜けず説得されっぱなしではないのか。情けない。「閣議決定」も軽く扱われた

ものだ。そもそも「独立行政法人」の目的は何か・・・「民間には委ねられない事

業(馴染まない)を国(各省庁等)に代わって仕事をする組織」である。退職後

のキャリアの恰好の天下り先である。常勤役員の4割が省庁出身者で占めて

いる。その中には事務次官より上回る報酬を得ている者もいる。呆れかえるば

かりである。振り返ってみよう。あの改革の焦点、本丸視された「都市再生機

構」(国土交通省)と「住宅金融支援機構」(国土交通省)の民営化が国土交通

省の抵抗にあい先送りされた。・・・町村官房長官の仲裁も不発、首相の裁定で

条件つきながら先送りされた・・・。即ち「都市再生機構」は<3年後に結論を出

す(組織形態)>、「住宅金融支援機構」は<特殊会社化を含めて検討し2年

後に結論を出す>、というものになった。大幅な後退である。・・・この様な経過

と成り行きからして考えられる事は、独法の「徹底的な情報開示」・<ディスクロ

ージャー>である。それなくしては独法の実態が分からない。政府(首相・閣

僚)・与党と官僚とのバトルだけが目立ち内部が見えない。閣僚さえも官僚に誤

魔化されて言いなりではないのか、それが、改革が進捗しない最大の障壁であ

る。残る独法96の<徹底的情報開示>をして国民の眼に晒す事である。国民

に独法の内部がよく観える様にすべきである。そこから全ては始まる。・・・

 


UFO! 難題・懸案 抱える永田町にホットな息抜き話題!

2007年12月21日 | Weblog

官房長官が、防衛相が、首相が、真顔でUFO論議に応答している。薬害

肝炎、新テロ特措法、消えた年金等々・・・山積する懸案に目まぐるしい永田町

がホットな話題で揺れている。目から鱗が落ちる様にUFO談義が解決に示唆

を与えるかもしれない。しばしの休息、息抜きを神様は与えたに違いない。全

国民がしばしの休戦状態で大阪高裁の第二和解案を待つ。薬害肝炎問題が

双方の円満解決で収束するかもしれない。UFOが与えた天からの贈り物に違

いない。その恩恵で円満解決を切望する。・・・さて、そもそも<UFO>とは何

ぞや?資料等から、その軌跡を辿り再認識してみよう。・・・

●「UFO」・・・unidentified flying object の略。<未確認飛行物体>。そもそ

もの発端は、1947年、米国の実業家 K.アーノルド氏がワシントン州レーニ

ア山頂近くを飛行する一連の<円盤状物体>を機上から目撃、フライング・ソ

ーサー(flying saucer)「空飛ぶ円盤」と名付けたのが始まりである。それ以

後、正体不明の飛行物体が毎年、官民を問わず数百体、確認、報告された。

米国空軍は国防上の見地から詳細に調査しUFOと総称して現在に至ってい

る。・・・正体は不明ながら一般的には以下の様になっている。

▲「流星等の天体」

▲「蜃気楼等の気象現象」

▲「気球・航空機・ロケット等の人工物体」

▲「全く正体不明の物体」

▲「地球以外の天体からの宇宙人乗り物」・・・

話題作りの非科学的な現象との結論付けには至っていない。今後も、限りなく

夢とロマンを提供してくれるものと確信?する。

 


人生には 嘘も方便 が正しく真実を衝く!

2007年12月20日 | Weblog

母も老人保健施設に入所してから、かれこれ十数年になる。短期入所の

繰り返しである。齢も90歳に手が届く年齢になった。要介護4であるが瞬時は

普通に真ともに話ができるが5分も経たないうちに、今話したことを、もう、忘れ

ている。何だったか、ああ、そう、と他人事の様に振る舞い言ってのける。私も

慣れてきたせいか驚かない。1時間も話していると故郷の幼少の頃に話が行き

着く。もう故人である親兄弟や親戚、友人知人も現実の話では生きている。会

話の一節一節が鮮やかに蘇り臨場感で話が弾む。海に潮干狩りに行ったこと

や山に薪(たきぎ)取りに行った事など生き生きと話す。近いうちに、一緒に又

行ってくるか、と真顔で話す。私も忙しいはずよ、行けないと思うけど、と嗜めた

りする。―(話題の人たちは、とっくに故人となっているのがが)―母の脳裏で

は現実に生きている。<生きている>様に会話を弾む様にする事が私の母と

の対応だ。「嘘も方便」は現実に生きて機能している。この場合は「嘘をつく事」

が<人生の真実なのだ>。・・・ガン患者に「あなたはガンだよ、何か言い残す

事はないか」と肉親に言えるのか(日本人の心情としては、言えないのが大半

なのではなかろうか。欧米では、ちゃんと宣告する風潮だという。日本も、そう

いう様な傾向にあるというが・・・)。生き生きと語る母の心情に思いを致す時、

故人でも現実に生きている様に、間に入って、対応してあげるのが私のスタン

スなのである。この場合は正しく「嘘をつく事」が<人生の真実>なのだ。十把

一絡げに子供を諭す様に<嘘をつく事はいけないことだよ>、とは言えない。

人生の真実には<嘘をつく事>が必要な時だってある。私の場合は<母に嘘

をつく事>が許せるのが「人生の真実」なのである。・・・

 


日本のMDシステムが稼働し迎撃発射に成功!

2007年12月19日 | Weblog

MDシステムが稼働した。ハワイ沖のイージス艦「こんごう」がミサイルを

ーダーで探知しSM3を発射した。高度100キロメートル以上の大気圏外で

中させたという。米国以外のミサイル迎撃発射の成功は今回が初めてとい

う。海上自衛隊関係者の自負は格段に高まったであろう。先ずは、おめでとう、

言いたい。目標は敵の発射した弾道ミサイルを着弾する前に空中で迎撃爆

することにある。それが成功したのである。勿論、米国の事前の予告があり

刻も前もって知らされていた。実戦では何時いかなる時に不意打ちに発射さ

るか分からない。本格的な実戦体制は緒に着いたばかりである。米軍の陸

施設から<模擬ミサイル>を発射し数百キロ離れたハワイ沖のイージス艦

「こんごう」がレーダーで探知してSM3で迎撃した。模擬ミサイルでも音速の数

での追跡であり高度の技術を要するという。その成功に気を良くした防衛省

渡副相は「弾道ミサイルの脅威から国民を守り、日本の安全保障が実質的

強化される」と言い切った。事前予告であり発射位置も分かり天候も良かっ

た。至れり尽くせりの好条件での成功でありから手放しでは喜べない。今後の

課題は山積している。

・・・『時期を同一にして薬害肝炎の原告と政府が折り合いがつかず保障が難

航している矢先に莫大な防衛予算をつぎ込んでの成功は国民に違和感を齎し

ている。国民の生命、安全を守る国家の防衛と一部の肝炎患者と同一次元で

論じるのは如何なものか、と防衛省関係者はいぶかる。2012年までに開発・

整備費として8000億円から1兆円の予算を防衛省は見込んでいる。その莫

大な防衛省の予算からすれば肝炎患者の補償は微々たるものである。それを

渋り合法化して捻出しようとするのに政治決断が懸かっている。この際きっぱり

と決断し全患者を保障すべきだ。その方が国民は納得する』・・・。

・・・(翻って米国は日本の莫大な防衛予算にビジネスチャンスを期待して

る)・・・。

話をミサイル防衛に戻すと仮に米国に向かう北朝鮮の弾道ミサイルを途中で

迎撃しようものなら「集団的自衛権」の行使にあたり憲法に抵触する恐れが生

じる。何れにせよ今回の成功は波乱含みである。問題は今後に先送りされた。

静観して見守りたい。・・・

 


早くも政権与党に秋風が吹き始めた!?

2007年12月18日 | Weblog

防衛省守屋事件に端を発し宙に浮いた年金が拍車を駆け公約違反に

発展した。裏付ける様に厚労相の開き直り、首相の年金軽視発言、官房長官

の選挙作戦云々が国民の不評を買い内閣支持率が急落した。米国のハネム

ーン100日の静眺を当てはめても早すぎる不支持ぶりである。安倍前内閣よ

りも早すぎる急落ぶりである。他人事の様な年金にたいする軽はずみな軽言、

官僚よりの対応が官邸内にも 小波を立たせ指導力に陰りが見えてきた。国民

も鋭い臭覚でその事を嗅ぎつけている。思いやり予算にも財務省・防衛省と外

務省が対立した。漸く合意したものの軋みが目立ち始めた。思うに小泉旋風で

当選した衆議院議員が多数を占める衆院は現時点の民意を反映していない。

その数の過多で福田氏は総理になった。民意を反映していない首相である。早

晩、衆院解散 総選挙で真の民意を反映した政権を誕生させるべきだ。秋風恋

しい今日この頃、吹きしきる冷風に現内閣の命運を重ね合わせ暮れゆく宵闇

にその事を実感する。信頼できる政権を今こそ誕生させるべきだ。長期にわた

る政権は当初はクリーンでも人間の業の然らしめるところ、欲望が頭を持ち上

げ台頭してくる。2大政党制を切望する所以である。・・・

 


バリ・ ロードマップに日本は数値削除を推進 何故?

2007年12月17日 | Weblog

あくまでも米国に追従しているとしか思えない。京都議定書から離脱した

米国に。・・・日本は米国に連動して数値目標を盛り込む事に反対した。来年の

北海道洞爺湖サミットの議題が京都議定書以後の地球温暖化対策であり、し

かも議長国である日本が反対するとは理解に苦しむ。大義名分が立たない。

当面の経済効率を優先する米国の国益に叶う数値目標を盛り込まない削減に

日本も同調した。米国を筆頭に先進国が削減義務を率先して果たさなければ

ならない責務があるのに、だ。最近、飛躍的に発展目覚ましい中国やインドは

削減義務がない。数多の発展途上国は、これから発展していく途上にある。そ

こに削減義務を押しつける。先進国は大量の温室ガスを撒き散らして経済的

発展を遂げてきた。途上国はこれから発展しようとしている。だのに削減を押し

つける。猛反対するのも頷ける。今回は曲りなりにも具体的な数値を盛り込ま

ず努力目標とした。米国を本格交渉に追い込んだ成果を相互に評価したから

だ。何だか変だ!具体的な数値目標がない合意は現実に起きている地球の激

変に対応できない。一刻を争う現実・実態に地球は疲弊して在る。数千年単位

でも起きなかった異変が地球上のあらゆる所で起きている。洪水、旱魃、エル

ニーニョの時季はずれ現象、渡り鳥の時季外れの飛来移動、温暖、寒暖の異

変、海洋魚群の移動行路の変更移動、北極の氷山の崩壊、それによる熱帯低

地の浸水・・・等々、これまでの定番、常識を覆す異変が地球上の至る所で惹

起している。この様な実態に鑑み各国は国益を超えて地球共同体的運命を視

野に、人類の存続に想いを致して取り組むべき時期に来ているのではなかろう

か。各国の思惑や、しがらみ、国益に囚われて地球存続の運命を蔑にしては

人類の未来は保障されない。その自覚を各国は持つべきだ。