世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

防衛省の人事茶番劇 自らの制度を破壊した!

2007年08月19日 | Weblog

人事の有り方を問う事件に発展し良からぬ方法で収拾した。双

方の言い分を足して2で割った様な結末になった。本来は、正副官

房長官で構成する人事検討会議にかけて決定するのが通例で

ある。小池防衛相は塩崎官房長官の頭上を通り越して直接、安倍

首相に直訴・通知・通告?した。人事検討会議にかけずに、だ。

塩崎氏にしては快く思わないのが心情だろう。安倍首相はその通

知を聞き流したのか、分かった、と聴いたのか定かでない。何故、

即座に「人事検討会議」にかけて決定するのが規則だと指導し

なかったのか、諭さなかったのか、ここにも危機管理の拙さがあ

る。連動して防衛省内の実質的実力者 事務次官の守屋氏が上司

(トップ)の防衛相をさしおいて直接、官邸に赴いて人事に関し訴え

るのも本末転倒である。前代未聞の出来事で、事件である。官邸

は即座に門前払いすべきだった。対応が全て後手、後手に廻って

いる。ここにも官邸の危機管理能力の無さが露呈した。唯一の救

いは遅まきながら防衛省生え抜きの増田好平人事教育局長という

伏兵を内定した事である。これも前代未聞の人事検討委員会を前

倒しにしての通例違反を犯した。官邸は益々、国民から遊離し信

用を失った。もういい加減にしてくれ!と絶叫したいくらいだ。決定

は月末に予定されている閣議で決まる事になっている。何れにせ

よ事件?事故?が起る度に即座に適切な対処をすべきである。改

造人事も人心一新というが古い自民党の体質に戻っては元の木阿

弥である。その事を国民は懸念している。経験豊かな危機管理能

力に長けた人で、政治とカネに潔白な人事でないと国民は納得し

ない。そうかと言って派閥人事に回帰する様では改革の前進はな

い。安倍首相にとっては最後の引くに引けない瀬戸際の賭けであ

る。国民が今回の内閣改造人事に注視している事を忘れないで対

応してもらいたい。・・・

●http://d.hatena.ne.jp/naha36/

●http://plaza.rakuten.co.jp/okinawanaha67/

●http://plaza.rakuten.co.jp/okinawanaha/