路の途中

35歳からジョギングを始め、今もゴールを目指してさまよい続ける市民ランナーの記録。

野辺山完走に向けて⑥(たぶん最終回)

2010年05月13日 20時34分22秒 | Weblog
 いよいよ近づいて来ました「野辺山 ウルトラマラソン」
 「完走に向けて」シリーズも今回で最終回になりそうです。なぜならば、明日の夜は
「新しい職場の 歓送迎会 」・・・飲み会です。(大丈夫なのかなぁ?ってそのくらいでどうこうなるようじゃ完走は無理ですよ ちっちっちっ!・・・壊れかけてる)
 
 今回は「精神論」というより「自己暗示法」かな?
 
 簡単に言うと、
「完走している自分をイメージする」
 ということ。
 「笑顔でフィニッシュ」
 が今回の目標なので、笑顔でゴールラインを越えて、金メダルを受け取っている自分を映像としてイメージすること。出来ればその時、自分の目標タイムが電光掲示板に表示されているところまで「想像」してみる。(13時間15分)

 さらにその 前 後 も想像(空想ではない)、イメージしてみる。

 前 というのは、ラストスパートで他のランナーをごぼう抜きしている自分。気持ちよく野辺山の大自然をジョグしている自分。おいしくエイドのおそばを食べている自分。前半、無理せずにマイペースでランニングを楽しんでいる自分。良い体調でゴールラインに立っている自分・・・などです。
 
 後 というのは、後からゴールしてくるランナーに声援を送っている自分。帰りの車を気持ちよく運転している自分。休憩をしながらも、日曜日のうちに自宅にたどり着いている自分。翌日も普通に勤務して、午後6組のお得意様との面談を笑顔でこなしている自分などです。

 「人間は、自分の描いた自画像通りになろうとする傾向にある。」(ジグジグラー)
 自分のイメージに合わせて深層心理が自分の心身のコンディションを整えてくれているということはよく実感しています。
 簡単なところでは、「今日は、10㎞走ろう」と思って練習を開始すると10㎞は難なく走れます。しかし、「5㎞で上がろう」と思って練習に参加していざ、みんなに合わせて10㎞走るのは本当に辛いです。
 前日に寝る前に「30㎞走るぞ!」と覚悟して寝ていれば、寝ている間に体が準備を始めて少なくともその半分の15㎞は軽く走れちゃったりします。
 歯を食いしばっていれば、ビンタにも耐えられるのと似てるかも?

 ウルトラだけじゃないし、ランニングだけでも無いけど、
「人は、自分の描いた自己イメージに近づこうとするものだ」
 だったら理想の自分、こうなりたいなぁという自分を思い描きながら生きていこうじゃないか!

 そして、「完走目指して」シリーズを読んで下さった皆様ありがとうございました。
「完走記」も気持ちよく書きたいのですが、レースが終わると6月の前半まで再び仕事が忙しくなることが予想されています。今年の完走記は無いかも?もしくはかなり縮小版になるかも知れません。でも、是非応援して下さいね!