光産業技術動向ブログ OITT

OITTとは、Optoelectronic Industry and Technology Trendの略称です。

JPNE、フレッツ 光ネクスト利用者にIPv6接続サービスを無料で試験提供

2012年06月06日 | 通信市場

 日本ネットワークイネイブラー株式会社(JPNE)は、6月6日より実施される「World IPv6 Launch」に合わせ、IPv6インターネット接続環境の試験提供を実施すると発表した。対象はNTT東西の「フレッツ 光ネクスト」利用者で、提供期間は6月6日~29日。期間中、ユーザーは無料でIPv6インターネット接続環境が利用できる。


 JPNEでは、フレッツ 光ネクストを利用したIPoE(ネイティブ方式)によるIPv6接続のローミングサービスをISP事業者向けに提供している。フレッツ 光ネクストを利用したIPv6接続サービスには、IPoE(ネイティブ方式)とPPPoE(トンネル方式)の2種類があるが、IPoE方式は対応アダプター設置の必要がなく、宅内環境は従来のままでIPv6接続サービスが利用できる点がメリットとなる。


 今回の試験提供は、IPv6普及促進の一環として、ISP事業者やIPv6検証評価に興味のあるユーザーに対して、IPv6接続を試用してもらう目的で提供するもの。通常の場合、ユーザーはJPNEのローミングサービスを利用しているISPにIPv6接続サービスを申し込む形となるが、今回の試験提供ではフレッツ 光ネクストを利用しているユーザーであれば、ISPを問わず利用が可能。また、試験提供後のユーザーへの商用サービス提供は予定していない。


詳しい情報はこちら。
JPNE、フレッツ 光ネクスト利用者にIPv6接続サービスを無料で試験提供 -INTERNET Watch


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PMCシエラが10G-EPON向けチップを発表、消費電力を最大で50%削減

2012年06月05日 | 光デバイス

 ピーエムシー・シエラ・ジャパンは2012年6月5日、10G-EPON向けチップを発表した。10G-EPONは、最大10Gビット/秒のFTTHを実現するための光アクセス規格。収容局側の光ファイバーを分岐させて多数のユーザーで共用するPON(Passive Optical Network)と呼ばれる方式の一種である。


 同社は、2年前にシステムベンダーの試作用としてFPGAベースのチップを発表している。今回発表したのはASSP(特定用途向けの汎用チップ)で、「チップベンダーとして商用レベルと考えている」(同社社長の西村誠司氏)という。すでにシステムベンダーにチップの提供を開始しており、中国や北米の通信事業者がフィールドトライアルを実施している。


 今回同社が発表したのは、局側終端装置であるOLT向けの「PAS8101」と、ユーザー側終端装置であるONU向けの「PAS9201」。同時に、既存のEPON(GE-PON)用ONU向けにも新チップ「PAS6400」を発表した。


詳しい情報はこちら。
ニュース - PMCシエラが10G-EPON向けチップを発表、消費電力を最大で50%削減:ITpro


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2012年06月04日 | 光製品情報

 エミライは、米Rainbow Fish Fiber Optic製のHDMIケーブルの販売を6月中旬より行なう。価格は、「Homeシリーズ」が17,800円~42,000円(長さ3~10.6m)、「Professionalシリーズ」が49,800円~368,000円(10.6~305m)。ラインナップの詳細は記事の最後に記載する。


 導体に金属ではなく光ファイバーを使用し、信号の減衰を抑えるというHDMIケーブル。プロユースを想定した「Professionalシリーズ」は特注により長さの指定が可能で、最長は305m。


 ケーブルの端子部にHDMIの電気信号を光信号に変換する回路を内蔵。光ファイバーに信号を変換することで、映像/音響機器のグラウンドループ形成を遮断し、EMIノイズが機器に影響することも防ぐという。また、従来品に比べ消費電力を低減。TX(上流)側で0.6W、RX(下流)側で0.5Wとなっている。なお、RX側にはUSBコネクタが付属し、別途電源を供給する必要がある。Homeシリーズのコネクタ部は、RX側の電源コード/プラグが着脱式で、Professionalシリーズは直出しとなっている。


 HDMIのHigh Speed規格に準拠し、3D映像やCEC、EDIDなどに対応。転送レートは16Gbps。イーサネットチャンネル(HEC)には対応しない。


詳しい情報はこちら。
エミライ、光ファイバー導体の長距離対応HDMIケーブル -AV Watch


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スマートメーター導入単価、今年度3万円-東電

2012年06月01日 | 新政策

 東京電力はスマートメーター(通信機能付き電力量計)の導入単価などを公表した。2012年度は1台3万円、本格導入が始まる13年度以降は量産効果に より徐々に単価を落とし、13年度の1万6000円から18年度には1万300円まで引き下げる。スマートメーター導入に伴う必要人員数も試算。この中 で、メーターから無線で送られる検針情報を集約する無線親局13万台、光ファイバーケーブル4万4000キロメートルを敷設することも明記した。


詳しい情報はこちら。
【節電・省エネニュース】スマートメーター導入単価、今年度3万円-東電:日刊工業新聞


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世界の光ファイバー融着接続機市場: アジア太平洋地域が消費をリード

2012年06月01日 | 光市場

株式会社グローバル インフォメーションは、ElectroniCastが発行した報告書「ElectroniCast Fiber Optic Fusion Splice Global Market Forecast & Analysis (May 2012) (世界の光ファイバー融着接続市場予測・分析:2012年5月)」の販売を開始しました。

2011年にアジア太平洋地域が、世界における光ファイバー融着接続機の消費を先導しました。 中国での大量消費によって、アジア太平洋地域の世界市場における割合は拡大する見通しです。

エレクトロニキャストによれば、現在、通信アプリケーションが、世界の光ファイバー融着接続機の消費のなかで、55.7%を占めています。そして、プライ ベートエンタープライズネットワークでの、融着接続機の利用は、2012年から2016年の間に、年平均成長率14.7%で拡大する見通しです。


詳しい情報はこちら。
世界の光ファイバー融着接続機市場: アジア太平洋地域が消費をリード(株式会社グローバルインフォメーション プレスリリース)


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