関西地方で光回線争奪戦が熱を帯びている。台風の目となっているのが関西電力系のケイ・オプティコム(以下、ケイオプ)だ。首都圏では耳慣れない企業だが、関西ではテレビCMを見ない日はない。関電の信用力をバックに値下げ攻勢でNTTの牙城を切り崩し、業界地図を塗り替えようとしている。
通信事業を新たな柱に、という関電の戦略を受け、100%子会社として2000年に誕生したケイオプ。当時、月額1万円程度で提供していたNTTに対し、格安の6300円で対抗。さらに05年には4900円に一気に値下げし、業界を震撼させた。11年度末には加入件数が130万を突破。売上高1592億円、経常利益186億円を稼ぎ出すまでに成長しており、前期2400億円超の巨額赤字に沈んだ関電にとってまさに虎の子だ。
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関電ブランドで急成長、虎の子通信事業「ケイ・オプティコム」の前途(1) | 企業戦略 | 投資・経済・ビジネスの東洋経済オンライン
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