大阪大学と東京農工大学の研究者が、昆虫に背負わせて体液で発電する燃料電池 imBFC を開発しました。3Dプリンタ出力した試作品を甲虫に取り付けた実験では、実際に50マイクロW程度を発電してLEDを光らせることに成功しています。
阪大・農工大の研究者らが IEEE MEMS 2014 カンファレンスで発表した imBFC は、insect-mountable BioFuel Cell (昆虫に搭載できるバイオ燃料電池)の略。簡単に言うと、昆虫にパイプを突き刺して体液(血リンパ)を吸い、体液中の糖トレハロースを酵素トレハラーゼでグルコースに分解して、酸化還元反応で発電します。imBFCの内部は透析膜で隔ててあり、拡散現象で体液を循環させる仕組み。
詳しい情報はこちら。
昆虫の体液で発電する燃料電池、阪大と農工大が試作。サイボーグ昆虫のセンサ網を想定 - Engadget Japanese
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