日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:澤田 純、以下「NTT」)は、光ファイバを用いて離れたところにある対象物に紫外線を照射しウイルスを不活化する技術「Fivery(ファイバリー)」の研究開発に着手しました。
本研究開発では、NTTが通信分野で培ってきた光ファイバ通信技術を活用することにより、現在は紫外線を照射するのが困難な場所にも安全かつ効率的に紫外線を届けるとともに、人の動きに合わせて紫外線の照射パワーを制御するなどの集中制御を行うことで、さまざまな場所・場面での紫外線による感染症予防実現をめざしています。
2020年初頭から新型コロナウイルスが世界規模で猛威を振るい、私たちの社会や生活に多大なる影響を及ぼしています。新型コロナウイルスをはじめとする感染症流行を防ぐ対策として、紫外線を照射することでウイルスを不活化する方法に注目が集まっており、光源を搭載した機器から直接紫外線を照射する製品が使われてはじめています。
これに対してNTTは、これまで培ってきた光通信技術を活用して、直接紫外線を照射するのが難しい場所・場面にも光ファイバを用いて紫外線を届けウイルスを不活化する技術「Fivery(ファイバリー)」の研究開発に着手しました。
これまで紫外線照射が困難だった場所やシーンでも効率よく安全に紫外線を届けて照射するとともに、光ファイバの特長を生かした新たな利用シーンを開拓することで、さまざまな場所・場面での感染症予防の実現をめざします。本技術では、光ファイバを用いて伝送した紫外線を対象物に照射することでウイルスを不活化します
さらに概要を知りたい方は次の記事を見てください。
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