光産業技術動向ブログ OITT

OITTとは、Optoelectronic Industry and Technology Trendの略称です。

海の生きものを「水中ドローン」で監視、衛星で中継するシステム―養殖などに活用

2016年10月21日 | 新現象・新技術

 水中ドローンとも呼ばれる、無人探査機「Remotely Operated Vehicle(ROV)」で海底などをフルHD撮影し、その映像をリアルタイムに人工衛星で中継するシステムが登場した。スカパーJSATと空間知能化研究所がこのほど実験に成功している。


 実験に使ったROVは、遠隔操作で浅海から深海まで自由に動き回るロボット。高性能なカメラを備え、撮影した映像は光ファイバーで海上の調査船へ伝送し、さらにスカパーJSATの所有する衛星IP通信回線を経由して陸上のデータセンターへと届ける。


 10月17日と18日に、伊豆半島須崎沖で深度約145mの海底や水中の生物のようすを撮影し、衛星でリアルタイムに中継して陸上から閲覧しながら、データを「クラウド」と呼ぶネットワーク上の環境に保管した。


詳しい情報はこちら。
海の生きものを「水中ドローン」で監視、衛星で中継するシステム―養殖などに活用 - インターネットコム


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