光産業技術動向ブログ OITT

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光ファイバーで周波数利用効率947bit/s/Hz、KDDI総合研究所が従来記録を2倍に更新する伝送実験に成功

2016年10月14日 | 新現象・新技術

 株式会社KDDI総合研究所は14日、光ファイバー通信の伝送容量を拡大するために必要となる周波数利用効率を著しく向上する技術を開発し、周波数利用効率947bit/s/Hzという、これまでの記録を2倍に更新する伝送実験に成功したと発表した。


 KDDI研究所では、周波数帯域は通信システムにおける大切な資源であり、この帯域を効率的に利用することが大容量の情報を伝送するための重要課題だと説明。現在の商用光通信システムの周波数利用効率は2bit/s/Hz以下であり、15bit/s/Hz(最大値)に達するLTEと比較すると、効率性が低くなっているという。


 これまで、KDDI総合研究所ではマルチコア/マルチモードファイバーを用いることで、周波数利用効率を456bit/s/Hzまで向上できることを示してきた。今回の伝送実験では、6モード伝送において64値直交振幅変調(64QAM)信号伝送を行うことにより、周波数利用効率の大幅な改善を実現した。


詳しい情報はこちら。
光ファイバーで周波数利用効率947bit/s/Hz、KDDI総合研究所が従来記録を2倍に更新する伝送実験に成功 -INTERNET Watch


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