オランダSollianceは、2016年5月9日、変換効率が10%のペロブスカイト薄膜太陽電池モジュールの大型化に成功したと発表した。
Sollianceによれば、ペロブスカイト太陽電池モジュール開発の究極の目的は、1枚1枚製造する枚葉方式ではなく、ロールツーロール方式やシートツーシート方式などの連続大量生産方式を適用することだという。今回の成果によって、この目的に向かう最初の障壁を越えたとする。
Sollianceは有機ELや有機薄膜太陽電池、CIGS(銅インジウムガリウムセレン)太陽電池などの電気活性層を形成する高度なロールツーロール装置を複数導入済みであり、これらの試作を進めているという。このため、ロールツーロール法を用いたペロブスカイト太陽電池を短期間で実現可能だと主張する。
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太陽光:原子とロールで作る「ペロブスカイト太陽電池」 (1/4) - スマートジャパン
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