光産業技術動向ブログ OITT

OITTとは、Optoelectronic Industry and Technology Trendの略称です。

電力システムとインターネットが融合へ、カギ握るオープンな通信機能

2012年07月31日 | 新政策

 つい最近のことだが、東京電力が開発中のスマートメーターに、インターネットに準拠した通信プロトコルを採用する、との発表が大きな関心を集めた。従来は独自の仕様をベースにスマートメーターの通信機能を開発する計画だったが、さまざまな問題点が指摘されたため、国際標準のオープンな仕様を採用する方針に変更した。これによりスマートメーターが各種の機器やシステムとも連携しやすくなる見込みだ。


 とはいえ、実現するのはさほど簡単な状況にはない。スマートメーターが接続する相手は、インターネットで通信できるパソコンなどのIT機器だけではなく、データを送受信する機能のない家電製品などが数多く存在する。すでに仕様が標準化されている部分もあれば、メーカーごとに異なる部分や定義されていない項目も少なくない。


 こうした状況にあって大きな影響力をもつのが、国内で利用者の約4割を抱える東京電力の動向である。いずれ日本のスマートメーターの約4割のシェアを握ることになるわけで、開発中のスマートメーターの仕様に大きな注目が集まるのも当然である。そこで東京電力のスマートメーターを中心に、今後どのような機能が実装されていくのかを探ってみる。


詳しい情報はこちら。
連載/スマートメーターが起こす電力革命(2):電力システムとインターネットが融合へ、カギ握るオープンな通信機能 - スマートジャパン


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