光産業技術動向ブログ OITT

OITTとは、Optoelectronic Industry and Technology Trendの略称です。

FTTH契約数1,655万件、KDDIが純増シェアを大きく伸ばす

2009年11月19日 | 通信市場
 MM総研は19日、2009年9月末時点でのブロードバンド回線事業者の加入件数を調査、結果をまとめたものを発表した。

 それによると、FTTH(光接続サービス)の契約数は1,655万件となり、09年3月末時点より152万件の増加となった。一方ADSLに関しては、1,047万件と、09年3月末より75万8,000件減少し、前年同期並みの減少となった。

 回線事業者のシェアを見ると、FTTH市場では、NTT東日本が42.0%、NTT西日本が32.2%となった。東西合計でのシェアは09年3月末の約 74.1%から09年9月末で約74.2%となり、0.1ポイントの微増という状況。純増件数では、NTT東日本が66万2,000件、NTT西日本が 48万2,000件それぞれ増加した。一方で、解約対策としてNTT西日本では、会員制プログラム「CLUB NTTWest(入会費・年間費無料)」などを実施。新規獲得に目を向けるとNTT東西では、ノンPC層の利用拡大に向け高速・大容量の光回線を利用した映像サービスとして、「ひかりTV」や「フレッツ・テレビ」の提供を行っている。両サービスを合わせた2009年9月末の契約数は92万契約となっており、新しい利用シーンの創出に貢献している他、Wiiなどゲームとの連携による非PCユーザーの取り込みに効果を上げてきていると同レポートでは見ている。

詳しい情報はこちら。
FTTH契約数1,655万件、KDDIが純増シェアを大きく伸ばす ~ MM総研調べ:RBB TODAY (ブロードバンド情報サイト) 2009/11/19

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