光産業技術動向ブログ OITT

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NTTが「細径低摩擦ファイバ」を展示,低摩擦の配線体験が人気

2009年10月29日 | 光デバイス
 「ITU TELECOM WORLD 2009」の展示会場で,NTTブースでは「細径低摩擦ファイバ」と呼ぶ光ファイバを展示。来場者の注目を集めていた。

 細径低摩擦ファイバは,文字通り外径が細く,被服財が硬くて摩擦が小さいのが特徴。断面は,一般的な光ファイバが2.0mm×3.0mm程度なのに対して,細径低摩擦ファイバは1.6mm×2.0mm。摩擦は一般的な光ファイバの5分の1程度。同社のブースでは,マンション内の配管作業を効率化できることをアピールするため,配管中の細径低摩擦ファイバと一般的な光ファイバを引っ張ってみる体験コーナーを設けていた。これに,多くの来場者が興味を持っていた。

 細径低摩擦ファイバは既に国内で10万物件のマンションに採用されている。従来はマンション内の通信は銅線を使ったVDSLが主流だったが,最近はコンテンツのHD化が進んだことで,マンション内でも光ファイバの引き合いが増えているという。

詳しい情報はこちら。
[TELECOM2009]NTTが「細径低摩擦ファイバ」を展示,低摩擦の配線体験が人気 - ニュース:ITpro

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