光産業技術動向ブログ OITT

OITTとは、Optoelectronic Industry and Technology Trendの略称です。

アンリツ、200km超長距離光ファイバ対応ハンドヘルド計測器を発売

2009年10月27日 | 企業情報
アンリツ、200km超の長距離光ファイバ対応の光回線施工・保守用ハンドヘルド計測器を発売

光ファイバ測定ソリューション強化

アクセスマスタMT9082Cの販売を開始

200kmを超える光ファイバや最大128分岐のFTTH-PONシステムに対応


 アンリツ株式会社(社長 戸田 博道)は、光回線の施工・保守用ハンドヘルド計測器であるアクセスマスタシリーズの新モデルを開発。アクセスマスタMT9082Cの販売を10月23日から開始いたします。

 MT9082Cは、アクセスマスタシリーズのハイエンドモデルです。従来機種(MT9082B)の高品質なリアルタイム波形表示、短デッドゾーン(※1)などを踏襲していることに加え、最大45dBのダイナミックレンジ(※2)を実現しました。これにより、試験対象となる光ファイバの距離を200km超まで延伸できることに加え、従来機種の約1/5の時間で光ファイバを測定できます。

 また、150,001という従来機種の約5倍のサンプリングポイント(※3)を実現したことにより、遠端部でも2m間隔で障害箇所を確認できます。

 さらに、FTTH-PON(※4)システムにおける測定機能も強化。従来機種は1×64分岐のFTTH-PONシステムに対応していましたが、MT9082Cは、1×128分岐のFTTH-PONシステムの測定を可能としました。これにより、1×128分岐のFTTH-PONシステムにおいても、スプリッタ(光ファイバの分岐装置)から収容局までの光ファイバで発生する障害が検知できます。

詳しい情報はこちら。
日経プレスリリース

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KDDIがau基地局に新技術、太陽光発電・蓄電池・商用電力を制御しCO2削減

2009年10月27日 | 通信市場
KDDIは27日、太陽光発電と蓄電池の連携、深夜電力を活用する「トライブリッド方式」の電力制御技術を、2009年12月下旬から、au携帯電話基地局に対して実験的に導入すると発表した。

KDDIによると、太陽光発電を設置した基地局は従来、主に商用電力の利用が難しい地域に導入されていた。また、全基地局に装備している蓄電池の用途は、停電時のバックアップに限定されていた。

今回同社が開発したトライブリッド方式電力制御技術は、「太陽光パネルで発電された電力」「深夜電力により蓄電池に充電された電力」「商用電力」の 3つの電力を制御。時間帯ごとに最も効率的に基地局へ電力を供給することで、CO2の排出削減が可能になる。この技術により、「商用電力の使用量とCO2 排出量において、それぞれ20%から30%の削減が見込まれる」(KDDI)としている。

詳しい情報はこちら。
KDDIがau基地局に新技術、太陽光発電・蓄電池・商用電力を制御しCO2削減 | 携帯 | マイコミジャーナル

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