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病院で11人結核集団感染 茨城

2016年03月09日 10時39分59秒 | 医療情報
病院で11人結核集団感染 茨城
地域 2016年3月8日 (火)配信共同通信社

 茨城県立中央病院(笠間市)は7日、入院していた80代女性が結核を発病し、接触した看護師や家族計11人が集団感染、うち5人が発症したと発表した。80代女性はその後、間質性肺炎で死亡。感染拡大の恐れはなく、5人も通院治療中という。

 茨城県庁で記者会見した病院によると、肺炎で入院していた80代女性が昨年11月下旬に結核の診断を受けた。

 昨年12月以降、病院職員や家族に健康診断を実施した結果、看護師4人と家族1人の発症を確認し、ほかに看護師4人と家族2人が感染しているのが分かった。

 吉川裕之(よしかわ・ひろゆき)病院長は「全ての患者や家族に大変心配を掛け、おわび申し上げる」と謝罪した。
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市販薬に治療効果 遺伝性難病「ゴーシェ病」 鳥取大医学部付属病院のチーム

2016年03月09日 10時13分01秒 | 医療情報
市販薬に治療効果 遺伝性難病「ゴーシェ病」 鳥取大医学部付属病院のチーム
臨床 2016年3月8日 (火)配信日本海新聞

 鳥取大医学部付属病院(米子市西町)脳神経小児科の成田綾助教と前垣義弘診療科長らによる共同チームは、遺伝性難病「ゴーシェ病」の神経症状に対し、たんの切れを良くする市販の飲み薬を用いた治療法が有効だとする研究成果をまとめた。現時点では患者によって効果が分かれるものの、難病治療の特効薬の開発につながると期待される。

 ゴーシェ病は、人体の細胞内にある特定の酵素の働きが低下することで起きる病気。確認されている患者は世界で約5千人、国内で約100人とされる。

 肝臓・脾臓(ひぞう)の肥大や貧血、けいれんなど症状は多岐に及び、特に日本人を含むアジア系人種は中枢神経を脅かす症状が発症しやすい。点滴などで酵素を補う治療はあるが、脳への物質の侵入を妨げる体の働きにより、中枢神経系の症状には効かなかった。

 成田助教らは、中枢神経に効果があるとされる特殊な薬剤を口から与えるシャペロンと呼ばれる療法に着目。その薬剤として既に海外で効き目があるといわれていた、たんを切りやすくする市販薬「ムコソルバン」(アンブロキソール)の有効性を確認した。

 症状が重い患者数人に対し、1日3回の投与を4年間続けたところ、自力で歩けなかった患者が2カ月ほどで介助なしで歩けるようになった。3年後には速く歩けるようになったという。

 成田助教は「希少な難病は市場が小さく製薬会社も腰が重い。これからの臨床試験で療法の妥当性を証明し、治療につなげたい」と話している。
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肥満でないのに「隠れメタボ」、914万人も!

2016年03月09日 10時07分49秒 | 医療情報
肥満でないのに「隠れメタボ」、914万人も!
臨床 2016年3月8日 (火)配信読売新聞

 肥満ではないのに高血圧や高血糖などの異常を複数持つ「隠れメタボリックシンドローム」の患者は全国で914万人に上るとする推計を、厚生労働省研究班(代表=下方浩史・名古屋学芸大教授)がまとめた。

 現在のメタボ対策は肥満を前提にしているが、肥満でなくても高血糖、脂質異常などの代謝異常が重なると心臓病などのリスクが高まる。研究班は来年3月までに、隠れメタボの診断や生活習慣改善の指導法をまとめた指針を作成する。

 研究班は、1997~2012年に国立長寿医療研究センターが実施した40~79歳の男女約4000人の健康調査データを解析。男性の10・9%、女性の13・6%が、体格指数(BMI)25未満で腹囲もメタボの基準未満なのに、高血圧、高血糖、脂質異常のうち二つ以上の異常を持つことがわかった。この数字をもとに、全国で男性380万人、女性534万人の隠れメタボ患者がいると推計した。

 同様にメタボ患者を推計すると971万人だった。

 隠れメタボとメタボの患者は、該当しない健康な人に比べて、心臓病を発症するリスクがそれぞれ1・23倍、1・45倍高かった。

 日本人は血糖値を下げるインスリンの分泌能が低い人が多く、やせていても糖尿病になりやすい。運動習慣がなかったり、朝食抜きや早食いなどの悪い食習慣を続けたりすると、隠れメタボの危険性が高くなる。

 対策をとらない場合、患者数は10年後に1014万人に、20年後は1042万人に増えると予想される。

 一方、4000人のデータで年齢や性別などが一致する人同士を比較したところ、1日5500歩以上歩くと代謝機能が改善することが分かった。たんぱく質やカルシウム、青魚に多く含まれる不飽和脂肪酸の摂取も効果的だった。

 下方教授は「日本人は、太っていなくても、代謝機能などに異常が出る人が多い。肥満対策が進められるのに対し、隠れメタボは放置されている。高齢者の寝たきりなどを防ぐためにも対策が必要だ」と話す。

          ◇

 メタボリックシンドローム 内臓脂肪が蓄積され、代謝異常が重なることで心臓病や脳卒中などの生活習慣病の危険性が高まる状態。国は、生活習慣病の予防や医療費を削減する目的で、2008年度から40~74歳を対象に特定健診(メタボ健診)を始めた。
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【島根】「あった!」うれしい春 島根大前期合格発表

2016年03月09日 10時03分06秒 | 
【島根】「あった!」うれしい春 島根大前期合格発表
大学 2016年3月8日 (火)配信読売新聞

 島根大で7日、前期日程入試の合格発表があった。5学部の競争率は昨年度より0・6ポイント低い2・4倍で、計759人が合格をつかんだ。

 松江市西川津町の松江キャンパスでは午前11時、医学部(出雲キャンパス)を除く4学部の合格者の受験番号が掲示された。自分の番号を見つけた受験生たちは、「あった」と歓声を上げ、両親や友人らと喜び合ったり、スマートフォンで掲示板の番号を撮影したりしていた。

 総合理工学部物質科学科に合格した松江南高3年高木優斗さん(18)は、「さっきまで(緊張で)吐きそうだったので、ホッとした。大学で物理学を深く勉強したい」と話していた。

 後期日程入試は12日で、22日午前11時に合格発表がある。
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