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新しい治療標的分子続々、中村祐輔氏【癌治療学会2018】

2018年12月05日 22時17分10秒 | ガン
新しい治療標的分子続々、中村祐輔氏【癌治療学会2018】
新薬開発に利用可能な106個を同定
MMJ2018年12月5日 (水)配信 癌

 第56回日本癌治療学会学術集会(会長・野々村祝夫大阪大学大学院医学系研究科器官制御外科教授)が10月18~20日、横浜市内で開かれ、19日には特別企画シンポジウム5「Precision Medicineの検証 分子標的治療薬:新規治療標的分子の発見と実用化」があった。がん研究会がんプレシジョン医療研究センターの中村祐輔所長は「ゲノム解析に基づく分子標的治療薬の開発」をテーマに発表し、新規標的分子に阻害活性を持つ化合物による臨床試験の実施や計画などについて語った。(MMJ編集長・吉川学)
TOPK阻害は臨床試験を計画中
 中村所長は最初に、がん特異的に過剰発現しているタンパク質をもとに創薬しようとの目的で、2000年から研究を始めたとし、タンパク質を発見した後は、低分子化合物、抗体医薬、ワクチンという3つのアプローチで、創薬までの研究開発を続けていると話した。これまでに、1500以上のサンプルのゲノムワイド解析により、抗がん薬の開発に利用可能な106個の新規分子標的を同定したと述べた。このうち、TTK(チロシンスレオニンキナーゼ)、TOPK(T-LAK細胞由来プロテインキナーゼ)、MELK(胚性ロイシンジッパーキナーゼ)は、さまざまな幹細胞に高頻度で発現していると報告されている分子の上位20位にランキングされていると説明した。
 MELKは、予後を悪くする、抗がん薬に抵抗性を示す、がんの幹細胞に関係するものとして知られ、約5年かけてMELK特異的に増殖阻害活性を持つ低分子化合物OTS167を同定したと述べた。マウスの静脈注射実験では、用量依存的に肺がんの増殖を抑え、体重も減らず、明らかな毒性は示さなかった。また、MELKが発現していない場合、全く効果がなかったという。分子生物学的な機序を調べた結果、がん細胞内でP21、P53の発現が強く誘導され、細胞死が引き起こされるのではないかと述べた。経口の場合、ヒトでは40%の吸収性が確認されたため、米MDアンダーソンがんセンターなどで乳がんを対象に試験が実施されていると話した。
 TOPKは血球系の細胞から見つかり、発現を抑えると細胞が分裂できず死ぬため、がん細胞の有糸分裂に重要な役割を果たしているとした。肺がんや乳がんなどさまざまながんに発現し、4、5年かけて阻害活性をもつ低分子化合物を開発したと述べた。これらは、用量依存的に増殖を抑え、体重減少などはなかったが、白血球が減少したと話した。これらのうちOTS964は経口吸収性が高く、マウス実験では15日で投与を打ち切った後も、がん細胞は小さくなり、29日目に6匹中6匹で消失したと述べた。がん幹細胞を抑えることで幹細胞がまず死に、投与を打ち切った後も分化した細胞が死んでいくため、腫瘍縮小が継続すると考えられると説明した。白血球減少は起こるが、投与中止後2週間で元の状態に回復するため投与効果が期待できるとし、臨床試験を計画していると話した。
 さらに、阻害薬で血小板が増加するので、血液がんで意義があるのではないかと考え、AML(急性骨髄性白血病)細胞を調べたところ、FLT3突然変異がある予後の悪いタイプでより高い効果が確認され、来年中には臨床試験を始めたいと述べた。
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子宮頸がん検診でHPV検査、初の推奨…国立がん研究センターが指針改訂案

2018年12月03日 20時37分59秒 | ガン
子宮頸がん検診でHPV検査、初の推奨…国立がん研究センターが指針改訂案
2018年11月26日 (月)配信読売新聞

 国立がん研究センターは、子宮頸がん検診の指針の改訂案を公表した。がんの原因となるHPV(ヒトパピローマウイルス)に感染しているかどうかを調べる検査を、検診として初めて推奨した。
 HPV検査に関する海外の研究成果などを分析した結果、自治体が行う現行の検診(細胞診)と比べて、がん患者を減らす上で同水準の効果があると判断した。HPV検査は、望ましい受診の頻度が5年に1回程度で、現在の半分以下で済むという利点がある。
 HPVに感染しても、免疫の働きで自然にウイルスが消える人も多く、がんになる人はごく一部だ。しかし、体内にHPVが残った場合、ウイルスを取り除く薬はない。感染が判明した人は、医師の診察を受け、経過を観察することで、がんになる前に病変を切除するなどの治療ができる可能性が高くなる。
 HPV検査を検診に採用するには、現行の検診と組み合わせるかどうかなどの検討が必要だ。センターは今後、関連学会や厚生労働省に、こうした検討を進めるよう働きかける。


ババは70歳にして、ウイルス(+)でガンになった。
検診で、発見された。松江市の検診をありがたく思います。
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免疫チェックポイント阻害薬はどう働くのか?

2018年12月01日 12時44分41秒 | ガン
免疫チェックポイント阻害薬はどう働くのか?

免疫チェックポイント阻害薬は、免疫を抑制する分子に働きかけて免疫を活性化させ、免疫の働きによりがんを攻撃する治療法です。
免疫チェックポイントを阻害することができれば、T細胞の抑制が解除されてがん免疫サイクルがうまく働くようになると考えられます。
ここに着目したのが、「免疫チェックポイント阻害薬」であり、抗PD-1/PD-L1抗体や抗CTLA-4抗体があります。既にいくつかのがん種で抗腫瘍効果が検証され、臨床応用されています。
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がんはどのように免疫から逃れているのか?

2018年12月01日 12時42分13秒 | ガン
がんはどのように免疫から逃れているのか?

がん細胞は免疫から「異物」として認識され、排除されます。にもかかわらずがん細胞は増殖し、臨床的な「がん」が認められるのはなぜでしょうか?
これは、免疫ががん細胞を排除しようとする一方で、がん細胞は免疫による攻撃から逃れるためにさまざまな仕組みを利用しているからです。
もともと、免疫系には免疫が過剰に働くのを抑制する仕組みが備わっています。こうした免疫抑制にかかわるPD-1/PD-L1やCTLA-4などの分子を「免疫チェックポイント」と言います。PD-1やCTLA-4は活性化T細胞上に発現し、それぞれ他の免疫細胞上のPD-L1やCD80/CD86との結合により免疫抑制シグナルを伝達し、T細胞の働きを抑制します。
つまり、この仕組みを利用すればがん細胞は免疫から逃れ、増殖することができると考えられます。
がん細胞はT細胞から攻撃を受けるとPD-L1を発現することが明らかにされており、T細胞上のPD-1と結合して、その働きを抑えると考えられます。
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がん免疫とは

2018年12月01日 12時37分47秒 | ガン
がん免疫とは

がんは免疫の力で排除できるのか?
がん細胞は、正常な細胞の遺伝子に突然変異が起こることにより発生しますが、通常は免疫系ががん細胞を正常細胞とは異なる「異物」として認識して排除し、増殖させないように働いています。
このような仕組みを「がん免疫監視機構」と言います。
がん免疫監視機構は「がん免疫サイクル」がうまく回ることで成り立っており、がんに対する免疫反応ではT細胞が中心的な役割を担います。がん細胞から放出された抗原は主に樹状細胞が捕捉し、T細胞に提示します。
T細胞は提示されたがん抗原を認識して活性化し、がん細胞を攻撃することで、がん細胞を特異的に排除します。
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九大病院に「がんゲノム外来」12月開設 遺伝子調べ治療法探る

2018年11月28日 10時56分10秒 | ガン
九大病院に「がんゲノム外来」12月開設 遺伝子調べ治療法探る
2018年11月27日 (火)配信西日本新聞

 九州大病院(福岡市)は12月、がん患者の遺伝子を調べ、特徴に応じた治療法を探る「がんゲノム外来」を開設する。九大病院は九州唯一の「がんゲノム医療中核拠点病院」で、16の連携病院などと協力しながら最新の医療を提供する。
 がんゲノム医療は、がんの原因となり得る遺伝子100種類以上を検査し、変異を特定して効く薬を探す。厚生労働省は今春、全国11の中核拠点病院と100カ所の連携病院を公表。各地の病院で医療提供が始まっている。
 九大病院では、抗がん剤などの標準治療が効かなくなった患者を主な対象とする。遺伝子検査は国内外の専門機関に依頼し、院内に情報を解析して治療法を探る検討会、遺伝情報を伝える際に心理的なサポートに当たる遺伝カウンセリングなどを整備した。
 ただ、遺伝子検査は公的医療保険の適用外で患者負担は数十万円に上り、効く薬が見つかるのは1~2割程度というのが現状。同病院の中西洋一教授(呼吸器内科)は「患者負担や遺伝情報の取り扱いなど難しい面も多いが、丁寧に説明しながら進めたい」としている。問い合わせは同病院ARO次世代医療センター=092(642)5858。
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遺伝子変異で発症率33倍に 「医療新世紀」

2018年11月15日 21時09分42秒 | ガン
遺伝子変異で発症率33倍に 「医療新世紀」
2018年11月13日 (火)配信共同通信社

 乳がんの原因遺伝子BRCA1に変異がある人はない人に比べ、発症リスクが33倍と大幅に上昇することが分かったと、理化学研究所チームが発表した。日本人の患者と健康な人計1万8千人のデータ解析で算出した。
 原因遺伝子は計11個知られ、うちBRCA2に変異があると発症リスクは16倍、PALB2では9倍との結果だった。原因遺伝子に変異があると発症年齢が5歳程度若く、卵巣がんにもなりやすいことが分かった。
 乳がんは日本人女性のがんの中で最も多く、うち5~10%は11遺伝子のどれかが原因とされる。早期発見を目指し遺伝子検査が行われるが、正確なリスク判定に必要な日本人のデータが少ないことが課題だった。
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タバコでガンになっても安心?本庶佑さんノーベル賞受賞で注目の“オプジーボ”は何が画期的なのか?

2018年10月15日 19時34分34秒 | ガン
本庶佑さんノーベル賞受賞で注目の“オプジーボ”は何が画期的なのか?

ノーベル賞受賞の知らせを受け、会見する京都大学高等研究院特別教授の本庶佑さん。「自分は幸運な人間だ」と何度も繰り返した (c)朝日新聞社

 ノーベル医学生理学賞の授賞理由となった発見は、画期的ながん治療を生んだ。今回の受賞でさらに、がん治療の現場が変わる可能性がある。
*  *  *
 37歳で教授に就任したエリートで、俳優と見紛うルックス。順風満帆な研究者人生を歩んできた京都大学高等研究院特別教授の本庶佑(ほんじょ・たすく)さん(76)が、ついにノーベル医学生理学賞に選ばれた。がん細胞を攻撃する免疫細胞にブレーキをかけるタンパク質「PD-1」を発見したことが、画期的ながん免疫療法に結びついた。がん細胞を除去したり破壊したりする従来の手術、放射線、抗がん剤という3本柱の治療法とまったくアプローチの異なる研究は、がん治療の常識を覆す希望の光となっている。

 ついに、と書いたのには理由がある。記者が京都支局で大学担当だった1999年10月、京大医学部長だった本庶さんは既にノーベル賞の有力候補だった。当時取材に応じてくれた本庶さんは、鋭い眼光と白衣姿が印象的な「求道者」の雰囲気を湛えていた。

 92年に今回の授賞理由ともなったPD-1を発見以来、毎年のように有力候補として注目されてきたが、本人は記者会見で、「僕はメディアと違ってやることがたくさんあるので、自分で意識することはほとんどなかった」とユーモアでかわした。

 研究については自他ともに厳しい態度で臨むことにも定評があるが、ノーベル賞の賞金などを原資に若手研究者を支援する基金を設立する考えも表明するなど、一貫して面倒見のいい親分肌として知られてきた。東京大学の助手から大阪大学の教授に抜擢されたときには東大の学生6人が阪大に移り、阪大から母校の京大教授に転任する際も門下生7人がついていった。

 玄人はだしの腕前で知られる趣味のゴルフに加え、研究室対抗のソフトボール大会には4番ピッチャーで出場し、本庶杯と名付けたボウリング大会を開催するなど、溢れる人間味で教え子を引っ張ってきた。
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放射線腫瘍センター 10月始動 久留米大病院北館 最先端機器、技師ら倍増

2018年10月09日 11時25分11秒 | ガン
放射線腫瘍センター 10月始動 久留米大病院北館 最先端機器、技師ら倍増
2018年10月5日 (金)配信西日本新聞

 久留米大病院は28日、北館内に整備した「放射線腫瘍センター」を報道関係者に公開した。1967年完成の「放射線治療センター」の老朽化に伴い、創立90周年記念事業の一環として今春完成した北館に移転。併せて最先端の放射線治療機器を導入したほか医師や放射線技師なども増員し、名称変更した。「病院の各診療科と連携し、時間短縮など患者の負担軽減につながる治療を提供する」としている。10月1日から診療を始める。
 放射線腫瘍センターは5階建ての北館の1階に開設。医療機器の充実や待合室の拡充などで広さは旧センターの約2倍の1423平方メートル。診療態勢も放射線専門医5人を含む医師や放射線技師、看護師など計20人と倍増させた。
 新たに導入した治療機器は3台。このうち、コンピューター断層撮影装置(CT)とエックス線照射装置が一体となった「トモセラピー」と呼ばれる機器の最新型は九州初導入。CTでがん細胞の位置を確認しながら、正常細胞の損傷を防ぐために強弱を付けたエックス線をピンポイントで照射する。前立腺がんや耳鼻咽喉科系がんの治療に採用するという。また「トゥルービーム」の最新型は3台の特殊カメラを取り付けて使用。例えば乳がんや肺がんの治療の際、呼吸で胸が上下してもがん細胞に照準を合わせてエックス線を正確に照射できるという。
 いずれも保険適用の治療法。淡河(おごう)恵津世センター長は「患者に寄り添い、早期から進行まで全てのがん治療に対応していきたい」と話した。
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13歳でがんに、闘った40年 病院へ遺志託した男性

2018年09月25日 20時28分03秒 | ガン
13歳でがんに、闘った40年 病院へ遺志託した男性
編集委員・石橋英昭
2018年9月25日05時00分
ありし日の高日満さん(親族提供)

 13歳での発症から約40年間、がんと闘い、生きてきた男性が今年3月末、亡くなった。死の直前、長く治療を受けてきた国立がん研究センター中央病院(東京・築地)に、自宅を売った代金約3千万円の寄付を申し出た。遺志に応え、その名前を冠した研究プロジェクトが始まった。
 東京都台東区の高日満(コウイルマン)さん。朝鮮半島にルーツを持つ在日コリアン2世だ。54年の生涯だった。
 中1のとき左足の骨肉腫が見つかり、足を付け根から切断した。翌年に肺、3年後に右足へ転移し、当時は普及していなかった人工関節を手術で入れた。右足を失うことは免れたが、終生車いす生活に。転移や再発のたび抗がん剤治療を繰り返し、高校へは通えず、結婚もしなかった。
 再発は30代で止まった。
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ももこさん、どうして?手遅れになった?それとも?

2018年08月29日 00時30分56秒 | ガン
さくらももこさんの訃報に、地元静岡・清水からも惜しむ声。作品の舞台となった小学校では...
2013年には「まるちゃんの静岡音頭」も完成していた

朝日新聞社
さくらももこさんから寄贈されたちびまる子ちゃんのマンホールふた=2018年8月7日午前11時35分、静岡市葵区追手町、野口拓朗撮影

 静岡市清水区出身の漫画家、さくらももこさんが、乳がんのため53歳で亡くなった。清水で暮らす小学生の飾らない日常を描き、国民的な作品にしたさくらさん。その早すぎる死を、地元の人たちも悼んだ。

 ちびまる子ちゃんの世界を体感できる清水区の「ちびまる子ちゃんランド」。27日に初めて家族で訪れた富士宮市の主婦石川奈津美さん(42)は訃報(ふほう)に、「まだお若いのに残念です」と驚きの表情を浮かべた。
 息子2人はちびまる子ちゃんのアニメを毎週楽しみにしているといい、小学生が登場人物になっていることから「自分に重ねて楽しそうに見ていた」という。「子どもだけじゃなく、大人も一家だんらんで見られた。当たり前のような存在だったので続いてほしい」と話した。
 物語で描かれた小学校のモデルは、さくらさんが卒業した同区内の清水入江小学校だ。同校で教員経験がある日本サッカー協会参与の綾部美知枝さんは「彼女は清水のまちのPRウーマンだったのに」と惜しむ。同校での教員時代、すでにアニメが大ヒットし、学校には「漫画の校長先生はいますか?」などの問い合わせがよくあったという。
 同校の佐野記透教頭(51)によると、児童たちは運動会や体育の授業でアニメの主題歌「おどるポンポコリン」に合わせて準備体操をするのが恒例という。「毎週放映される作品の舞台であることは地域の方々の自慢です」と語った。
 さくらさんは静岡市にとっても重要な存在だった。市は2007年に「ちびまる子ちゃん」のイラストを広報に使う許可を得て、職員の名刺や観光バナーに使用してきた。
 13年にはさくらさんが作詞し、細野晴臣さんが作曲、ピエール瀧さんが歌った「まるちゃんの静岡音頭」も完成。歌詞には清水や由比の地名のほか「おでん わさびにくろはんぺん」「まぐろ しらすにさくらえび」「お茶とみかんとモツカレー」など特産品を盛り込んだ。
(朝日新聞デジタル 2018年08月28日 05時00分)
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千葉県がんセンターが肉腫外来 診療科またいで連携治療

2018年08月17日 12時44分09秒 | ガン
千葉県がんセンターが肉腫外来 診療科またいで連携治療
2018年8月6日 (月)配信千葉日報

 千葉県がんセンター(千葉市中央区)は、骨や筋肉、脂肪などに生じるがん「肉腫(サルコーマ)」に対し、診療科をまたいで治療する「サルコーマセンター」を開設した。受診科の判断に迷う患者の窓口として「サルコーマ外来」も設けた。
 がんセンターによると、肉腫はがん全体の中では1%程度で、治療体制が整った医療機関が少ない上、体のさまざまな部位に生じるため、患者自らが受診すべき診療科を判断するのが難しい。そこで、がんセンター内に6月、各診療科の横断的組織としてサルコーマセンターを開設した。
 診断と治療は、整形外科、婦人科、放射線治療部など関係診療科の担当医師が兼務で担当。サルコーマ外来で診断して適切な診療科に案内するほか、各科の担当領域が重なる肉腫には連携して治療に当たる。
 サルコーマセンター長を兼務する米本司・整形外科部長は「適切に診断、治療していくので、どの科を受診すべきか分からなかった肉腫患者の方々も利用してもらいたい」と話した。
 サルコーマセンターの設置は県内初という。昨年度、県がんセンターが治療した肉腫患者は110人。
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9例、検診で発見の可能性 和歌山、がん検診追跡調査

2018年08月10日 07時12分03秒 | ガン
9例、検診で発見の可能性 和歌山、がん検診追跡調査
2018年8月9日 (木)配信共同通信社

 和歌山県と厚生労働省研究班などは8日、和歌山市が実施したがん検診約4万例のデータを追跡調査した結果、うち9例は検診で発見できた可能性があると記者会見で明らかにした。検診での結果が「要精密検査」ではなかったのに、検診を受けてから2年以内に、進行したがんが見つかっていたため。
 追跡調査は、和歌山市のがん検診が適切かどうかを検証するためで、2012年度分の約4万例の検診データと、県が保有する、県立医大が作成した県内のがん患者の登録データを照合した。
 すると、要精密検査とされなかったのに、受診後2年以内にがんが見つかったケースが66例あり、うち9例は進行がんだった。がんの進行速度などを勘案し、県は「検診で発見できた可能性がある」と判断した。がんの種類は大腸がん1例、肺がん6例、乳がん2例。
 残りの57例は、主に検診後の健康診断などで見つかった早期のがん。
 県健康推進課は「9例について個別具体的にどのような症例だったかを検討し、がん検診の質の向上に努めたい」としている。
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【7月20日放送】先どり きょうの健康 肝炎 進歩する治療 C型肝炎 抗ウイルス薬最新情報

2018年07月27日 23時10分13秒 | ガン
【7月20日放送】先どり きょうの健康 肝炎 進歩する治療 C型肝炎 抗ウイルス薬最新情報
テレビ 2018年7月23日 (月)配信Live on TV

7月20日(金) 10時40分~10時55分/1ch NHK総合
C型肝炎 最新情報
 7月23日~29日は肝臓週間。C型肝炎 抗ウイルス薬最新情報」について。
 かつてC型肝炎は治療が難しいと言われていたが、現在では画期的な飲み薬によってほとんどの人が治る病気になっている。一方で、自分が感染していることさえ知らない患者も多く、推定190~230万人の感染者のうち、実際に受診している人は37万人しかいない。放置すると肝がんになるリスクがある。
 肝臓は沈黙の臓器と言われていて、C型肝炎に感染していても自覚症状がないことが多く、何年もの間静かに病気が進行していく。C型肝炎は、肝炎ウイルスの感染から始まり、症状がなく治癒する人もいるが、多くは急性肝炎になってしまう。そして約70%の人が慢性肝炎に進行していき、肝硬変、肝がんになっていく。自分が感染しているか分からず潜在している人は約80万人もいるので、検査によって感染していないか調べることが大切。
 肝炎ウイルス検査を受けたことがない人は、一生に1回は検査を受けたほうが良い。肝機能の数値、ALTやASTが正常より高い人は肝臓の細胞が壊れているので検査を受けるのがいい。検査は全国の医療機関や自治体で受けられる。感染が確認されたら、ウイルスのタイプなどを調べる検査が行われ、治療法が決定される。
C型肝炎の治療
 C型肝炎の治療、第1目標はC型肝炎ウイルスの排除。そして最終目標は、肝機能を正常化し、肝硬変への進展や肝がんの発症を防ぐこと。抗ウイルス薬という飲み薬を飲み、肝炎ウイルスを排除する。一緒に飲むと重い副作用の危険があるため、飲み薬を使う際は必ず持病をチェックすることが大切。また、耐性ウイルスがあるのに抗ウイルス薬を服用すると、より強力な耐性ウイルスが生まれてしまうので、耐性ウイルスの有無を調べてから治療を受けることが勧められる。最初の治療がうまくいかなかった場合、2度目の治療も失敗してしまうと治療が困難になってしまうので、確実に成功させるために、耐性ウイルスの有無を調べることが重要。必ず肝臓専門医のもとで治療を受けることが大切。厚生労働省と都道府県では、抗ウイルス薬による治療やインターフェロンといったC型肝炎の治療に関する、医療費の助成を行っている。B型肝炎に対する治療も対象となる。また、肝炎ウイルスが排除できても、肝がんのリスクが残るため、定期的な検査をすることが大切。
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進行膵がんに新免疫療法 富山大附属病院が8月にも治験

2018年07月23日 23時32分06秒 | ガン
進行膵がんに新免疫療法 富山大附属病院が8月にも治験
2018年7月23日 (月)配信北日本新聞

 標準的な抗がん剤治療が効かなくなった進行膵臓(すいぞう)がんの患者を対象とした新しい免疫療法の治験が、富山大附属病院(富山市杉谷)で始まる。がん細胞を攻撃する免疫細胞の働きを高める方法で、新たな治療の切り札となることが期待されている。 (社会部・荒木佑子)
 和歌山県立医科大が中心となって行う治験で、富山大附属病院を含め全国18の医療機関の参加を予定する。北陸は富山大のみ。
 この療法では、患者の血液成分から、免疫細胞にがんを攻撃させる働きを持つ「樹状細胞」を培養し、攻撃力を高めてから体内へ戻す。
 具体的には、まず、成分採血で得た患者の血液細胞から樹状細胞を培養し、がん細胞の目印となるタンパク質の断片「WT1ペプチド」を振り掛ける。目印を記憶した樹状細胞をワクチンとして体内に投与すると、免疫細胞「キラーT細胞」が活性化し、がん細胞をピンポイントで攻撃する。
 薬剤や放射線などをがん細胞に作用させる従来の療法と異なり、患者本人の免疫細胞を作用させるのが特徴で、副作用が出にくいという。
 治験は早ければ8月中にも始まる予定で、第二外科の藤井努教授(49)は「膵臓がんはまだまだ治りにくい病気で、治療の選択肢を増やす必要がある。この免疫療法の開発で、少しでも治る患者さんが増えることを切望する」と話している。
■早期発見にも力
 膵臓がんは初期に症状が出にくく、進行が早いため、発見時には既に転移して手術ができないことも多い。国立がん研究センターによると、5年生存率は7~8%で、あらゆるがんの中で最も低い。
 ただし、がんが1センチ以下の段階で発見されると、5年生存率は約80%に高まる。富山大附属病院は、進行膵臓がんの治療だけでなく、1センチ以下でも発見可能な検査機器「超音波内視鏡」を用いた早期診断にも力を入れている。
 第三内科には6月、超音波内視鏡による膵臓・胆道疾患の診断治療が専門の安田一朗教授(52)が、帝京大附属溝口病院(神奈川)から着任した。安田教授は、超音波内視鏡で病変を観察しながら針で細胞を取る検査(2010年に保険適用)が一番の専門分野。02年にドイツに渡って300例の実績を積み、日本での導入を推し進めた。海外における国際学会での技術指導経験は60回以上に上る。安田教授は「早期のがんをたくさん見つけ、富山県の膵臓がんの予後を良くしていきたい」と話す。
 富山大附属病院には昨年4月に第二外科に藤井教授が着任し、内科・外科の両方に膵臓の専門家がそろった。藤井教授は「富山大を日本だけでなく世界の膵臓疾患・膵臓がん治療の拠点にしたい」と語った。膵臓がんの診断や治療に関する市民公開講座の開催も計画している。
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