紹介ない患者の初診料5400円に 滋賀県立成人病センター
2017年1月31日 (火)配信京都新聞
守山市の滋賀県立成人病センターは2月から、他の医療機関から紹介がない患者の初診料を5400円に引き上げる。初めに地域のかかりつけ医を受診してもらう流れを促す狙いがある。センターからかかりつけ医への「逆紹介」に応じない場合の再診加算料も新設する。
地域の診療所などを経ず、直接同センターで受診した場合の初診加算料は、これまで医科、歯科とも2100円だった。今回の引き上げで歯科は3240円となる。症状の安定した患者に診療所などを紹介しても同センターでの診療を希望する場合は、再診のたびに医科2700円、歯科1620円を加算する。いずれも健康保険の対象外。
2月から「地域医療支援病院」になるため、関連法の規定で引き上げが必要となった。県議会では患者の負担増を問題視する声もあったが、同センターは「改定額は近隣病院も参考に決めた。センターとかかりつけ医との役割分担を進めるため、理解を求めたい」としている。
2017年1月31日 (火)配信京都新聞
守山市の滋賀県立成人病センターは2月から、他の医療機関から紹介がない患者の初診料を5400円に引き上げる。初めに地域のかかりつけ医を受診してもらう流れを促す狙いがある。センターからかかりつけ医への「逆紹介」に応じない場合の再診加算料も新設する。
地域の診療所などを経ず、直接同センターで受診した場合の初診加算料は、これまで医科、歯科とも2100円だった。今回の引き上げで歯科は3240円となる。症状の安定した患者に診療所などを紹介しても同センターでの診療を希望する場合は、再診のたびに医科2700円、歯科1620円を加算する。いずれも健康保険の対象外。
2月から「地域医療支援病院」になるため、関連法の規定で引き上げが必要となった。県議会では患者の負担増を問題視する声もあったが、同センターは「改定額は近隣病院も参考に決めた。センターとかかりつけ医との役割分担を進めるため、理解を求めたい」としている。