8月に入って、秋田県や青森県で洪水の被害が多発しています。大曲でも激しい雨の時間は度々あり、今日も午前中に大雨。それでも今回は被害が出るほどにはなっていません。
また当YHがある大仙市南部の田園地帯は、ハザードマップでは雄物川の洪水時に50cm~1mの浸水の可能性とのことで、400m南、県道の先に小さな川(出川)がありますが、ここの堤防が決壊して、激流で建物が押し流されるなどということは想定しにくく、洪水時にはヒタヒタと水位が上がる洪水になるのだろうかと思っています。
それでも被災者の話では、一気に水位が上がったなどというコメントが多いようで、その際には2階に避難する垂直避難が中心になります。避難所の設営が近くであったとしても、小学校や中学校など周辺の公共施設は殆どが2階建てですので、激流で流されない限り当YH内で垂直避難しても同じようで、避難する時間がなくて済む分、運べるものを2階に運ぶ努力をした方がよさそうです。
ここで問題になるのが、資産価値として一番大きい(?)のが車。水没した車の映像は多く、他の貴重品が2階に運べたとしても車を動かせる場所がありません。このため敷地内に1mほどの高さで車が1台止められる小山を作るなんて言うのも、一つのアイデアなのかもしれません。ただ、維持することを考えると、草刈り、雪寄せ、メンテナンスなど手間がかかりすぎるし、そもそも普段は邪魔な存在になりそうで現実的ではないようです。
のち時々