新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

駐輪場の改修工事開始

2021-09-27 23:28:45 | 経営

先週で母屋屋根縁の修理が終わり、本日から駐輪場(納屋)の壁面工事が始まりました。古い建物で基礎もなく、地面付近にあった木材は腐食と白アリ?虫食い?でボロボロ。この前の降雪時に屋根から落ちて来た大量の雪で外壁の一部が建物内側に傾いた状態になっていました。以前から基礎を新しくしたいと思っていましたので、いい機会とばかりに、新しく基礎を作り、壁を戻す工事を依頼しました。

工事に着手し、大工さんが今まであった外壁や基礎の覆いを外すと、予想以上にボロボロで、一部の柱が浮いた状態になっていました。傷んだ部分には新しい材木を使うことになりますが、壁などは古さが売りの建物でもあるので、出来るだけ再利用をお願いしました。ただ同時にあと30年は修理せずに済むようにとも依頼。30年後には、生きているかどうかも怪しくなる頃ですので。

建物の南側の基礎を新しくするのは、ジャッキで上げてやるのかとか、作業がどう進むかわかりませんでしたが、実際作業が始まると、柱の2、3本がなくとも建物が倒れないと云うこともわかりました。基礎が入るのにはまだ少し時間がかかりますので心配していたら、大工さんが大丈夫だとのこと。

それにしても、古い建物は石の基礎の上に木造建築が「置いてある」という状態で建物の木材の重さで固定されているといった状態。これはもしかしたら縄文時代の竪穴式住宅とそんなに変わらないもののようでした。現在の建物は基礎にボルトなどで丈夫に固定されていますが、この置いてある状態だと、竜巻などではひとたまりもなさそうでした。