先月の花火の前に出かけたにかほ象潟観光地ツアーでは、岩城亀田の後は無料の高速道路を使って一気ににかほ市金浦まで行きました。その先日にもこの辺りは散策したのですが、今一場所の特定が中途半端で、帰宅後ネットで場所を再確認してきました。
最初は金浦地区の海沿いにある由利海岸波除石垣。これは江戸時代に羽州浜街道として整備された道を波から防ぐためのもので、一部が現存して国の史跡指定されています。知らないと海岸の防波堤の一部かと間違えるほどで、浜街道と名がつく通り、かつての街道が海際ギリギリにあったことがうかがえます。
その後金浦で幾つかの場所を見て廻り、象潟へ。通過することや温泉がほとんどだったこの街を初めてゆっくりと散策。松尾芭蕉の奥の細道の北限とも云われ、街中には多くの案内板が見られましたが、実際にその時代のものはほとんどないようでした。ただその中で、象潟公民館は時代は江戸ほどありませんが、白いモダンな建築は目を引きました。