フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

3月27日(日) 晴れ

2016-03-28 15:22:24 | Weblog

8時半、起床。

明太子のお茶漬けの朝食。

11時半に家を出る。

今日は「パン日和あをや」で12時に卒業生のエミさん(論系ゼミ2期生、2012年卒)と待ち合わせている。

南武線の矢向駅で降りて、

線路沿いの道を鹿島田方面に10分ほど歩いて、踏切を渡ると、

塚越地蔵があって、

「パン日和あをや」はその並びである。

店内にエミさんの姿が見える。

今日は暖かい。乾いた喉をいちごミルクで潤す。

実はエミさんは歩いて30分ほどのところにお住まい。結婚して去年の8月にこちらに越してきたのである。最近ようやく新しい土地での生活にも慣れて、週末に友人と会ったり、近所の散歩を楽しむ余裕が出てきた。ゼミ同期のホナミさんからあなたの家の近くに大久保先生がよくいく「パン日和あをや」さんというパンカフェがあると聞いて、先週の土曜日に一人で初めてここを訪れ、そのことを私にメールで報告してきた。

「細部まで素敵なお店ですね!今日は思い立ったので事前にご連絡しなかったのですが、ぜひいつかご一緒に行かせてください。」

というわけで、今日、さっそく一緒に来ることになったのである。

2人とも今日は新玉ねぎのサンドを注文しようと決めていた。

でも、あせってはいけません(笑)。まずは本日のスープ(人参のポタージュ)から。

ね、美味しいでしょ。

この店のサンドウィッチは大きいから、一人前を二人でシェアというのもチラッと考えたのだが、エミさんは食べる気満々のようなので、二人前注文した。

先週からメニューに加わった新玉ねぎのサンドウィッチだが、エミさんは先週はサーモンとアボカドとクリームチーズのサンドウィッチを食べ、隣の席の客が新玉ねぎのサンドウィッチを食べるのを横目でみて、「次回は・・・」と決めていたのである。

私も食べるのは一年ぶりである。玉ねぎがとろりと甘い。

ポテトチップスやピクルスを見ながら、エミさんがビールを飲みたそうだったので、「どうぞ私に遠慮せず」と勧める。

私と一緒に来た卒業生でビールを注文した人はたぶん初めてである(笑)。いや、二人目かな。

彼女は家ではアルコールは飲まないそうだが、それは彼が飲めない人だからで、相当にいける口である。ここにはワインもいろいろおいてあるから君にはぴったりのお店だと思いますよ。

私はアップルタイダ―。

私は最後にホットショコラとクロワッサン。

二階の席の客が帰ったので、ちょっと上がって、エミさんのポートレイトを撮る。

テニスで日焼けした(元々色黒?)彼女は笑うと白い歯が印象的である。

白い歯+結婚指輪もキラリ。

エミさんは自分からいろいろ動いてくれる。もしかして、以前、雑誌の読者モデルをしてました?(笑)

白い歯を見せない写真も撮っておきましょう。うん、ミステリアスです(笑)。

最後にご主人にツーショットを撮っていただく。

彼女は今日は夕方から高円寺でゼミ同期のホナミさんと会う約束があるが、それまでまだ時間があるので、カフェの梯子と、彼女がご近所であるにもかかわらず引っ越してきてからまだ行ったことがないという動物公園に行ってみましょうということになる。

矢向駅の近くの「ノチハレ珈琲店」。彼女が初めてだが、「前から気になっていた店で、大久保先生が好みそうなカフェだなと思っていたら、すでに何度か行かれていることをブログで知ってびっくりしました」と。

私はコーヒー(ノチハレブレンド)。エミさんはコーヒーとケーキ(ブルーベリーのパウンドケーキだったかな)を注文。

先生もどうぞと勧められたが、すでにスイーツはホットショコラとクロワッサンですませてあるので、遠慮しておく。

エミさんはこの店も大変気に入ったようである。「先生の馴染みのお店というのは共通点がありますよね。スイーツが美味しいというだけでなく、お店の方のお人柄が柔らかいというか・・・」。そうね、類は友を呼ぶってやつです(笑)。

これからは「パン日和あをや」や「ノチハレ珈琲店」に旦那さんとも来るといいですよ。「馴染みの店」にしてください。住んでいる街に「馴染みの店」があるというのはいいですよ。

矢向から鹿島田まで一駅電車に乗って、そこから夢見が崎動物公園へ。こんなに近所にあるのに(たぶん彼女の家からは徒歩5分ほど)一度も行ったことがないなんて、信じ難いことである。私だったら引っ越して数日以内に行くだろう。

公園の桜は来週あたりに満開を迎えそうだ。

菜の花も咲いている。

動物たちはお昼を食べ終わって寛いでいるように見える。

フラミンゴですね(笑)。

う~ん、そのポーズの意図は?

木の声が聴こえるらしい。

新緑の下で。

定番のリハウスのポスター風の構図だが、若奥さんに見えますね(笑)。

「先生もやりませんか?」

「いえ、私は遠慮しておきます」

さて、そろそろ時間ですね。

この新川崎の駅に向かう道は毎日通勤で歩いている道だそうである。

ホナミさん、そしてリョウコさんによろしくね。リョウコさんとは来週、蒲田で会うことになっているのである。

蒲田に戻り、有隣堂で坂元裕二『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(シナリオ、第二巻)(河出書房新社)を購入。

夕食は妻と「天味」で食べる。 

季節のコース(おまかせ)を注文。

突出しは鮪のぬた。

海老(頭)。今日は基本的に全部塩(+レモン)でいただく。

海老(身)。

 白魚。

タラの芽。

稚鮎。

牡蠣。

竹の子。

白子(鱈)。

蕗の薹。

食事にしてもらう。

小海老のかきあげを私は天丼で、妻は天茶漬けで。味噌汁はシジミ。

デザートはアイスクリーム(ラクトアイス)。

妻と夜に来るときはいつも「季節のコース」だが、いまの時期はとりわけ美味しいように思う。

ごちそうさまでした。


3月26日(土) 晴れ

2016-03-28 01:25:26 | Weblog

7時半、起床。

トースト、サラダ、紅茶の朝食。

9時に家を出て、大学へ。

今日は文学学術院(文学研究科・文化構想学部・文学部)の卒業式。

まずは36号館6階の682教室へ。

10時からの大学院・学部の社会学コースの学位記授与式に出る(最初に行われる大学院の授与式のみ)。

笑いが起こっているのはK先生の発した一言のためだが、M君の名誉のために書かずにおきます(笑)。

みなさん、卒業おめでとうございます。

外に食事に出るとき、スロープでゼミのOtさんに声を掛けられる。一緒にいたお友達(複合文化論系の方)とのツーショットを撮らせていただく。

「メルシー」のチャーハン。晴れ着姿の女子学生のグループもいた。

食後のコーヒーは「カフェゴト―」で。今日は一日混むことだろう。

 12時から文化構想学部の6論系の学位記授与式がある。三々五々卒業生たちが集まってきた。

スロープの桜はまだ三分咲きだが、36号館前の桜は五分咲きくらいになっている。

さて、36号館3階、382教室でこれから現代人間論系の学位記授与式が行われる。

開会前

開会です。

現代人間論系運営主任の御子柴先生の挨拶。

ゼミ・卒研の担当教員から学生へ学位記(卒業証書)の授与。

まずはゼミ長のA君から。(以下、一人一人の写真は省略。あとから個別にお渡ししますね)

大久保ゼミ6期卒業生は17名。

戸外に出て、桜の花を背景に記念写真を撮る。

数人ずつ分かれて。

あゆむ、もえ、なかゆか、まつゆか、卒業おめでとう!

もえ、はづき、ゆか(しんじ)、まい、卒業おめでとう!

かずま、せつか、あやの、卒業おめでとう!

 ともみ、よしあきら、あやな、卒業おめでとう!

れいな、まさと、みさき、卒業おめでとう!

みんな、卒業おめでとう!

安藤先生のゼミのみさなんも、卒業おめでとう!

この後、彼らは3時から大隈講堂での学部卒業式へ。

私は夜のゼミ追いコンの時間まで研究室で雑用。

午後6時の新宿駅東口広場。

歌舞伎町の方へ。

追いコンの会場は「ワットフォード新宿店」。

ゼミ2年生たちと合流。

地下の広い空間を何店かに区分けされている。天井には天の川が。

3年ゼミ長のK君から挨拶。

乾杯!

しばらくの歓談の後、ゼミアカデミー賞の発表。3年生の投票で受賞者が決まり、表彰される。

Nさんには「後輩賞」。一番積極的に3年生と交流をはかってくれたそうである。さすがに〇〇コミュニケーションズに就職するだけのことはある(笑)。

Mさんには「助演ゼミ賞」贈られた。ゼミの雰囲気の向上に努めたとのこと。たしかに私もそう思います。

「最優秀ゼミ賞」はTさんに贈られた。たくさんの発言と存在感が認めれた。

以上、三賞・・・あれ?「最優秀監督賞」はないのか?!(笑)

 舞台の上で記念撮影。

外に出ると、おお、寒い。

ゴジラビル前の広場で円陣を組む。

4年ゼミ長のA君から最後の挨拶。

私は円陣の中に入って、ぐるりと記念撮影。

全員で記念撮影。

最後は一本締め。

「あとはよろしくね」

「わかりました」

Kさん、今日の幹事、ご苦労様。

幹事のFさんが何か言いたいらしい。

花束を掲げて。

「スイトピーの花言葉は『門出』です!」

名残は尽きないがそろそろ別れの時である。

さようなら、4年生。

さようなら・・・ん? 横からバーチーが・・・。

酔っ払いはお呼びでないから。

さようなら。

さようなら。だんだん4年生の姿が小さくなる。

さようなら。視力検査の2.0レベルまで小さくなった。

バーチー! お呼びでない!

あとには2年生が残った。

ゼミの襷は君たちに引き継がれた。

わがゼミのアイデンティティを継承しつつも、7期生らしいゼミを作っていってほしい。

頑張って!

さあ、帰ろう。

電車の中で、Fさんからのメールを受ける。

「大久保先生こんばんは!今日はゼミ追いコンに来てくださり、ありがとうございました。6期の先輩が社会に旅立ち、今度は私たちがゼミを引っ張っていかなきゃいけないのかーと改めて感じました。4月のゼミからは新しい8期の子たちと、また新たに大久保ゼミを盛り上げていきたいと思います!ありがとうございました(^^) お気をつけてお帰りください!」

蒲田に着いて、「そば新」に寄って行く。

ししゃもと茄子の天ぷらうどん+生卵。

大学教師の一番長い一日が終わった。