7時半、起床。
豚汁、鰹の刺身(漬け)、サラダ、ご飯の朝食。
具だくさんの豚汁である。
昼過ぎに池上駅で卒業生のMさん(論系ゼミ5期生、2015年卒)と待ち合わせる。彼女は池上線沿線の石川台に住んでいるが、池上駅で降りるのは高校生のときに池上本門寺のお会式を見物に来たとき以来だそうだ。
池上駅前商店街の外れにあるカフェ「バターリリー」へ行く(予約を入れておいたが、窓際の明るいテーブルを用意してくださった)。
私はタコライス、Mさんは最初ホットサンドにしようと思ったが、ケークサレがお店の看板メニューであることを説明したら、そちらに変更した。お店の方は私にもケークサレを勧めたが、ケークサレというものを食べたことのない私は軽食のような感じがしたので、躊躇した。
これがケークサレのセット。手前のパウンドケーキのようなものがケークサレで、ケーキと違って甘くはなく、いろいろ野菜が入って、スパイスも効いており(ちょっと試食させてもらったのだ)、軽食ではあるが、決してお菓子ではない。スープや小鉢もあれこれ付いて、楽しそうである。次回、注文してみよう。
注文のとき目玉焼きのせでお願いしたが、通っていなかったようで、後から追加で注文。やっぱりこれがないと、画竜点睛を欠くね。
デザートはクリームブリュレと紅茶。Mさん曰く、「これまで食べたクリームブリュレの中で一番美味しいです」。
この後、池上梅園へ行くつもりなので、お店の方に梅の開花状況を尋ねたら、「もう終わっているみたいですよ」と言われて、びっくりした。ほ、ほんとですか?! 今年は暖冬だったせいだろうか。
でも、本門寺の周辺のお寺の庭の梅は十分に鑑賞に堪える。
梅は桜と違って、満開のタイミングが木によって違うし、開花した後の持続期間も長いから、だめもとで梅園には行ってみようと店を出た。
梅園に行く前に本門寺を参拝。
階段を上がって本殿前の広場に足を踏み入れた時、Mさんは、七五三のときにお父さんに連れられてここに来て鳩と戯れている写真を撮られたときのことを突然思い出した。「ここです、ここです」と彼女は白い砂利が敷かれた境内の一区画を指さして言った。
池上会館の屋上の展望台に上る。Mさんはこの場所は知らなかったようだ。五重塔の一番のビューポイントである。
階段の上からの一枚。街を見下ろす場所で撮ると、「三井のリハウス」のコマーシャルに登場する育ちのよさそうなお嬢さん風に撮れます(笑)。みなさん、お試しあれ。
古民家カフェ「蓮月」で一服。土日は混むので、昨日電話をして、予約ができるかどうか尋ねたら、できますとのことだったので、3時に予約を入れておいた。ひとりで「ブラタカジ」をするときはそんなことはしないのだが、連れがいるときはけっこうちゃんと準備するのである。
店内は思った通り満席状態だったが、われわれの席はちゃんと用意されていた。
二人とも蓮茶を注文する。わざわざ予約を入れておいて蓮茶だけというのは申し訳ないような気がしないでもなかったが、「バターリリー」を出てからまだ1時間しか経っていないので、スイーツ欲は高まっていなかったのだ。
クリームブリュレの後味が残る舌に蓮茶のスッキリした味わいがいい。
Mさんは映像制作会社で働いている。「ワンピース」と「ドラゴンボール」という超人気作品をもっているので、会社の業績は順調である。彼女の夢は大好きな「ワンピース」のプロジェクトに一日も早くかかわれるようになることである。
池上梅園に到着。たしかにピークは過ぎているが、まだまだ鑑賞に堪えるレベルである。
山の斜面に梅の木がたくさん植わっているのが、見どころである。
ここでも「三井のリハウス」風の一枚(笑)。
山を下りて来て。
梅園の一角は日本庭園風の造りになっている。
甥っ子風の男の子と。
人気の途絶えた小道で、
ちょっとおどけてみました(笑)。
紅梅の下で。
回遊路で、
もう一度、ちょっとおどけてみました(笑)。
でも、このときは私の背後で小さな渋滞が発生していました。
梅園を出たのが4時半ごろ、駅に向かう途中、ちょっと寄り道をして、葛餅の「相模屋」で一服。
スチーツ欲を満たすべく、二人とも葛餅を注文(他のメニューはない)。
とても上品な味わい。
池上駅でMさんと別れる。私は蒲田方面、Mさんは五反田方面。
お元気で。また会いましょう。
夕食は卵とブロッコリーとスナップエンドウの炒め物。
それと焼き魚(鮭)、サラダ、豚汁、ご飯。
アマゾンで注文した本がたくさん届いていた。