フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

3月17日(木) 晴れ

2016-03-19 01:41:03 | Weblog

8時半、起床。

明太子トースト、サラダ、紅茶の朝食。

午後、散歩に出る。

散歩日和だ・・・というわけで、「パン日和あをや」へ行くことにする。自宅から「パン日和あをや」へはドア・トゥ・ドアで30分ほど。家を出るときに「いまからうかがいます」と奥様にダイレクトメッセージを送っておく。

南武線矢向駅(川崎から2駅目)で下車。

線路脇の道を鹿島田方面は10分ほど歩く。

踏切を渡る。

「パン日和あをや」到着。

入口近くのテーブルをキープしていただいていた。

さて、何を食べようかな。

まずはいちごミルクで乾いた喉を潤す。

やわらかポテトのオープンサンド。ポテトたっぷり。

本日のスープはマメマメ豆乳スープ。香辛料が効いてすこぶる美味。

ソーセージ。ビールが飲みたいところだが、私はビールが飲めない。

奥様おすすめの今江祥智『私の寄港地』(原生林)。

エッセー集だが、最初の2頁を読んだだけで、奥様は本書に引きこまれたそうである。

ホットココアと奥様がおまけでつけてくださったクロワッサンの生地の残りを焼いたもの。当然、クロワッサンの味がする。今日は開店早々、一人の客がクロワッサンを全部買って行ってしまったのだそうである。一種の「爆買」ですね。私がそれを知って嘆いているのを気の毒に思ったのだろう。

矢向駅に戻って、「ノチハレ珈琲店」に寄って、コーヒーを飲んで行こう。この街でもカフェの梯子ができるのが嬉しい。

 

「ノチハレ珈琲店」は駅前のバス通りから一つ脇に入った商店街にある。この商店街は店数こそ多くはないが、ちょっと惹かれる店がいくつかある。

「手打ちうどんかめや」。蕎麦屋でなく、うどん屋というところがいいじゃないか(井之頭五郎の口調で)。

  世の中にめでたきものはうどんそばはじめつるつるあとはかめかめ

とんかつ屋「花むら」。

メニューに串カツがあるのがいいじゃないか。

居酒屋ではなく居魚屋。魚料理が売りなのだろう。ひろしは主人の名前か。「ひろしです・・・」

こういう商店街の中に、ちょっと垢抜けた感じで、「ノチハレ珈琲店」はある。

モカブレンドを注文。

4時ごろ帰宅。パソコンのメールをチェックすると、お世話になった方の訃報が届いていた。体調が芳しくないことは存じ上げていたが、突然の知らせに驚いた。すでに身内のみでの葬儀を済ませたとのこと。ご自宅に電話をして、お悔やみを申し上げる。後日、御焼香に伺わせていただきます。

夕食はサーモンと野菜のレンジ蒸し、トマトのサラダ、明太子、ジャガイモとワカメの味噌汁、ご飯。

 2014年4月23日に閉店した早稲田のサンドウィッチのお店「マルハル」のはるかさん、まどかさん姉妹が、地元の茨城でカフェを始めるという知らせをカフェ仲間のあやかさん(こーちゃん、あおいちゃん、しんちゃんのお母さん)からのメールで知る。

 カフェの名前は「Sis.」(シス)。

 場所はつくば市学園の森3-29-6 C棟

 電話は029-897-3776

 営業時間は午前8時から午後7時まで

 定休日は火曜日と第2水曜日

 オープンは3月24日の昼とのこと。折を見て訪ねてみたいものである。「マルハル」閉店の日、「この街を離れんとして春の風」の句を詠んだが、今度はどんな句を詠もうかしら。

別れと再出発の3月である。