フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

4月17日(火) 曇りのち雨

2007-04-18 01:41:49 | Weblog
  8時半、起床。朝食はベーコン&エッグ、トースト、紅茶。9時半に家を出る。今日は会議の一日だ。11時から一文の社会学専修の教室会議。あれこれ議題山積である。途中で出前のお弁当(たかはしの二重弁当)を食べる。一体、これまでに何度このお弁当を食べたことだろう。最初に食べるのは海老フライだ。なぜだかわからないが、自然と箸がそこに行く。けだし人間とは習慣の束である。午後1時から二文の社会・人間系専修委員会。いつものことながらあっさりとした会議である。あまりあっさりしすぎるのもどうかと思うので、何度か手を挙げて、問題提起を行う。2時から教授会。今回からプレハブ校舎の中に場所を移して行われることになった。場所が替わっても長時間の会議であることに変わりはない。終わったのは7時半であった。新任の先生方はびっくりしたのではなかろうか。年度最初の教授会だからかと思っている方もいるかもしれないが、そんなことはありません、これが普通ですから。この長い長い教授会に耐えることができれば、これから先、病院の待ち時間にも、遠距離通勤にも、耐えられるようになります。コツは会議の途中、適当なところで一度抜け出して息抜きをすることです。子供時代のワシントン大統領のような正直さで告白しますが、今日、私は5時45分から6時15分まで30分ほど会議室を抜け出しました。「フェニックス」に先日のツケ(支払いをしようとしたときに財布にお金がないことに気づく)を払いにいったのです。しかしツケを払っただけで失礼するわけにはいきません。珈琲の一杯くらい飲むのが礼儀というものです。はい、もちろんそうしました。珈琲を飲むと気分が落ち着きます。会議室で私の隣に座っていたある先生は、ずっと貧乏ゆすりをしていて、私は最初、「あっ、地震だ」と思ったくらいです。そしてこともあろうにその先生に「いま、地震がありましたよね?」と尋ねてしまたったのです。その先生は、「う~む」と唸ってから、「いや、なかったと思うが・・・。もしかするとそれは私の貧乏ゆすりかもしれない」と言いました。これはちょっとまずかったかもしれません。もっともその後もその先生はずっと貧乏ゆすりをしていましたから、傷ついたというわけでもないようですが。で、何が言いたいのかというと、その先生も途中で会議を寝け出して珈琲を飲めば、貧乏ゆすりをしなくなるかもしれないということです。
  8時半、帰宅。夕食は甘塩鮭、揚げ焼売、モツ煮込み、若布の味噌汁、ご飯。テーマの見えにくい献立である。A新聞社の編集者のH氏から原稿の進捗状況を尋ねるメールが届く。「遅々として進んでいます」(!)と返信したが、急に気分が重くなる。一日が48時間あるといいのだが。