フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

4月3日(火) 晴れたり曇ったり

2007-04-04 03:17:08 | Weblog
  9時半、起床。朝食はベーコン&エッグ、トースト、紅茶。午後2時頃まで授業の下準備。昼食をとりがてら散歩に出る。つい最近、蓮沼駅側の「インディアン」というラーメンとカレーの店が、かなりの有名店であることをネットで知ったので(灯台下暗し)、今日はそこに行ってみることにした。看板に「武田流古式支那そば・カレーライス」と書いてある。なんだ「武田流古式」って? 武士が甲冑をつけて川を渡るときの泳法みたいじゃないか。そんかことを思いながら引き戸を開けると店主の「いらっしゃい!」という気合の入った声に迎えられる。メニューは支那そばとカレーライスの二品だけで、支那そば+半カレーのセットを注文する客が多いらしいが、私は支那そば単品で注文する(カロリーのこともあるし、夕べはハヤシライスだったし)。ほどなく運ばれてきた支那そばはスープが澄んだ琥珀色をしている。分類すれば塩ラーメンだが、しかし、こんなに澄んだスープのラーメンは初めて見た。美しいとさえ思える。麺は太めで、チャーシューが一枚と、ゆで卵が半分と、支那竹と、茹でたホウレン草がのっている。スープは最初の一口は淡泊な味と感じたが、しだいに、実はしっかりとした味のスープであることがわかってくる。当初、文庫本(芥川龍之介の短編集)を読みながら食べようかと思っていたのだが、それどころではない。きちんと向き合って、全身で味わうべき水準のラーメンである。カウンターの向こうの主人の気合がこちらまでひしひしと伝わってくる。スープは全部飲み干す。ごちそうさまでした。次回はカレーライス単品を注文してみようと思う。

           

  栄松堂で以下の本を購入し、シャノアールで読む。

  倉本聰『拝啓、父上様』(理論社)
  竹内整一『〈かなしみ〉と日本人』(NHK出版)
  小林章夫『20世紀イギリス小説』(NHK出版)
  江上剛『会社を辞めるのは怖くない』(幻冬舎新書)
  アスキー・ドットPC編集部編『グーグル最新検索術』(アスキー新書)

  帰りに海老屋で蕗の若煮を200グラム購入。いまの時期だけの商品で、私の大好物である。朝食ならご飯のおかずはこれだけで十分だ。母にも少しお裾分けする。夕食は地鶏の照り焼き丼、がんもどきの煮物、ジャガイモの味噌汁。
  夜、オンラインで基礎演習の私のクラスの学生(26名)の一覧を入手。彼らの名前を見ていて、「あれまあ!」と思った。なぜなら…。この話の続きはまた明日。今夜はもう寝よう。