ゴールデン・ウィークが終わりました。私としては、4日足利方面に足を伸ばしたほかは、努めて読書の時間に当てました。選挙で半年間ただの一冊も読まないでいるうちに文字を追うことがオックウになり、読み始めはまぁー眠いのなんのって。試練に耐えるながらセレクトした一冊は、猪瀬直樹の『道路の権力』です。今さら感はあったけれど、官僚機構がいかにこの国を蝕んできたか、また、この間ほぼ政権を掌握し続けた自民党の“族議員”と言われる連中の腹黒さには、やる方のない怒りを覚えます。「道路公団という伏魔殿に踏み込むのは、果てしない泥沼にずぶずぶと足をとられ、両手で片足を引き抜き、つぎに別の片足を引き抜きながらまた一歩と前進する、そんな光景だと思っていただきたい」――小泉首相肝入りの民営化委員会の中にも、そもそも反対の輩が委員長としていたりして……高い料金を払っている国民をよそに40兆円もの負債が知らぬ間につくられていく、そんな国は許せません。
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