ワールドカップ女子バレー・セルビア戦は、観るに堪えない内容でした。といっても、2セット先制された時点の話ですが…。再三指摘しているように、まず実況から始まり、解説者の日本びいきが非常に気になります。「セルビアが早々にタイムをとりました。予想以上に、日本が手ごわいと感じたからでしょう」「ヨーロッパ王者セルビアも、さすがに日本の守りに惧れを」「ここはサーブで崩した」――にもかかわらず、セルビアは猛攻をしかけ、(多分)日本は敗戦の憂き目に…。バレーだけが、なぜ日本開催なのでしょうか?こんなことを繰り返していては、“東洋の魔女”復活どころか、バレーの競技人口激減に歯止めがかけられなくなることでしょう。日本が世界のトップレベルではないことを、協会自体が受け止め覚醒して下さい。エースの木村がサーブの標的になり、十分な攻撃が出来ない状況を打破出来ない以上、“若手の台頭”など有りえない。つまりは、「五輪出場など夢のまた夢」でしょうね。列強がこれまで相当に苦労してきたことを、子ども顔の日本選手が思い知らなければ。
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