先日選挙結果のご報告を、と銘打ちました。が、この度は県議選終了直後の、私の反省と、これからの県政のあり方に言及したいと思います。まずは最大の反省として、自分の選挙区を無風にしてしまった事、これに尽きます。しかも、無競争で当選を果たしたのは、自民党代議士の長男。政治が世襲制になったら、権力の幹が太くなるだけで、およそ私たち民主党が思い描く「生活維新」など程遠い、絵空事になってしまいます。他の選挙区で敢然と挑戦をした同志たち――戦わなかったヘナチョコが、今さら何を言っても始まらないけれども、その勇気とプライドに、本当に本当に敬意を表します。と同時に、これからも歯を食いしばって前がかりにやって行ければと思います(無責任ですね。戦いを終えたばかりで、今はその傷を癒すことをまず)。県政の形態としては、与党主導で進んでしまうことは間違いないようです。宇都宮選出のある自民党議員が「これでLRTの早期実現を、危機意識をもって進められる」と話していました。もし彼の、家族や親族に障がいをもった方がいたら、こういう発言にはならないでしょう。なれ合いやもたれ合いの緊張感を欠く政治、強優弱劣のまさに荒んだ県政の行く末の、少なくも今夜当選を決めた同志には、軌道修正をお願いしたい。最後に、苦杯を舐めた陣営関係者の方々に――ご苦労様でした。悔しいです。哀しくてやり切れません。でも「これですべてが終わってしまったわけではない」、候補者本人が言ってました。いつか自分がその立場になった時、言ってみたい言葉です。そして、同志とともに雄雄しく戦った姿は立派です。永遠の太陽に照らされた、皆さんの横顔はbeautifulです。戦いは続きます。ですから、これからも“脱しがらみ”で頑張って行きましょう。誠実をもってさらに前へ前へと、これですべてが終わったわけじゃないんだから。
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