OBERON 日記

1999年1月25日。パソコン通信から始まった公開日記。
できれば、死ぬまで続けたい・・・(爆)。

伝えることの難しさ・・・

2011-03-22 12:38:37 | Weblog

ニュース雑記帳の方で、偉そうに政府だとかマスコミだとかの伝え方にイチャモンつけたので、そのフォローというか(^^;・・・とはいっても“伝える”って難しいって話を、ちょこっと。

もちろん、巧く伝わらないのは伝える側の責任だと思うんですよ。特に、そういうことを仕事にしている人たちなら、伝えて何ぼなわけですからね。

けど・・・受け取る側って、ほんとに自分の都合のいいことしか受け取らないんですよね。聞きたいことしか聞かないんですよね・・・そりゃぁもう、見事なほど、恐ろしいほど。

たとえば・・・Bさんが「Aさんには、こういう駄目な所がある。でも、こういう良い所もある。だから、Aさんには、こんな風に接すると、Aさんの良いところが引き出されると思う」というような手紙を、AさんとソリがあわないCさんに送ったとしますよね。当然、Bさんが言いたかったことは、手紙の最後部分、Aさんへの接し方についての提言なんですが・・・この文を読んだCさんは、Aさんのことが嫌いなわけですから、もう最初のAさんの欠点として挙げられている部分しか目に入らないんですよね。それで「そう!!Aさんって、そういうところがある!!だから駄目!!Bさんも、そう言っている!!」ってことになっちゃうんですよね。しかも、ひどい場合は、Cさんから「BさんはAさんのことを、こんな風に駄目だと言っていた」という話が広まることすらあるんですよね。

しかもこの場合、困ったことに、Cさんは、故意にBさんの言っていること歪めて受け止めた認識がないんですよ。自分が聞きたい部分だけをピックアップして、他をスルーしてるんですが、スルーした自覚すらない場合が殆どなんですよね。

だから・・・ほんとうに・・・伝えるって難しいわけです。一対一でも難しい、親しい数人のグループ内でも難しい、ましてや何万人、何億人に伝える立場の人の難しさったら尋常じゃない。けど・・・そういう仕事に携わる人には、あえて苦言を呈してでも、伝えることを工夫していって欲しいと、そう思っているのでありました。

 

『ニュース雑記帳』
http://blog.goo.ne.jp/rotten-go/

『生声日記』
http://v-diary.at.webry.info/

『あるといいなぁ』
http://h-voice.at.webry.info/

『書くことのあれこれ』

http://oberon26.cocolog-nifty.com/etcetc/

『個の成熟を目指して』

http://ameblo.jp/oberon-a

『民生・児童委員 日記』

http://ameblo.jp/oberon-b 

『死について』
http://ameblo.jp/oberon


最新の画像もっと見る

コメントを投稿