高速道路を走るような人生が勝ち組ってこと？

ここのところ、高速道路とお友だちの毎日だ。兵庫県の西の端、南の端、わたしの住んでいる東の端あたりから、あっちへこっちへと飛び回っている(^^;。しかし、今日の天気で、明石海峡大橋はキツカッタよぉ～・・・死ぬかと思った←ちょっと大げさ(^^;。

とはいっても、所詮、県内を行き来しているだけだから、北東の端を目指さない限り、所要時間が片道二時間を越えるようなことはないのだけど・・・それもこれも高速道路のおかげ。地道じゃぁ、とてもじゃないが、こうはいかない。という意味では、高速道路というやつは、超ぉ～便利に出来ているのだけど、だからこその不便も多いんだよね。

つまりね・・・高速道路という奴「早く快適に走る」という目的のもとに、サービスが過ぎるんだね。それで、かえって縛られ感が募ることになるんだよね。だってね・・・早く快適に走るってことを追求するってことは、要するに、利用者に対しても「走る以外のことは考えるな」ってことを要求することになるんだもん。

地道だと、あまり薦めちゃいけないことだけど、信号待ちの時にあれをしてこれをしてって出来ないことはないでしょ。それに、犬の散歩している人の様子が見えたり、ロードサイドのお店模様が見えたり、車窓から見える景色もユッタリしていて多彩でしょ。気が散ってるっちゃあそうなんだけど・・・それが面白くもあるわけで・・・それを決して許してくれない高速道路は、走るということにかけちゃスパルタだなと思ったわけ(^^;。

とね、時期も時期だし、ふと「他の事は何もしないでいいから、お勉強だけなさい!!」と言われながら、幼い頃から勝ち組目指してお勉強に勤しんでいる子ども達の生活って、高速道路を走ってるみたいだなって思ったの。整備された道路、障害物も全て取り除いて、たた一つのこと、つまり目的地に早く到着することだけを目標に、ひたすら走り続けるように環境設定されている。

けどね・・・高速道路を走っていたら気づくと思うけど・・・正直、退屈なんだよね。わたしは、かなり運転好きで、一日中運転していても苦にならないどころか楽しく思う方なんだけど・・・それでも、高速道路ばかりを走っていると、退屈するし眠くなるし・・・正直、馬鹿になる気がする(爆)。

お金もかけて・・・確かに、目的のためには有効なものが出来上がっていて・・・それを使うとホントに便利なんだけど・・・高速道路人生は嫌だなって、そう思いました。高速も使うけど、地道も使う・・・必要に応じて、適切な道を、自分で選択しながら走って行きたいです。第一、高速だけしか使えないなら、行けないところだらけだもんね。高速道路とパーキングエリアだけじゃなく、いっぱい色んなところに行って、いろんなもの見たいし、いろんなもの食べたいよね・・・なあんて、君は思わないかい(^^)。