OBERON 日記

1999年1月25日。パソコン通信から始まった公開日記。
できれば、死ぬまで続けたい・・・(爆)。

加古川の話(^^;

2007-02-20 22:44:56 | Weblog
今日は、加古川市の話をしたいと思います。こりゃまた、超ローカルな話(爆)。けど、別に加古川市の文化だとか地形だとか産業について話すわけじゃないので、みなさんは、ご自分が良く知ってらっしゃる県の中で、名前は良く知っている街だけど行ったことはないし、所詮は田舎だと思っている市のことを思い描きながら、読んで下さいまし(^^;。

そう、つまり、わたしは、加古川市のことをそんな風に思っていたわけです・・・要するに、所詮「田舎」だとね(爆)。

時々、お話しているように、わたしは兵庫県は西宮市で生まれ育った宮っ子です。この西宮市、大阪よりは西で神戸より東という、いわゆる『阪神間』に位置していて、「関西圏の中でも超エリート地区」なわけです。ということはぁ~、口では謙虚なことを言ったりしていてもぉ~、内心では鼻持ちならないプライドなんかを燻らせているわけです(爆)。

実は、わたしの家は西宮といっても「西宮のチペット(←高度が高く寒い)」と言われている北端地区にあるんで、全くエリートの資格はないんですが・・・それでも無意識に他地区、今回だと「神戸より西」の地域を差別して、しかも見下すような気持ちがあったんですねぇ。自分こそ、六甲より北のド田舎者くせして(爆)。

だもので、先日、藤原紀香さんと結婚された陣内さんが、加古川の出身だという話をされるたびに「へぇ~、西の子なんや、田舎の子なんやねぇ~」などと思っていたのだけど・・・今月になって、何度も加古川に足を運ぶ機会があり、その都会さぶりに驚いたのなんの。というよりは、正直ビビッちゃたですよ。マジで、超都会なんだもん!!下手したら、神戸や西宮より都会かも。少なくても、わたしの住んでる北端西宮なんて、足元にも近づけないほどの都会だったですよ。

で、思ったわけです。先入観って怖いなぁって。勝手に作り上げたイメージなんて、現実の前には、かくも脆く壊れ落ちるわけですけど、もし現実を見る機会がなければ、ずっと誤解したままなんですよね。それも怖い話だなと思って。

そういえば、人でも居ますよね。年齢とか、肩書きとか、実績とか、聞きかじった僅かな情報だけで、なんとなくイメージを作ってたら、出遭った時に、そんなイメージが吹っ飛ぶような、とてつもなく大きな人だったってこと。そういう時って、偉そうな顔でデカイ態度をとった自分の小ささに、顔から火が出るくらい恥ずかしい思いをしますよね。まっ、それでも、そういう人に会えたということは嬉しい出逢いですけどね(^^)。

というわけで、加古川、わたしのイメージとは全然違う、大都会でありました(^^)。

と、ずいぶん都会が良いという風な書き方をしましたが・・・実は、わたしは田舎の方が好きです。いや、決して好きじゃないんだけど、田舎でしか呼吸が出来ない人間だと思いますから、田舎の良さは十分に承知しています。が、そこはあえて、少し自虐的視点で書いてみました。田舎を愛し、田舎を誇りに思う皆さん、見逃してくださいね(^^;。