OBERON 日記

1999年1月25日。パソコン通信から始まった公開日記。
できれば、死ぬまで続けたい・・・(爆)。

左手の上の右手の温もり

2007-02-03 20:37:17 | Weblog
とにかく、わたしは姿勢が悪い。歩いている時は、まだイイのだけど、座っている時は、もうダメ、まるで縁側で日向ぼっこしているお婆ちゃんのようだ。それでも、それが単に見た目が美しくないというだけなら良い。いや、良くはないけど、まだマシだ。けれど、その姿勢の悪さによって、体も悪くするし、精神力も悪くしていると思う。それが分かるから、なんとかしなくちゃ・・・と、数分は頑張って姿勢を正してみるのだが、気がつけば、またすぐに縁側のお婆ちゃんに戻ってしまっている。

そこで、今日は、座禅というほど大層なものではないが、目を閉じ、とにかく背筋を伸ばし、バランスをとる為に両手を臍のところに置いて、無心になってみようと思った。が、その姿勢を取ろうとしたとき、何故か手の組み方に悩んでしまった。あまり宗教色は持たせたくないという、変な拘りがムクムクと沸き起こってしまったのだ。それで、あえて手を組むことはせず、左手の上に右手を乗せるだけにしてみた。

それで、目をつぶって、ジッとしていると・・・左手の上で、どんどんどんどん右手が重くなっていく。が、決して嫌な重さじゃない。しかも、どんどんどんどん温かくなっていく。そして、ずしりと温かくなった右手が左手を温めはじめる。やがて、左手の上の右手、その右手の上に何かもっと温かくて大ぉきなものが載っているような、そんな感じがしてきた。

ふぅ~ん・・・なにも分からないけど、でも、ふぅ~ん・・・

今、わたしは、自分の中に、一生懸命考えるべきことを沢山沢山抱えているのだけど・・・一度、心の中からも、頭の中からも、あえて今あるモノを全て外に出し、空っぽにした自分の内側を大掃除してから、改めて必要なものだけ戻していく作業をするべきなのかなぁ~、なんて気分になった。

だが、ちょっと待てよ・・・いや~、案外、煮詰まった末、シチュエイション作りして、その気になって、それに酔っているだけなのかもしれないぞぉ~。ほら、迷いのある時って、こういうところに入り込みたがるものでしょ(爆)。けど、まっ、溺れるものは藁をも掴むっていうか、鰯の頭も信心からっていうか、そういうのに身を預けるのも、時には悪くないかもね。後で振り返ると、かなり恥ずかしいかもしれないけど、緊急避難かもしれない(^^;。

ああっ!! けど、やっぱり抹香臭いのは嫌なんだよな・・・シタリガオで纏めるような方向ではなく、ノタウチ系の方が嗜好に合ってるからね。聖なる領域に救いを求めるんじゃなく、世俗で糞にまみれてる方がいいか・・・右手の温もりさん、ごめんね、せっかく手を差し伸べてくれたのかもしれないけど、わたしは、泥臭く行くことにするよ(^^;。