ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

ダブルヘッドジョーズ

2023-05-17 09:27:38 | 映画
久々に笑った、それもモンスターパニック映画である。

ジョーズ以来、サメ映画はいくつも製作されてきたが、これほど大真面目に馬鹿らしい映画は初めてだ。なにせ双頭のサメだぞ、サメを通り越してモンスターそのものである。いや怪獣のほうが相応しいかも。

ちなみに続編ではトリプルヘッドシャーク、四はなく、ファイブヘッドシャークと続き、遂にはシックスヘッドシャークである。これだけ続編が製作されているのだから、けっこう人気があるのだろう。

キングギドラを超越し、遂には八岐大蛇に迫る勢いである。いやギリシャ神話のヒュドラに進化する日も近いかもしれない。

正直、首が幾つもあるサメなんてあるわけない。サメはある意味、進化の頂点であり流線型の体躯は高速泳法に必須のものだ。それなのに首が複数あったら水の抵抗で遅くなるではないか。

そんな理屈を通り越して、この映画では多頭サメが海を疾駆して、人間たちを食い荒らす。私が気に入っているのは、その造形の見事さ。本来ふざけた映画になりかねないが、このサメはSFXと模型を駆使して見事に映写されている。

そしてサメに食い殺される人間たちに余計なドラマを加味しないおかげで、よりリアリティに溢れた映像となっている。現実にはありないサメの大活躍(?)は、まさにB級映画の良きお手本である。

是非ともこのおバカな映画で笑って欲しい。ただ一点注意、サメが人を食い殺す場面に手抜きはないのでR指定が入ってますぞ。
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薬膳中華

2023-05-16 09:49:00 | 健康・病気・薬・食事
閉店した店ばかり取り上げるのもなんなので、今も営業しているお店について話したい。

ここは薬膳を売りにした中国料理店で「星福」シンフーといいます。S先生がご健在な頃は、しばしば利用しており、私も何度となく同席したものです。

薬膳中華が売りで、アガリスク茸を使った料理など健康に気遣った献立が美味しいのが特徴です。でも薬っぽさはなく、普通の中華なので意識せずに食べられれます。

いささか記憶はおぼろげですが、バブル期にはかなり人気があって原宿駅前や名古屋にも支店があったように覚えています。その当時は値段がいささか高くて、学生の私にはなかなか手が出ませんでした。でも人気店なので、原宿店にランチを食べに行ったことがありましたが、学生の財布にはきつかった。

まさかその後、働き出してから銀座の本店に行くようになるとは思いませんでした。ホント、人生なにがあるか分からないものです。

実を言うと銀座は中国料理の名店が数多くある街でもありますが、私がこの星福を気に入っていたのは、化学調味料などを使用していないことです。知人に科化学調味料が苦手な人がいるのですが、この星福では全く気にせずに食べられると絶賛していたくらいです。

単に味だけならば、この店より美味しいのではと思える中国料理店は幾つかありましたが、フルコースを食べて胃がもたれないのは、ここだけでした。

ただ悔しいことに糖尿病に片足突っ込んでからは、足が遠ざかっています。いくら健康に気を遣った中国料理でも、やはりカロリーは高めであるのは否定できない。

だから後、7キロ減量したら昼のコース料理を再び味わいたいと狙っています。夜のコースに比べて若干品数は少ないのですが、味は落ちていませんからお薦めなんですよ。一人5500円ほどかかりますから、そうそう頻繁には行けませんけどね。
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心が痛む

2023-05-15 09:59:17 | 社会・政治・一般
私もね、心が痛みます。

なんで、こんなバカどもが近くに居るのか。なんで明治政府はロシアが南進してきたとき、素直に半島を渡さなかったのか。ロシアの直轄領になっていれば、あのアホどもは、今頃シベリアの地で凍土を掘って暮らしていたでしょうね。

たしかに半島がロシア領だとすると国防上極めて危険だとは思いますが、憲法9条信者などという愚民は存在していないでしょう。

少し冷静になって、もう一度事実関係をおさらいします。

まず、ホワイト国指定解除は、そもそも核兵器製造に使われる高濃度フッ化水素を、国連決議に反してイランへ横流した南コリアの行為故です。徴用工訴訟なんてものとは無関係。

また我が国の航空機に対するレーダー照射問題は、国連決議による北コリアへの経済制裁に反している疑い濃厚な海上での瀬取りを監視されたことへの反発であり、それをしらばっくれる南コリアにこそ謝罪義務があるだけのこと。

まだまだ沢山ありますが、自国民の感情を優先して国家間の約束を守れない国に対して、通貨スワップで援助するなんてあり得ない。ましてや、日本が頭を下げてソウルまで出向いて通貨スワップをお願いする必要は皆無です。

こんな簡単なことも分からずに謝罪要求などを求める愚民たちを見ると、あんなアホな国に生まれなくて良かったと安堵します。同時にあのようなおバカな国に生まれ育ったアホどもを見ると、私も心が痛みます。あまりに憐れすぎてね。

まァ岸田首相がなにに感じ入って、心が痛んだのかは知りませんがね。
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さっぱり中華

2023-05-12 09:30:18 | 健康・病気・薬・食事
中華料理は脂っこい。

ある意味、真実だと思うが、中国料理は多民族料理であり、奥の深さは世界屈指だと評価している。ちなみに中華料理といった場合は、日本に合わせた中国料理だと私は理解している。

日本人が大好きな天津飯は、日本に居たシナ人の料理人が日本人に合わせて作った料理で、本国はもちろん天津の街にもない料理として有名だ。

また日本人が大好きな餃子だが、中国では水餃子か蒸餃子が普通で焼いた餃子なんて、食べ残しを下働きの下人などが焼き直して食べる料理だと聞いたことあある。これは受験漢文で有名な多久先生のお話だった。

そうはいっても、魔改造好きな日本人は、わざわざ焼くことを前提に餃子の皮を練り上げ、美味しい焼き餃子を完成させてシナ人さえも楽しませている。

私は蒸料理が多い点心などが好きだが、やはり全般的に中国料理は脂っぽいと認識している。だからこそ、銀座のS先生の事務所の近所にあった中国料理店「桂華楼」の料理に驚いた。

ここは広東料理が中心なのだが、全般的にあっさりとした味付けが特徴で、しかも美味しい。昼時のランチメニューも良かったが、やはりコース料理のバランスの良さには感動したものだ。特に締めに頂く炒飯はパラパラ、薄口でありながらしっかりと味を主張している絶品だった。安い店ではなかったが、値段に見合う旨さであったと思っている。

ちなみに私は体調の悪い時、ここで単品で中華粥を頂いていた。優しい味で胃腸の負担にならないお粥料理を気軽に出してくれるこの店は貴重だった。それだけに閉店が惜しまれた。

内情は知らないが、閉店の理由はおそらく夜の接待飲食の激減だと思う。当時、官官接待などが批判にさらされ、また談合批判などからの接待飲食が減ったことなどが影響していたと思う。

この店が閉店して以降、あれこれと探したのだが、未だにこの店の味に近いものさえ見つけ出せずにいる。美食とは贅沢であり、日本においては接待の慣習があったからこそ花開いたものだったのかと、いささか諦め気味である。

ちなみに私がこの店の味に近いと思ったのは、シンガポールのラッフルズホテルの中にあった中国飯店。味は日本人向けとは言いかねたが、さっぱりとしながらも、しっかりと素材の味を主張する美味しい中華でした。もう20年前なので、今はどうなのかは知りませんけどね。
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EV車への対応

2023-05-11 09:42:02 | 社会・政治・一般
ガソリンを給油しようとスタンドへ行ったら、レギュラーガソリンがリッター500円だった。

そんな日が来たら、誰がガソリン車に乗りたいと思うだろうか。ちなみに2023年現在だとリッター160円前後だから、まだ我慢は出来る。しかし、原油自体が枯渇する日は、今世紀中に訪れることはほぼ確定である。

そうなるとリッター500円どころか1000円だってあり得る話。だからこそ電気自動車(EV車)が求められるのは当然の理であろう。

しかし世界的にみると日本の自動車メーカーは電気自動車に対して反応が鈍い。先行する欧米のメーカーはもちろん、シナやコリアのメーカーと比べてもEV車の製造販売が遅れている。

これは事実であるがゆえに、日本のメーカー及び日本社会の対応の遅れを指摘するマスコミが出てくるのは当然であろう。それは分かるのだが、私が眉を顰めたくのは、このEV車への対応が遅れることで日本を卑下する記事を散見することだ。

マスコミといっても所詮は売文商売であり、スポンサーへの気配りは致し方ないと思う。思うけど、正直みっともないと云わざるを得ない。こんな時、思い出すのはバブル崩壊後、長谷川慶太郎のように投機を推奨した経済評論家を虚仮下ろしたマスコミ様だ。

バブルが弾けたのは大蔵省主導によるソフトランディングの失敗であり、住専といった不良債権を隠していた日本の金融機関あってこそ。それに協力していたのは、他ならぬTV新聞業界であったはず。

真の原因を放置して、バカにも分り易い批判記事を垂れ流していたマスコミ様の悪しき伝統は今も続いているようです。だからこそ敢えて問いたい。EV車への対応が遅いと誹謗される日本政府及び日本の自動車メーカーだが、果たして本当に遅いのか?

EV車の先駆であるテスラ社の現在をマスコミはどう考えているのだ。EV車シフトを国を挙げて推進した北欧のノルウェイの現況を知っているのか。日本のマスコミは何故だか知らぬが、EV車の早過ぎる推進が引き起こしている惨状を報じるのを避けている観がしてならない。

断わっておくが私はEV車否定派ではない。使い方によっては現在でも有効だとさえ思っている。例えば郵便の配達や、ルートが決まっている配送車などにはEV車は実用的だと思う。

ただガソリン車同様に使用するのは、現時点では向いていないと思う。だから慎重姿勢を崩さないトヨタの対応のほうが現実的だと思う。ちなみに日本メーカーのうちEV車に積極的な本田と日産だが、現時点では小型車中心でイメージ先行だと思う。

というか、私が賢しげに書かなくても日本の自動車ユーザーは賢明な判断をしているようです。だから現時点ではEV車は日本では売れていない。ただ、それだけです。

いずれ訪れる原油の枯渇がもたらすガソリン価格の異常な高騰時にこそ、EV車、燃料電池車、水素エンジン車、合成燃料車などが活躍すると思います。現時点ではEV車よりもハイブリッド車のほうが現実的でしょう。

ちなみにシナやコリアの自動車メーカーがEVにシフトしているのは、ガソリン(及び軽油)燃焼型のエンジンが満足に作れないからです。EV車のほうがシンプルな構造なので、技術力が低くても作れますから。なおコリア製のバッテリーが爆発し炎上しているのは化学分野の基礎が出来てないからだと思いますよ。
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