御飯のおこげって美味しいと思いだした。
まだ終息した訳ではないが、久々の自粛宣言のないゴールデンウィークである。もっとも私は二度の入院のせいで遅れた仕事を通常に戻すため、連日出勤している。
3年余りのコロナ禍で銀座界隈の飲食店は、かなり被害を被り閉店に追い込まれた店も少なくない。私が昼時に通っていたランチが安くて美味しいお店など、8割がた閉店の惨状である。
毎年、春先になると私は割烹料理の店で、季節料理の一つである筍ごはんを頂いていた。ところがそのお店が閉店してしまった。おかげで春の旬の名物である筍ごはんを食べる機会を失って二年である。
好き嫌いの少ない私だが、どうしても筍ごはんを食べたくなった。そこで初めて自宅で作ってみた。生の筍はあく抜きに自信がないので、水煮した筍を買い、後はレシピに従いご飯を炊くだけだ。
その結果、炊飯器にご飯のおこげが出た。これは久々であった。ちなみに我が家の炊飯器はガス炊飯器であり、私が小学生の頃から使っている年代ものなので、あまり器用なことは出来ない。でも、普通に白米を炊くには問題ない。
だからこそ、ご飯のおこげは久々であった。多分、学生の頃、山に登りテントで大鍋を使ってご飯を炊いていた時以来だと思う。もちろん、筍ごはんとしても十分美味しかったが、それ以上にご飯のおこげが懐かしくて気に入ってしまった。
考えてみれば、昼飯を食べに行く銀座界隈の飲食店では、ごはんのおこげなんて客に出す訳がない。おかげで、その美味しさを忘れてしまった。まァ客観的にみれば、おこげ混じりの私の筍ごはんよりも、割烹料亭で出される筍ごはんの方が上品に美味しいと思う。
それでも学生時代、鍋を抱えてご飯のおこげを奪い合っていた懐かしい味は、そう悪いものではなかったと思いましたよ。
まだ終息した訳ではないが、久々の自粛宣言のないゴールデンウィークである。もっとも私は二度の入院のせいで遅れた仕事を通常に戻すため、連日出勤している。
3年余りのコロナ禍で銀座界隈の飲食店は、かなり被害を被り閉店に追い込まれた店も少なくない。私が昼時に通っていたランチが安くて美味しいお店など、8割がた閉店の惨状である。
毎年、春先になると私は割烹料理の店で、季節料理の一つである筍ごはんを頂いていた。ところがそのお店が閉店してしまった。おかげで春の旬の名物である筍ごはんを食べる機会を失って二年である。
好き嫌いの少ない私だが、どうしても筍ごはんを食べたくなった。そこで初めて自宅で作ってみた。生の筍はあく抜きに自信がないので、水煮した筍を買い、後はレシピに従いご飯を炊くだけだ。
その結果、炊飯器にご飯のおこげが出た。これは久々であった。ちなみに我が家の炊飯器はガス炊飯器であり、私が小学生の頃から使っている年代ものなので、あまり器用なことは出来ない。でも、普通に白米を炊くには問題ない。
だからこそ、ご飯のおこげは久々であった。多分、学生の頃、山に登りテントで大鍋を使ってご飯を炊いていた時以来だと思う。もちろん、筍ごはんとしても十分美味しかったが、それ以上にご飯のおこげが懐かしくて気に入ってしまった。
考えてみれば、昼飯を食べに行く銀座界隈の飲食店では、ごはんのおこげなんて客に出す訳がない。おかげで、その美味しさを忘れてしまった。まァ客観的にみれば、おこげ混じりの私の筍ごはんよりも、割烹料亭で出される筍ごはんの方が上品に美味しいと思う。
それでも学生時代、鍋を抱えてご飯のおこげを奪い合っていた懐かしい味は、そう悪いものではなかったと思いましたよ。