映画の話でコーヒーブレイク

映画の話を中心に、TVドラマや旅行の話などを綴ります

★トルコ旅行 その②

2010-04-06 | トルコ旅行
ギュナイドゥン!
トルコ語で「おはよう」です。

トルコ2日目はイスタンブールヨーロッパ側からアジア側へ。
日本の石川島播磨工業(IHI)が建設した第二ボスフォラス大橋を渡って、アジア側へぬけ、
約395kmバスで約5時間半、世界遺産の町「「サフランボル」」へ向かいました。
 
オスマントルコ様式の築200年以上の木造民家が軒を連ね、1994年に世界遺産に登録された
サフランの名産地です。

通りの向こうには公共のお風呂    丘の上から町を望む


古い建物を改装したペンションのようなホテル             ホテルの廊下
   
   路地の角を間違え、迷子に! こっちだよと親切に教えてくれました。
 
      
   手作りの土産物屋さん                  色とりどりのお菓子が並ぶ
 モスクの入り口 
  
家の扉にはノックする場所が二つ。女性用(白丸)と男性用(黄丸)。    フルーツたっぷりのチャイ(紅茶)
音を聞き分け、男性客の場合、女性はベールで顔を隠したそうです。


 
 ★ トルコと日本の関係 ★
トルコは親日と行く前から耳にしておりました。そこには120年前の出来事が・・・。
以前、テレビや新聞で見聞きしておりましたが、トルコが親日になったこの事件を御存知ですか?
今回ツアーガイドのセンギュルさん(トルコ語でバラだそうです)から改めて伺いました。

1890年9月16日、スルタンの命を受け訪日したオスマントルコの軍艦エルトゥールル号が
帰国途中和歌山沖で難破、和歌山の人たちが救助し、海軍2隻で届けた話です。
ガイドさんによると、子供から老人までこの話を知らないトルコ人はいないそうで、
いまも感謝の気持を忘れていないとのことです
そして、1985年3月17日イラン・イラク戦争でイランに取り残された日本人を助ける為
トルコ航空が特別機を出して救助に向かってくれたのは、エルトゥールル号の恩に答えるものであった
という話や、以前ツアーでガイドした日本人の中にこのトルコ航空機で救助された人がいたこと、
トヨタがトルコで工場を建設した際、トルコ政府が無償で土地を提供した話等々。
 詳しくはこちらをご覧下さい。
  ウィキぺディア
 こちらも、詳しい話を載せていらっしゃいます。
  絵物語 エルトゥールル号の遭難
  トルコと日本の関係
 
こういう国との友好関係をこそ大事にせんといか~ん!
この話は日本でも義務教育の教科書に載せるべきだ~!と胸が篤くなったところ・・・
ガイドさんの口調が少々変わりました。
どうも2006年1月小泉首相がトルコを訪問した際のスピーチに腹を立てているようでした。
ネットで調べても大歓迎を受け首相も件のトルコ航空の機長と対面し礼を述べ、友好を深めたとなっていますが・・・
「わたし、このみみではっきりききました。にほん、トルコよりヨーロッパだいじしてきました」みたいな事を・・・
小泉さんは何を言うたんや?! ガイドさんにちゃんと聞いておくんだった・・・
そして、彼女は「最近トルコの首相は韓国とインドを訪問しました。ゴメンナサイ」と肩をすくめました。
あららぁ~・・・韓国電力公社とトルコ国営電力会社が「原発事業協力の共同宣言」に署名したって
ニュースが出てるやないですか

現地ではボスポラス海峡を横断する地下鉄トンネル工事を大成建設が協力してやっているという
手と手をつなぐエコマークみたいな看板を目にし、ガイドさんからも紹介されましたが、
帰国後新聞を読んでいたら30日付けで「トルコ海峡トンネル接合 大成建設施工」の記事を見つけました。
2013年10月完成を目指すとか。ガイドさんは予定より遅れていると言っていましたが
海底トンネルが繋がってよかった!よかった!



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